カエルと、ナマコと、水銀と
n.446



 間を持たせるためだけです。

とりあえず。書く。うん。
っていうか、書かないと。マジで。じゃあ、一応自己紹介。遅いけど。うん。
人です。若いです。男なのかもしれません。んで、どっかの小説投稿サイトで、小説書いてます。でも、下手です。本は好きです。あと、眠いです。
好きな言葉は、隔絶、カエル、ネズミ、サボテン、水銀、ナマコ、、、、いっぱいあります。動詞は嫌いです。いや、嫌いじゃないけど、あんま好きじゃないです。そんだけです。
あれです。間を持たせるためだけです。
詩でも書いてみます。散文かもしれません。

遠くの方で大きなカエルが鳴いたんだ。
出してくれって。
どこから? 
分からない。
たぶん、どこか遠くの方だ。

さぁ、なんでしょう。まずいです。どんどんおかしくなっていきます。はい。

2002年05月10日(金)



 普通の日記にするつもり。

はい。サボり魔です。多分既にこれを読んでいる人はいないでしょう。普通の日記にします。無理です、続きません。僕は、学生なのです。時間がないのです。塾があるのです。部活とかで眠いのです。全部言い訳です。いや、やっぱ、ホントです。

=模様、呪文、錯乱=

白かな、と思っていたら、だんだんと黒ずみが浮き出てきて、僕を覆うように淀んでいった。何でこんな所にいるのか、一瞬分からなくなって、何もない部屋、机も、椅子も、鉛筆も、ドアノブさえもついていない部屋を僕は泣きそうな瞳で見回した。
端っこの、すごく端っこの方に、何か模様が描いてあって、でもこっちからでは目を細めてみても全然見えなかった。近づき、もう一回目を細めると、文字が浮かんできた。細かくびっしりと、模様のように描き込まれている。
「コクラテハリパラナニロレンナ」
それだけ。それが繰り返し書き続けられている。
この文字で僕は助かるんだ。ここから抜け出せるんだ。やっと。きっと。この鉄格子のついた部屋から。
錯乱して自分自身を傷つけないように何もない部屋。精神科の一つの病棟。
30回繰り返して言えたら、僕は戻れるんだ。

2002年05月09日(木)
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