日々妄想
DiaryINDEX過去未来


2006年03月31日(金) 頼む、やめてくれ

動物もの映画ってあるじゃないですか。
この頃は実話ベースものが人気ですよね。
今春休みってこともあって、子ギツネヘレンのCMがバンバン流れているじゃないですか。もう勘弁してくださいってカンジです。
ヘレンが倒れちゃうシーンさえなければいいんです。
アレだけでダメ、泣きそうになる。
いい年こいてなんですが、動物が死ぬものは本当にダメです。泣く、マジで泣く。
だから動物もの映画はみません。見るときは誰かに見てもらって「死ぬ?」と聞いてから見ます。死なないなら見ます。
「トゥーブラザーズ」は見れました。
話の内容は全くたいした事はなかったのですが、トラ二頭生存&ママンも生存というだけで大満足です。
ありがとう、ありがとう。トラの戯れる姿を見ているだけで癒されたよ!

ディズニー版の南極物語は、話的にはクソなんでしょうが、あちらのお国柄もあって犬の生存率が高そうなんですが…どうなんでしょうか。
先日放映された日本版の「南極物語」は当然見なかったのですが、翌日母が「昨日の南極物語がねー、犬があーなって、こうなってね、もうお母さんおお泣きだった!」と事細かく話し出してですね、殺意が湧きました。
「いやあ、犬が死ぬ話なんて聞きたくない〜」って耳をふさいでいるのに、母は感動したので話したくてたまらないので、構わず話すんです。
本当に勘弁して欲しいです。
で、犬で感動したので「ねえ、この子ギツネヘレンってレンタル屋にないんかね」あるわけねーだろ!
そう考えたらナルニアは幸せな話かもしれない、動物いっぱい&ラストはああだし。
ビーバー夫妻可愛いけど、キツネ君も可愛かったし。

という事で、動物映画のCMでは、動物が倒れるシーンは死をほのめかすような言葉はやめてくれるといいのにな〜と身勝手な事を思う視聴者でした。


2006年03月30日(木) え〜と…

今日はQP連れてアチコチ回ったので、疲れています。眠い。
そういえば家人のバイオ4は終わりました。でも私が疲れて先に寝ている間にクリアしてました、ムキー!
ちょっと、私が見ていたの知っているでしょ!このダボが!みたいなカンジでプンプンしていたら「じゃあ、やってみれば?強い武器あるよ」と言われて軽くプレイ。
おおおー、弾数気にしなくてもいいんだー!やっほーい、やってやるぜえ!
………途中まではいい調子でしたが、死んだのでやめました。
即死罠なんてキライだよ、ああ、そうだそうだ、1のときからこのテの即死罠で何度も死んだんだった、クリアしたのなんて昔すぎて忘れていたんだったよ。
仕方ないのでオプションでムービーだけ見れたので見ました。
うーん…今回のバイオって結局アクション性が高くて色々楽しそうなんですが、話の内容はどうでもよかったなあ。
あとアシュリーパンチラしすぎ!(というか、お前がそんなとこ見すぎ!)
チラリズムだよ、アシュリー君!エイダの太ももチラくらいが一番イイんだよ!と説教かましたいです。
あ、そだそだ、キューブ版のバイオ0買ったまま一回くらいしかプレイしてないや…攻略本まで買ったのにさ。こうして積みゲーだけが増えていくわけですね。

アビス、ファミ通攻略本に陛下の事が書いてあるそうで!!!
ジェイドより一個年上だそうで!!!!!(ジェイドとサフィールは同じ年)
うわああ、勘弁してくれ、過去妄想話がふりだしに戻りました。ハハハ。
しかし陛下の事書いてあるなら、ファミ通攻略本買おうかな。
ただ、家人に何て言おう。「もう持っているでしょ!」といわれる事必至。
お母さんにバレないようにモノを買おうとしている子供みたいだな。トホホ


2006年03月29日(水) 好きな上司

ネットだったか、新聞だったか、この二三日前に「上司にしたい芸能人」アンケ発表を流し読みました。
んで、流し読みしながら頭の中では「アビスの中で上司にするなら誰?」とくだらなくてツバをはきたくなるような妄想していました。
バカだ、バカだと思っていたけれどここまで腐っていたとは…と本気で呆れられそうですね。
で、勢いあまってゆうかさんにメールまでしました。そんなダメな毎日。

ちなみに上司にしたいのは髪をきった後のルークです。
ネガな部分がありますが、ミスした時はすんごく優しくフォローしてくれそうだから(過去、自分が大失敗して会社を潰したことがあるから、ミスに関してすごく反省していれば必要以上に責めない…という設定まで考えていた)
ガイ様はねえ、いやあ、絶対いい上司だと思うのよ。
でも身近では働きたくないのよ。ガイ様が気になって仕事にならないっていうのはもちろんの事ですが(オイ)
ガイ様自体も、組織の中よりは職人っぽい事をやりたそうなタイプだと思うんだけどな。でも協調性はすごくあるから、組織の中で上手く渡っていけるタイプなんだろうと思うのです。
ピオニー陛下は、もろ理想の上司だろうと。適材適所をわかっている方だろうし。
反対はジェイドとヴァン。
ジェイドの部下はマジ勘弁。あなたの下につく力などございませんので!と土下座しまくる。
笑顔で気さくにしてても絶対部下の事を信用などしてないですよ、ジェイドさんは!

というか、何を言いたいのかさっぱりですが、とりあえずはちょっとでもいいからゲーム進めたい。
あ、でも明日は出かけないといけないから色々用意しないと。
お出かけは面倒なのだ〜(デブは面倒くさがりのお約束)


2006年03月28日(火) 疲れた…

昨日はQPの(なんちゃって)体操教室でした。
また踊りもせずに、わが道をいって走り回っていたらどうしようかとビクビクでしたが、今回はすんなり踊っていました。よかった、よかった。
一緒に軽く踊ったりするだけで、息があがりまくりでした。
これがデブのサガか!誰か、ノコギリもってきて!(と、誰も知らないようなGB版SAGAネタ)
で、色々ママさんと話していたら、私の通っている耳鼻科はあんまりヨロシクないと聞きました。
やっぱりそうかー!
「これって中耳炎ですよね」って聞いても「まあ、様子見てね」「はあ、じゃあ何が原因なんでこういう事になっちゃったんですか?で、これからはどういう治療でいくんですか?」と聞いても「まあ、次回ね」ってカンジで、ろくに経緯とか説明してくれなかったの!
そういうところにもイライライライラしてたんです。
通わせているママさんも「でも他の場所がわからないのよね」と言うと、他のママさんオススメの病院聞きました。
ダイエーの中にあるので、お子さんつれている人などは、待ち時間の間ダイエーをウロウロしていていいそうです。
順番近くになったら携帯で呼び出ししてくれるそうです。
うわああ、そう、そういうサービスっていうか、心遣いを求めていたの!
今度からは違う病院通います。もう必要以上にイライラしなくてすむんだ〜わ〜い

近所にミニストップが出来ます!やっほおおおおい!車で三分のところにセブンが2軒ありますが、今度は歩いて一分!
うちの地元ではミニストップはないので(福岡市のほうならいくらでもあるけど)嬉しいです。やったー!
しかし、どうも途中工事が停滞していて「出来るのかな」とドキドキしてたんですが、この一週間、夜12時まで工事(内装ですが)してましたよ。
色々と条例に抵触しそうな気がしますが…どこもクレームは出していなかったようで、順調に進んでいます。
今週中には開店しそうです。わーい

