だから猫が飼いたいのに・・

2004年06月30日(水) 読書「甘えの構造」土居健郎 弘文堂

初版が昭和46年で、手元の本は平成8年、通算158刷とある。
そして「甘え」シリーズはその後も次々と刊行されているのである。
なのに、ちーっとも知らなかった。隠れたベストセラーなのか、私が物知らずなだけなのか?
先日読んだ本「いじめと妬み」と作者が同じだったので、読んでみようと思ったのだけど
「甘え」というタイトルが、(私には)緊急性を感じなかったので、手に取るのが遅れたけど
これはもっと早くに読んでおけば・・・と思いました。


私は人間関係で生じる不都合のを、相手への期待だと認識していたけど
「甘え」としてもいいのだとわかる。
完全ではないけど、ほぼ一致していると思う。

13頁の「自分がある人」は甘えをチェックでき、甘えに引きずられる人には「自分がない」と
あるのにはポンと膝打ちしてしまった。
「自分を作らない」で来た人は、もうのべつ幕なく、公私混同、甘えに引きずられっぱなしである。
甘えを受容できる人間関係を作らずして、一方的に甘えてくる人ともいえる。
そんな人は困る・・でも、自分がないから、考える力がないから、ずっと気づかないんだよね・・・
職場では毎日甘えられているんだな〜とため息。

期待のがやや他人行儀なイメージで、「甘え」はどっぷり身内に関するものと決め付けていたけど
汎用性は変わらないのでした。
そして「甘え」が全くない、人間関係というのはありえないのだと、改めてわかる。
「甘え」との隔絶、欠損は不幸のもとかもしれない。

「甘え」過ぎもダメだけど、「甘え」なさすぎもダメ。奥が深いなあ。
甘えないのは、本当は甘えたいのだけど、相手に受容してもらえない恐れから甘えられないのだとのこと。
でも性分だから仕方ないよねえ。
こんな本読まないから、甘え過ぎな人は一生気づかないし、
読んだら、甘えベタな人は更に甘えない事にがんばりそうな気もしないでもないよ・・

人間関係に問題のある人は、「自分を作り(成長させ)」、円滑な「甘え」状況を作ることが問題
解決になるのだけど、自分を成長させるのって難しいよね。
読書が1番、とあるけど。読書だけではやっぱり無理な部分もあると思うし・・・
でも、やっぱり何もしないよりは、まず有益な読書でしょうか。脳への刺激は大切です。


「甘え」それは他言語では表現しにくい言葉なのだという。なるほど。
だからといって、日本固有のものではないとも書いてある。

それでも、日本独特のこの「甘え」と言う言葉と感性を今一度、じっくり吟味して
土居さんが前書きで書いているように、将来を悲観しないで、未来に期待したいと思います。



2004年06月29日(火) 汚れを知らぬあの頃のように・・

土曜日こと。

夜、8時過ぎくらいになっていたか。
駅の構内を歩いていたら、後ろから中年男性に足を思いきり踏まれる。靴が脱げそうになる。
その中年男性は「ごめん。ごめんな。」といいながら、私の背中を両手で撫でさする。
気持ち悪かった。
痛いし、気持ち悪いし、気分よくないけど・・仕方がありません。
「いえ。」といいつつ離れる。

酔っ払いなのである。
でも、構内といっても、土曜日のこの時刻、それほどの人もおらず
私にぶつかるような状況ではないはずなのにな・・・
いったい、このオヤジはどこから現れたのか?ワープ?

ま、痴漢なんでしょうね。
自意識過剰?私自身書いていて、そう思わないではない。
そして疑うことなんてしなかった自分を思い出す。

10代のころ、友人たちと町を歩いていると、よく人にぶつかった。というかぶつかってこられた。
私はとっても素朴だったので(?)自分から謝ってしまっていたこともある。
でも、そうすると友人たちは「痴漢だよ〜!」と怒りを込めて私を諭す。
「ええ?そうなの・・そんなぶつかりながら触るのか・・・」
友人たちの言い分を聞きながら、それはちょっと考えすぎでは・・と思っていた。

でも、20代になって、一人で出かけていると
見知らぬおっさんが通りすがりに私をはたいたり、わざとぶつかって来たりと
オーソドックスな電車での痴漢ととかそれはもういろいろやってくれる。
その度に、友人たちの言葉を思い出す。

10代のころ、友人たちと私の違いは何か?
それは電車通学をしたか、しなかったか・・・
噂では聞いていたけど、ラッシュの電車は痴漢が横行するのだ。
今更私が語るまでもなく、女子たちはみんな戦い、我慢を強いられたいたと思う。
そんな苦渋の日々から学んだのだと思う。
私はというと、頻繁に人込みの中、見知らぬ大勢の中に飛び込んだことのない箱入り娘だったせいか
そういう世間事情を頭ではわかっていても、本当の意味での理解はできていなかったんだと今は痛感している。
車でしか移動したことない人、早くに結婚して1人であるいは女同士であまり出かけた事ない人も
そういう嫌な、危険な目に遭う確率が低下していると思われる。あるいは運がめちゃくちゃいい人とか・・・

だから、ワープしてきてぶつかるような、その後、身体を撫でさするようなことをする人は痴漢だと思う。
痴漢だと思われたくないなら、怪しまれる行動はしてはならない。
他人の身体に、了解なく触ってはいけません!!!

