*蒼天おぼえがき*


2009年11月28日(土) 愛と青春の日々。
東京ロマンスポルノ'09 〜愛と青春の日々〜@東京ドーム。

16時開演、アンコール含め終演は20時過ぎ。35歳にちなんで計35曲。
鬼太鼓座の和太鼓パフォーマンスからはじまり、和琴をとりいれた「うたかた」、ストリングスのアレンジ「ラビュー・ラビュー」など、いつもと一味もふた味も違った感じ。ドームという広い会場で、音の響きがまた独特。「アゲハ蝶」の大合唱はほんとすごいなーと思いました。「ラック」「渦」「幸せについて本気出して考えてみた」など懐かしいところから、「惑星キミ」「まほろば○△」「音のない森」などアルバム収録曲からも選曲されていたところも嬉しく(会場で聞いた時には題名思い出せず・汗)。アルバムを一気に聴き直したい感じです。「一生懸命」宣言後の「A New Day」は最高でした。その後「ミュージック・アワー」「ジョバイロ」「サウダージ」「この胸を、愛を射よ」からアンコール新曲、「アポロ」「ハネウマライダー」「ジレンマ」最後まではさすがの盛り上がり。やっぱりいい曲が多い!どの曲も好きです!


■読んだもの

『聖徳太子の密使』(平岩弓枝/新潮社)
こちらも新聞広告から気になった一冊。”お供に三匹の猫を従えて、西の国へ旅立った聖徳太子の愛娘。数多の危難を乗り越えた先に、一行を待っているのは? ”のコピーにふらふらと。結構さくさくっと読めたというか、内容を考えると結構な冒険譚なんだけど、さらさらっと進んで難なく帰ってこれた・・・と思えてしまう不思議な調子でした。



2009年11月21日(土) 伊坂作品@舞台。
Live,Love,Drive. 死神の精度@紀伊国屋サザンシアター。

伊坂作品の舞台化で、かつキャラメルボックスの岡田さん、畑中さん、實川さん出演、ということで、これは行くでしょう!と。ちなみに原作『死神の精度』は未読。映画も見ていません。
そもそも原作が短編集なので、どう展開するのかなと思ったら、原作でいうところの「恋愛で死神」「旅路を死神」「死神対老女」3編をぷつっと着る感じではなく次へつなげる感じで進行。大人の雰囲気で一歩一歩進んでいく感じが、よい緊張感と、死神の冷静な静けさが漂い、独特な雰囲気の舞台でした。
テーマ曲のように使われていたのは、バッハの無伴奏チェロ組曲第1番第1曲プレリュード。喪服、死神、というところもプラスされ、「猫と針」を思わず連想。演出家さんは違う方みたいですけど、やはり何か関連有りなのでしょうか?


■読んだもの

『青嵐の譜』(天野純希/集英社)
新聞広告を見て手に取った一冊。”絵を愛する二郎、剣の稽古に励む宋三郎、母の形見の唐笛を見事に吹き鳴らす麗花。3人は友情を育むが、「元寇」という巨大な時代の波が押し寄せてくる。”このあたりで気になりました。
キャッチコピーで銘打つだけあり非常に過酷な話。そして戦い戦いの話。よくこれだけ書けるなと作者様の表現力に驚き。そして、「元寇」に対する、自分の認識の甘さを激しく反省。義務教育で元寇を学んだ際、元寇=神風=大勢に影響なし的に習った気がします。でも、それって本州(鎌倉)から見たらの話で、実際に壱岐などの島々には元の兵が上陸し、大変だったでは済まされない、ほんとうに悲惨な歴史があったということ、この本に指摘されたと思います。この本は、エンターテイメントとしてだけでなく、多くの人が読む機会を持って欲しいと思います。



2009年11月12日(木) 予防接種。
季節性インフルエンザの予防接種。
新型の接種は絶対に回ってこない・・・。

近くまで行ったので、グラン・クリュの多摩センター駅店で購入、純生ロール。ふわふわで、クリームたっぷりなのにさっぱりで美味♪


■読んだもの

『矢上教授の午後』(森谷明子/祥伝社)
森谷さんの新刊。教授と呼ばれるも、非常勤講師である矢上教授。七十年配で白髪に白髯という風貌は、教授と呼ばれるにぴったり。生物総合学部の今にも朽ち果てそうな研究棟の最上階に研究室を構えるも、その専攻は日本古典文学。研究室の蔵書の七割は古今東西のミステリ。
そんな朽ち果てそうな生物総合学部の研究棟にて、起きた事件。いろいろな条件が重なり、研究棟全体が密室状態に!落雷で停電。出入口につながるエレベータは止まり、非常階段はドアが開かない。パソコンはダウン。もちろんLANなんてつながってなく、携帯電話も不通。そんな時に起きた事件。嫌味にならない落ち着きと話し方、そして、そんな状況に(蔵書を読んでいるから)慣れて見える矢上教授の行動が、だんだんとたのもしく感じてくる。読了後、すっかり矢上教授ファンになっていました♪東京都下、中央線沿線の多摩地方に位置する大学・・・どこがモデルやら。



