土曜日生まれは腰痛持ち

2006年09月11日(月) 「有名人」の扱い

フィンランドで開催される世界エアギター選手権といえば、
これまでは、金剛地武志さんの4位入賞もあり
そこそこ注目されているイベント…だと思っていたのですが、
ことしの大会で、初めて日本人チャンプが誕生したそうです。
その人の名は、ダイノジ・おおちさん…って、
あの、窪塚洋介とほぼ同時期に坊主頭にして
名前も同じ「洋介」であることを地味にネタにしていた、
吉本興業所属のお笑いコンビ「ダイノジ」のツッコミ、
大地洋介さんではありませんか。
漫才もコントもやる人たちですが、
2002年のM−1グランプリのファイナリストでもあります。
また、ケツメイシのミュージッククリップに出演したこともあり、
それも一応、話題にはなっていました。

好き嫌いはともかくとして
お笑いファンにとって、ダイノジというコンビ名と、
そのキャラクターはおなじみだと思っていたので、
(ボケ大谷は割とイケメンキャラ、ツッコミおおちはおデブ)
今回の快挙がテレビで紹介された際、
「ダイノジというお笑いコンビのおおちさん」と
称されていたのが、何だかしっくり来ませんでした。

ダレとは特定しませんが、
有名芸能人(男)の結婚相手がモデルさんだったりすると、
その人が有名であろうがなかろうが、
「モデルの○○さん」と非常にシンプルに、
まずまずの知名度のある人でもあるかのように
紹介しているんだから、
一応、そこそこ実績のあるこの人たちならなおさら、
「お笑いコンビダイノジの…」て済む話でしょうがっ、と
どうでもいいことで腹が立ちました。

それにしても、
「一応」だの「そこそこ」だの「まずまず」だの
私の書きようも、大概失礼しちゃってました。

以前、何かの情報番組で「携帯電話」を特集したとき、
鬼の顔などを張りつけた、ごっついデコ携帯の作者、
ラーメンズの片桐仁を、「片桐仁さん」として、
あたかも一般人(しいて言えばアーチスト)のように
紹介していたことを思い出しました。


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