夏越の祓

早いもので、今日で一年の半分が終わったことになります。
大きな茅の輪をくぐったり、「ひとがた」を川に流したりして、半年間の災厄をはらい、キビシイ夏を乗り越える…という、この行事の存在を知ったのは、中学か高校の頃だったでしょうか。
晩御飯の後に水無月をいただき(今年は、白と黒糖)、後半へ向けてのパワーをしっかり充電しました。

今年の前半は、環境が変わったり体調を崩したり、お仕事でもプライベートでも人間関係でも、実にさまざまな変化が起こり、ずっと大波小波に揺さぶられ続けていたような気がします。この十年を振り返っても、最もキツイ期間だったように思います。
そして一年の折り返し地点である今日、これでトドメとばかりに、また新たな衝撃的ニュースが飛び込んできました。たいていのことには動じない私が(苦笑)、手が震えてペンを取り落とす…という、まるでドラマのワンシーンのような状態になってしまうほどのショッキングな出来事でした。

生きてゆくのは、大変です。そこそこ長く生きていると、それなりに良いこともそうではないことにも遭遇します。生きてゆく以上それは避けられないことなので、あとは自分がそれとどう向き合うのか、という問題になるのかもしれません。
年齢を重ねるということは、その術というかコツのようなものを、まるで武器のごとく身に備えてゆくことなのではないか、と最近思うようになりました。
ただそれが、いわゆる「ツラの皮の厚さ」だと誤解されてしまわぬよう、オトメとしての恥じらいだけは決して忘れてはいけませんが(苦笑)。
2006年06月30日(金)


ご縁

四月に生活環境が変わり、五月はそれに自分を馴染ませるため悪戦苦闘…の日々でした。
不思議なもので同じ時期に、私だけはでなく身近な人たちも似たような状況にあり、それぞれに何かと闘っていた(…と言うと美しいけれど、実は「のた打ち回っていた」に近い感じ…/苦笑)ことが、後になってわかりました。
嬉しいことも悲しいことも仰天するようなことも、人よりちょっと多めに経験しているつもりでしたが、世の中にはまだまだとんでもない人生があることを知らされました。まさに、人生いろいろ…です(苦笑)。

ところが、ある問題がふっと良い方向へ転がり始めた途端、まるでつられるようにそれまでずっと停滞していたその他の問題も徐々に動き始めました。さらに、ちょうど時期を同じくして身近な人たちからも、似たような状況の変化を知らせる便りが届いたから驚きです。不思議…としか言いようがありません。
私は特定の宗教を持ちませんが、こういうことも“ご縁”と呼ぶようなものなのかなぁ…と思います。
2006年06月03日(土)

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