2002年12月23日(月) |
年賀状まだ刷ってない |
昼間に「ウィーン美術史美術館名品展 -ルネサンスからバロックへ- 」を見にY氏と上野に行った。 家から上野って、大江戸線だとずいぶん近い。
最終日とは言え、15分待ちくらい。 アルチンボルドの2点の絵画の前では人だかりが出来ていた。 警備員が少しずつでも動いてくれと呼びかけていたが、地下の第2展示室などは結構空いていた。
一部だけ混み合うのって、思うに貸し出している音声解説のせいだな。 あのイヤホンをしている人は、解説を聞いてる間中+αは必ず絵画のまん前に陣取るから。 とりあえず解説を聞き終わった後に絵を見るようにしちゃどうだろう。 そしたら大分混まないと思うんだけれど。
目玉の一つ「青いドレスのマルガリータ」は「王子バルタザール・カルロス」と並んで展示されていた。 この兄妹、マルガリータの母は16歳で亡くなった当の兄の婚約者なんだそうだ。 つくづく高貴なご身分の趣味はどうかと思う。
ヴェロネーゼ(本名パオロ・カリアーリ) 「ルクレツィアの自害 」など、少女漫画的に美しくてよい感じであった。
とは言え、最後に置いてあったカナレットの風景画が気に入った。
ティラミスクレープなんぞ食べつつアメ横に向かい、ベーコン塊を入手したご機嫌な帰り道、急転直下で気分が悪くなって帰宅するなり立ち上がれなくなってしまった。 強烈な頭痛と吐き気。
Y氏には悪いことをしてしまったな。
本日、千葉ニュータウン中央での仕事。 帰りは東松戸じゃなくて、日本橋まで乗る。引っ越したので、これまでとは違う道。 北総公団線と都営浅草線の乗り入って、便利だけど長いなあ…。 気分的には中央林間から九段下までと同じか、もっと長いように感じた。
日本橋の高島屋でお惣菜でも買って帰るかと思い、東西線に乗り継ぐ前に寄り道。 うっかり1Fの化粧品売り場に引っかかり、アルビオンと資生堂で乾燥対策できるのはありませんかと試供品を幾つか貰ってみた。 アルビオンの方が概ね丁寧な気がする。 何度か試供品を貰っていて、いいような気もするんだけど、まだ買ってない。高いよー。 でも、洒落にならないくらい乾くので、必要経費かなという気もする…。
コスメに金を落とすことなく脱出、向かいの丸善を覗くと、宮城谷昌光全集の1巻が平積みになっていた。 サイン本だ!! 宮城谷氏は夏姫春秋以来ファンなので、つい手に取ってしまう。 (出版は平成3年とあるから11年前ですか、てことはワタシは当時、中学生ですか。それはどうなんでしょう。)内容は『沈黙の王』始め、短編集。 あれもこれも既読なんだが…4300円するんだが…初版だし、サインあるし…で、買ってしまいました。 もう1冊、佐藤亜紀氏の新刊『天使』も購入。 〆て6300円なり。 化粧品ではなく書籍の方が、歯止めがかからないんだよな…。
最初の目的のデパートのお惣菜は買わずじまい。 主菜は鮭の塩焼きとなりました。
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