しかし色々あって疲れた〜
当分家に引き篭もりたい。


2006年03月25日(土) 妄想

まとまりのない妄想をとりあえずまとめるために、ここに書きなぐっているわけですが。
今日はよりいっそう自己満足な世界。
いいの、思いついたものを思いついたシーンだけ書くのって楽しい。

私信
つづるん!すごい!譜歌の歌詞をついコピペさせてもらっちゃったよ!ありがとう〜
これで歌える!(オンチのくせに歌うのか!)
でもふと「そうか、ヴァンも歌っていたんだよね、子守唄として!!」という事に、今更気づいてヴァンの声バージョン譜歌を隠しでいれてくれてもよかったんでは…と色んな方面に失礼な事を想像しました。
しかし、何度聞いてもいいよね。本当に藤原君はすごいよ。
これ以上惚れようがないってくらい、藤原君の男気にも惚れちゃったよ。
/私信


以下は妄想死にネタ含みの書きなぐりです。

惑星預言ではアクゼリュウスの惨劇の翌年、マルクト帝国がアレになるのをよんでいるわけですが。
最後の「一人の男によって国内にもちこまれるであろう」の一人の男を妄想します。
ジェイドでないのは確かだろうな。
キムラスカだって、まずは何が何でも大佐を潰さないといけないのは承知のうえだろうし。
とりあえず思いついたシーンだけを走り書き。
大体これで満足してもう書かないパターンです。



「さあ、このラボで薬を作ってみなさい。あなたなら出来るでしょう」
「で…でき…な」
ここまで私を連れてくるのに、力をつかいすぎたのか、部屋に入った途端彼は倒れた。
私の前で横たわる男の様子に、歯がカチカチ鳴って言葉がうまくでてこない。
「できます。前も言いましたが、頭脳だけは認めていますからね」
「専門外です……でも、あなたなら出来るでしょう。あなたなら」
「これ以上働かせる気ですか。もう休ませてください」
相変わらすの口調に、彼がまた自分を騙そうとしているのだろうか、と思うくらいだった。その身体から、おびただしい血が流れていなかったら。
死体を焼かずに放置すれば疫病が流行する可能性は否定はしない。
だが、彼は何を恐れているのだ。
「疫病を防ぐことが出来たら、顔見知りから友達くらいに昇格させてあげましょう」
涼しげな顔でそう言うと、そのまま血のように赤い瞳を閉じる。
それからどれだけ待っても、瞳は開かれる事はなく、口も閉じられたままだった。
呼吸をしていない事を認めたのは、目がとける程に泣いた前だったか、後だったか。
あの雪の国で、いつも彼は私をおいて陛下と共に遊びに行った。
悔しくて泣きながら、彼の背中を追った。
大人になってもそうだ。陛下を追ってとっとと彼はいってしまった。
言葉で私をこの地に縛ったまま。
「約束を破ったら、おしおきされそうですね」
発生が予測される疫病へのワクチンを作るべく机に向かった。


絢爛豪華な王室主催の仮面舞踏会に、あまりに不似合いな男。
全身黒で身を包んだ様子はまるで死神のようだ、と人々は私を見て口々に囁く。
栄光めざましい王国。光に輝く王国キムラスカ。
汚物を閉じ込めた絢爛な驕れる器。
ワクチンは間に合わなかった。彼の危惧していた疫病をとめる術を、未熟な私では為しえなかったのだ。
だが、復讐ならできる。

「私の名前は歪み」

手にしたのは疫病ウィルス。マルクト王国を滅ぼしたものよりも、より容易に増殖するために改良したものだ。
そのまま床に叩きつける。
悲鳴があがると同時に、私の腹に剣が何本も突き刺さる。
ああ、やっと友達と呼んでもらえる事ができそうだ。


ディストはワクチン試作を打っていたため、感染しないで抗体が出来ていたので最後の一人になったという設定で。
最後のオチはポーのお話をパクリ。
(確か…黒猫と一緒に掲載されていたような。小学校の時に読んだのでタイトル思い出せませんが、外に疫病が流行しているのに貴族は毎日舞踏会に明け暮れているっていう…。あれ?ポーじゃなかったっけ?)
もしくは最後の一人がガイ様パターンでも考えたりしていました。
ガイ様はルークも死んでいることだし、色々タガが外れて、復讐の念だけで一生を終える勢いで、潜伏して止めをさしそうなカンジです。
スコアでは数十年って事だから、どう考えてもディストじゃないだろうな〜
ガイ様がギリギリ?でも老人になってそうだ。
マルクト側じゃなくて、うっかりキムラスカ人が病を持ち込んだってオチだったら…あ、ありそうか…


2006年03月24日(金) さすがに眠い

眠いです、すごく眠いです。
なのに何故コントローラーを握っていますか、自分。
今までアビスプレイ中に書いていたメモなくしました。ガーン!!!
これからは手書きじゃなくてPCのメモ帳に書いていこうと思いました。
攻略サイト見ながらやっているわけだし。
ナムコの攻略本もこれくらい見やすければなあ…と思います。
サブイベントページと攻略ページが別々だもんね。
攻略の時系列みてやらないと、この段階に入ったらもうサブイベント発生しません、な事が多いんだからさ。
攻略サイト見ながらでも一個取りこぼしたくらいだしな…(涙)

そういえばグランコクマに初めて足を踏み入れたときに
「お前らか、俺の可愛いジェイドを連れまわしたのは」(セリフあやふや)と陛下に言われたなあ。
可愛いジェイド、可愛いジェイド、可愛いジェイド(エコー)
大佐は思い切り笑顔で、ドス黒いオーラを出していそうだわ。
というか、これを言われていた時の大佐の態度がどうだったのか思い出せない!すごく美味しいシーンだというのに!声つきだったし!
いつもは「可愛くないほうのジェイド」とか呼ばれちゃったりしているのに!
ああ、このあたりがみたいから頑張らなくちゃ。
あとガイ様の活躍と言動をまぶたに焼き付けないと。
ついヒマさえあればフェイスチャットを何回も繰り返しみているから、進まない。

しかし、眠い… 
藤原君のCDもう一回聞いてちょっとだけ仮眠します。


2006年03月23日(木) 色々ありがとうございました

昨日、三藤チャットに参加してまいりました。
この頃三藤って口にしていない…こんなザマですが、面の皮が厚いのでいってまいりました。
このための昼寝4時間のはずだったのに、最後はちょっと意識がとんでいて、きちんとご挨拶もできていなかったです。申し訳ないです。
主催していただいたK崎さま、つづるん、ユエさん、なおきさん、有瀬さんとお話が出来て本当に嬉しかったです。
そして何より皆さんの素敵絵で、大層身もだえさせていただきました。
最後の最後はユエさん原画のつづるん彩色というコラボまで見せていただいて、感激でした。
絵心ないので、毎回「皆すげえええ」と感心ばかりしていますが、今回も感心したり「きゃああ」と机をバンバン叩いたりと、ネコがドン引きするくらいのテンションでした。
皆様、本当にステキな時間をありがとうございました。


