*蒼天おぼえがき*


2008年07月22日(火) 日帰り避暑。
映画「西の魔女が死んだ」に触れる
京王観光主催の日帰りバスツアーで、清里まで行ってきました。

夏休みだし、梨木作品だし、小中学生の親子連れとか、大学生とか、そんな感じの参加者かと思いきや、意外にもおばさまたちばかりで、ちょっとびっくり。旅行主催者側も予想外の平均年齢だったようす(苦笑)。おばさまたち、みなさん映画はご覧になったと申告されていましたが、”昼食付きでお土産付き”というところがポイントだったのかも?

かくいう私はもともと梨木香歩さんの原作は読んでいて、映画もばっちり見た上で行ったので、雰囲気満喫。とはいえ、映画に関係あるのは、現在一般にも公開されているおばあちゃんの家(映画オープンセット)ぐらいなんですけど。デジカメで写真撮りまくり。ツアーに参加したメンバーにしかわからないような写真ばかりだよ!状態(笑)。


(添乗員さんのお話だと、避暑地と呼ばれる場所も温暖化で暑い、ということでしたが)比較的涼しく、清里の自然でのんびり避暑、してきました♪


おばあちゃんの家

かまど@おばあちゃんの家

麦わら帽

木漏れ日

花々


唯一、お土産のレタス収穫時にぴかーんと日差しが照りつけ、日焼け止めの塗り方が甘かった首筋のみ焼け(とほほ…)。



2008年07月20日(日) 夏休み中。
業務の関係で8月に休みがとれない予感に、連休にくっつけて早めの夏休み。

・7/19 劇団☆新感線RX「五右衛門ロック」@新宿コマ劇場
いやー、さすが新感線。キャストも豪華だけど、ストーリーと舞台演出またしても圧倒されてまくりでした。そして圧倒といえば、北大路さんの殺陣。圧巻。他の人の殺陣に比べられない迫力でした。さすが〜。
とはいえ、幕間まではプログラムまで買うつもりはなかったのですが…後半〜エンディングの「五右衛門ロック」に、もうまるっと持っていかれた感じ。買っちゃいましたよ、思わず<プログラム あとは、濱田マリさんの「ちっちゃいアナタ」がグゥ!(笑)。

・7/20 友人宅へ。
1歳半になる娘ちゃんが、もう、可愛くて可愛くて。
いやー、それにしても子供の成長って早いわ…こないだ行った時には、まだ立ってなかったのに、もう歩き回ってたよ!



■読んだもの


『亡羊の嘆』(椹野道流/講談社ノベルス)
鬼籍通覧シリーズ6冊目。久々の新刊。
先日亡くなった祖母がたぶん行政解剖を受けており、5冊目まで読んでたフィクション(司法解剖や行政解剖は、実際に行われていることであり、まったくのフィクションではないですが・・・)を読んでる〜感が飛びました。
表面上しか見えない、BLOGの怖さというか、ネットの怖さというか、最近の傾向が見られる展開と結末に、なんとも言えないやるせなさが。そんな中、いつもの「飯食う人々」にほっと。食べるときは食べる!なミチルさんたちはさすが。




『林檎と蛇のゲーム』(森川楓子/宝島社)
第6回(2007年)「このミステリーがすごい!」大賞の隠し玉。
講談社ミステリーランドを読んでいる感じ。ささーっと読み進みたくなり、実際にささーっと読み終わった感じ。文の感じとしては、読んでいて加納朋子さんを思い出しました。水野さん、なかなかミステリアスな経歴をお持ちで、読み終わる頃にはひそかなファンに(笑)。続編の構想があるならば、ぜひとも登場してもらい!と思うのは私だけ?
著者は今まで別名義でライトノベルス方面で活躍されていたという経歴・・・どなたなのでしょう。気になる〜。



2008年07月13日(日) 梅雨明けしてないのに夏のよう。
先週の5時間立ち仕事というやりなれぬ仕事の疲れと、暑かったり突風吹いたりすごい雨だったりとする気候に負け(家、飛ぶかと思った…いや、ほんとに/汗)、家でごろごろと積読本崩し。


■読んだもの

『末世炎上』(諸田玲子/講談社)
書店で文庫版が並んでいて、あらすじを読みふと気になり手を取った1冊。
豊かな髪の娘・髪奈女。記憶を失った髪奈女を拾った橘音近。名門に生まれながら遊び暮らす在原風見。とある筒をめぐり、応天門の変、小野小町、在原業平、と200年前の時代とリンクしてゆく。すーっと読みすすめることができおもしろかった。


バッカーノ!1932』(成田良悟/電撃文庫)
アニメ化された部分のその後なガンドール3兄弟+クレアが見られる。話している内容や彼らのやっていることは殺伐としているのに、なんだか憎めないんです・・・ええ。



2008年07月10日(木) 本のお祭り@お仕事。
東京国際ブックフェア@国際展示場。

今年は出展したため、当番が回ってきました。
スーツにパンプス、で約5時間、自分のところのブースで立ちっぱなし。へろへろ。
高いヒールにさわやかな笑顔で立ち続けた近くのブースのお姉さま方を尊敬いたします・・・(^^;


■読んだもの


『フラット化する世界 上』(トマス・L.フリードマン/日本経済新聞出版社)
08年1月に増補改訂版が出たようですが、とりあえず読んだのは増補前のもの。10年前と比べて、世の中ずいぶん変ったよなーと思う今日この頃だが、じゃあ具体的になにがどう、どうして変わったの?と聞かれると自分では説明できず…。まだ上巻しか読んでないけれど、この本はそれをわかりやすく説明してくれていてなるほどなーと考えることひとしきり。日々、自分の働き方も見直さなきゃなと気が引き締まる部分も。ただし、やっぱりビジネス書は頭を使う〜。384ページ読むのに1週間以上かかって、なかなか他の本も読めず(とほほ…)。

<フラット化の要因>抜き書き
1.ベルリンの壁崩壊
2.インターネット、ネットスケープ
3.プロトコル、データ記述言語
4.アップローディング、Apache、リナックス、ブログ
5.アウトソーシング
6.オフショアリング
7.サプライチェーン
8.インソーシング
9.インフォーミング、グーグル
10.ステロイド、新テクノロジー



『還ってきた娘 5』(篠原千絵/小学館)
たまたま6巻ダウンロード版が今年に入って発売されているのを見つけ、見ればどうやら完結したらしい。はて、2、3巻あたりまで、刊行当時(新版にあらず)に読んだなーと懐かしくなり、検索かけたら、実質の完結巻は5巻なんですね。ということで、完結巻の5巻を読んでみました。なるほどなるほど、そういうことだったのね!





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