満員電車での冤罪痴漢は気の毒だと思うので、絶対に間違えないようにしなくてはならないけど。
女性が、嫌な思いをすることのないような、画期的な方策があったらいいのになあ。と心から願います。
邪な気持ちを解消する薬ができないかな、それかも元から無くしちゃうんだね。


蛇足:
当日、あまり方角がよくないので、全く期待せず、しかも用心もかなりしていった。
カーディガン、ショールは映画を見に行く時の必須、いくつかの薬ももっていった。これで万全?
方角が悪いからといって、必ず悪いことが起きるとは限らない。(近辺だと)
どちらかというと、期待をしていた場合、それがまったくの外れになるとか、
到着するのに、とんでもなく時間がかかるとか邪魔が入るとかそういう事が多い。
だから何が起きても気にしないようにしようと思っていた。
案の定、邪魔とか時間がえらいかかって現地へ到着したけど、無事について
目的を果たし、そろそろ帰ろうとした時に起きた。
私の場合はやっぱり親しい友人とおでかけし、楽しい雰囲気で、気が緩んでいる時に痴漢に出会う。
ちょっと鉄壁の防御が緩むんでしょうね。皆様もどうぞお気をつけて。



2004年06月27日(日) 映画「ハリーポッター アズカバンの囚人」

ネタバレありまくりです。


原作でも一番好きなので、とっても楽しみにしていました。
何が楽しみって、スネイプ先生の女装(?)
ものまね妖怪を撃退する授業の時に、一番怖いものがスネイプ先生という子に、スネイプ先生におばあさんの服装をさせて、怖さをなくすために出てくるので、本当に女装するのではないのですけど、なんか楽しみだったんですよ。

それから、スネイプ先生の活躍の場面・・・ハっ私ってスネイプファン?
いつもハリーたちを目の敵にして、マルフォイの肩を持ついやな先生なんだけど
ハリーたちが本当に命の危険にさらされたときに見せる教師魂に私は胸きゅん(死語)
どんなに毛嫌いしていても、教え子の生命はちゃんと守るんだなあ〜と、
私はそういうのに弱かったりする。

金曜日にテレビでシリーズ1を見て、あんなに小さかった子どもたちがすっかり大人びてるのが、驚いたり、面白かったりしました。
マルフォイをグッド・パンチでなぐるハーマイオニー、青年期にはいって男前をあげたロンもいいし、ハリーの孤独やヒポグリフに乗り空を飛び回る姿とかもよかったなあ。
新しいキャラクターもかなり楽しいかったです。



2004年06月26日(土) 朝からおでかけ三昧

某所にて行われた、雑誌の記念イベントにドラマ「ダ○なり」のメンバーが集うというので行って参りました。
予報は雨というので、傘を用意していったけど、イベント直前には晴れてきました。
日差しに弱いのに。
でも傘差してイベントよりはいいでしょう。そしてあんな人だかりでは傘は危ないし。

それを見終えてから、友人と待ち合わせして「ハリーポッター3」を見ました。感想は明日。
夕食はスペイン料理。まるで本当のスペインのバールみたいなところ。
パタス料理がおいしかったvv



2004年06月24日(木) 検索で・・・

最近、「天花」と「ひどい」でヒットされる。
残念?ながらもう「天花」は見ていません。
せっかく涼風さんが出ているんだけど・・・どうにもこうにも見たい要素がないので。
「澪つくし」は見ています。



2004年06月22日(火) サッカーに負けた・・・?

AERANo.28の記事の見だしを見た。
「プロ野球は終わった」と木村剛「サッカーに負けた経営」
ニュースは見ているから、近鉄とオリックスの合併に絡んでの記事だとはすぐにピンと来たが、
そうか、「サッカーが勝った」という見方もあるんだ。と驚く。

Jリーグを見に行った事はあるけど、野球を見に行ったことのない私としては
実際に野球がどんな状況か良く知らない。人気、観客動員数とか雰囲気などなど・・・

サッカーより、野球の方が人気だと言われていたけど
私の周囲にも野球好きで、野球を見に行くのを趣味としている人はいない。
(テレビ観戦といったことある、という人なら沢山いる)
そして、たまに家族が見ている試合を横からみても、阪神の試合以外はスタンドが埋まっている様子でもないけど
そういう状況でも、やっぱり野球のが人気あるんだよねえ、と思っていた。

