ジンジャーエール湖畔・於
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2005年07月18日(月) |
チャイロのへんなほわほわ |
宝物のネコ(プー・オス・茶トラ・13歳)とまた一緒に暮らせることになりました。
プーの再来でかお巣(わたしの城)のひとよんで忍者屋敷ぶりにさらに拍車がかかった
そして、ちょっとでも何かものを置こうものならそれは即座にネコの毛付きへと変貌した。
かばん、スカート、くつした、日常のありとあらゆる持ち物はもちろん
包丁できったキウイフルーツの断面、藤枝静男「田紳有楽」(講談社文芸文庫)P103、ビデオデッキのテープ入れるところ、香水のビンのなか、
ありとあらゆる家中のものが再び猫の毛の支配下におかれることとなった。
しかし、きのう上司の背中にプーのチャイロ毛がひっついてるの発見したときはさすがにおどろきだった。
この繁殖力をして、プーのチャイロ毛が新種のウイルスだったらすさまじいことになる。
「世界が茶色のほわほわに染まるぜ…」
わたしがメトロのホームでこうつぶやく時
漆黒の地下宇宙をオレンジ色の光を放ちながら駆けるGINZA線では
チャイロの猫をひざに乗せたマッドサイエンティストがSHIBUYAを目指していた…
( このごろよく脳内にめぐることばは「ビバ、カッパ!」である。 町田康のあたらしい短編集に収録されてる「どぶさらえ」ってやつに登場します。 情けなくなったときには町田康経由で心の中で「ビバカッパ」を不思議ととなえてしまう )
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