ハニワ在ル...はにわーる

 

 

アホみたいに - 2006年06月30日(金)

BAZLIVE〜タカクラ編(意味わかんねぇ……)に参る。

ワシは仕事帰りだったので入ったときにはもう
つばきのステージが始まっていた。
もっとおとなしい感じかと思いきや
メロディアスな曲や結構踊れる曲もあっていい感じ。

ボーカルさんはBAZRAの物販Tご着用でした。
ワシも買っちゃった。あれ。ははは。
インディーズのころとデザインの感じが変わって
ちょっとおされげな洋服屋で売ってそうなのね。



BAZRA観るのいつぶりだろうか。
毎月でも、毎週でも観たいのでついつい
いつもひさしぶりのような気がしちゃうんだよな。
でも前観たときは転職前だったから、3ヶ月ぶりか。

流れで謙太郎前5列目くらいに。
このところ後ろで見ることが多かったけど
ここまで近いと手もとも覗き込み放題だ(笑)
だからかはわからないけど、ワタシの周囲は
なんだかヤローが多かったのである。

鉄平氏のマーシャルはペンキで真っ白になっていた(!)
しかもギターはマスタングでラインのあるやつに。
あれって前から持ってたっけ?
Fenderのページで見たやつだとMG73-78に似てるけど、
ボロボロだったしヘッドが塗られてなかったから、
もしかしたらビンテージなのかな。


そしてザのスパークルのドラムセットにまたウキウキ。
ちょっと古くさい音のような気もするけど好きなのだ。


さて、ライブは驚いたことに「解放の音」でスタート。
個人的にこの曲で締めるパターンを一番多く観てたので
思わず「そうきたかー!」と口に出た(笑)。

新曲の「オレンジ」は3人で演奏するとスピードがすごい。
CDはピアノが素晴らしかったのでそう感じなかったのだろうか。
どちらも好きだけど、一度はキーボードのいるライブを観てみたい。


さて、近くで観るとタロケンはかなり指が長い。
手が大きいのかもしれないなー。
機会があれば手形とかを観てみたい。

そしてどうやって弾いてるかわからないくらい
その手や指が凄い動き方をしてるのだ。
覗き込みながら思わず鼻息荒くなってしまったよ。


新曲も、デビュー当時からの曲も同じように
いい感じで盛り上がっていて楽しい。
ステージ上の瞬発力もまるで衰えないし。

エレカシを思わせる新曲「鍵」から
ファンにも人気の高い初期の「体温」へ
つながるくだりはカッコよくてもう鳥肌モノ。


以前からそうだったかもしれないけれど、
この日は特にヤローのお客さんが多いように感じた。
なんかそういうバンドである。

もっと女子にもウケるほうが売れるかもしれないけど
ザなんか髪切ったら思い切りオヤジだし(暴言)
ワシとしてはこのままでいてほしい(笑)。


アンコールの「導火線」と「フリーダム」も
なんか出るかと思うくらい心臓わしづかみ。

特に「フリーダム」はBメロのアレンジが
ちょっと凝った感じにマイナーチェンジされていて
最後でまた凄くワクワクさせられてしまった。


BAZRAでいいライブを観るといつも思うのだが、
ワシはもう、ホントにこのバンドが大好きだ。
こんなアホみたいな言い方しかできないけど、
この3人をずっと観たいんだ。

そして……ほ、北海道に行きたいどうー!ライジングー!(号泣


-

暮らせない - 2006年06月28日(水)

私の記憶が確かならば、
モダンチョキチョキズの曲の中に

“暮らしていくことが楽になるにつれ、
 生きることが難しい世の中になってまいります”

ってなセリフがございます。


今日は病院仲間と電話しながら
「今飲んでるお薬がなくても死にはしないよ、
 生きてはいけるんだけどさ……」という話になりまして。


生きてはいけるけど、働くことはできない。

暮らしていけない。


生きることと暮らすことはどちらが難しいのだろうか。
欲張りかもしれないけど、ワシは働いて暮らしたい。
それが生きることだと思いたい。



-

永遠を置いてゆく - 2006年06月27日(火)

西炯子『STAYネクスト 夏休み カッパと』を購入。

大好きだったSTAYシリーズもおそらく最後である(涙
仕方がないのだ、高校時代は3年間しかないのだから……。
それにしても、反則だ!ってくらい切ない物語であった。


折しも最近奈良の高校生放火事件なんかがあって、
“確か高校時代って、自分の周りにある世界よりも
もっと広い世界があることにはなかなか気付けないのに、
自意識だけはどんどん肥大していく、辛い時期だったよな”
と思っていたところなのである。