だって、サッカー好きになってン十年。
いくら、日本がW杯に出場しようが、日本人選手が海外で活躍しようが
その前にJリーグが出来て、満員になったときだって
サッカーが野球より人気があるなんて、大それたことは言えなかった・・・・・・うふふ。

タイムマシーンがあって、20年前にさかのぼって、今の状況をサッカーファンに伝えても
誰も信じないだろうなあ・・なんてバカなことを考えて見る。

勝った!って喜んでいるわけではないんです。
サッカーというか、Jリーグだって誕生した時のあのバカ騒ぎの果ての急降下。さもありなんだったし
横浜フリューゲルスはマリノスと合併したし、ヴィッセル神戸だって楽天がピンチをしのいだしね。
経営の苦しいチームはまだまだたくさんあるでしょう。不景気でスポンサーも潤沢とはいえないだろうし・・・

でも、常に「日本人は野球好き」という呪文が繰り返されたから
災いの種は見過ごせなかったし、見過ごす土壌もなかったから
まだまし(?)な状況かもしれない、と思えるだけかも。

AERAの記事内のグラフで見たら、観客動員数ではまだセ・リーグに負けているみたいですし
Jリーグも磐田、浦和、新潟などのようにならないとダメでしょうね。

といいつつ、私も去年も今年も全然試合見にいけてないのですけど・・とほほ。



2004年06月21日(月) 漢方薬飲んで一週間

アトピーは変化なしだけど、顔の吹き出物はかなり治まりました。
まだ跡はのこっているけど、顔の油ぎった感じとか赤味はひきましたね。
そして胃痛もなくなったんです。
やっぱり私の顔の吹き出物は胃の不調から来ていた模様。
ついでにアトピーも治ってくれたらいいのになあ。

医者から「食欲はどうですか?」と問診。
「・・食欲は落ちたことないんです・・」
「あぁ・・そうですか(ちょっと笑い)」
「便は・・?」
「便も変わらず快調です・・・・」
「じゃあ・・・いいですね。」
そうなんです。肌の調子はいたって悪くても、胃が痛くても、そういうところは全く調子いいのです。
私の食欲なくなった時って、去年のアトピー(薬疹のせい?)の最高に悪くなった時の3日間くらいかな・・
熱が39度あっても、ご飯は食べる気満々だったし・・・
意地汚いのかしら・・(汗)
食べすぎで胃を壊しているのかな?いやいや、控えていますことよ。。

台風一過・・・子どもの頃に「台風一家」と頭で変換していたことがある。
一度にいくつかの台風が発生したのをニュースで見たので
その連想で勘違いしていたのかもしれない。意味はない。
今回の台風は風がきつかったので、ちょっとだけ(?)びびりました。



2004年06月19日(土) 読書「生と死の美術館」

「生と死の美術館」立川 正二 岩波書店

「ピエタ」やミレーの「オフェーリア」、レンブラント、ゴッホ、ピカソなど有名な絵画が揃っている。
「ピエタ」は本当に美しくて、ひたすら思い出に浸る。
ほっといたらずっと見てしまうくらい引き込まれるくらい、美しいのです。
有名な作品、画家の中でもコクトーの「輸血」に関する話しがインパクト大。
ちょっとどころでなく気持ち悪い。科学の発達ってやっぱりありがたいよぉ、と思った。
西洋編の次には日本編もある。
西洋よりコミカルな雰囲気の物が多い。
川原慶賀「シーボルト瀉血図」は血を抜き取る治療をしてる場面なのですが
その患者さんが口をすぼめて痛みに耐えてる風情がなんとも、笑ったら気の毒なんですが・・
その絵の解説とともに、シーボルトの豆知識があり、彼が囲っていた女性をとっても愛していたらしい
エピソードの1つ、日本で採集したアジサイにその女性の名前(お滝さん=オタクサとシーボルトが呼んでいた)
の名前Otaksaと名づけたということなどが書いてあります。
そういった豆知識?トリビア好きな私としてはそそられる本であります。

日本編で1番有名なのは興福寺の「阿修羅像」だと思います。
こちらは比較的行き易い場所にあるので、何度もみたことありますが
やはりその美しさには立ち止まってしまいますね。
でも、ある時奈良にいったので立ち寄ったら「阿修羅像」の前に十代半ばの少女がず〜〜〜〜〜と
たたずんでいて、しかもなんか大ぶりのペンダントを阿修羅像にかざしているではありませんか・・・
30分後にそこを通ってもまだ、かざしていました。・・・・・・。
その時からその美しい面影の思い出とは別な思い出が同居するようになってしまい不幸なんですよね。