貧乏だといい続けながらも、つい買ってしまったサントラ。
藤原くんの方です。

泣いた…

10曲目の「promise〜live〜」に!!
思い出ブワー!涙もブワー!カイジのような泣きっぷりですよ!
間違いなくゲーム一回クリアした人なら、この曲聞くと条件反射でじわ〜っとくると思う。
そしてその次が「カルマ」
いや、このね、そのなんというか…曲のつなぎ方っていうんですかね、それがたまらんとです。
どこまで私を泣かせる気だ!基央!(呼び捨て)
それ以外の曲の出来上がりも素晴らしくて…
もう気持ちが向上して手のつけようがありません。
ティアの譜歌もすごくいいんです。これが9曲目だから、涙腺がうる…となっているときに、怒涛のように涙腺を刺激するんだもんな。
升君他のライナーも必見です。というか、藤原君のアビスに対する熱くて重くて涙しそうな想いに感動しましたよ。
いい具合に影響を受け合って、こんな素晴らしいものが出来るんだからすごいです。
さっきから自分の語彙の少なさに、本気でイライラしています。
ああ、この気持ちをどう表現すればいいのー!って…
つづるん、買ったかなあ。貸すよ!ってくらいの勢いですよ。
くそう、どこまで藤原君は私を振り回すんだよ、ああ、この気持ちのままライブの日に時間を戻してくれんかのう。
一発目のカルマで泣いたけど、今なら号泣レベルに達すると思うよ。
藤原くん、本当にありがとう。マジで泣いたよ、いい年してんのにさ。

というか、この熱いアビスへの思い、どうすればいいんだ!
語りたい、もうすごく誰かと語りたい!!


2006年03月22日(水) オタク

今日お買い物に行きました。
自分のものじゃなくてQPの…
もうこれ以上おもちゃいらねーだろ!と突っ込みながらも買ってやる甘いヤツです、私は。
アビスのサントラが気になっているとです。
お金ないんで藤原くんの方だけでいいです。
遙かのラビリンスが発売だったかな、明日は。
お金ないんで評価みてから考えます。というか、前作発売時期考えると、製作期間あったのかよ!と突っ込みたくなるからです。
何故か「OZ」かいました。何故でしょう、わかりません。
なんだかんだで石川さん絵が好きだからでしょう。
アクションなので色々自信ありません。
そういえば家人がバイオ4プレイしているので、横で見ています。
レオンがいつのまにかカッコよくなっていてびっくりです。
エイダはエージェントなのに、なんで赤い服でウロチョロするのかわかりません。でも太ももチラは、心のオアシスになっています。
ケロロの新刊を読む。うーん……パワーダウン?ってカンジ。
家人がブリーチを借りてきた。とりあえず2巻まで読んだ。
チャド可愛い。家人はもう20巻まで読んでいるので「早く読んでよ〜。絶対ぶーぶーちゃん好みの人がいるから!」と推します。
誰の事だ?とりあえずチャドが好きと言ったら、家人も同意しました。可愛いよね。

そんなこんななオタクな日常。
さっき4時間も昼寝したのに、まだねむい…
そんなダメダメっこ。


2006年03月21日(火) おはぎうま〜

親戚のおばちゃんの作ってくれたおはぎはマジで美味い。
多分子供の頃から食べているせいか、おばちゃんのおはぎが私の味の原体験なわけです。
おばちゃんはおはぎだけじゃなくても、茶碗蒸しも作って持ってきてくれる。
おばちゃんの茶碗蒸しは、栗が入っているんです。これがウマイの!
私は面倒な料理は全く作らないので、おばちゃんみたいにマメに作ってくれる人には頭があがりません。
いつも美味しいものをおすそ分けしてくれてありがたいです。

女の子は料理できたほうがいいよね。ウチは母親が全くだし、当然私も全くです。
凝ったもの、好き嫌いが激しいので嫌いな食材のものは作れない、そんなダメっこなんです。
だから最初家を出たときは困りました。
笑顔で…本当に笑顔で「こんな事もできないの?」という意味合いの事を、美辞麗句でコーティングして言われました。前家人ママに。テヘ。
なまじっか前家人が魚をさばくのが得意だったので、全部やってもらっていたため、向こうの家にいったときにね…冷や汗ってやつがでましたね。
「なんで三枚に卸せないの?」を笑顔で美辞麗句で(以下略
初めてのお正月にブリ一匹いて「さあ、刺身にしましょう」「え?これを?」「……ぶーぶーさんは、今まで家で何を作ってたの?(笑顔でびじれ…)」
ブリは前家人ママンがさばいてくれましたが…
その間、ママン無言でした。あの時ほど「にげたい、にげたい、にげたい」と思った事はなかったです。
(違う事しようとしたけど「見ておきなさい。あなたできるようにならなきゃ」と言われたため見ていた。でも何年みても出来る気はしなかった)
最後に笑顔で「お母さんは出来ない人なの?じゃあ出来なくても、仕方ないわよね」という意味合いの事を美辞麗句なしでストレートに言われました。
いやあ、娘が出来ないとその母親の人生まで否定されます。ははっは、死ねばいいのに、とあの時本気で思いました。
私が弁当作ってないと聞けば「お母さんが共働きでそういう事できない人だったんでしょう。じゃあ、あなたが出来なくても仕方ないわよね」という事も言われたな。本当にね、「カッとなってやりました」って気持ちってこういう事かな?なんて思うドス黒い感情が渦巻きました。
私が出来ないことをストレートに注意すればいいじゃないですか、ねえ。
ウチの母親を引き合いに出すからタチが悪い。だからこそムカツク。
初めて人に「クソババア!」と怒鳴ったのもあの人だしな。
あー、今思い出してもむかつく。まあ、向こうも同じ事を思っているだろうな。
何も出来ないダメなヤツだったし(今もだが)
だから今の家人ママは大好きです。遊びにいっても気を使わない。
「出来合いでいい?」「おけ〜」で二人でカップラーメンすすったりする。
ありがたい、本当にありがたい。

で、今日、なぜかナマコを卸すことになりました。
いやあああ、ナマコはいやああああ。半泣きしていたら母親がしてくれました。
ナマコ大好きなんだけど、アレを卸す…というかさばく…のは勇気が…いります…よね?(同意を求める)
ママンが卸してくれたナマコ酢とおはぎと茶碗蒸しという、トンデモ組み合わせな夕食でした。
もう食べられないよ〜(バスト・ア・ムーブのハムの声で)



2006年03月20日(月) またか…と思ったら明日は祭日

今日も病院は混み込みでした。
三時間かかったよ…もう本当に勘弁してくれ〜
知り合いのママさんに会ったので、話すと「今日は8時くらいに来たよ〜」
8時!!でも彼女のお子さんの診療終わったのは10時でした…
お子さんが中耳炎なので、毎日来ないといけなくて、でもそのママさんは臨月なんだよ〜
毎日あの混雑を経験しているなんて…私ごときが泣き言言っちゃいけないと思いました。
しかも明日は祭日だったから、必要以上に混雑していたもよう。
ただ、端からみると「もっと効率よくできるシステムがあるでしょ!」と思ってしまう。
クスリだけ受け取りの人は、別の受付にしておけば少なくともスムーズに流れそうなんだけどな。
ちなみに9時にノコノコいった私は、38番目でした……
あ、あと耳鼻科なのに、大きい声で患者さんを呼んでくれないの!
子供とか多いので、話し声大きくて(というか何時間も待っているから退屈でしょうがないもよう)そのたびに看護婦さんが注意しているけどさ〜、なら看護婦さんも大きい声で呼んでやってよ。
「○○さ〜ん。○○さ〜ん」で終わり。しかもフツーに呼ぶだけ。
いかないと飛ばされている!
わかんねーよ、オチオチ本も読んでいられなくて、耳を研ぎ澄まさないといけないです。疲れるって…
違う耳鼻科に行きたいよ〜 待ち時間云々よりも、そういう小さい事にイライラしてしまいます。
泣き言言っちゃいけない…といいつつこのザマ。
そんなダメっこです。