片やそんなところに“永遠を置いてゆく”と
誓うほど混じりけのない結びつきを得た3人。
片や“そんなんどうでもええんや”と
未来へ飛び出していく2人。

どちらも、とてもまぶしかった。


ワシの中学高校時代は永遠どころか
トモダチ以外それほどいい思い出もできず、
かといって勢いつけて未来へ飛び出すことも
結局はできなかったのだ。

おかげさまで大人気ない大人になっちゃった(爆




-

デストローイ!!! - 2006年06月24日(土)

TYPHOON24ワンマン@LOFTに参る。


SENSHOのネクタイがガムテープで止めてあったよ(爆
いやそこ以外とくに笑わせようとしてないんだけどなんか
思いっ切りバカで力一杯やっちゃってる感じで(褒めてます)
もう、最初から最後までホントに楽しかった。

最初に観たころはミクスチャー寄りな
縦に飛ぶバンドだったような気がしたんですけど、
知らぬ間に金髪ロン毛マッチョがスパッツ穿いてそうな
西海岸メタル直系の音になってたんだよなー。
んで、ゆるーいアメカジ姿なのにメロイックサイン出したり
ネクタイ締めたまま「デストローイ!!!」とか言うしさー(爆

婆なワシだが気持ちだけはTシャツ+首タオル。
リストバンド巻いて前列に突進したかったよー。
じゃなきゃアンコールで一緒に乾杯とかさ。


カッコ悪いことはなんてカッコイイのだろーか。

まるでお念仏のように、難しいこと考えなくても
信心さえあればロックの極楽へ行けるのだ。

やっぱりこういう人たちが大好きです。



-

ヘヴィメタルの社会学。 - 2006年06月22日(木)

ををををを。

この映画←トビマス は観たい。ひさびさ邦画以外で観たい。

ども。音楽も映画も国産好きのはにわーるです。
もちろん思いっ切しジャパメタ寄りです。
ちなみに今観たい邦画はハチクロです。

……もうすぐ30歳ですが何か?←最近引っ張るねこのネタ。



いや、メタル好きだから観たいとかじゃなくて。

確かにワシはメタル嫌いじゃないけど、むしろ
典型的なメタルファンが大嫌いだから観たいのだよ。
メタルの不人気は学術上どう分析されるのかと。


少なくとも日本のメタルファンって、
ネット上とかライブ会場とか
お仲間がいるときだけは妙に元気で、でも
どっか卑屈な、もしくは周り見えてない感じが
そんなときでさえもう、ありありと漂ってて。

やっぱり、音楽の1ジャンルである以上
音楽として純粋に楽しむのが基本じゃないでしょうか。
ところがやっぱり、技術とか才能とかそういう
絶対値化したらつまらないものを絶対値化したがるし。

そうやって絶対値化したステイタスを崇拝するってのは
精神的に未成熟な者に顕著、かつ最も愚かな傾向だと思うのですよ。
巧いとかなんとかの主観的理由で他者までねじ伏せよう、なんて。
ただでさえミュージシャンに仮託された、
しかも根拠のないオマエの優越意識に何の意味があるのかと。


結局は、個人としてそれを好きか嫌いかでしかないんだって。


ファン(一部発信側)がこのあたりを消化できたら、
少なくとも日本のメタルにはもっと一般性が生まれる気が。
そういう意味でもTYPHOON24みたいなバンドが増えるといいな。


-

足りないもの - 2006年06月21日(水)

明治通り沿いの地下。

昼はカフェ飯風の定食が出て夜はバー、
置いてる雑誌はCasa BRUTUSとSTUDIO VOICEとPen、
集まってくるのは周辺の若いショップ店員、みたいな
いわゆるおっしゃれそうな店で1人、昼飯を食うていたら。

奥のほうのテーブルにて、
60代くらいのポロシャツ着たおじさんと
同じく綿レースのジャケットを着たおばさんが
差し向かいで飯を食うているのに気が付いた。

周りのおされげな雰囲気をものともせず、
周りがビビるような品のない感じでもなく。
なんか普通に夫婦で定食屋へ来たかのように、
静かに話しながら淡々と食うていた。

なんかよくわからんけど、
30歳を迎えるワシに足りないもののいくらかは
この2人にあるような、そんな感じがしたのだ。
……考え過ぎかしら。

ちなみに、食後おばさんはつまようじを所望していた。
サッと出てくるあたり、店の方もあなどれないぜ。


-

カウントダウン30 - 2006年06月15日(木)

ちょうど、後1ヶ月で30歳になるのだ。



先週は、とある事情でお会いした40代の男性に
“大人がカッコよくないとコドモも大人になりたがらないでしょ?”
なんて話をされてなんだかいろいろ考えちゃった。

しかもその話を聞いた帰りに会社の先輩(但しタメ)は
「男が若く見られて得なことなんてないし、早く30歳になりたいよ」
と言い放ったのであった。確かに2〜3歳は若く見えるんだが。

そんでそのままその先輩と飲みに行ったら、
「30歳になるまでにもっとスキルアップしてやるもんね」
と高らかに宣言されてしまった。

ちなみに先輩が30歳になるのは半年以上先。
どんだけやってくれるか楽しみである(嫌なヤツ



……ワシはどうやって30歳を迎えるか?