ま、そんな思い出はさておき、なかなか楽しめる本であります。

※「ふぉん・しいほるとの娘」吉村昭著 が参考になるそうです。



2004年06月16日(水) アトピーと私の治療歴

漢方を飲んで3日目、お腹の調子はかなり改善されました。
もともと便秘も下痢もないのですけど、胃痛とか水っぽい感じが感じられなくなってきましたし、
気になる顔の吹き出物を小康状態。火山活動が休火山になったみたいです。
このまま肌の調子も連れもってよくなってくれたらいいのですけど。

でも、もし私のアトピーが漢方で良くなったら、漢方が効いた!てことになるのかな・・。
アトピーにもいろいろ症状と原因があるので、これで絶対に治るということはないでしょうが、
補助的に、あるいは皮膚だけを見るのではなく、体質を改善という観点からなら漢方薬もいいのではないか
とは思うけど、アトピー治療には「これが絶対に効く」という一本の道筋はないと思うので・・


以前、青森の有名な皮膚科に治療にいったときに、「漢方ではアトピーは改善されない」といわれたのですけど
医大の付属病院では漢方薬も処方されました。
「ためしてガッテン」(NHKで以前放送されたアトピー治療に関する回)でも漢方薬の使い方が紹介されていたので
全く無効ではないと思います。(漢方は副作用がないということはないとも言っていました)
漢方だけでも、こんなに考え方が違う。他の治療法が五万とあって、ウソか本当か噂でどんどん耳に入ってくる。

アトピー治療の噂はつきません。健康食品、病院、治療法などなど・・
噂で1番大きいのは、ステロイドを否定する風潮でしょうか。私も一時そうでした。
だんだん強い薬を使わないと効かなくなる、色素が沈着するなど副作用の怖さだけが喧伝されてきました。
私も本当の所どうなのかわかりませんが、でも、皮膚自体がかさかさ、かゆみななどで厳しい状況なら、
ステロイドを医者の指導のもとで使用して治すこともありだと思うのです。
動けないようなひどい状態をとりあえず、なんとかしてからじゃないと私はどうにもならなかった。

それでも、ステロイドで抑えた状態は完治とはいいがたい。
完治できる皮膚の疾患もありますが、私のように体質とストレスなどが原因だと、ステロイドだけでは
1度は治っても、また悪化することになる。実際そうですし。

2年前にひどいアトピーになったときは、ステロイドを使わず、食生活と水を変えることで
かなり普通の状態に戻ったのですが、予約が取れたので青森の有名な皮膚科に行ってみたのですが、
そこではステロイドも他の薬も使用して、すっかりすべすべの肌に戻ったのです。
(たくさんの種類の薬があってかなり面倒くさい)

で、安心していたのですけど、去年またとんでもない状態になってしまったのです。
最初はステロイドを使用しないで、食餌療法とワセリンやそれと同等な薬と漢方薬などを飲んでいたのですが
全くよくならず、生活も困難になってきたので、ステロイドを使いました。
それはもう見違えるくらいに症状がよくなるのですけどね。
医者の指導のもとで、微量のステロイドのワセリンを五月末まで使っていて、そこからステロイドを
止めて見手いるのです。(かゆみ止めの飲み薬は飲んでいる)
でも、症状は以前として厳しいので、いずれ時をおいてまたステロイドを塗るでしょう。

外的に抑えるだけではなく、何か他の方法は無いのか?というとやはり体質改善という事になるのでしょう。
改善するには、食事になるのですけど、神経質に食餌療法を言われたのは大学付属病院だけで
大人のアトピーに食事はほとんど関係ないよ〜というのが一般的(アクの強いものとか激辛ものはダメですが)

で、でもこれまた「かわいい体」という本を読んだ時に、皮膚と内臓の関係がかかれていて、
やはり肝臓に負担をかける食べ物とか、時期があって、これを控えたらよい肌になる〜と
いうような事もかいてありました。やはり、自分の身体の特徴をよく理解して、内臓に負担の
かからない食べ物などを選ぶことは大事なのかもしれません。

そして、今は標準肌からも大きく後退しているので、ちょっと薬の力を借りて、せめて
普通の内臓の働き、肌のバリア機能を高めなくては・・と思ったのでした。

肌のバリア機能は、カサカサとかかゆみを抑えるために、ステロイドやその他の塗り薬などで
内臓は食事、睡眠、規則正しい生活、運動ですかね。
でもそれだけでは時間がかかりそうなので、漢方薬にチャレンジ。

運動は、とくに今はしていません。1年前はバレエをしていましたが
週に2回バレエのレッスンに通っていたえけど、1週間のお休みしていた間にアトピーが出てしまい、
以後行けません。やっぱり休んだのが行けなかったのかな・・どうなんだろう。
早く皮膚を治して、バレエのレッスンに行きたいものです。

