オモウコト。
幸希



 亡くしたはずの恋。


 職場にいた見たことのある人が。
 誰だろう。誰だろう。と考えて。
 とても大きな人だったことに気づく。

 背丈と髪型と。
 少し垂れた目。

 思い出すたびに少し痛くなる胸。


 あぁ。そうだ。

 私が好きだった人だ。
 
 そして今でも何処かで好きな人だ。

 今ここに居るはずのない。
 そんな人。

 
 昨日メールもしたっけ。


 ずきずきする胸が。
 彼に対する想いを告げてる。

2003年11月26日(水)



 


 冬がすきなのはもしかしたら生まれつきなのかもしれない。
 
 寒い日は外の空気もなぜか臭いが違って。
 鼻がむずむずするけれど。
 それでもこの季節が好きだ。


 寒いときには寒いときの楽しみ方がある。
 私はストーブから離れたくなくて背中を。
 これでもか、というほどべったりとくっつける。

 あったかいミルクもがぶがぶ飲む。

 一番すきなのは。
 大好きな誰かにべったりとくっつくこと。

 小さい頃その対象は母だったけれど。
 年を追うごとに大事な友達だったり。
 大切な人だったり。

 私はとにかく人にくっついてしまうのだ。

 一人暮らしをはじめて。
 この家で暮らして。
 ことごとく自分の人好きに呆れ返る。


 一人ですごす初めての冬が来る。

 
 今年は誰にくっついてすごすのだろう。

2003年11月23日(日)



 おしゃれ。


 おしゃれは女の子の特権だろう。
 最近私はおしゃれが好きで好きでたまらない。
 
 新しい自分を見つけていく作業。

 こんな帽子いいなー、だとか。
 あ、このスカートいいかも!?
 とか。

 少しでも自分を磨いていたいと最近思うようになった。

 だからといって服の趣味が変わったわけじゃないけども。
 それでも楽しいことを見つけたいから。

 休みの日は意味もなく街へ出かける。

 自分に似合うもの。
 新しいものを探しに。

 今度の休みもいってこよう。


 

2003年11月16日(日)



 自分。


 私が信じたいと思う人。
 私を信じてくれている人。
 私を信じたくないと思う人。

 私が愛したいと思う人。
 私を愛してくれている人。
 私を愛したくない人。


 たくさんの思いに囲まれて。
 たくさんの思いに縛られて。
 死んでしまいそうだ。


 自分の気持ちを信じるだけで。
 相手の気持ちに振り回されることはしたくない。

 私は私らしく生きていく。


 私がどうであれ。
 私を信じたくない人はいるのだから。

 私は自分を信じて生きていこう。

 それだけが全てだろう。

2003年11月13日(木)
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