土曜日生まれは腰痛持ち

2003年06月25日(水) ♪とおきょお、なあいと、くうらぶう〜

昨日の都議会本会議中、石原都知事はの所信表明演説で、
東京ドームでの競輪開催を再開しようという構想で出たそうで。

競輪といえば、
中崎タツヤのまんがに出てきそうなおっさんが寄り集まって
『ギャンブルレーサー』(by田中誠)な世界を繰り広げるイメージで、
イメージアップに努め(過ぎ)た競馬に比べ、
どうも分が悪い感じですが、
案の定、東京ドームを擁する文京区から
反対の声も挙がっているようですね。

それは別にいいんです。以前のカジノ構想といい、
ああ、この人って本当にギャンブル好きねー
という感想しかありません。

それより気になったのは、
「節電のために、議場の照明を8割カット」という報道です。
きっと、今まで余りにも煌々と電気がつき過ぎていて、
8割カットしても、照度は十分なんだろうな…と思いました、
ちょっと聞きには。
ところがテレビで見てみたら、
うっすらと明るい部分がある、という程度で、
あの暗さのおかげで何だか妙にムード出しちゃってて、
おいおい、ナイトクラブじゃないんだから…と
ツッコミを入れたくなりました。
速記者の端くれとしては、
手元は照らしてもらっているのだろうか?と
非常に気になりました。
(というか、気をつけて見たことがないのですが、
速記者って今も入っているのかしらん)



2003年06月24日(火) 名古屋さん、さようなら。

俳優の名古屋章さんが亡くなりました。
名古屋さんといえば、
宮城まり子さんと組んで吹替えを担当していた
『まんが世界昔話』や、
『不良少女とよばれて』の鑑別所の所長役などを思い出しますが、
今は、『ピタゴラスイッチ』の大ファンとしては、
百科おじさんの声が変わってしまうことが残念でなりません。

御冥福をお祈り申し上げます。

そういえば、先日放送された『ダーマ&グレッグ』で
久々にマーシー(ヘレン・グリーンバーグ)を見たら、
当然ながら、吹替えが井上瑤さんではなくなっていたので、
(井上さんはことし2月28日死去)
仕方ないと思いつつも、非常に寂しく感じました。
彼女の「すみません、すみません」は絶品だったのに。
あの、後に担当なさっているハイトーンな声は、
どなたのものなのでしょうか?
失礼ながら、慣れるのに時間がかかりそうです。
(マーシー自体は、そんなに出番多くありませんけど)

おなじみの声の俳優さん・声優さんが亡くなると、
それ自体とても寂しいのですが、
慣れてしまった後、もう一度寂しくなります。



2003年06月20日(金) ちょっと遅くなったけれど……追悼

春風亭柳昇さんが亡くなりました。
私が中学生くらいの頃、私より少しお姉様世代で
「柳昇ギャルズ」なる、若い女性ばかりのファンクラブも
結成されているということを
当時読んでいた『ビックリハウス』で知りましたが、
あの伝説のヘンテコ雑誌の読者と柳昇さんのファンというのは
リンクしていたのですね。

「今や日本で私一人」という口上の柳昇さんのお名前ですが、
“しゅんぷうてい”の方は1回で変換できるのに、
“りゅうしょう”の方は出てこないので、
“やなぎ・のぼる”と入力しています。
柳  昇(やなぎのぼる)といえば、
漫画家ゆうきまさみさんの出世作と言われる「究極超人あ〜る」
春風高校の校長先生ではありませんか。
モデルになっていることは明白ですし、
CD版ではその校長役の声も担当なさったそうです。
実際、2ちゃんねるニュース板の追悼スレッドでも、
「あ〜る」を読んで柳昇さんの存在を知ったという方がかなりいました。
私自身は、
「とぼけたおもしろい創作落語をするおじいちゃん」だという認識でいて、
その後かなりたってから「あ〜る」を読んで、あ、柳昇さんがいる、と、
後追いで思ったクチです。
読んでから知るか、知ってから読むかってところでしょうか。

胃がんだったとのことですが、82歳という年齢ですから、
いわば順送りと考えられなくもありません。
それでも、残念でなりません。
“飄々”が羽織を羽織ったような師匠の死を
今はただ惜しむばかりです。
あの世でも、たくさんの人を例の調子で笑わせてくださいな。
(あの世のイメージは、川原泉の「ゲートボール殺人事件」参照)

ところで、2ちゃんねるスレッドの中で、
100均の「ダイソー」に、柳昇さんも含む落語のCDがあると読みましたが、
うちの近所のダイソーには、
浪曲と民謡とクラシックしかありませんでした。
けっ、民度低いよなっ。



2003年06月19日(木) すぐに脱ぎたまえ!