で、待合時間で過去妄想の続きを考えていました。
以下つらつらと妄想考察

セントビナーにはマクガヴァン元帥がいるから、ペールあたりが頼ったのかしら。
この時点ではもう引退?しているはずだし。
あの性格からすれば穏健派であろうし、前皇帝とは考えが違うであろうから頼りにしやすいはず。
そういえばいまのマルクトの元帥って誰なんだろう。
キムラスカはルークパパが元帥のはず…
家名と功績がなければ元帥はムリだろうからな〜
で、マクガヴァン元帥がアスターあたりに話をつけてくれて、紹介状を発行してキムラスカの公爵家で働くことになったとか。
前皇帝崩御ってどのあたりなんだろう。ゲーム中であかされていたかな〜
まずホド戦争終結後なのは間違いないでしょうし。
ピオニー陛下をみると議会、軍部などの関係は良好だし、一朝一夕ではその関係はこなせるのかな。
ゼーゼマン参謀総長が、ジェイドの師匠だったはずなので、彼あたりがピオニー陛下を推した可能性もありそうかな。

そんなマルクト事情を考えるのが楽しくてしょうがないです。
陰謀策謀渦巻く宮中に、若くて飄々としながらも、きっちり人心を掴んで纏め上げていくピオニー陛下を妄想するからです。
そしてそんな陛下を裏で根回ししまくりで、助けているジェイドを妄想するのも大好きです。
んでその頃一人ぼっちで教団に入って、一人で食堂の片隅でご飯を食べているディストを妄想するのも大好きです。
色々終わっているな〜と改めて実感するこの頃です。


2006年03月19日(日) 寝ていて思ったこと

寝すぎて後ろ頭が痛いです。
頭がぼーっとしているのにQPが元気でにくいです。
というか、あまり考えたくなかったけど、混雑しまくりの耳鼻科でどうやら風邪をもらった模様…
ノド痛くなかったのに、咳がでてとまらない〜。
勘弁してくれよ…とほほほ

で、寝ていてヒマだったので捏造昔話を考えて、んで時代背景など色々考えていた。
そうしたら、ガイ様がホド消滅の後にマルクト帝国に保護を求めなかったのは、消滅した事に国が関係しているのに気づいたから行かなかったから?
攻略本によると、これを機にマルクトがキムラスカへ宣戦布告とあるから、生きていて余計な事を話されて困る存在、がガルディオス伯爵家生き残りとその部下。
敵国に惨殺され、故国からは裏切られ…だからこそセントビナーで身を隠していたんでしょうね。
前皇帝はタカ派なのは確かでしょうし、戦争の発端の事件の事を知っていようがいまいがジャマなのは確か。国に保護を求めても秘密裏に殺されていた可能性が高いんじゃないかな、相手は子供だしね。だからこそ身を隠し、逆をついて仇の家で機械を窺いながら生きてきたんでしょうね。
ガイは故国の内情を知ってはいなかったから、ペールが知ってた?
でも真実を告げると、幼い子供に絶望だらけだと思わせたくなくて、ファブレ公爵家の事しか告げなかったとか?(ここら辺はありそうな気がするんですが)
それともヴァン?ヴァンは被験者だったし、あ、助けたのってペールでしたっけ?
早く二周目進めないとな。
ペールはヴァンに比べて忠誠心がないわけではないのに、復讐に関して積極的ではない印象があるんです。
情報等は請われれば流すけれども、積極的に働きかけてはいかない感じです。
年齢の事よりも、やはりそこらへんの事情をわかっているから、ファブレ家だけが悪いわけではないと感じているからではないかな〜
ガイに真実を伝えるのがしのびなくて、復讐など考えないで幸せに生きていて欲しいと思っていて欲しいキャラです。
まあ、そんな妄想をつらつらと…
二周目がまだまだなので、どうだったのかをかなり忘れていますが…



2006年03月18日(土) 疲れた

耳鼻科はすごい事になっていました。
玄関先にクツが入りきれなくなってました……
診察終了したのは14時でした…つ、疲れた…がくり
月曜日も診察ですが、正直キツイ。
朝早くいって順番とらないとな。
予約システムとかがないので、地道に待つしかないのが辛い…
というか、調べてみてわかったのですが、ウチの近所は耳鼻科があまりない…
だから集中するんだろうな。
しかし、あの混雑はきつい。出費も辛かった…
この頃頻繁に病院行っているので、診察代金がちょっとキツイ…(涙

クスリをもらったのでゆっくり休みます、おやすみなさい。
心底残念でならないのが、明日行けないことだなあ。行きたかったよう…しくしく
なんでこういうタイミングに身体を壊すかなあ…溜息っす…


2006年03月17日(金) 弄ばれている

やっと気管支炎が治ったと思ったら、お次は鼻です。
面倒で病院行かなかったら、どうも中耳炎になったぽい。
片側の聞こえが悪いので、バランスがうまく取れなくて気分が悪くなっております。
明日病院行かないとな。ああ…面倒…
アンジェはあまりに皆にいい顔しすぎて、ノーマルED。まあこんなもんでしょ。
ガイ似の彼はガイ以上の天然たらしで笑った。
すげえ、ガイ様でもこんなセリフいわねえよ!と悶えました。
でも耳の聞こえが悪いし、耳鳴りするんで、長時間プレイできません。
ああ、気持ち悪い…(こればっかりだな)



どうでもいいけどベルケンドの視察にガイ(使用人)を連れて行ったアッシュたんはすごく可愛いと思うのですけれども、どうでしょう。
しかもナタリア放っておいて二人でどこかに遊びに行くんですよ!
ごめん、妄想の花をまた咲かせていい?って思うくらいモエなんですけど。
ガイの喜ぶ顔見たかったのね。うんうん、わかるわかる。
ここで過去捏造妄想ですよ。アッシュが親にせがんでせがんでせがんで、やっとベルケンドにいけるわけですよ。ガイなんか本気で羨ましがるわけですよ、アッシュ得意げになるわけですよ。ここで「お前も一緒にくるか」って誘うわけですよ。ガイは日ごろ心の奥底にしまってある感情を説き伏せて、仔犬のように喜んで従うわけですよ。
ベルケンドに着いたらガイ様はもう尻尾がちぎれんばかりの様子にアッシュも大満足なわけですよ。
ここで「今度はシェリダンにつれていってやる」って大見得きるわけですよ。パパに頼むわけですよ。そしてパパが約束守らないわけですよ、グレるわけですよ。
そんなバカな妄想ばかりしておりました。というかそんな内容のものを書こうとしたけど気分が悪いので断念…
アッシュは同年代男子がガイだけで(それでも4歳年上だが)兄貴的な存在なハズなんだけど、自分を大きくみせたい年頃であったのかこう…上になりたいっていうか(いや、そんなエロイ意味じゃないんですが)
相手は年上だし当然背も高いんだけど、自分が主導とりたくて必要以上に威張ったりすると可愛いと思うわけですよ。そしてそんな様がガイ様から嫌われている遠因だと気づかないところが可愛いわけですよ。
ルークは素で「ガイは使用人じゃない」路線だし、ガイも自身が育て上げたってのもあって、同じ目線なところがガイ様大好きなわけですよ。
そんな感じで軽くルークにアッシュはジェラを感じればいいのに、と思うわけですよ。
幼馴染の二人がどちらも自分を向いてて欲しい、欲張りなアッシュでいてほしいわけですよ。
というか、さっきから本当に気分悪いのに、気晴らしでこんな事ばかり書いているから意味不明だろうなと思うわけですよ。
さて、横になるか。あ、明日の耳鼻科の検索しないと…


