| 2003年03月19日(水) |
イラクの攻撃賛否両論? |
国連決議の結果なしで米英連合軍の攻撃が決まりました。 もちろん同盟国である日本も、1441決議に基づき賛成の意を表明…。
何故平和憲法を所有する日本が、東アジアなら ともかく中東の戦争に賛成する事になってしまったのか? テレビの街頭インタビューを聞くとそういう声が一番多い気がします。
日本は自衛隊と言う有数の護衛設備、 人員を持ちながら、それを使いこなす事ができない変な国です。 「平和」というものが自然に成り立つの世の中であれば、 日本の所有する憲法9条はすばらしい憲法なのだと思います。
しかし隣国北朝鮮の暴走が取りざたされ、自国民の拉致までが 明るみになった今、その国との交渉に「パワー」と言うカードがないのは…。 拉致被害者の家族を日本に呼ぶ事ができないのも、 圧倒的力が無いからに他なりません。またパワーが無かったから、 国境を越え拉致されるなどと言う事が複数回起こってしまったと言えます。
こんな中で有事になった場合、米国の力添えと言うのは必要不可欠です。 その米国に助けてもらうためには、それなりの事をしなければいけない…。 それが今回の賛成表明+復興援助だと小泉内閣は考えたのでしょう。
首相が最後まで「国際情勢を踏まえながら…。」と言ったのは、 この復興援助を国連の支持下でおこないたかったからに他なりません。 しかし結果は最悪のものになりました。米英のみの作戦開始。
国連決議が行われなかった事でこの戦争の正当性は揺らいでいます。 戦争が終わった後の支援を国連が行う可能性も非常に低い。 そうなった時日本はこの巨額の復興費をどこから補うのか? 考えるだけで恐ろしいです。もちろん海外に保有している 債権を還元すればチャラにはできるでしょうが、蓄えは無くなる。
また俺達の世代に不安が増えるわけです。ココだけは考えて欲しい。 若い世代はと罵るのはけっこう。当たらずも遠からずですしね。 でもその世代に何故こんなに大きな負の遺産を残すのだろうか。 これだけは考えて欲しい事です。←今が良ければ良いのか?
かと言って現政権の決断を悪いとは思っていません。 今の状況では例え米国の利権がらみの戦争ではあっても、 ついて行かざるを得ない!テロ撲滅を掲げたい以上、 イラクや北朝鮮に制裁を加えるのは仕方ないのです。 どちらが正義と言うわけでもなく、日本は米国側にいるのだから。
これが嫌ならば日本は米国なしで政治経済を行い、 かつ自国の平和を守れる国家にならなければならない。 つまり軍隊の保有を認める決議を起こさなければなりません。
野党に今問いたいのは、ただ反対と言って国民を 危機的状況に追い込んでいるのではないですかと言う事。 言っている事は綺麗ですが無責任です。日本が襲われたら 真っ先に逃げ出すのは社○党の某リーダーじゃないんですかね? ↑北朝鮮は拉致などしていないと声高々に掲げ、 結果は逆だったのに責任も取らず首相の責任追及ばかりしている。
もし日本が軍隊を保有するのであれば、そして自衛隊員に 各国の軍隊が与えているような権限が与えられるのであれば、 中国の台湾進行や北朝鮮の暴走を喰いとめられるでしょう。 しかし今の日本にそれは無い。今後も国民感情が変わる以外ありえない。
そうなったらリスクが少ない、安全でより効率的な方法を取るしかない。 与党が取っている道は野党よりは国民のためになると思います。 だから今回は仕方ないと、多めに見るしか無いと、俺は考えています。
そして忘れてはいけないのが、米国が悪だと言い切れるのかと言う事。 確かに石油利権や宗教上のひいきが無いとは言えないです…。 でもフセイン政権が恐怖である事に変わりは無い。
良く米国こそが世界一大量破壊兵器を持っていると聞きます。 確かにそうですが米国が自国民(イラクで言うクルド人)虐殺のために その兵器を使うでしょうか?隣国に毒を撒き散らすでしょうか? 100%正しいとは言えませんが、100%間違ってはいない。 テロ撲滅を掲げた以上他の国々も奇麗事は言うべきではない。
特にフランス。自国民にイラクとの裏交渉を話したのか? 「我が国はイラクに提供した兵器、設備の代金をまだ受け取っていない。 フセインはその代金を石油で払う事を約束した。そして我が国と同様に 債権を保有しているロシア・中国にもこの約束をしている。 今イラクがアメリカに攻撃されてはすべてが水の泡になってしまう…。」
これを説明した上で平和の伝道者・伝道国と言うのであれば何も言うまい。 国民もそれを知ってて言うなら対した根性の持ち主達だ。 「ただ私達は平和を愛しているのです!」みたいな態度は辞めろ!!!
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