とってもお節介な話ではありますが、
今日の午後3時半ごろ、福島県郡山市□□町、
ヨーク○ニマル△井店に
オレンジのTシャツにデニムのロングスカートでお買い物に着ていた、
推定30代前半の奥様(多分)、
あなたのTシャツに書いてあるYou're Firedのロゴは
かなりヤバいっす。
日本語に訳せば、「あんたクビ」ってことで……。

まさか、そんなロゴのTシャツを、
オリジナルでつくるとはとても思えないので、
どこかでお買い求めになったのでしょうが、
ある意味すごいですね、その一文をプリントした会社。
あくまでネタとして欲しい気もします。

そういえば、某行政センターの隣の洋品店で
次女あんり(偽名)のものをいろいろ見ていたら、
どう見ても、ポストペットのモモちゃんみたいな
ショッキングピンクのテディベアがプリントされたTシャツが
売られていましたが、
よくよく見ると、睫毛がありませんでした。
もちろん、ポストペットのPの字もなく、
「お手紙運んでくれてありがとう」か何か
英語で書いてあっただけですが、
あれを見て、パクりだと思わない人の方が珍しいでしょう。
(そのかわり、値段は500円もしませんでした)
一応次女のサイズもあったので、よっぽど買おうかと思いましたが、
着せる勇気がございません。
そんなものにお金を出す酔狂な気も起こらず、
店内なので写真をとることもできず、
ただこうして「聞いて聞いて」と地味に吹聴するだけです。

ネタのために投資を惜しまない
この方を、ちょっとは見習わなければ……



2003年06月17日(火) エッシャーの誕生日に

検索エンジン“Google”を使って検索しようとしたら、
ホームのでっかいロゴデザインがいつもと違うので、
???と思いました。
ポインターを当てると、
“Birthday of M.C.Escher”と出てきます。
はーん、そういうわけっすか。
2つの“O”の字を
エッシャーの作品の中でもかなり有名であろう
「描く手」に見立てたデザインになっているのです。

モーリス・C・エッシャー
1898年6月17日オランダ生まれの画家
…とのことですので、
本日限りの時限ロゴかもしれませんが、
Googleもなかなか味な真似をしますな。

しかし私は、エッシャーなる画家のことを、
「だまし絵描く人」という言葉でしか説明できません。
エッシャー、と聞いてまず思い浮かべたのは、
しりあがり寿氏の『ヒゲのOL 藪内笹子』の中で
エッシャー展を見にいった笹子が言う、
「アラ、エッシャッシャー!」というお囃子でした……。



2003年06月15日(日) ダーマ&グレッグ 第109話

以下書いてありますことは、NHK総合で放映中の
「ダーマ&グレッグ」の粗筋(結末のネタバレなし)&感想です。
興味のない方は即時撤退が賢明でしょう。
不親切の見本のような書きようですので……


6月15日 午前0時50分〜1時15分
「ブロンドトルネード」 It's a Bird,It's a Plane,It's My Wife
こんな愉快な原題だったのですね。
鳥だ、飛行機だ、いや、僕の妻だ…(グレッグ視点)

オタク学生のドナルドがダーマをモデルに
コミック「ブロンド・トルネード」を描きました。
ダーマは同人誌の即売会で
ブロンド・トルネードのコスプレをして宣伝を手伝いますが、
その格好のまま入った雑貨店で、強盗に出くわします。
いつものお節介で強盗を説得しようとするダーマを制止しつつ、
勇敢に間隙を縫って強盗を取り押さえたのは、
ほかならぬグレッグ(トーマス・ギブスン)でしたが、
ダーマが強盗犯を尻に敷いている決定的瞬間が
新聞に載って、大いに話題になったため、
グレッグは、「女房の尻に敷かれるダメ亭主」
と見られてしまいます。

ドナルドの作品プロモーションのためには、
このまま誤解を解かない方がいいと言うダーマに従って
ぐっと堪えますが、どうにもすっきりしないグレッグ。
ちょうど父親エドワードの会社を手伝い始めたばかりで、
それをよく思わない重役の嫌みに悩まされていたこともあり、
ストレスから、夜な夜な嫌な夢ばかり見るようになります。