こんだけ、いろんな病院、いろんな治療法にあたっても、完治とか絶対的治療はないですね。
1週間、青森の病院で手に薬を塗り、包帯でぐるぐる巻きにしていたら、それは美しい手になったので
多分、外気にさらさず、何もしないでいたら綺麗になるんじゃないかと思うけど、そんなの現実的でないしね。
(よほどひどい皮膚の状況なら、病院にいって、そうしてもらうのもいいでしょうけど)
そこから、以下に悪化させないか。
規則正しい生活とストレスをためないことと、肌の保湿。これを保てば悪化はしないと思うのですが。
それがなかなか難しいのですが・・・


参考文献:
決定版「専門医がやさしく語る アトピー性皮膚円」日本皮膚科学会アトピー性皮膚円治療問題委員会編 暮らしの手帖社
ステロイドの使い方を始めアトピー治療に関するありとあらゆる事を丁寧に解説してあり、参考になります。

現代のエスプリ439「21世紀の漢方医学」(至文堂)2004年

「かわいいからだ」 寺門琢己( メディアファクトリー)1000円(税別)私は雑誌の記事で読みましたが、きっとこの本には同様なことが書いてあるのだろうと。



2004年06月15日(火) アトピーと胃痛と漢方薬

昨日の続き。

現代のエスプリ「21世紀の漢方医学」(至文堂)という本をたまたま手に取ったのですけど
「アトピーと漢方薬」の項目もありましたので読んでみたら、いろんなタイプのアトピー性皮膚炎に対して
原因などを考えて、漢方を処方したら症状が軽くなった、治ったとありました。

血の巡りが悪い、水の循環がよくない、心因性のものなど・・全部あてはまりそうで怖いのですが。
とりあえず、症状的に似ているので「心因性の症状」をよく読むと「半夏シャ心」という漢方などを処方して改善とありました。
この漢方は知っています。よく胃痛などの時に飲んでいた薬です。カネボウが出していてどこの薬局でも買えるのです。
心因性の胃痛とアトピー。今まで別個に考えていたけど、実は関係が深いのか?と思った瞬間です。

そして今、悩まされている顔の吹き出物(ニキビ)は内蔵の不調から来る(砂糖や油の取りすぎ、とネットで調べたら
出ているけど、砂糖も油もそんなに取ってないと思う)というし、実際内臓の調子があまりよいとはいえない。

ストレスで胃や内臓の働きが低下→吹き出物、アトピー
という因果関係なら、漢方の力を借りて、胃腸などを元気にして、肌も綺麗になるかもしれないなあ。と思いました。

現在、アトピーも症状は軽いけど、まだまだ余談は許さないという状況です。
顔のニキビを治すには、ビタミン・ミネラルを取り、砂糖・油を抜き、内臓の調子をよくすることではあると理解したので。
まずは胃痛から治そうと、「半夏瀉心湯」の事を家族に話しをしたら、「漢方なら近所の医者で出してくれる」というので
行ってみたのです。

今まで一度も行ったことないけど、小さな頃から知っている町医者。
どんな老人が出てくるのかと思いきや、代替わりしていたので、比較的若い医師でした。
そしてすごく感じがよかった。私の今の状況、過去の治療、そして「現代のエスプリ」までしっかりと話しを聞いてくれたのです。
「話しを聞いてくれる」こんな簡単なことがなかなか出来ない医師が多いので、これをしてくれただけでもかなりポイントアップです。

そして処方してくれた漢方は「六君子湯」というものになりました。
昨日から飲んでいます。1週間飲んで見て様子を見るのですけど。楽しみです。



2004年06月14日(月) EURO2004「イングランド対フランス」

楽しそうなEURO2004でも放送時間が遅い!いや早い。
今日はとくに楽しそうな試合だから早く寝なくちゃ、友人には「23時から情熱大陸で西原理恵子だよ」とか
教えておきながら、私は22時には寝て、3時30分には起きて試合見るのさ。
でも、ああ、でも、毎日午前0時前に眠れた試しのない私は当然まんじりともせず、ついに0時、1時と過ぎていったのでした。
そして隣の空調の音とか近所のおじさんのくしゃみとかいろんな音が私を呼び覚ますのでした。
そして暑い!日中は過ごし易い温度だったのに、夜中は結構暑かった。

本当に寝たのか寝てないのか解らぬまま、ついに4時。
もう目覚ましセットしてまで起きたら身体に悪いので、自然にまかせてみた。
ちょうど、後半が始まってちょっと。イングランドの1点リード。
フランスのクロスはことごとくに跳ね返されて、突破もできず。
「こりゃ〜イングランドの勝ちかな?」とぼんやり見ていました。

