日々の暮らし

2003年06月29日(日) 今さら

会社の先輩から借りている『オネアミスの翼』を見た。

あんまり語るべき術語を持たないので、これが適切な表現とは思わないけど、「今に至るあのマニア臭さは昔からの持ち味なのかしら」という感想。

ラストの映像コラージュ(?)みたいなのは、自分としては大変好みでなかった。
なんか白けちゃって。



2003年06月28日(土) ロマノフ王朝展

Y氏とわたしの両親の4人で、上野の東京都美術館でやっているロマノフ王朝展に行った。

好き嫌いはともかくとして、飢えと寒さで人死にが出てる一方で、王様はこんな生活だったんじゃあ、革命も起こるわな。

珍しく早めに出かけたので、午後の早いうちに見終わってしまった。
このまま帰るのも残念なので、岩崎弥太郎邸を見に行った。
なかなか良い雰囲気でした。

離れの撞球室を見て、父が風情のないことを言っていたけれど、まあ我々のような堅実な労働者階級には縁のない、ある意味馬鹿な金の使い方だと言うことでしょう。



2003年06月25日(水) 日常と言う名の砂漠/胡瓜の調理例

一度書いた文章がへたれだったので、全部削除。

阿川佐和子のお父さん(母は「ご母堂」だけど、父は何て言うのかね、おもいだせないな)が『火宅の人』の著者だと思ってたけど、それは壇一雄だった。

小学生の時に、母が睡眠剤がわりに枕元に積んでいた本を横から取っては布団に転がって読んでいたので、詳しいところをあまり覚えていなくて。

あんまり昔の読んだのと、阿川佐和子と壇ふみの対談本が売れているのとで、何だか、どっかで入れ違ったみたい。

当時、黒岩重吾とか、宮尾登美子とかよく読んでいたけれど、さすがに所々しか覚えていない。

キュウリの和風ペペロンチーノ
<材料>

キュウリ・・・・・4本

【ソース】
唐辛子・・・・・・・2本
ニンニクみじん切り・・・・大2
サラダ油・・・・・・・・・大2
しょう油・・・・・・・・・大2
酒・・・・・・・・・・・・大1
みりん・・・・・・・・・・大1
ごま油・・・・・・・・・・大2

【やくみ】
大葉・・・・・・・・・・・4枚
みょうが・・・・・・・・・2個
とんぶり・・・・・・・・・大1

<作り方>

1)キュウリはヘタを取って縦に切り、塩を入れたお湯で10秒間茹でる。

2)フライパンにサラダ油を入れ、ニンニク、唐辛子を加え、香りを出して、しょう油、酒、みりん、ごま油を入れて混ぜ合わせる。

3)熱々のものをキュウリにかけ、和える。

4)皿に盛り付け、薬味をのせ出来上がり。

キュウリと白身魚の炒め物
<材料>

白身魚・・・・180g
キュウリ・・・・2本
エリンギ・・・・40g
ニンジン・・・・20g
紹興酒または酒・・・少々

【A】
ねぎ・・・・・・30g
ショウガみじん切り・・・・・5g

【B】
スープ・・・・・大2
塩・・・・・・・小1/3
砂糖・・・・・・小1/3
ごま油・・・・・小1/3
水溶き片栗粉・・・小1/2

<作り方>

1)魚は一口大に切り、塩、卵の白身、片栗粉で下味をつけ1時間ほど置いておく。

2)【B】はあらかじめ混ぜておく。

3)キュウリはヘタを取り、縦1/4にカットする。

4)真ん中の種を取り、皮の部分も少し取ってから、4センチのそぎぎりにする。

5)エリンギも大きさを合わせてカットする。

6)鍋に300ccのお湯を沸かし、塩小さじ1、油大さじ1を入れ、エリンギ、ニンジン、キュウリをさっと湯通しし、ザルにあげる。

7)白身魚は160度の低温で油通しをする。

8)鍋を熱し、油大さじ1を入れ、【A】を香りが出るまで炒め、湯通しした野菜、油通しした魚と紹興酒を入れたら、【B】を加え、サッと炒める。



2003年06月24日(火) Vermeer

今日も.Net研修。
昨日、今日の講師は結構分かりやすくて良い。

どんなツールでもそうだけど、.Netって、活用できるようになるのに少しかかりそう。
.Net使ってる隣のチームの人から1ヶ月は生産が上がらないって聞いたけど、さもありなん。