2006年03月16日(木) 反省…

昨日の日記のクソマズかったミントチョコの件ですが、書いたあとまたネチネチ厭味を言っていたら…
そっとカバンから「えと、これ…」とちっとだけ気になっていた女性向けゲームが!!!
申し訳なさそうにしている家人と、さすがに気まずい私。
とりあえずアビス二周目をちょっとお休みして、女性向けゲームプレイします。というか、2以来久々だよ、アンジェ…
昨日の怒りっぷりにゲームを差し出せなかったというのを聞いて、もうちっと心優しく穏やかに生きていかないといけないと反省しました。
というか、ミントチョコくらいであんなに怒るのは、大人げなさすぎなのよね(今になってこういう事言い出す)
うわ!アンジェの中に「ジェイド」という名の、ちとガイ似の子がいる!
いやーん、もう〜(結局アビスかよ)


2006年03月15日(水) クソマズイ

昨日ホワイトデーでしたね。
私もいただきました。
でも…大嫌いなミント味のチョコですよ!
怒り爆発!「私はクッキーがいいって言ったよね、言ったよね、言ったよね!!!!」
オニの形相だったそうです。
「しかもミント味〜?なめとんのか!!!!ダボが!」
そんな感じで怒って、まあ、とりあえずこういうのは気持ちだし(こんなに散々怒っておいて!)と気持ちを切り替えて「まあ、ありがと」と言って一口食べる。
激マズ!案の定マズイ!想定していた味の斜め上をいくマズさ!
怒りゲージ振り切る勢いでした。久々にあんなに怒ったよ。
たかが食べ物の事、しかも贈り物に関してなのに(と、冷静になった今なら自分に突っ込める)
デブの食に対する気持ちを軽んじてはいかん、といういい教訓が彼にもできたのではないでしょうか。
ああ〜、しかしクソマズかった。
という事でリベンジしてもらうべく、美味しいお菓子の通販をしているところを検索中〜
ああ、楽しい〜、アレにしようか、コレにしようか〜



ちなみに私のバレンタインデーは一日遅れで、コンビニで処分品扱いで半額になっていたものをあげました。


うわあああ、今CMでフレディが!!すげえ、ポリゴンフレディだ!って思ったらパチのCM…
すげえ、何でもアリなんだ…QUEENのパチ…ぜひハードゲイな格好のフレディを所望。
そういえばパチの「吉宗」さえもアニメ化されるこのご時勢。
パチの年間売上額が22兆円強。ちなみに国の税収は44兆円強。
これだけで市場の大きさが計れますね。
この調子で女性向け恋愛シミュレーションの機体も出てくるかもな〜
しかし…QUEEN…


2006年03月14日(火) やってしもうた…(今日は泣き言オンリーです)

昨日、必死でビルダー起動して旧PCから移動したサイトデータをみて「さあ、とりあえずはリンクだ!」
その一分後
「……あ、あれ?あれ?やっちゃった…?」
旧PCの調子悪い時に一回保存していたデータだ!
今のじゃない!もう二度とやらないと思ったフレームのほうだよ!(泣)
ああ、フレームってどうすんだっけ?っていうかこの「どこでも配置」は色々罠な予感がするんだけどどうなの!タグってなんだっけ?
新しいビルダーは機能いっぱいで罠もいっぱい(自分がそう思い込んでいるだけ)
あ、素材も元のPCだ…ああ、この素材やさんがもうない!ガビーン!

という事で5時間頑張りました。でも何一つ進みませんでした。
もう最初からやり直した方が早いだろうな〜
途中息抜きしたのがまずかったな。
ああ、旧PCのデータが欲しい。昨日は途中まで極楽だっただけに落差激しいわ〜
今日はまた今からお出かけなので、何もできません。
せっかく色々思い出したのに、また日にちあくと忘れちゃうよ!
ああ年よりはこれだから…


2006年03月13日(月) 極楽極楽〜

今日の昼間、近場の日帰り温泉に足を運びました。
九州でも雪がふるという寒さの中、露天風呂につかってゆったりのんびり。
そして一時間のマッサージ!
いつものおばちゃんだったので「相変わらずカチカチだね〜」って言われながら、揉み解してもらいました。
いやあ、おばちゃんの手は魔法の手だよ!っていつも言いたくなります。
それくらい気持ちいい。腕も軽いし、背中も足も軽い〜
それから夜は近場のお肉屋さんに行きました。ウマー。
今日は色々満たされて幸せいっぱいです。
今なら人に優しくできます(余裕があるって違うね)

温泉につかりながら、自然で目を癒しながら、頭の中はずっとエロ妄想ばかりしていたのは内緒です。
「ああ、シンフォニアみたいに温泉イベントあってもよかったよな。スパイベントもよかったけど。髪を下ろしたガイ様かっこよすぎだよな〜。ルークも可愛いし、大佐にいたっては似合いすぎだし〜」とアビスの事ばかり考えていました。
もう本当にどんすんだ…ってかんじです。
そういえば今週はFF12。松野さんの作品なのでやりたいんだけど、値段がさがるまで待っておこう。
軽くしか情報みていませんが、面白そうですね。松野さん、スクエニ退社したって噂を聞いたけど本当なのかしらん…


2006年03月12日(日) 調子にのっている

おおー。おおー。ありがたや、ありがたや。
捏造ガイものにも、ゆうかさんはお優しい。


という事でもうちっとだけ続き。
もういい加減にしろって感じですが…



「眠らないのですか?」
「ふむ…困ったことだ。部屋の片隅でぼんやりとしている」
そこで白羽の矢が俺にたった。
乳母などとうに暇を出している。まだ子供とはいえ屋敷のメイドに床を共にさせるわけもいかない。奥方さまは寝込んだままだ。
「まあ、かまいませんけどね」
ルークには色々複雑な思いはある。

「ほら、一緒にねるぞ」
言葉の意味などわかっていない。
ぼんやりと突っ立っているルークの手を引っ張り、ベッドに引き寄せる。
小さく細い背中に手を回す。
「大丈夫、一人にしない」
不安そうにしていたが、やがて俺の胸に顔をうずめてくる。
震える背中を優しく擦ってやる。
そんな自分の行動に、思わず苦笑いが浮かぶ。
何をやっているんだ、相手はあの「ルーク」なのに。
だが、俺もホドからペールに手を引かれて逃れた時、夜がとてつもなく怖かった。
このままずっと闇に閉じ込められたままなんじゃないかと、不安に押しつぶされそうになっていた。
一人でベッドのなか小さく丸まり、朝が来ることだけを祈っていた。
朝がくれば、この得体のしれない不安から、闇から逃れられるんじゃないかと思っていた。