やむにやまれず、
事件のあった雑貨店の防犯カメラに残ったテープを借り、
「釈明会見」を開くグレッグの前に、
ブロンド・トルネードの大ファンだという少女が出現し…

いつものようなグレッグ受難の物語でしたが、
はっきり言って、「ダメ亭主」と思われることなどまだマシでは?
というくらいの災難は、最後の最後にやってきます。
せっかく会社を継ぐ決心をしたのに、トホホ……。

でも、マリーン(ヤードリー・スミス)の
キャラクターが気に入っている私としては、
先々、彼女を見るチャンスがふえるだろうなという展開に、
グレッグには悪いけど、ちょっと北叟笑んでいたりもします。

ところで、ダーマがライトブルーのパンツを履いているシーンと
「ブロンド・トルネード」のコスプレしたシーンを見て思ったのですが、
ダーマことジェナ・エルフマン、ちょっと太った?
何となく女子プロレスラーの趣があったけれど……。



2003年06月08日(日) 日曜日 午後10時

いつもなら、
誰かしらがテレビを見たり、風呂に入ったり、
お菓子の分け前が少ないと喚いたり、
(こんなことするのは、我が家で唯一の「ヒトケタ年齢」の奴ですが)
そんなこんなでみんな起きている時間なのですが、
きょうは、期末テストのスケジュールづくりに疲れた長女と、
1日中喚いていて疲れた次女と、
非常な眠気を訴え、「風呂は1時ごろ起きて入る」と言う相方が、
既に夜9時の時点で床に就いたため、
私1人、気象通報を聞きながら皿を洗い、お風呂に入り、
カフェインレスのコーヒーをデミタスカップ3杯分ほどつくり、
こうして日記をつけております。

かくいう私も、得体の知れない頭痛に悩まされ、
9時には一旦床についたのですが、
なぜか、いつも頭痛と一緒に腹痛に襲われるタチなので、
マンガ本を持ってトイレに籠もったりしているうちに、
頭痛も腹痛もどこへやら……で、
ちょっとは生産的なことがしたいなと思い、
もう少し起きていることにした、というのが実態です。

3人の寝息を確かめつつ、独りコーヒーなどすすっていると、
なぜだか非常に贅沢な気分になります。
たとえ150グラムで498円の安物の粉でもね。

お、かっこつけたはいいけれど、
考えてみれば、上の文書によって、
「こついは寝る前に皿洗う習慣がないんか」と思われそうな、
非常にズボラな面をさらす結果となりました。
ま、結果的には洗ったということで。



2003年06月04日(水) 安貞桓の坊主頭

アン・ジョンファンが、(4週間の)兵役につくために
あの長髪をカット…というニュースは
2,3日前から出回っていましたが、
恥ずかしながら私、それでも初めて知ったことがあります。
あの人のニックネームの1つに
“テリウス”というのがあったのですね。
漫画の登場人物から、ということですが、
この表記を見て、まず
「ローマ神話がモチーフの冒険活劇か何か?」だと勝手に思い、
(そんな作品が本当にあるのか知りませんが)
それでも、すぐに気づいてしまいました、
70年代少女漫画育ちの人種として。
ナンダヨ、『キャンディ・キャンディ』の
テリュース・G.グランチェスターじゃん。
ということは、聖ポール学院を自主退学したテリィを
港まで追っていったキャンディよろしく
テリィ!と絶叫応援するファンも存在するのでしょうか。

それに気づいたときの私の心境は、
ここで例えとして引くのも不謹慎ではあるのですが、
酒鬼薔薇事件のとき、一連の手紙などから、
犯人は実は中学生(くらい)では?と気づいた
中学生くらいの子がたくさんいた……と聞きましたが、
そのときの中学生たちのような感じではないかと思います。
「エヴァンゲリオンぽい」というキーワードも飛び出しました。
共通言語としてのコミックや映画がある世代が
犯罪絡みでそれに触れたときって、ぞっとしないものでしょうね。
……いや、でも、アホウだった自分の中学時代に照らせば、
「あれきっと中学生だよね」「やたら漢字使ってるし〜」
「碇シンジみたいなグジュグジュした奴だよ」
とか何とか、妙に盛り上がっていたかもなとも思えます。
私は、美形のサッカー選手のニックネームの由来に
“自力”で気づいたことぐらいで鼻の穴を膨らませる、
そんな呑気さを味わえたことに感謝します。

ところで、アン・ジョンファン、顔だちは美しいけれど、
サッパリと髪を刈ってしまうと、ごく平凡な印象ですね。
しょっちゅうヘアスタイル変えてるベッカム以上に
髪の毛でプロデュースされていた人だったんだな…と思いました。


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