*蒼天おぼえがき*


2009年10月31日(土) 散策でステキ音楽発見。
三鷹散策・・・で、ランチをDAILIES Cafe@三鷹。
あいにく同じ建物内にあるというシフォンケーキ専門店モリスケは、百貨店へ出店中でCLOSEしているということでしたが、Cafeで食べられたのでよし!と。
隣接するインテリア雑貨店DAILIESも趣味のよい雑貨が集められていてすっかりお気に入りに。


で、そのDAILIESで出会ったステキ音楽。羊毛とおはな。



最初、ペーパー雑貨?と思い手にしたパッケージ↑。店内で流れていた音楽も羊毛とおはなとのこと。興味を示すと、Cafeの店員さんがCDを入れ替えて↑聞かせてくれました♪(親切だ・・・)。docomoのCMで流れている「All Need is Love」が収録されていて、これが有名なところでしょうかと紹介あり。これは癒されるわ〜と即購入。ほかの曲もすごくいい感じです。Myお気に入りは「おやすみ。」曲もさることながら、詞に惚れた!


■読んだもの

『会計天国』(竹内謙礼 、青木寿幸/PHP研究所)
書店に並んでいて気になっていた一冊。ストーリー仕立てになっていてとっつきやすく、すっと読むことができました。簿記の問題を解くだけでは見えてこない、実務的にどの数字がどう影響してくるかということを、なるほどーっと自然に入ってくる感じ。手元に置いておいてもよいかもと思えた一冊でした。

第1章 なぜ、「儲かっている」と言われる会社が、倒産するのか?/第2章 価格競争に陥ったら、会社が必ずやるべきことが一つある/第3章 粉飾決算という泥沼から抜け出して、再生する/第4章 部長課長が同期との競争に勝って出世する方法/第5章 会社の戦略が変われば、組織も当然、変わる/



2009年10月24日(土) 映画観賞week。
はからずも映画観賞weekに。

クヒオ大佐
かっこいい堺雅人を期待して行くと・・・という話を聞き、コメディ、コメディと言い自分で言い聞かせていったのがよかったのか?がっかりだよ!ということはなかったですが、映画としてはちょっと微妙か・・・。
クヒオ大佐としのぶさん(松雪泰子)の弟のやりとりはコメディそのもの。学習しない人と冷静に突っ込む人(笑)。No.1ホステスはさすがNo.1。クヒオ大佐が小物に見えます(って、ある意味小物なんですが)。しかしスペルミスって、ほんとうかつ過ぎ。

沈まぬ太陽
見るべし!と知り合いから観賞券をいただきまして、ならば早々に行くかと。途中10分休憩ありの3時間半。見終わったあとに心に残るものがある大作。深い。大物俳優・女優がかりがご登場。まず演技がすごい。モデルになる会社など明らかで、実名での展開の難しさを感じるも、実際のところはどうだったのかと気になる。タヌキと腹黒満載。大人ってきたない・・・と思ってしまう場面多々。主人公にまったくすっかり共感・・・はいろいろ考えるに無理だろう、時代も違うし。あの時代だからこそのところもありそう。飛行機事故は、20年以上経ったや今でもやはり衝撃。あの飛行機事故を全く知らない世代がこの映画を見た時、何を思い、何を感じるのだろう?
渡辺謙と三浦友一のライバル関係・・・という役どころに、大河ドラマ「独眼竜政宗」の時の伊達政宗と伊達実成を思い出しました(って、古すぎか?)。


■読んだもの

『ころころろ』(畠中恵/新潮社)
起きているより寝込んでいることの方が多い長崎屋の若だんな・一太郎。今度は朝起きたら目から光りが奪われていた。その理由はとばっちり?若だんなの一大事に、二人の兄やが奔走しないはずがないのだが・・・仁吉は子守と妖守、佐助はいきなり妻帯者に。二人の兄やたちも、神様相手ではどうもすんなりゆかないのでした。。。
まあ、若だんなの光は無事に戻るわけですが、人と人ざるものの時間感覚の違い・・・結末がちょっと切ない。



『神々の午睡』(あさのあつこ/学研)
表紙にふらふらっと目を引かれ、見れば作者はあさのあつこさん。神様たちの織りなす短編6編。ギリシャ神話っぽい読みやすいお話でした。どうして女性考古学者が、リュイの書き残したものを発見でき、読むことができ、その時代を思い出せたのか?前世でも関係しているのかと勘繰ってみたものの、その点は言及なし。気になる・・・。ちなみに、絵はCLAMP。どうりで華やかなはずです(笑)。



2009年10月17日(土) 絵本屋さん。
久しぶりに神保町の本屋街を九段下方面へ歩いたら、絵本がたくさんのブックハウス神保町を発見。(4〜5年前は違う本屋さん・中国関係?が入っていたような遠い記憶があるのですが・・・記憶違い?)。

『おおきなおおきなおいも』(赤羽末吉/福音館書店)とか、『しろくまちゃんのほっとけーき』(わかやまけん/こぐま社)など、 懐かしい絵本がたくさん。最近の絵本もたくさん置いてありますが、惹きつけられるのは昔読んだ本。時間を忘れて長時間滞在しそうで危険です(苦笑)。