夕方、何だか物凄く考えがニヒリスティックになって、こりゃやばいなーどうしたもんかなと思いつつ、ダメ思考(指向?)を止められなかったんだけど、夜になって少し落ち着いた。

Y氏の実家から、サクランボを頂いた。
まだ食べてないけど、おいしいんだろうなあ。
ビバ、佐藤錦。
夜、お礼の電話をした。
ちょっと緊張した。

風呂上がり、ふと思い立って、かなり前に買ったまま未開封だったフェルメールのポストカードブックを開封。
「こんなに平板な絵じゃなかったのに」と思った。
現物を見るような心の震えはないねえ、当たり前だけど。

音楽を録音で聞くのと同じだ。
ライブに勝るものはなし。



2003年06月23日(月) Mother1+2がほしいなあ/甘酢、白ごまソースの作り方

日曜の夕方、新宿に「Mother1+2」を買いに行ったけれど、どこも売り切れだった。
随分売れているらしい。

月曜から3日間、新宿で研修。
朝寝坊できます。Y氏、ごめんよ。

それはともかく、昼ご飯食べて以降、半月ぶりに、いい感じの胃痛。
つい昨日、Y氏と
「胃痛治ったみたいだね」
「いつのまにかね」
と会話したばかりだというのに。

別に、それで思い出したから痛くなってみました、と言うのでもないだろうけど、
ちょっと自分の体って単純だなと思う。


甘酢
冷蔵庫で1ヶ月保存可能

材料
酢 …300ml

・あっさり味の場合
 砂糖…大さじ8
 塩 …小さじ2
・こってり味の場合
 砂糖…大さじ10
 塩 …小さじ1

作り方
1.材料を全て小鍋に合わせる
2.一度煮切り、常温になるまで冷ます

使用例:白ゴマソース
材料
練り白ゴマ…大さじ3
作り置き甘酢…大さじ2
白ネギみじん切り…1/2本分
しょうゆ…大さじ1

作り方
全部混ぜる。



2003年06月21日(土) それはDNAに組み込まれているのか

久しぶりにあった従姉の喋り口調が自分と酷似していて、それはもうショックを受けるくらいに。

Y氏も、顔も口調も似てると言っていた。

顔が似てるのは親戚だからさもありなんですが、従姉とは言え、全然違う環境で育ってきたのにこんなにも話し方が似ているというのは、空恐ろしいくらいです。
何か見えない力でも働いちゃってるんじゃないでしょうか。

ああー、なんかもう遺伝的にそうなんだから何をどうあがこうと変わらないのかなあという絶望感が。



2003年06月20日(金) 一生懸命書いたのに

PCの電源が抜けて、全部消えてしまった。

今日は、『阿川佐和子のお見合い放浪記』を買って、1時間弱で読了。
結合テストのために、午後、新川崎に行ったのだけれど、車中で読み終えてしまった。
おもしろ度は星一つ。嫌いではないけれど、あんまり好みでなかった。
それにしても軽めの本は、時間単価が高くつく。

新川崎で、一期上の先輩と話していてたのだけれど、これがまた仕事の出来る人で、話しているといつも、とても勉強になる。
自分に欠けているものがよく分かる。

あと、協力会社の人で、会社での雑談に飲み屋で異性するような話をしてくる人がいる。
流すようにしてるんだけど、粘着質でちょっと煩い。
何度も何度も「八年前に別れたオンナ」の話なんて、聞きたかあないです。
そもそも、「オンナ」「オンナ」と連呼するのは聞き苦しい…。
下衆っぽく感じるのは思いすぎかな。



