KENの日記
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2002年10月28日(月) プロジェクト

今こちらの会社で重要なプロジェクトが進行中で、他の会社からも多くの社員がプロジェクトに参加しています。そのメンバーの出身をざっとあげると、日本(私)、スリランカ、パキスタン、ドイツ、イギリスということになります。それぞれ、コロンボ、シンガポール、香港、東京などを拠点にしている人間で顔をあわせる機会はそれほど多くなく連絡はメールが中心になっています。


このプロジェクトに参加してみてつくづく思うのは、日本人だけのチームがいかに効率がいいかということです。日本人同志では当たり前の会議のルールとか議論の進め方がまったくといっていいほど通用しないのです。お互いを理解するのに相当時間がかかります。ひょっとして最後まで理解できないかもしれません。ただこういう顔ぶれだと「何でもあり」なので、すごい成果が出る可能性もあります(今回はとてもそうはならないようですが)。日本人同志のプロジェクトはひとつの方向に収斂しやすいので平均して失敗はないものの、期待を大きく上回るということは難しいでしょう。


私はこういう機会は初めてなので、こうしたプロジェクトは大変勉強になります。でも、自分の主張ばかり勝手に意見を言い合って、何回も振り出しに戻るようなことはやはり非能率だと思います。



2002年10月26日(土) SOSLコンサート

26日SOSL(Symphony Orchestra of Sri Lanka)の演奏会に行ってきました。今日は仕事で忙しく七時からの演奏会に間に合うかどうか危なかったのですが、何とか一曲目の途中で女子大学の講堂に滑り込むことができました。曲目は、「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲、ベートーベンの三重協奏曲、エルガーのエニグマ変奏曲でした。入場料はRs400。ほとんど満員の入りでした。


スリランカはイギリス植民地であったせいかエルガーの曲が演奏される機会が多いようです。12月のクリスマスコンサートでもチェロ協奏曲が演奏されます。メインのエニグマ変奏曲は少し冗長な感じがしました。14曲の変奏曲をそれぞれ特色があるのですが、これをキチンと表現するにはすべての楽器が相当程度のテクニックが必要になります。全体合奏が含まれるいくつかの曲は雰囲気もでていて楽しめました。危ない曲もありましたが。ベートーベンの協奏曲は三人のソロ奏者が結構達者なので楽しめました。特にピアノが入るとテンポが安定し音楽が引き締まりました。空調のない舞台で照明に照らされるソロ奏者にとって暑さは大変なようでした。聴衆も汗だくでした。演奏の途中で携帯電話が鳴ったですが、そういうところは日本と変わらないです。



2002年10月19日(土) 60年台後半

今週月曜日の早朝スリランカに帰国し、そのままこちらの忙しい仕事になだれ込んでしまったので、今日(土曜日)は宿舎で体を休めています。スリランカ南西部のコロンボは雨季から乾季への変わり目で今日は終日雨が降っています。テレビで週末の楽しみであるイギリスプレミアリーグの試合を見ています。午前中は、マンチェスターユナイテッドの試合。ちょうどベッカムのフリーキックが直接ゴールインするシーンに当たりました。午後は今リバプールとマンチェスターシティの試合で、マイケルオーエンがハットトリックを決めました。ベッカムもオーエンを体はそれほど大きくない(むしろ小さい)のにそのサッカーセンスはすごいです。ベッカムのパスは常にといっていいほどシュートチャンスにつながりますし、オーエンの何気ないステップはとんでもない運動神経の賜物です。


「マンチェスターとリバプール」といえば、大昔たぶん1960年代後半頃のイギリスのヒット曲ひとつです。そのころから、マンチェスターとリバプールはいろいろな面でライバルだったようです。この響きは私にとって大変懐かしいものです。多分多くの中年の方も同じだと思いますが・・・・。そう深夜放送のビタースイートサンバで始まる「オールナイトニッポン」です。もう35年前の昔です。日本放送のホームページで調べてみると、オールナイトニッポンは1967年10月から始まっています。私の記憶では中学校一年ごろから深夜放送を聞き始めたので、放送初期の時代です。


当時のパーソナリティで覚えているのは、月曜日の糸居五郎さん、火曜日斉藤アンコウさん、木曜日の今仁哲夫さん、しばらく後に参加された土曜日の亀淵昭信さんといったところ。信州の田舎でラジオの音量が大きくなったり小さくなったりするのに一生懸命に聞いていました。特に糸居五郎さんの日はシャレた洋楽を紹介されていて、へんな名前のジリオラチンクエッティとか社会の産業革命で習った「マンチェスターとリバプール」という名前が頭に焼きついたものでした。また、今仁哲夫さんの「異常に子供に理解のある大人の人」みたいな話振りはとても人気がありました。


今はどうなっているのかしら。携帯電話とインターネットを通して、チャットやメールのやり取りができるので、深夜放送の人気も下火になっているのではないかと思います。



2002年10月14日(月) スリランカ和平に暗雲?

先週日本に帰国していて、今朝(14日早朝)にスリランカに帰ってきました。スリランカの和平については9月初旬にタイで開かれた第一回和平会議の成功で順調に進んでいると思っていたのですが、先週スリランカ東部で政府軍とLTTEとの間で二件の衝突事件があったようです。


まず、9日水曜日東部のアンパラという町で政府軍とLTTEとの衝突で少なくとも5人の死者がでました。さらに11日金曜日には東北部のトリンコマレーで住民同士の衝突があり、3人が死亡し34人がけがをしたそうです。今朝(14日)の新聞ではこれらの紛争の原因を究明するために現地に和平委員会が設置されたようで、一応事態収拾方向には向かっているようです。


考え方が違う人達の交渉には辛抱強い対応が必要なのはわかるのですが、あまりに長く時間をかけていると、かえって和平プロセス事態を壊しかねないと思います。長時間前進しないでいるのは、すでに後退しているのではないかとの疑念を抱かせます。




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