敵の子供であるはずなのに、健やかな寝息が聞こえ始めると、何故か心が落ち着く。
ルークを抱きしめながらも、抱きしめられているような錯覚に陥ってくる。
互いの体温が溶け合っていくようで、その感覚が心地よくてそのまま眠りに落ちそうになる。
眠りに落ちる刹那に、自分の中の闇に一筋の光明が差し込んだイメージをみた。


言い訳すれば、これ一応健全前提ですから(ええー)
ここらへんでパパンの話を入れ込もうと思ったんですが、上手くいかず。
ガイはこの時点では屋敷の惨劇をおぼえていない。でも島が消滅したあたりの記憶はあるはず。
まだ5歳の子供が、還る場所もなく家名を捨て(マルクト王国に救援を求められたはずだが)セントビナーで潜伏して仇をとる機会を窺う。
ただ子供として、あの誕生日の惨劇を覚えていればもっと「復讐」に身を焦がしそうですが、周囲から「公爵のせいで」と教え込まれたので、そうしないといけない、と思っていたような気がします。
いつも「うしろめたさ」を背中に貼りつかせているイメージです。
ルークに優しくすれば、母や姉を裏切っているような。だけど目の前の子供還りしているルークに冷たい態度など取ることもできなくて。
そんなガイ様。「ジェイドのディストに対する態度はもう愛の領域」まで言い切ってしまうガイ様。他人の恋愛(違う)なら楽しそうなガイ様。
ガイ様が好きすぎてどうにかなりそうです、助けて!あとサフィールも、あとルークとアッシュも!ジェイドとピオニーも!!


2006年03月11日(土) 間抜けすぎる…(涙)

昨日の日記、ペールをペルーって打ってた…
なんでだろう…
下書きなしで勢いにのったまま、この日記に書き散らしているから?
カタカナに弱いのはどうにかしたいです、漢字に弱いのも、あと文章を書くにあたって基本的な事がまったく出来ていないあたりも、どうにかしたいです。



昨日の日記の続き。
捏造ガイ話、というかガイが黒くていやーん。
ところどころ飛んでいるのは、その間のエピがまだ浮かんでないからです。
それなのに書き散らすダメっこ。
好きなシーンだけ書いていれば幸せ…なダメっこ。
というか、そろそろ考えなきゃな…



「父上は…約束のできない人間だから」
公爵の事を語る時は言葉に険が含まれている事に、子供の自分でも早い段階で気づいていた。
「ルーク様」は悟られないよう装ってはいるが、父親に対しては複雑な思いがあるようだった。
「そうなんですか。旦那さまはお忙しい方ですからね」
渦巻く複雑な心境を押し殺して笑顔をつくる。
どんな場面でも顔が勝手に笑顔になる、そしてその度に自分の中に潜む闇が深くなる気がしていた。
「違う!最初から果たす気のない約束ばかりなさる!」
本人も意識した以上に声が荒げる事となったので、いささかバツの悪そうな顔をして目をそらした。
優しく諭すように、心の篭らない偽りの言葉を口にのせる。
「果たす気のない約束など男はいたしません。ただ、今世の中は緊張状態にございます。公爵さまのお立場からすればなかなかお約束を果たすことが難しいのかもしれません」
いつわりの慰めなど何の糧にもならない。
「ガイ…お前は優しい男だな」
「いえ、そのような」
優しくなどないさ、お前の父親に対する感情など「どうでもいい」から口先の言葉がでているだけ。
「お人よしすぎるぞ。そんな事で大丈夫か」
敵の息子に心配されるとは。しかも馬鹿にした風でもなく、本気で心配している様子だった。


「初めまして、ルーク様。私はローレライ教団のヴァン・グランツと申します」
「お前が最年少の主席総長か?なんだ、最年少というから若いのが来ると思ったら、ずいぶん老けているな」
8歳ともなると、ルーク様はますます言葉に遠慮というものを覚えなくなっていた。
父親である公爵は、家庭を全く顧みず、いや…「ルーク」を顧みなかった。
そうなると、元より優しい気質である奥様は、父親の分まで愛情を与えた結果が、我がままで聞かん気のつよい子に育っていた。
そんな可愛げない様子も、ヴァンは意に介さず大口をあけて笑った。
「これは手厳しいですな。言葉が悪いですが、舐められないようにするためには老け顔というのも悪くはないものです」
歯に着せぬ物言い、豪胆でありながらも礼儀をわきまえ、幅広い知識をもち、何より並び立つものが少ない剣の達人であるヴァンに、ルークはすぐさま魅かれていった。
元よりヴァンは人を惹きつけるカリスマがある。知らずに父性を求めているルークを懐柔する事など、あの陰謀渦巻く教団でのし上がって行ったヴァンにとって赤子の手をひねるよりも容易であったであろう。
「おけいこ」と称してルークの剣の稽古をつけ、学問を教え、為政者となるための心得まで教える始末であった。

「なあ、なんであんなのヴァンはルーク…さまの世話をみるんだ」
俺にとっても兄のような人だ。
ヴァンは俺のために動いてくれている、と信じていた。
だが、あまりにもルークに肩入れしすぎているように思えたからだ。
ペールは声をひそめて
「ガイラルディア様が心配されるような事は何もありません。ヴァンは裏切る事などけしてございません、全て我らにおまかせください」
この頃、少し張り詰めた空気がペールとヴァンに纏われている気がしたのだ。
何か…起こる前触れのような…


「それ」は俺が14歳のとき。
ルークは10歳になっていた。なっていたはずだった…
「ルーク!ルーク!!」
奥様の嘆きは深く、睡眠も食事もとらず、あまつさえ屋敷を飛び出して自分の息子を捜しに行こうとする始末だった。
部屋の外でも聞こえてくる彼女の慟哭に、心が張り裂けそうになる。
敵の家族なのだ。だが彼女は憎む事は一度も出来なかった。
「なあ、まさか…」
「坊ちゃまが心配される事はなに一つございません」
「ヴァンか!ヴァンが…」
まさかこのような強硬手段をとるとは。
確かに小憎らしい尊大な子供だったが、こんな事を望んではいなかった。
「俺は…こういう事は許せない。ヴァンが為したというのなら」
ヴァンと袂を分かつ事になる。

ルークは発見されて戻ってきた。
ただ、生気のない瞳でぼんやり部屋の天井をみることしか出来ない姿で。
奥様は思い切りルークを抱きしめたまま、気を失われていた。
気を失いながらも、ルークの服を掴んだまま離そうとはしなかった。
母親の愛をそこにみた。このような奥様を憎む事など一度も出来なかったのだ。
だが母親の強い愛情は、今のルークには刺激が強すぎた。
掴んで放そうとしない手に、どうしていいのかわからずにおびえている。
「大丈夫だ、大丈夫だ。ルーク」
そっと頬に手を添える。
ビクリと身体が竦ませる。目線をあわせて、ルークがおびえないように優しく心の底からの言葉が出る。
「おかえり、ルーク」