イングランドで目立っていたのは、ファニーフェイスのルーニー。
がんがん走って、ぐいぐい相手を圧倒して、力が有り余っている!怖い(笑)
ああ、そしてそんな(多分)ルーニーの独走を止めようとして反則してしまいPKを与えちゃう。
蹴るはベッカム。ああフランスの息の根は止まってしまうのでしょうか・・
(別にフランスを応援しているわけではないけど、なんとなく)
ところが、ベッカムOK失敗!なんてこったい・・・

そしてもう時間がない、このままイングランドはハーグリーブ(なんか好きなな名前でも合っているのか?)投入。守りにかけては非凡でがっちりなのだろうな。
でも、でも攻撃は最大の防御なのですよ。よく虎の子の一点を守ろうとして、守備を固めたら負ける試合を何度と無く見ているので、ちょっと淡い予感。

本当にその予感どおりに、フランスはロスタイムで起死回生の大逆転。
ジダン。ジネディーヌ・ジダンさん。今まであまりどこにいるのか気づかなかったけど
最後に彼の活躍で目が覚めた。ほんまもんのFK。壁超え、GKを欺く、素晴らしいFKで1点。
そしてまたPKを蹴り、一点。やっぱりジダンはすごかった・・・。

ああ、本当に後半からでも見てよかった。楽しい試合でした。
やっぱり超朝型に身体を治して、EURO見るべきよね。がんばろっと。
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肌荒れ、アトピーとは違って顔に吹き出物がひどく。
ネットとかで調べたら、内臓が悪いとかホルモンバランスとかいろいろ。
もともと胃が痛いのもあって、病院へいかないと・・と思っていたら
現代のエスプリを何気なくみたら漢方薬の特集で、アトピーの治療例がのっている。
私が以前胃痛の時に飲んだ「半夏シャ心」というのが症状にあわせて服用して治った人がいるとか。
私も神経、胃とか内蔵が弱っていて、こうしてアトピーになっているとはよく思うので、そういうのを探して飲んでみようかと思ったのでした。
続く



2004年06月13日(日) おでかけ日和

いい天気なのに、風があってさわやかな一日。
久々におでかけしました。

大好きなケイタさんの洋服を堪能してきました。
今年の冬はスワンレイクなんですって。
本当に女優さん?というようなゴージャスでロマンあふれる洋服でいっぱい。

おいしいもの食べて、美しいものを見て、楽しくお話して極楽極楽。

さて明日から節制して、皮膚の向上に努めなくては!



2004年06月11日(金) パソコンの調子悪い。

去年、換えたばかりなのに、しかもすぐに不良品てわかったから交換したはずなのに。。。
どうも悪いものに、当たり屋さんになっているのかもしれない・・・ちぇ。



2004年06月10日(木) ピッチの上と外。

6時のニュースに俊輔生出演でした。
結婚指輪までアップで映してくれました。
質問も、そんなこというか〜てなどうでもよさと褒め殺し祭りでした。
サッカー番組ではなかなかみない雰囲気。

そしてピッチの上とは全然ちがって、ほやや〜んと見える俊輔選手が可愛いのでした。

ほうどーステでは小野きゅんも出演。
前回の五輪のエピソードの中で「電話を切った後号泣した」と聞くと胸も痛みまする。
みんな怪我には本当に気をつけて〜といつも祈りながら見てるよ。
こちらも、車のCMの女の子について話たりして、なかなか違う雰囲気でした。
古そうなJリーガーなイメージについて語ったり。。フルたちさんよ・・(^^;)
ま、いいか。



2004年06月09日(水) 布施○きらの歌がうまった。

本日のサッカー一次予選 日本対インド。
よかった。大量だ。俊輔選手もかなり可愛かった(それは関係ない)
クボタツのゴールはいいねえ〜。

それにしても、布施○きらの君が代がすごかった。
聞きほれたよ。
「君は薔薇より美しい」が聞きたいよ。

ああかワインを飲んで見ていたので酔っ払いモードです。
おやすみなさい。



2004年06月08日(火) よかったのか?ハンターX2

いつのまにか「ハンターX2」20巻が発売していた。
そしてカイトさんはやっぱり蘇る模様。
いいのかどうなのか、でもやっぱり嬉しいかも。
年のせいか、もう技やら細かい説明とか読むのがめんどい、ごめん。
年だわ。やっぱり・・・
でもそれなりに楽しかったの。

キルアが偏愛の上に築かれた性質のせいで、自分が勝てない相手からは逃げちゃう。
だから、いつかゴンを見捨てて逃げちゃうなんて、言われてしまいます。
すっごい残酷設定ですよね。
逃げてしまった後、気が狂ってしまいますよ。キルアさんは・・・
こういうのが多分ツボなんだろうなあ、えぐられちゃう。
でも少年○ャンプだから、そんなことにゃーなるめい。と安心もしてる。

それにしても、こんなにじゃんじゃかキャラクター出てきて
細かい設定とか一人で考えているのか、担当さん?
読んでる私も頭がいと〜ございます。感心しました。違う意味で。