2009年11月07日(土) 自由が丘。
散策だけならなんとかなろうと行ってみたら、
あれ?結構お店いっぱいでおもしろい?お値段も手が出ないわけではない。
かなり楽しい散策が展開できる街と判明♪

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小さな羽ペンから鞄や世界の絵本まで、おもちゃ箱のようにセンスのいい雑貨がいっぱいにつまったお店。深緑色の鞄を一目ぼれで購入。もちろん、単行本を持ち歩ける大きさ&マチありです!

ルピシア自由が丘本店
(BOSSのCMではないけれど)贅沢すぎる!日ごろ新宿や池袋などのルピシアしかしらないので、もうほんとにこれでもかーっと隅から隅までルピシア一色、お茶の種類も店舗限定もの以外制覇だと思われる数、そして2Fにはカフェまで。残念ながら、カフェは同窓会で貸し切りとなっていましたが、買い物できただけで幸せ。自由が丘限定・ブーケロワイヤル・ジャスミン〈中国緑茶と日本茶ベースのフレーバードティー〉購入。


■読んだもの
破妖の剣 鬱金の暁闇(5)』(前田珠子/集英社コバルト文庫)
最近、外伝「言ノ葉は呪縛する」が出たなと思っていたら、続けて本編も刊行されてちょっとびっくり(今までのSTOPぶりを考えると余計に/苦笑)。
久しぶりに見知った人・・・もとに人と妖主級の登場し、嬉しい限り。一番の見どころはチュリク様の迫力と、白と藍の方々、実は相思相愛なんじゃ?な大人なラストでしょうか。”お前(紫)が遊ぶような駒”呼ばわりしたのが、自分たちの子息だとは思ってない様子の白と藍の方々。まあ放任主義ですしね(苦笑)。



2009年11月05日(木) 階段とぷよ。
半年に一度の避難訓練。2×階からひたすら階段を降りる、降りる、降りる。さすがに慣れたようで、筋肉痛の心配はなさそうです。



突然、落ちものゲームが無性にやりたくなり、ぷよぷよ7を衝動買い。昔から消すのは得意ですが、連鎖が不得意。はじめたら止まらず、さっそくはまり気味。DSだといつでもはじめられ終わらせることができるので楽。睡眠不足に注意です。。。



2009年11月02日(月) 木枯らし一号。
木枯らし一号が吹いたその時、
帰宅途中の電車乗換で吹きっさらしホームで、乗換電車を待っていました。

まさか木枯らし一号が吹いているとは思わず、風と雨が吹きつける中(屋根はあるけど両側に壁がないので吹きつける風雨には意味をなさない)、これはなんの修行か!?と、心の中で叫びながら・・・(涙)。


■読んだもの

『無貌伝 夢境ホテルの午睡』(望月守宮/講談社ノベルス)
無貌伝の2作目。三探偵の一人・秋津承一郎と助手・古村望は、無貌逮捕の報を受け、無境創造・・・憑いた主の夢を作り上げるの能力を持つヒトデナシ・明海が憑いたホテル=夏原ホテル─別名・夢境ホテルへ。それは夢の一週間・・・明海が八月の最終週の日から月火水木金土と力を一年に一度発揮する八月の最終週だった。夢の一週間に毎年訪れているという老夫婦いわく、月曜日は大人しく、火曜日はある意味一番落ち着いており、水曜日は若い方にはおもしろい・・・という。
望はあいかわらず危うく、ピエロは「シマウマのことを考えろ」と言ったり斧を振り回して部屋に飛び込んだり、秋津、御堂、近松の三探偵は全員本名ではなく、そしてそれぞれその生い立ちと人生は波乱万丈。無貌はいつものマイペース。
世界観が独特で、でも破綻しておらず、登場人物はそれぞれあやうく、でも目が離せない。今後も気になるシリーズになりそう。





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ひなた [MAIL] [HOMEPAGE]