ガイはルークが10までは憎悪を抑えていて、あの事件以降から本来のガイっぽくなる設定で話をもっていこうと思っているのにまとまりません。
この時点ではガイは「誘拐された時に、記憶喪失になるくらいのショックを与えられた」と思っているので、誘拐に手を貸したと推測しているヴァンに対しては、この時点から心持距離を置いているカンジで。
アニキのようであり、忠実な部下であり、と思っていたヴァンの過激な行動にガイ様ドン引き!みたいな…

うーん…まとまらないな〜


2006年03月10日(金) だからどうして…

年表など作ってました。
エクセルなどロクに使えないので手書きで…
色々必死です。なぜパパンの話なのに、こんなに頑張っているのか自分でも不思議です。
忘れている事も多いので、空欄多いです。
二周目こなしていくうちに、上書きしていかなきゃ。
ただ色々発見もあって楽しいです。
数日前の日記に書いたヴァン墓参りイベントは、妹では発生しません。うまくいってママンのお腹の中な時期でした。
そうかそうか、じゃあますますガイ様が可愛くて仕方なかった時期であろう(いや、違う)
11歳の老け顔少年が5歳の坊ちゃんの手をひいて墓参り…
ああ、いいなあ…これ恋愛ADVなら一枚絵で欲しいところですね(ズレてる、ズレてるよ)
さあ、二周目頑張るぞ〜と思ったら、ゆうかさんがラスボスをジェイドプレイで倒したって…
うわああ、気になる、気になる!勢いでやってしまいそう!
(ちなみにアニスプレイで一回やりました。なぜアニス…と皆から思われそうですが…)


捏造ガイの小さい頃話。
まだ途中。
メインにルークのあの時期を持っていきたい。
でもなかなか上手くいかない。そんなセンチメンタルな時期(どんなんだ)




ペールの遠縁の子供としてあの屋敷に足を踏み入れたのは、7歳の頃。
「ご主人様」となるファブレ公爵一家にご挨拶に向かう途中、広間に掲げてある剣が目に入った。
足が釘付けになったように動かなくなる。
ギュっと拳を固める。怒りに目がくらみそうになった時、背後から幼い子供が咎めるような声をかけてきた。
「それは父上が大事にしている剣だ。お前のようなものがジロジロ見るべきものではない」
燃えるような赤い髪をまとった少年だった。
即座にこの家の一人息子、「ルーク」だとわかった。
「美しい剣なので見惚れておりました。非礼をお詫びします」
丁寧な口調で頭を下げる。
傍のペールも恭しく頭をさげて
「申し訳ございません、坊ちゃま。まだ幼い故礼儀を知りません。どうぞご容赦ください」
初老のペールと7つの俺が、まだ4歳のガキに頭を下げている。
そして本人もそれを当然のように受け止めている。
貴族の坊ちゃんだから仕方ないのかもしれないが…
俺は少しばかり記憶が飛んでいるが、幼い頃はこんなに傲慢で鼻持ちならないガキだったのだろうか。

「お前、名前はなんだ」
「ガイと申します」
「ふーん」
「坊ちゃま、使用人に声をかけるのはおやめください。さあ、お前たちも早く公爵様にご挨拶してきなさい」
執事が俺たちの間に割って入った。助かる。ただでさえ敵地に入り込んで興奮しているのに、煽るような態度のガキの相手をしていたら怒りに我を忘れてしまいそうだった。
だが目の前のガキは執事の言葉など耳に入った様子もなく相変わらず尊大な態度で俺にこう告げた。
「おい、お前は俺の遊び相手になれ」
「何を申されます、坊ちゃま!!公爵家の跡取りであるルーク様がこのような下賎な輩を遊び相手になど。同じ年頃ならナタリア様がいらっしゃるではあるませんか」
「あれは女だ、遊んでいても楽しくない」
ガキが何を抜かす、という気持ちになるが、笑顔を貼り付けて
「お申し出はありがたいですが、無作法な私ではとても…」
と断りの言葉を口にすると、ますます意固地になるのか
「なら母上に申し上げよう。許可が出ればいいのだな」
と、とんでもない事を言い出した。あまり表情を出さないペールもさすがに戸惑った様子だった。
皆の戸惑いの空気に、少年は初めて嬉しそうな顔をして
「では母上に話してくる。少ししてからお前たちは来い」
パタパタと大きな足音をさせながら、扉の先に消えていった。
「…仕方ありませんな」
執事が大きく溜息をはく。
溜息を吐きたいのはこっちのほうだ。もうすぐ8歳になろうかとしているのに、あんなガキの……敵の子供の相手をしなければならなくなったのだからな。



2006年03月08日(水) なんでまたこんなに

昨日の日記に書いていたコネタなパパンな話。
コネタにするつもりだったのに、書いているうちにどんどん興にのりありえない長さになり、色々収集つかなくなったので最初の部分だけ書き上げてみたんですが…
なぜこんなにパパンの事考えているのだ、目を覚まそうよ!
でもパパンは彼には謝罪しているけど、彼には謝罪してないの!
EDの後そういうのがあればいいな〜って思ったの。
スキットをネタつくりのためにずっと観賞してたら、ナタリアと彼とのスキットで「あなた指きりはお嫌いでしたものね。父上は指きりしても約束を守ってくれないって…」みたいなセリフがあるんです。
それでブワーっと。
あ、あとアニスの「ディストはほとんど大佐の話ばっかりしてた」スキットは大層萌えさせてもらったよ。
ディスト、自分の娘でもおかしくない子供に、自慢の幼馴染の話ばっかりしてたのか!どこまでジェイド馬鹿なんだ、可愛すぎる!!

人さまから借りてマンガ「クロサギ」読んでいます。
面白い。騙す方、騙される方どちらが悪いかっていうと年寄りに関しては騙す方。それ以外なら悪いけど騙される方。
親戚にいたんですが、いつも「楽して儲けよう」って思う人。
この商売は今度こそいける!っていっつもうちの親に借金申し込んできてて…返してもらってない!とうちのママンは今も怒っているが…
(何せ今でも貧乏ですが、当時はもっと貧乏だった…)
基本的に私はローンも嫌いなんで、なるべくは自分で貯めたうえで買う。
だけどうちの妹がダメ。なんでもかんでも後先考えないでカードでモノを買っちゃうタイプ。
毎月の支払い金額みて目玉が飛び出たよ!いい年してんのに何考えているんだか…
まあ、私はオタクでよかったな…と。買うものってゲームくらい?(そこが色々間違っている)

なんだかまとまりないけど、眠いので寝ます。
アビス進めたい〜


2006年03月07日(火) ありえないね

眠いです。
眠いです。体操教室行きました。疲れました。




以下、アビスのどうしよもない話。
某さんのパパの話(ここからしてありえない)
色々設定無視なのもイタイ。
ビミョウにネタバレ気味なのでお気をつけください。
というか、何故ガイルクガイを一回も書かずに…パパ?
しかも私パパ好きでもなんでもないのに…
これは春だから…ちょっと得体の知れない何かを受信しているのかもしれません。
お気をつけください。