思えば25歳のときにワシは、
「30歳までに目指す職に就けなかったら田舎に帰ります」
と勝手に宣言して田舎を出たのであった。
この話を先輩に聞かせたら「売れないミュージシャンのようだ」と一刀両断された(号泣

就くか就かないかという話だったはずが、
就いたけど辞さざるを得なくなるという予想外。
ここで、30歳の予定はほぼ白紙になったが、
……まだ帰るのは早いかなと思う。


“転職ばっかでスキルがないからまず年齢並みの仕事がしたい”とか
“ライブハウスにいても痛々しくない30代になりたい”とか
実はここまでワシの30代からの目標ってのは
20代後半の目標とくらべるとなかなか消極的だった。

結局それが、20代で克服できなかった
“自分嫌い”を象徴してる気がしてたまらない。
この歳になるまで、こんなとこはコドモのままなのだ。



だからさ。
30歳の、そして30代のワシは自分を肯定できる大人になりたいぜ。
“カッコいい”までいかなくても“ま、いーんじゃない”程度には。



具体的な目標を挙げるとワシのことでまた達成できなくて凹むから、
こんな気持ちだけでも心がけたいもんである。
……そしてジブンスキーに振り回されずに生きてやるんじゃー!(白目

後1ヶ月、短いけどちょっと助走つけてみようかね。


-

一緒に肩身の狭い思いしようぜ。 - 2006年06月11日(日)

COALTAR OF THE DEEPERS×メトロノーム@Y2K。

開演ギリギリに入ったはずが、
フロアも空き気味で始まる気配もない。

“時間まちがえてないよね?”と思いつつ待っていると、
20分も過ぎたころに雨と雷鳴のSEが流れ始める。

なんと。DEEPERSが先発ですか!
っていうか、

そ り ゃ 押 す は ず で す よ ね 。


結局30分押しでスタート。
しょっぱなからアゲな「WIPEOUT」や
わりと聴きやすい「h/s/k/s」が来たんで
“今日はメトっ娘仕様か?”と思いきや。

中盤、いつもよりスローな「how smooth」〜「swimmer」で
思いっきり独自の世界観へ突っ走ってしまい
一気にメトっ娘を置いてけぼりに(苦笑。

それにしても新曲はトテモカッコイイ。
今日も序盤で披露されたのに
惚れ惚れしながら聴き入っておりました。
早く音源が出てくれないかしら。

終盤、「my speedy sarah」や、個人的におひさしぶりの
「submerge」でいい感じに盛り上がって、
最後のシメは「Good Morning」〜「hyper velocity」。

ロフトと微妙に違う曲目&かなり違う構成に
結構ビックリしたライブでございました。
あ、8月にロフトでワンマンだそうで。
ええ、行きますとも。


さて、ヤローの客が全員帰ってしまうかと思いきや(酷
予想以上にお客さんがいる感じでメトロノームもスタート。

な、なんかフクスケが激しくギャルっぽいです!
ヘアピンのせい?それともキレイにふわふわにされた後ろ髪?
そしてシャラクはまるでモード系のモデルのよう。
ナニゴトかと思えば、なんとヘアメイクさんが付いたそうで。
……っていうか今までいなかったの??

いやしかし。
ひさびさのメト、思った以上に楽しかったです。

今日はNARASAKI御大との対バンってことで
『UNKNOWN』の曲たちもフィーチャーされてて。
「世界はみんな僕の敵」が聴けたのはうれしかったねい。

ダウンロード販売で音源をリリースした話から
「もう苦労してテープのインデックスに“MARIKO NAGAI”とか
貼ったりしなくてもいいんだよねぇ」と、またしても
特定の年齢層以上にしか分からないネタを披露していましたよ(爆

最近音源を聴いていなかったので(おいおい
超キャッチーな「確証BIAS A GOGO!」にはビビりました。

それにシャラクが長い手を真上に突き上げたり、
長い指でピースして見せるのがなんか印象に残りましたよ。

MCネタで言うならDEEPERSのファンに向けたアレが印象的。
ひとしきりライブの告知をしたあと、
「今日初めて観て“なんだかなぁ”と思った人は来てください
……一緒に肩身の狭い思いしようぜ。」


あああああシャラク!してるよワシも!