■読んだもの

『ねずみ石』(大崎梢/光文社)
「久しぶり。元気そうだね。」学校帰り友達のセイと一緒だったサトに声をかけてきたのは、四年前のお祭りの最中に村で起きた殺人事件を担当してた刑事。事件は今でも未解決のまま。なぜ四年も経っているのに刑事が?村は奇しくも、そのお祭りの準備にわく時期。ねずみ石、サトの記憶、タマさんの証言、修平さんの苦悩。再び動き始める捜査。
村のお祭り、郷土の行事、今でも続いているところは続いているのだろう。なんだかうらやましい。そんな村でも、携帯電話は日常品。



『空の中』(有川浩/角川文庫)
高度2万。相次ぐ謎の航空機事故。メーカーの担当者と生き残った自衛隊パイロットは調査をはじめることに。一方、事故と同じころ、高知の海辺で不思議な生物を拾う高校生。人外生物との遭遇と共存。ディックと最初に最初に遭遇を果たしたのが高巳と光稀でよかったと思います。ディックにとっても人類にとっても。ただし、宮じいがいてくれたからこその結末かな。それだけに、「仁淀の神様」は、短い短編ですが、本当に泣けました。欲を言えば、高巳と光稀のそのあともちょっと見てみたかったかも。
ディックとの交渉の過程が、なかなか興味深い。



2009年10月10日(土) 建物好き。
建造物を移築・復元して保存している、江戸東京たてもの園へ。
〜美の巨人たち〜(テレビ東京)建築シリーズ・前川國男「前川國男邸」を見て(美の巨人たち、好きでときどき見てます)、行ってみたい!感が強くなり決行。

建物を外から見るだけなのかと思いきや、どの建物も中に入ることができ、建物好きとしてはうっとり。心に残ったのは、

○前川國男邸
建築家・前川國男(東京文化会館、国会図書館、京都会館など手がけた方だそうです)が1942年に建てた自邸。戦時の建築統制下で建築したというのに、今見ても素敵!と惹かれるモダンでシックな木造の家。外観も素敵ですが室内はさらに素敵建築学の詳しい知識はありませんが、いろいろと計算に計算されて心地よい空間が実現しているんだろうなと素人でも感じます。
前川國男邸 室内

○高橋是清邸
二・二六事件で暗殺された政治家・高橋是清の邸宅。是清はこの建物の2階で暗殺されたそうで。暗殺を感じさせるおどろおどろしい感は残っていません。孫と写した写真が飾ってあったりして、政治家というより好々爺な感じの是清像が浮かびます。戦争へ・・・と続いて行くきな臭さが漂いはじめた時代を思い、そして2階の畳敷きの和室にあたたかな光が差し込むのを見ると、なんともやるせない気持ちに。

■読んだもの

『文化祭オクロック』(竹内真/東京創元社)
9月の朝日新聞書評に、加納朋子さんの『少年少女飛行倶楽部』と並べて紹介されていた一冊。
東天高校文化祭初日、ブラスバンド部のオープニング曲終了とともに、突如始まる校内放送。DJネガポジと名乗る男は、リクエスト曲を流しつつ携帯電話を使ったリレーインタビュー企画を進めて行く。文系部の合同企画のようだが、どこか怪しい。二年・文芸部の探偵コーラこと古浦久留美は、DJネガポジに怒れるユーリこと三年・斉藤優里とともにDJの正体を探り始める。DJネガポジの正体は?そしてFM東天の目的は?
確かに青春!流血沙汰も発生しない、結末はちょっとやるせないところもあるけれど、高校文化祭・青春ミステリ。文化祭、懐かしいなあ。



2009年10月08日(木) プラスマイナス0。
台風18号、関東地方通過は午前9時過ぎということで、朝から激しい雨。

いつもより3本早い電車で仕事へ向うも、電車の速度制限でプラスマイナス0。職場へたどりついた時間はいつも通り。決算関係の書類、ほぼ提出完了。


■読んだもの


『1Q84 book 2(7月ー9月)』(村上春樹/新潮社)
1では書名しか語られなかった『空気さなぎ』の内容が語られ、それにリンクするように話が展開する。青豆と天吾、十数年ぶりにお互いを意識しあうも、すれ違い。やっぱり独特の世界観で、誰にでも無条件におススメできる作品ではないと思うのですが、相変わらずのベストセラーぶり。読まなきゃ!読んでみたい!という人へのコメントに困る今日この頃。



2009年10月02日(金) 続・書いたり消したり。
月曜に提出した書類に加筆・修正。一か所直すと全体のバランスが気になりだし、全文読むと言い回しが不自然なところが気になり、またもや書いたり消したり書いたり。無事提出して、姉様先輩と飲みにGO。寝不足あたまにアルコールが効く・・・。


■読んだもの


『するどい「質問力」!』(谷原誠/三笠書房)
書店の平積みに気になって手にした一冊。5W1H(Whyなぜ、Whatなにを、Who誰が、Whereどこで、Whenいつ、Howどのように)が基本を忘れずに、というのを再確認。「質問は攻撃」「回答は守備」は確かになと。ただし私的には日常無意識で実践しているあたりまえのことが多くやや期待外れ。(Amazonレビューはよく、楽天は半々といった感じ)




『ホワイトクロウ』(加藤実秋/東京創元社ミステリ・フロンティア)
インディゴの夜、第3段。個性的ホストが集うclub indigoはオープン三年目にしてその個性的ホストたちに押し切られる形で改装リニューアルを決定。仮店舗営業中に、ホスト達がそれぞれ知らずに関わった事件が、実はお店の改装リニューアルに深く関わってくることに・・・。今回は晶さん視点で進むのは最後に収録の表題「ホワイトクロウ」のみ。あとは、ホストたち視点で進行。なんだか子供たちの成長を見守る母の気分?(笑)。





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