2004年06月05日(土) 小さな喜び。

それはフレンチスリーブの服を着れたこと。
先日宝塚観劇の時に来て見た。腕を出せるなんて、どれくらいぶりだったでしょう。
お世辞にも綺麗な手ではありませんが、出せるくらいにはなっています。
そして本日職場で健康診断を受けたのですけど、なんの躊躇もなく採血に腕を出せる喜びも味わいました。
そして歩いていると汗をかくけど、そんなに痒くないのですよね。
ああありがたや・・・
でも、6月に入ってからステロイドをやめるので、多分少し戻るかもな。
でもまあ、がんばろう。



2004年06月04日(金) 出しおしむ人、出しおしまない人

なんだか最近私の周りでは「結婚させよう」ブームが再燃している。
これが最後のハードルといった気がしないでもない。
周辺でもここ2、3年が最後の山場だとささやかれている。

そんな中、またもや母の知人であり、私と同級生の男の子を持つおば様が
「今時の男性の多くは(妻子を養うための)お金がもったいないから結婚しないらしい」と言っていた。
へ〜やっと気づいたんだ〜と私は思ったよ。

実は昔から(10代のころ)、不思議だった。
なんで一般的な世間の父親は苦労して働いて得たお金を、妻や子のために惜しまず使うのかしらと。
当たり前といえば、当たり前かもしれないけど、そうでない父親もいるわけで、いつの頃からか疑問に思っていた。

働くことって、ごく1部の好きなことを仕事にして巨万の富を気づいた人以外には
そんなに好きでもない仕事をして、忍耐と苦労の連続でだと思う。
その果てに得たすずめの涙ほどの給料を右から左へ妻に渡ししてしまい
自分は、昼食代とそれに少しのお小遣いで凌がなくてはならない、というのが一般的だと思う。
新聞屋さんがくれる冊子などに「家計相談」などがあるので、見てみると
旦那の小遣い・・2万円。とかひどいのになると「無し」となっている・・・

私がもしその立場だったら「ありえなーい」と叫びたくなると思う。
全世界の妻子を養う小市民の父親ってエライ。昔からそんな事を考えていた。

例えば奥様がいつまでも愛らしく、家事をいとわず、仕事で疲れた旦那を癒すような人なら
子どももどこまでも父親を慕い、可愛く思える対象なら
きっと父親も「よし!がんばるぞ!」と労働に耐えていけると思えるがそんな家は少ないと思う。

私が知らないだけで、世の中の奥さん・子どもさんはそんなに「守ってあげたい!俺の全部をくれてやる!」(書いていて恥ずかしい)なんだろうか。
潤沢に給料あるから、自分が好きなだけ使って、それでもまだ妻子を養えるんだよ〜んな所もあるだろうが、少数派だろう・・
(そんな少数派を知らないわけではないけど。ご本人に確認とったわけではないけど恐らくそうだろう。確認取りたいけど、答えてくれなさそう・・教えて欲しいなこっそり(笑)

男の責任とか、結婚して家族を持つのが当たり前、そして養うのも当然。
そんなことが標準装備された世代はもう終わっているかもしれないなあと思った。
女が強くたくましくなったかもしれないけど、男も賢くなったのかもしれない。


とまあ、やっぱりそんな風に疑心暗鬼というか、
何も考えず、目の前にいる好きな人と結婚してしまうタイプでもなく、
自分という人間が、愛されて守ってあげたいと思われるタイプの女にゃーなれない、と自覚している上に、
そんなタイプでないなりに、後天的に技術を取得してそう思わせる気概もないし、
図々しくも「愛されて、当然!旦那のものは私のもの」なんて思えるわけもなく
やっぱり従来通りの結婚制度に則って結婚に向かうのは非常に厳しいと思っています。

そういえば、若い頃から男性に奢ってもらうのってかなり苦手だったし、恋人でも同じ事。
「たまには女の特権を生かせ!」と男友達にお叱りを受けたこともあるくらいだ。
そんな考えの人は、専業主婦って苦行になりそうで怖い。どっかタガを外さないとダメそうな気がする。

こんな日記を書いて、読み返すと・・
こんなにも結婚しろ光線を浴びているのか、私も大波が来ているのかと
辛いとは思っていないつもりだけど、やっぱり辛いのかな・・・・と思える。
なるようにしかならないよ〜と小さく周囲に叫んでみる。心配されるうちが花だと重々承知していますが・。

そして直接関係ないが、そんな話を聞きながら読んでいたのは酒井順子さんの「少子」だったのですけど。
未婚・未出産者が結婚・出産を恐れる理由が詳しくくわし〜くスーパーリアルに書いてある。
うんうん、頷きっぱなし。「そこまで言ってイイのか?」というくらい書いてくれている。痛快でした。
周囲の人に回して読んでもらおうと真剣に思っています。ええ。