やっぱり“恥をかいて生きていくと決めた”なんて
歌詞を書いた人だ……と強烈に思いました。
お仲間だと思っていいですか勝手に?
なんせ同い年ですから(恥

ま、恥も外聞もなく踊り倒してきたんですがね。
あっはー。


-

チーム・オサケスキー - 2006年06月10日(土)

休日出勤の後、会社の先輩(但しタメ)と呑みに行く。

なんだかんだで今までそういう機会もなく、
初めて仕事に関して言いたいこと言える席だったので
料理を頼む暇も惜しんで、ひたすら喋り続ける。

……のはワシのはずだったのだが。


気が付いたら普段おとなしい先輩は
まるで別人のような勢いでガンガン喋りまくり、
もはやワシが口を挟む隙もないほどの状態に。
いや、別人ぶりが面白かったからいいんだけど。

そして我々はお互い4杯ずつジョッキを空け、
たった3皿のツマミを半分以上残して店を出たのであった。

いい呑み友達になれそうである(笑。


-

暴力的に切ない - 2006年06月06日(火)

20060606、悪魔の日に。



FLOPPY「Sine Wave Orchestra」を入手しました(アレ?


前作では戸田氏作曲の「まさかりが淵」で
アタマを撃ち抜かれその後半年以上にわたって
とり憑かれたように聴きまくりーでしたが。

実は今回小林さんがガンバってる印象です。
曲数もだけどカッコいいトラックが多いのですよ。

しかし反面、「消えてく僕ら」にもぐーるぐる。

結局戸田さんの作った曲なのですが
ピコピコでサンバ!?なのですよ。
しかも暴力的に切ない戸田節が炸裂してます。

そう、ワシ的"ルーツに依らない音楽嗜好"の1つが
この「暴力的に切ない」音楽だったりするので。

反則なくらい泣きのメロとかコードとかなのに、
「泣きですが何か?」と言わんばかりの爆音サウンド。
例えばDEEPERSとかね。


ま、全体的にもなんかカッコよくなってきてて好盤ザンス。
聴く前はワンパタ続きで飽きちゃったりして?と
危惧してましたがなんのその。
思わず17日のシンセサイザーズ行くか迷ってしまいました。
だってゲストとはいえライブで観たいんだもの。(シンセは?)




-

また会おう。 - 2006年06月03日(土)

トモダチに誘っていただき上野の某美術館へ参る。
何展を観たかは内緒(笑)。

くすんだ空の色と、ゴシックな深みのある色に心奪われる。
今日に限らず最近は色彩に興味があるのだ。
何故かは内緒(苦笑)。


さて、その後今度はトモダチを誘って
某白塗り宗教団体のコピバンを拝みにいく。


いや前説からSEから、
気合の入った完コピぶりにゾクゾク。

どんなんが出てくるかと……


あああ申し訳ありませんでした。
もー完敗です。

予想をはるかに超えた演奏力にまずビビり。
余裕綽々(?)のパフォーマンスぶりに二度ビビり。
完コピっていうかもうご本尊が乗り移ってる
時事ネタたっぷりのMCに三度ビビり。

やるならこのくらいやりたいもんです。
素ン晴らしい。


トモダチは信者でこそなかったものの、
やたらミニマムでニコニコでいい感じの長官に撃沈。
なんか小池徹平ちゃんが長官コスしてるみたいなの。
ちなみに代官はやたらスレンダーで背が高いんだよ(笑)。

ワシ的には盛り上がりに盛り上がったラスト、
EL DORADOを長官のソロ(第3教典参照)で
演奏してくれたのがたまりませんでした(号泣)
あのソロ超好きなんじゃよ〜〜〜!!!


思わず表向きでメロイックサイン出しまくり。
もちろん「早く行け〜」は振りつき。

んもう、絶対また観たいです。

っていうかOFFICIAL WEB見たら過去のミサで
FIRE AFTER FIREやってるじゃないですか!観たい聴きたい〜〜〜!



創世紀
地獄の皇太子
蝋人形の館('99バージョン?)
アダムの林檎
(メンバ紹介:星空のディスタンス/DEATH LAND/COSMIC SURFING)
BAD AGAIN
STAINLESS NIGHT
有害ロック

En.
EL DORADO

(順不同抜けてたらゴメン)


-

ああ。 - 2006年06月01日(木)

前の職場の仲間からショッキングなお知らせ。

まだ3ヶ月も経ってないっていうのに、
みんないなくなってしまうよー……。

いい職場とはお世辞にも言えなかったが、
仕事には思い入れがあったのでとても切ない。

ああ。
どうか、どうか。


-



 

 

 

 

もくじ
 

文投げる