2003年06月19日(木) 埃まみれ

稟議が通れば医療情報技師の講習&試験を受けるかもしれない。
新しい資格らしく、海のものとも山のものともつかない。

受験科目免除のために、情報処理の合格証書を引っ張り出す必要があったのだけれど、引越のどさくさでどこかにしまい込んでしまったので、探すことにした。

天袋の奥から段ボールをよろめきつつ引き出しては中を確かめて…を繰り返して、ようやく発見。
疲れた。

もっと疲れるのは、天袋から引きずり下ろした段ボールを、自力では元に戻せなかったこと。
非力な自分にがっくり。



2003年06月18日(水) 軽い本

書棚から取り出した『優しさの精神病理』読了。
電車の暇つぶしに読んで、3日くらいかな。

もう8年ほど前の本。
自分の好みではなく、学生時代に授業の参考に買った本だったと思う。
あんまり趣味じゃないのは、相変わらずだった。



2003年06月15日(日) 自由が丘でお茶を

父の日と言うことで、両親とわたしで(Y氏は休日出勤)自由が丘へ。

あまり物欲のない人なので、プレゼントというといつも悩むのだけれど、
今回の父の日のプレゼントはバーバリーのハンカチを、同じ柄の色違いをセットであげた。
喜んでもらえたようで良かった。

今住んでいる牛込柳町のような、落ち着いた感じの方が好きだけど、
自由が丘は小洒落た店がたくさんあって、こまごまと見て回るのに楽しい町だと思う。

庭の薔薇がきれいに咲いているセントクリストファーなんとか、という紅茶をフィーチャーした喫茶店でお茶をした。
ケーキも含め、なかなか美味だった。
差し湯で二煎目が嬉しいので、やっぱり紅茶はポットサーヴィスに限る。
次に一人で行けと言われたら、ちょっと迷うかもしれないけれど、もう一度行きたいな。

しかし、一部、会話の内容があまり午後のお茶にはふさわしくなかった。
「昔、大分長いこと、毎年春と秋には電車に飛び込みたくなって困ったことだった」なんて、会話としてはダメダメです。
いや、「今は平気になったんだよ、良かった良かった」と言いたかったんだけどな。それにしたって、いけてないな。
あーあ。時と場所に応じた和やかな会話術を身につける必要がある。



2003年06月14日(土) サイバーパンク

会社の先輩が遊びに来て、映画鑑賞会&焼き肉。

『マトリクス』『アニマトリクス』を見つつ、自家製ネギ塩カルビ&タンを食べる。

見てるこっちが恥ずかしくなっちゃうよな、ベタな展開にけたけた笑いつつ鑑賞。

どう贔屓目に見ても、「オタクの煩悩爆発」なんだけど、ほんとにこれ、世界中で受けてるの?
特にアニマトリクス。

「ていうか、こういうの漫画で読んだ。しかも一つならず」と言ったら、「これがサイバーパンクというものだ」との返事。
なーんだ、サイバーパンクって、こういう奴のことを言うの。

『甲殻機動隊』にそっくりらしいので、今度見てみようと思う。

こんな書きっぷりで言うのも何だけど、映像は格好良いし、期待を裏切らない展開が安心して鑑賞できるし、なかなか楽しかった。



2003年06月11日(水) 衝撃

み、味噌がない…。

美味しい味噌汁が飲みたかったのに。しょんぼり。



2003年06月10日(火) .NetFrameWork

.Net研修2日目。
講師は昨日とは違う人だったけれど、立て板に水といった喋り方は同じ。

いや、何せ新宿は近くて良いね。
転職するなら新宿希望。

先週書棚を片づけて、大判の紙袋3袋分ほど捨てて、抱えてる本の量は多分、学生の頃の半分ほどになった気がする。
それでもまだ、書棚はいっぱいだけど。
以前も読んだんだけど、書棚を片づけたときに発掘したので、もう一度読みだした『サンダカン八番娼館』読了。

先週は『斑鳩の匠 宮大工三代』を読んだ。
最近ちょっとずつ活字に復帰してる気がする。

体重は、ここのところ微減で、胃痛で一番痩せてた5月頭と同じくらい。



2003年06月08日(日) 散歩

土曜の夜はゲームしている間に寝てしまって、朝方目が覚めて寝直した。

昼過ぎに起床し、午後遅くになってから散歩に出かけた。
穴八幡宮〜早稲田大学〜戸山公園一帯を経て、国際医療センターの横を通り過ぎ、総務省に突き当たったところが若松町、そこから大久保通りを通って柳町界隈に戻ってきた。
所要時間1時間半。

