ちょっと討論!

2005年03月18日(金) Livedoorから見る株式市場

久々のコラムは世間を賑わすLivedoorの一件。
ニッポン放送の株を、公開取引時間外にLivedoorが
大量に購入し、公開時間になってフジが慌てたと言う今回の一件。

俺が思うにどちらも悪くない。フェアじゃないと
とある新聞は書いているけど、法律違反ではないのだから。
日本の法律はどの分野でも頭でっかちで内容が伴っていない。
難しい言葉を並べて一般人に理解できないようにしている挙句、
内容を見ると穴が多くて今回のような件を安易に引き起こす。

例えば今回の事件もそう。
話は全然違うし、この解釈も間違ってるかも知れないけど、
公開時間前の大量買付けは他の所でも行なわれている。
先物取引だってそう、海外との金銭トレードだってそう、
どこかの市場が動いている時、どこかの市場は眠っている、
そういう形で世界の金はグルグル廻っている。

Livedoorのやり方はこの事を把握した頭脳的な一手!
これをずるいとかフェアじゃないと言うのは聊か幼稚・・・。
「資本主義」の理念から言ったら、企業は株主のために稼ぐ義務がある。
今回のように企業を喰って、自社が大きくなるのはスタンダード。
日本人がこれに抵抗があるのであれば、株式会社なんて作らなければ良い。
全部自分の資金で、自分の会社のためだけに利益を追求するのなら、
今回のような事件は起こりえないし、批判も沸かない…そんな気がする。

要するに、遅かれ早かれ日本の企業以外でも
こういった事をする大手企業は現れたはずなのである。
先陣切ったLivedoorを責めるんじゃなくて、
今回のような事を起こしたくないならきちんと法整備なり、
日本国内における株式のルールなりを打ち立てるしかない。

Livedoorのホリえもんは、日本の柵とかに捕われない珍人。
好きか嫌いかと言われれば嫌いだ…俺は和製人間だから、
ホリえもんの様な極端なグローバルスタンダードには立ちたくない。
でも彼がやっている事を間違っているとは思わない。
負けたくなかったら自分でその手法から身を守るより他ないから。
思うに、日本は弱いものを助けすぎな国なのである。
競争社会と紛いなりにも語るなら、本気で競争するしかないのだ。
それ以外に生き残る路がないのならば、何処も今以上に必死になる。

その点フジは前向きだ。成功するにしてもしないにしても、
ただでLivedoorの言いなりにはならないと策を一生懸命練っている。
批判する事は簡単だ。でも解決策を見つけるのはとても難しい。
願わくば、日本人の多くが安易に批判するのではなく、
どうやったら事が解決するのかと考えられる人種になって欲しいと思う。
↑批判するだけなら竹島問題に反対して死にかけた人と同じである。


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