ハニワ在ル...はにわーる

 

 

- 2009年12月30日(水)

69 Paradise@吉祥寺GBに参る。


昨日で今年のライブ納めのつもりだったけど、
ライブ観たら今日も行きたくなったのだ。

おかげで、吉祥寺ユザワヤの移転セールも偶然覗けて。
帰り、ライブ後とは思えない大荷物に→冬物服地6m…バカ?



本日BAZRAはザのセットが下手で、ケン・ザ・スリムは真ん中にいる。

出順が早過ぎたのか、前の方に客がいねえ(涙)
ここまで少ないのはひさびさ……平日の屋根裏よりひどい。

しかしアウェー戦というわけでもなく、少ないなりに客席はいい感じ。
ステージが見えなかった昨日を思えば、
一挙一動がバッチリ観られてそれはそれで楽しい。



ちなみにセットリストは昨日と同じっぽい。
オープニングとかつなぎとかエンディングとか、
曲以外のところがだんだん濃くなってくる。
BAZRAのそういうトコが大好きだー!

で、「モンスター」これを機に定番にならないかなぁ……



そして鉄平は今日もクシを取り出すのであった。

エンディングのザの勢いが凄い。
この後またワンステージあるんだよ!?



BAND俺屋さんは、ブラサキのSax甲田さんがメンバーに。


カッコイイ。
楽器構えて立ってるだけで絵になる伊達男。



そして魚武さんに「ザ・ザ・ザ・ミエダタクヤ!」と紹介されるザ。

カッコイイ。
名前だけでネタになってしまう定冠詞男(笑)。


しかし改名時はここまで「ザ・ミエダタクヤ」が
浸透すると思わなかったなー。


そんな魚武さんは本日ロングコートをお召し。
「スキンヘッドにロングコートの詩人」には覚えがあるわ(笑)。
……いろいろ全然違うけどな!


歌ってるときに目をひんむくとこは鉄平と似てるよなー。と、
さっき観たばかりなもんでそんなことを考えた。



今日の特筆はなんといっても「舟歌」。
さながらプログレのようなインプロに肝を抜かれた。凄い。

俺屋で叩いてるザは、ジャイアン以上にいつもと違う。
暴れてるんだけど、静かに炎をあげてる感じで。


おかげで来年にも期待のふくらむ、いいライブ納めでしたい。


2010年も、どうかひとつ。




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DAIZAWA7年生。 - 2009年12月29日(火)

代沢クロニクル@ザーザズーへ参る。
なんでもUKプロジェクト祭の一環で、
DAIZAWAレコード出身のバンドを集めたらしい。


開演ギリギリ着。
おおっ、ひさびさに客でメンバーが見えない!


いつもやってるQueよりステージが広いのか、
弾きながら後ろへ下がるケンタロのザリガニ風ステップも絶好調!

年末ってことで「いいことなんにもなかった」って言ってたな。
もちろん「だから今日が”いいこと”になるように楽しめ!」って煽るためのフリなんだけど、
なんとなくBAZRAも今年はキツかったのかな、などと邪推しちゃったり。

それにしてもなんだか今日は凄く勢いがあるなー。
しかもレコ発以来やってなかった「モンスター」がー!
個人的に超アガる。イエー!

鉄平は「髪もないしデヴなのにロックやってるよ!」と
自虐カッコイイ煽りにつづいてクシを取り出しエアなでつけ(笑)。
「長髪&ガリ」というロックの既製概念を超えたぜ!


曲間の「つなぎ」がどんどんパワーアップしててニヤニヤ。
メンバー見えなくても音で楽しいのはいいよなー。



さて、二番手ロストインタイムは数年ぶり二回目で、
正直曲も知らないのだけど、
ギターのアレンジがおもしろくてずっと聴きいる。
最後にスイープらしきフレーズとかカマしてたし……



椿屋はSEがフラメンコ。
こちらはデビュー当時よく聴いてたものの
やっぱり数年ぶりで「古い曲は聴けないだろうな」と思っていた……ら。






いきなり「群青」と「成れの果て」で超ビビる。
DAIZAWA時代の曲ってことか、そうか。

最近の曲は16っぽいのか……16の解釈の
日本人的キャッチーさはスガシカオを軽く超えるなー。

しかし昔は「キーボードいたらいいのに…」と思ってたけど、
いるとやっぱりいいね!エレピとかオルガンとか超ハマるよ!


いやはやバンドに歴史あり、で。
昔はやりたいことと本人の若さのギャップも個性だったけど
今やすっかりセクスィー中田ですよ。

そりゃ「拙者時代(笑)」って言っちゃうよな。
太鼓侍とかもう言わないよな…


でも染み付いたものはあるのか、
曲間で「踊れ、clubキュー!」って
思い切り言うてたわ(聞きちがいかな?)



にしてもアンコールが「空中分解」て!



UKは15周年だそーですが、早いもんでワタクシもバズラー7年目。
「ジャンプ」が出たときに生まれた赤ちゃんが小学生とか…衝撃だわ。

ここまできたら本気で末永くいつまでも活躍してほしいもんです。




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めめんともり。 - 2009年12月25日(金)

ワシには珍しい「偏頭痛」と「軽い吐き気」が
朝からずーっとついて回った今日。


いや、確かにワシ身体弱いほうなんだけどさ。
「病気がち」って言うより「体力ない」感じだから、
疲労で動けないとか、体力低下で咳が出るとか、
そういうのが多いんだよね。




「あー、突然死の兆候ってこんな感じかな」

「今すぐ死んだら困るなぁ、楽しみにしてるあの仕事と
 友達の結婚式が終わった3月以降にしてくれんかな」



とか、客先からの帰りの電車で
くだらねーことを考えておったらだ。

帰社してなにげに開いた音楽ニュースのWeb。
トップに、フジファブ志村正彦の訃報が出ていたわけで。





ここでもなんどか紹介してたかな。

若いのに老成したようなところがあって、
実は結構好きだったのだ、フジファブ。



初めて観たライブでは
「なんだよ、ロキノン系の皮着たプログレじゃん!」
とうれしい驚きを感じもしたし。


最後に彼らを観たのは確か、
ロジャー・マニング来日公演のOAだった。
緊張してたなぁ。





個人的な感傷はさておき、
志村くんが若すぎたことは確かで。

そう考えると、死と年齢はあくまでも確率の問題。
ワシも明日、此の世にいるかわからない。



「明日が来るって奇跡なんだよ」って
余命一ヶ月の花嫁だっけか。



志村くんは、フジファブで悔いなくやりきれたのかな。

それを思うと、運命の非情さに胸が詰まる。
今はただ、ご冥福をお祈りします。


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