2004年06月03日(木) 読書「怒りの方法」

「怒りの方法」 辛 淑玉 岩波新書

この方の活躍は詳しくは知らない。でも、雑誌で彼女の生い立ちと子どもの頃の話を読み強い印象を残した。

以前、日記に書いたことがある、「読書と体験」の関連で、実際の体験は読書の数倍威力があるという事を
言ったら、知人男性に「読書で十分だ!」というような反論をされた経緯があるが、そのきっかけとなったのは
忘れもしない、この方の話からだった。(詳しいことは失念)
読書と体験の話は、今までもさんざん書いてきたから、省くけど。

この本を手に取り、前半を読んで(まだ完読ではないが)、改めてあの知人男性のマジョリティ側の意見を思い出す。
そんなことを思い出す以前に、マイノリティである側の苦しみ、悲しみをクラクラしながらもなんとか、しっかり読むのだ。

序文は彼女の考え方と今にいたる話だが、それだけでもかなり読みでがあるけど本題は正しい怒り方について
やはり少し前の日記に「自分の気持ちを正しく言葉で伝える技術があれば、世の中少しは平和なんじゃ」と書いたけど
怒りもそれと同じ。

怒りは堪えたり、ためると身体によくありません。
「腰痛は怒りだ」という説があって、本にもなっているくらいです。
自分の身体にも不都合が起きますが、その溜まりに溜まったエネルギーが一気に他人に向かうと
恐ろしいことになると、この本に例をあげて書かれています。
そして怒りの種類とか為になることばかり。
私もまだまだ意識が低いので、目からうろこです。
自分の身を守る為に、読んでおいて損はないでしょう。

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毎日、毎日想像を超えた事件が起きて、目や耳から飛び込んできます。
やはり早急に怒りや苦しみの感情(自分の気持ち)を暴力でなく解決できるように
教育、対策、方法をあみださないと・・とは思うものの。
多くの人々が、腹を立てたり、嫌なことをされたからといってそういう行動に出ることはないと思うので
そういう行動に向かう人に、どう教えて行くのか、どう変えていくのかなど
考えて、実行することは非常に困難なのかもしれないとも思っています。

プログラム作成でも、通常の動きに関しては予測がつき、テストでもなんでもできるのですけど
エラーについて、これが難しいのです。
想像のできる範囲で、できるだけのエラーを想定してテストしたり、対策するのですけど
人間の想像を超えたエラーはどうしても起きてしまうので、その都度対策を練らなければならない事が多いのです。

人が作ったコンピューターですら、想像外なことがあって当たり前で、
それならもっとわからない人間・他人のエラーをおこさないように努力するということは
なんと気の遠くなる作業なのかと思ったりするのは不謹慎なのでしょううか。

自分を育てるのは、自分だと私は思います。
子どもでも、大人たちが助力はしなくてはいけないでしょうが
それは押しつけや型どおりなものではないものがいいのでしょう。
だからこそ難しく、のるかそるかな部分が多いのかもしれません。

何事もなく、平凡にすごせていることが奇跡のような昨今。
何も変わることがないことに感謝せずにはいられません。



2004年06月02日(水) あきらめないでドイツW杯

アエラにジーコの記事があった。
ブラジル人のサッカーがなんたるか、検証していた。ふむふむ。
で、ユアサさんがコメントを寄せているのだが、
「ほんの少し、あきらめている」というのよ。
そうか、そうかもな。
ジーコ、昨日はイングランドと分けてしまったのでまた首の皮がつながってしまったのかな。
私のジーコはダメ説はなんの根拠もありません。勘です。
なんとなくダメなんじゃないかと、就任する前から不安を感じていました。
でも、トルシ絵も嫌いでした。
ジーコはトルシ絵よりはマシな気がしていたのですが、それは監督としての能力とは関係ありません。

そんなわけで、ジーコがダメなら誰が適任がいるのか?とか
いい監督とは?と尋ねられると全く答えはありません。ダメダメ。

よい上司、よい先生、よい指導者、よい政治家などなど
滅多にいないものだとよくわかっているのです。
そんな中、何を重視して選ぶかで方向性を決めないとダメということなんだろうし
折り合わないとダメなんじゃないかとは思う。
さて、日本代表に足りないものはなんでしょう。



2004年06月01日(火) サッカー三昧・・

本日は7時から五輪代表サッカー、翌朝4時前から代表試合。
忙しいというか、眠れないじゃんよ。寝るけど。寝れるかな・・・
こんな過密にやるなんて〜たく。

五輪代表試合。イマイチ盛り上がらず。
本日は家事当番でもあるので、きちんと見られず
もう眠くなってきました。寝よう。
がんばれ〜U−23


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