早稲田大学の学生会館前のアングラな立て看板とかがいかにもな感じ。
戸山アパートはちょっと閑静な昭和の団地ってかんじで、なつかし目の雰囲気。
大久保通り沿いは、ちょっとごちゃっとした見慣れた風景で、うちの近所に近い感じ。

結構面白かった。



2003年06月06日(金) あなたの隣りにシステム屋

どうも素人判断的には軽く鬱っぽいんですが、
梅雨直前の初夏の日差しの下にいると
心まで乾いていくようで良い感じ。

それはともかく、下記、IT化万歳ってとこですか。
あって当然と言えばそうなんですが、ちょい面白かった。

「浄土真宗本願寺派(西本願寺)のお寺様向けに
門徒管理パッケージソフト
「e-oTera+(イーおてらプラス)」を開発。

西本願寺ご本山システムでの長年の業務ノウハウを活かして、
新しい開発ツール「.NET」を導入した意欲作」



2003年06月01日(日) 雲間から太陽

台風4号の影響か、曇り空。
今日は、日本橋にお茶を飲みに行った。

先月、Y氏の普段着を日本橋高島屋の自由区で買ったら葉書が来て、葉書持参で5月下旬から6月上旬に来店した人にはティールームのチケットをくれるというので、ちょうどいい暇つぶしと言うことで出かけた。

どの階の喫茶室でも良いと言うことだったので、紅茶党のY氏とわたしはフォションのティールームへ。
紅茶・コーヒーならどの種類でもOKと言うことなので、めいっぱい高いものを(貧乏人めが!)…と言うわけではないのですが、目新しいものを頼んでみようと、セイロン・ファニングス・ディンブラなる紅茶を注文。
セイロンはともかく後ろの「ファニングス」「ディンブラ」は何?と思いながらでしたが。(後で調べたところ、「ファニングス」=粉末状のとても細かな茶葉のこと、「ディンブラ」=地方名)
Y氏は季節の紅茶をオーダー。

ポットでサーヴィスされたお茶は、きっちり砂時計通りに注いだ時点で、明らかに出しすぎ(店員さん、Y氏の頼んだお茶に合わせた模様)。
一口飲んで、いきなり差し湯をティーカップに直接注ぐ羽目に。
それでも、かなりの美味で、ミルクティーにしても(した方が?)良し、という感じ。

あわせて頼んだ紅茶味のエクレアもおいしかった。一口食べたY氏が「ルマンドだ!」(←ブルボンのお菓子)と叫んで、ちょっと脱力したけど。
いや…ルマンド好きだし良いんだけど、何だかな…。

一昨日の金曜日、チーム打ち合わせがあって、一悶着あったようななかったような、…要するに、チームリーダが言うところの今後のタスク及び方針の設定が、そもそも根本から間違ってるんじゃないのか?ということだったんだけど、打ち合わせの、その瞬間には自分の中で問題点が明確でなく整理がつかず、何か違う!と思いながらも結局だんまりになってしまい…自己嫌悪しきりだった。
年長の後輩くんは眉間に皺を寄せて、尋常じゃない様子で黙ったきりで、えもいわれぬ雰囲気の中、先輩が遠回しに指摘はしたのだけれど、結局何ともかんとも実のない打ち合わせだった。
その夜、先輩たちと飲みに行って、その辺りの話をしていて、自分の至らなさやら今後の展望の暗さやらに改めて愕然とした。

…と言うようなことがあって、その件で土曜いっぱいと日曜の昼過ぎまで、気が晴れなかったのだけれど、今日、お茶を飲みながらY氏に長いこと相談して、大分すっきりした。

同業だから出来る相談というか…この人と結婚して良かったなぁとしみじみ。

夕方に高島屋を出たら、雲が切れて、夕日が射していた。
車のボンネットに、ヴェネツィアングラスみたいなトンボ玉みたいな水滴が無数に転がっていて、少し前に一雨来たのが分かった。
それらが、軽くなった心ときれいな夕焼けの空と相まって、何だか良い感じだった。


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