みちる草紙

2005年06月28日(火) マリア vs ナディア

今日も茹だりそうに蒸し暑かった。今、外は雨が降っている。

そうそう毎晩夜更かしばかりもしていられないので、見まいと思ったが…。
『“戦争”請負人』を見終り、テレビを消そうとしたら始まってしまった。
ウィンブルドン2005 ベスト4を決定する準々決勝。

そんな訳で今夜は、マリア・シャラポワ 対 ナディア・ペトロワ戦。
勝ち残ったロシア人選手同士の闘い。

この試合の圧巻は、何といっても第1セットだった。
取って取られてまた取り返して、とゲーム差の開かない互角の勝負。
タイブレークまでもつれ込んだ時は、ペトロワにこのセットを取らせたいと
祈るような気持ちで見守ったが、結局シャラポワが逃げ切った形だ。

第1セットは梃子摺ったものの、第2セットはさすがというか
勢いに乗ったシャラポワが3ゲーム連取し、そしてあっという間にマッチポイント。
ペトロワは、シャラポワも「強敵」と認める選手だけに
小気味良いショットもビシビシ決めて見せてくれたのだが
せめてあの第1セットだけは奪って、フルセットで競うところが見たかった。

結果は 7-6   6-3  シャラポワのストレート勝ち。

それにしてもシャラポワは、ここぞという正念場に強い選手だ。
最大限にプレッシャーのかかる場面で、どうだ!とばかり確実にポイントを入れる。

「ペトロワのサーブは強力で、厳しい試合でした」と
試合後に語る彼女の、汗の光る笑顔は美しかった。

次は、ヴィーナス・ウィリアムズとの対戦。是非勝って欲しいものです(^^)



2005年06月25日(土) 今夜もウィンブルドン

マリア・シャラポワ(ロシア) 対 カタリナ・スレボトニク(スロベニア)戦を観戦。

華やかなシャラポワが、ストロークの度に金切り声をあげるのに対し
スレボトニクはキャップを目深にかぶり、黙々と打っていた。

6-2 6-4 とシャラポワのストレート勝ちなのだが、スレボトニクも善戦した。
特に、1セット目の、3ゲーム先取されてゼロからの2ゲーム連取と
2セット目の、5-2 とリードされてからの2ゲーム連取には唸ってしまった。
シャラポワの強打をよく拾う。よく攻める。技も多彩に使いこなす。
両者とも180cm台の長身で、ラリーを見ていると互角という感じもしたのだが。

最初 3-0 の時点で、「ああまたシャラポワの一人勝ちなのか」と思いきや
スレボトニクの冷静に追い上げる粘りのプレイに引き込まれ
試合終了まで彼女を応援していた。やっぱりこのクラスの人たちは巧い。
2セット目はデュースが続き、アドバンテージを取ったり取られたりの
接線であったから、及ばずともスレボトニクにせめて5ゲームは取って欲しかったな。

蛇足だが、ロシアも、独立後まだ若いスロベニア共和国も、一度行ってみたい国である。



2005年06月14日(火) うふふ(*б_б)

嬉しいことがありました♡ ちょっと宣伝させて下さいな(*^m^*)

6月から、新曲 “I am a father” に因んだ公式ジオログがスタートしたのですが
イベントに乗じてこさえたアタシの父ログが、リンク入りを果たしました♡

今更の照れくささをしのんで綴った、父への拙い(長い)メッセージ。
タイトルは Father's Anecdotage です。
掲載期限があるので、しばらくしたら別の方の父ログと交代します。

どうしようどうしよう♡ 嬉しいわぁ♪ (*ノノ)キャ!
スタッフの皆さま、どうもありがとうございます♥♥

(当分の間、気安くぱぱ呼ばわり出来ないか…)


    浜田省吾〜公式ジオログ〜 I am a father



2005年06月12日(日) 5匹のきつね

ファイブフォックスの社販の招待状をもらったので、夏もののバーゲンに行ってきた。

去年から折った足を庇い過ぎて出不精になり、結果、身体が肥大したせいで
手持ちの夏服はこれすべて入らなくなってしまった。太るってほんと不経済ですね(-_-;)
ただ、今日はあまり気が進まなかった。何故と言うに、この蒸し暑さですよ。
しかも日曜日の原宿で、しかもバーゲン会場は賭けてもいいけど大混雑が予想され。
「暑さ」と「人ごみ」 。。。苦手なもの攻めなんだから。

それでも行った。退院したての危なっかしい足で、荷物を増やしたくないから杖なしで。
案の定、いくらも歩かないうちに股関節が疼きだした。

会場は、空調を利かせてはいるのだろうが、大入り満員の人いきれで全く効果なし。
アタシは普段あまり汗をかかない方なのだが、たちまち髪の生え際や首筋から
汗が玉になって湧きあがり、とめどなく流れ落ちた。(太ったせいもある?)
みんなよく平気な顔で試着までするよなぁ。アタシはもう途中から暑さでベタベタして
イヤんなってきて、汗をハンカチで押さえながら、人ごみを掻き分けるのが精一杯なのに。

