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▼▽▲悪夢▲▽▼
aki
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2002年07月31日(水)
夢を


夢を

もっと夢を










近くに

触れようともがく様は

無様?





追い

掴もうとする様は

滑稽?




必死に

傍に寄添おうとする様は

異様?























夢、を





夢を








触れようともがく

追い掴もうと

傍に寄添おうと













夢見る事はやまない


無様だろうが滑稽だろうが異様だろうが。




















可能性など関係無い




ただ、





ただ、





















強い信念の元に。











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2002年07月28日(日)
決意




貴殿がそういった態度に出られるのならば、

私、

全力を持って仕返しをさせて頂く所存。













相当の覚悟を持ってして、



続けられるべし。








































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2002年07月27日(土)
ああもう

ふつふつと

どろどろと

僕の中をすべる

汚いあわつぶが





とめどなく湧いて出る





殺意と絶望



2002年07月26日(金)
崩壊への夜


ぷつんと




何かが音を立てた気がした







夢が浮き上がってしまった


僕の手の届かない所まで










全てを諦めるには強さが足りなかった

全てを軽蔑するには汚さが足りなかった

全てを拒絶するのに足りないものはなかった





僕はまず手始めに食事を拒絶した

こんな簡単なことはない

「もう食べてきたから」のひとこと

それに笑顔を添えられればもう言う事は無い






次にすることはなんだろうと冷蔵庫をのぞきこみながら考えた

食べもしない卵を手に取った

結局食べはしないから元の位置に戻した








次に手首を切った

切れるだけ切ろうと思った

生への拒絶に

カッターは僕の意思に反した

手首からはあまり血は出なかった

やっぱりバイトに使っているようなサビたカッターは駄目だと思った

わずかな傷口からサビが入って

死んでしまった例なんてのはないかな、そう下らないことを考えた








どうしても腹が立ってしまって

僕はカッターを捨てた

いい気味だ君がちゃんと僕の動脈を切らないから!!!!

そうしてネズミ君(♂)と遊びながら考えた

先代のカッター君(♂)はよく切れた

やっぱりあんな色のついたちゃちなのは駄目だ

黄色と黒の引越屋が持っているようなのじゃなきゃ

先代のカッター君のように神経まで届きそうな切れ味じゃなきゃ








悲しかったのか

悔しかったのか

恐ろしかったのか



どうして涙など。










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2002年07月22日(月)


綺麗な音を集めて
僕の胸を突き刺せばいい
そうすればぐちゃぐちゃとうるさい口も
紅い嘘を吐くようになる






毎夜毎に意味も無く
味気ない文字の羅列をうちつける

キーボード








毎朝毎にくだらなく
頭痛がするだけの頭を抱える














僕が言いたいコトバは
我侭で馬鹿な僕にとって唯一の
僕の言えないコトバでした。









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2002年07月15日(月)
鏡には誰が居る



鏡を、見せろ。

その男はそう言った

僕は僕の一番大切な

小さいけれども精巧な造りの鏡を指差した



彼は

「これは本当に鏡だろうか」

「絵画ではないのか」

何度も、何度も

何度もそう尋ねた

いぶかしがりながらも僕は

彼が問う度に

「はあ、そうですが」

「はあ、そうですが」

と答えた



何度そんなやりとりを繰り返したろう

彼は諦めたような

それでいてひどく悲しそうな顔で言った

「ああ」


「これは僕ではないのだ」

「これは本当ではないのだ、この鏡に映る人間は」

「けれどもこれは確かに僕なのだ」

「いや、僕達、なのだ」


そして彼は次の瞬間。

鏡を叩き割った。


















そして――――――――――



ああ、そして。

その次に見たのは硝子の破片を喉に食い込ませ

喉を真っ紅に染めた自分の姿だった

鏡はもうなかった

どこにもなかった


けれど、最期に僕を嘆かせたのは。

倒れる瞬間に見えた水たまり。

まあるい、まあるい水たまり。











ああ、これは僕ではないのだ――――――――――――――――――――――――――――








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2002年07月07日(日)
ホシニネガイヲ、僕には鉛玉を



ホンジツハセイテンナリ。


空には

悲しくなるほどの

プラネタリウムが


この光が

全て落ちてくれば良いのにと



ホンジツハセイテンナリ。

ホンジツハセイテンナリ。



叶わない夢ばかりを願い

星にかけた

嘲笑う様に


必ず助けてくれるなんて

必ず嘘なのだから




ホンジツハセイテンナリ。




それでも!

助けを請うときもあるのです

主にひざまずかんと

ワインに額を擦り付け

仏を崇めんと

髪を切り



救いなど有るはずも無いのに



ホンジツハセイテンナリ。



恋人達は別れ死んで逝く






ホンジツハセイテンナリ。

ホンジツハセイテンナリ。

ホンジツハセイテンナリ。




・・・ホン・・・ジ・・・ツハ・・・セ・・・テ・・・ン・・・










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2002年07月03日(水)
悪夢


夢、を、みた。

君の、夢。



どうして扉を開く事に躊躇を覚えたのだろう

いつから前を向かなくなったのだろう



そこには、君が。

確かに、愛した、君が。



気が付けば独りになってた

気が付けば周りは僕を笑ってた

気が付けば手から血が流れてた



僕、は。

助けて、と、懇願したのに。



開いた扉の先には縄にぶら下がった君

やけに小さい背中








苦しかった、かい?

ごめん、ね。

ごめん、ね。



   



























バイバイ。









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