資本主義競争社会にあっては、何でも良いものから売れてゆき、悪いものは残る。
既に残りものばかりだったのか、今回はろくな服がなかった。福もなかった…。
札の表示を見まちがえて、今や死んでも着られないSサイズを買ってしまったりした。
しまいには「何でもいいや」って感じで、半ばヤケクソに詰め込んだ。
それでも、全品半額以下にもかかわらず、50,000円近く遣っちまった。
バカめ、金欠だっちゅーのに…(-_-;)

前回は冬だったから良かったが、夏のアタシは全てにおいて不調なのです。

そう言えば、アメックスからもバーゲン (とは書かれておらず、勿体つけて「グランドフェスタ」
となっている) の招待状が届いていたが、こちらはサルバトール・フェラガモ。
プロレタリアはこんなのパスだ。○割引とか言われても、もとの値段が値段だから…。

とにかく、あのSサイズのブラウスは売りとばすしか手がない。
ところでネットオークションって、どうやればいいんだろう?



2005年06月11日(土) カチューシャの唄

この頃、読書をしても、時間が経つと内容が忽然と頭から抜けている。
いやもしかしたら、すでに十代から老化は始まり、今はそれに加速がついてるのかも。

トルストイの『復活』は、学生時代に一度読み通したのだが
荒筋は覚えていても、ディテールは大部分が記憶から失せているので
今回の入院の際、暇つぶしに読もうと文庫を病院に持ち込んだ。

前回は骨折したてで殆ど身動きが出来なかった上、入院も長期に及んだので
ドストエフスキー5冊も難なく読み終え、追加を家の本棚から持ち出すほどだったのに
今回は、なまじ動き回れたせいか、ベッドでじっと読書に耽る集中力を欠いた。
また、売店で買った雑誌ばかり読んでいたので、上巻を読み上げるのがやっとだった。
そんな訳で、退院後の今、度々中断しながら下巻を間もなく読み終えるところである。

戦前から‘♪カチューシャかわいや 別れのつらさ’(中山晋平作曲)の歌謡で親しまれ
日本でもよく読まれた有名な小説であるので、物語の紹介は省くが
貴族の養女から娼婦、そして徒刑囚にまで身をおとしたカチューシャの話は
原作者のトルストイが、自身の悔悟の体験と、知人から聞いた話を脚色しつつ
書き起こした実話がベースになっているという。

これは小学生くらいだったか、テレビで何かのドラマを見ていたら
オープンロールに “原作 トルストイ「復活」” とクレジットが出ていて
ああ、これは外国の設定を日本に置き換えた話なのだ、とその時思った。
連続ドラマで、日本の明治の頃が舞台だったように思うが定かでない。

昔、父に教わって知っていた、もう一つのカチューシャの歌の詞は
‘♪りんごの花ほころび川面に霞たち 君なき里にも春はしのび寄りぬ’(ブランテル作曲)
というもので、ロシア民謡風の哀調から、曲はこちらの方が好きだった。
この歌も、日本語詞がそれっぽいので『復活』のカチューシャがモデルなのだろうと
ずっと思い込んでいたのだが、調べてみたらどうも違うようだ。
題名も前者は“カチューシャの唄”で、こちらは“カチューシャ”。
原曲は、第二次大戦下の旧ソビエトで、ナチスドイツ軍に捕らえられ殉国した
女性兵士を偲んで作られたものとして、赤軍を鼓舞する歌らしい。
確か“ポーリュシカ・ポーレ”もそうだったと思うが、パチンコ屋で流れるあの
軍艦マーチなどとは違い、どちらも軍歌にしては美しすぎ、また悲しすぎる曲である。

中学生の時、海外文通に凝っていて、ソ連の子とペンパルになりたいと言ったら
先生に「あの国とはダメなのだ」と却下されたことを覚えている。
折しも1980年代初頭。共産党独裁下で、ペレストロイカはまだずっとあとのことだった。
“トロイカ” “カリンカ” “一週間” “ポーリュシカ・ポーレ” どれも幼稚園で習った。
おろしや国はあまり好きになれないが、文学と民謡だけは、永遠のお気に入りである。

ヘアバンドのことを「カチューシャ」と呼ぶのは、あのプラトークから来てるのかなぁ。



2005年06月10日(金) ON THE ROAD 2005

今更「誰のコンサート?」と訊く人もあるまいと思う(^_^;)

YahooBB会員限定のチケット抽選販売というのがあって、今日から受付開始だというので
早速、10月の地元のに申し込んできた。土・日2日間の、あえて日曜日の方を。

申し込み多数の場合は抽選となるのだが、もとよりそうなることは必至なので
まだ確保出来た訳ではないけれど、ダメモトで一応、会員特典は有効利用しなくては。
実は、代々木体育館は両日とも行きたいので、土曜日の分は地道に一般発売を攻めるか
まとめて予約した知人に依頼するか。あ、横浜アリーナの方も何とかしなきゃ。
ツアー最終日のさいたまはファンクラブで取れたけど、これも本当は2日とも欲しい…。

2003年11月のファンクラブ向けコンサート以来だから、ライブは2年、ツアーは4年ぶりか。
あとは、当日勝負服がすんなり入るように、今からダイエットに励むのだ!o( ̄0 ̄)o

希望としては10キロ減が望ましいのだが、あまり高すぎる目標を掲げてもなんだし。
…数ヶ月で5キロの減量、このトシで果して可能でしょうか(汗)


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