「約束ごとは、正直申し上げますと苦手です」
「まあ、どうしてですの?」
「守れない時、相手の方を傷つけてしまうからです」
「まあ」
可笑しそうに優雅な仕草で手を口元にもっていき微笑む。
「お噂とは全然違う方なのね。私、もう少し尊大で威圧的な方なのかと思っておりましたわ。本当はお優しい方なのね」


自分の家柄に自信はあった。王族なのに控えめで心優しい妻を賜った時、恥ずかしながら少年のように心は躍った。
すぐさま子宝に恵まれた。王妃の事もあり、妻の身体が心配であったが難産の末に産んだ息子は、私と妻同様に燃えるような赤い髪だった。
妻が弱弱しく微笑んだが「私は大丈夫です」としっかり手を握ってくれた。
その手の暖かさに、初めて人前で涙した。
子供はもう望めない事を聞かされはしたが、かまいはしなかった。
確かな幸せをこの手に掴んだからだ。
幸せの絶頂の中、恐れ多くも私の義兄となる陛下から、内密に私室へと招かれた。
その時息子が背負う運命を聞いたのだ。
私の掴んだ結晶は「死ぬ運命」を持つ子だと聞かされた。
王女がお生まれになり王妃がこの世を去った時、急遽「赤毛」の公爵である私が陛下の妹君を賜ることとなった所以を聞かされた時、何かが私の中で壊れたのだ。

よく息子とは約束をした。
そのたびに妻からは責められた。
「できもしない約束であの子を傷つけないでください。以前あなたは仰っていたではありませんか」
形ばかりの指きり。期待した顔をする息子。そしてそれがすぐさま叶わぬ事を知り、うらむような顔を向けて、最後は積極的に寄ってくる事などなくなった。
それでいいと思った。
私はお前を愛してやれない。失くす時の悲しさに向き合えない臆病者なのだ。


運命を享受する術しか知らぬ、愚かで弱く可哀相な大人たち


2006年03月06日(月) 息切れ…ぜえぜえ

さすがに頑張りすぎて肩と目が痛い…
二周目はハードでプレイするのを忘れていて、再度プレイ…
(ベルセルク称号ほしいのだ)
いいの、ガイ様かっこいいから!イオン様優しいから!ジェイドが素っ気無くて「今君はルークの事『うぜえ』って思っているだろうが、彼が君の人生観を大きく変える男なのだよ!いつかルークの事が心配でたまらなくなるんだよ!ひゃーはははは」と一人で悦に入ったり(不気味)しています。アニスの猫かぶりが面白いです。
そういえばアニスは秘奥義だす時、パーティにルークとジェイドがいないと「やろー、てめー、ぶっころす!」が掛け声で入ります。
アニスにとってジェイドは範囲内なのか?(玉の輿願望からすればジェイドは確かにいいんだろうが)
というか、ガイは!ガイは範囲外なのか!なんで?やっぱゲイだから(違う)それともルークラブだから、こいつはダメだ、と思っている?(それもきっと違う)
今、ガイ様と合流しました〜
ガイ様かっこいい〜「華麗に参上!」すげええええ、初対面でそんなセリフ言われたら笑ってしまいますが、大佐もティアも思った事を言わないキャラだからよかったね…
アニスあたりなら「誰、このヘンな人」って言われそうだよ…
で、初めての魔物じゃない戦闘へ…
ああ、この辺りは好きだったな。イオン様の優しい言葉が心に染みます。
こういう優しいところ…、というか敵は敵!と兵士として割り切る事が出来ないままだったんだよね。
(後半のジェイドとの会話でありますよね)
色々発見もあって楽しいです〜頑張ります。


今日はデパートの北海道フェアに行きました。
時間が遅くなって買えなかったものもありましたが、とりあえず目的のお菓子は手に入れたからいいです。
それからキッズコーナーで一時間くらい遊んでいました、疲れました。
お母さん達みな垢抜けてて、というか綺麗な方ばかりで…「す、す、すみません、貧乏くさい親子がこんなところにノコノコと…」と思いながらも、互いの日々のストレスの事など話し「こんなに綺麗で上品そうな人でも同じこと悩むんだ〜」とちょっと安心したり(どんな安心だ)


2006年03月05日(日) いやいやめでたい! あとムダ長くてごめんなさい

ゆうかさんがついにアビスサイトをオープンしました〜
やったああ!
ヒャッホーイ!料理コネタシリーズは大好きなんで、新作拝めて嬉しいです。
いいなあ、私も期間限定で何か作ろうかしら…など、こっちのサイトに何の手もつけれないくせに何ぬかす…ってカンジですが。
そしてついにつづるんもゲーム部屋がオープンに!
うわああ、幸せいっぱい。
というか9月のオンリー行きたいな〜ティルズまみれ…はあ…(恍惚)


ただいま二周目です。イオン様とチーグルの森で出会いました。
後半のあのセリフが蘇ります。ああ、イオン様って本当にいい子だよね。
初対面なのに、この時からルークの事思ってくれてて…(涙)
そうそう、タタル渓谷って、あちら側は海なんですね。
となると…(以下ネタバレ妄想になるので白字)
EDでは海からやってきましたか?ルーク。
きっとアッシュは船でムスーっとした顔で待っているんですよ。
漆黒の翼がね船操縦してんの。『アッシュの旦那はいかなくていいんですかい』「うるさい、あいつの仲間だ。俺は関係ない」とか言ってんの!
『少なくともあの王女さんは、旦那に会いたがっていると思いヤスが』「……」
『バカだねえ、意地張ってないでいってくりゃいいじゃないか』でもそう言われると、ますます会いに行けなくなる意地っ張りちゃん。
ルークから海の方見に行ってくれって言われたナタリアが、崖の上から
「まあ、アッシュ!あなたですの?」と言われるまで、タタル渓谷には行けない男。そんなEDムービーの後を妄想。

妄想ワールド全開。どうだろう、ダメ?(誰に聞いている)

ところでイオン様の直属警備は女性だけで構成されているわけですが。
あれってアレですか?
暗に「好きなのに手をだしてOK」みたいな?大奥を引き連れているようなもの?
最高指導者の警備隊が女性だけで構成しているのを考えると…ねえ…
モースとかイオン様の地位がほしくてたまらなそうなのに、出世できない事を考えると直系だけしか継承できないんでしょうね。ユリアの時代から。
それを考えてみたバカバカしいコネタ↓


陛下の世継ぎ問題を真剣に考える老人達の物語

「ダアト教会のような女性だけの警備隊を形成するのはどうでしょう」
「おお、素晴らしい、それはいい考えだ。陛下は女性好きですからな。近くにいれば自然と一人や二人お手つきの女性が出てくるでしょう。その中で男児が生まれればなおヨシですしな」
「少なくとも貴族階級の中の女子で。なあに、何も出来なくてもかまいません。陛下の花嫁候補ともなれば貴族とて了承するでしょう」
「では12人くらいで。飾りの警備隊ですからそう多くなくとも」
「ですな。まずは『ツンデレ』これは今の萌えスタンダードらしいですからな。金髪ツインテーツならなおよし、かのう」
「ふむふむ。妹属性はもう古いのですかの。「おにいたま」と申すロリ属性が一人ほどどうかの」
「陛下はロリではなかろうて。まあ、多種多様なほうがよかろうか。おお、そうそう眼鏡っ子は外してはいかんぞ!図書委員でいつも本を両手でもち黒髪ストレートで」
「ほほう、なかなかええ趣味しておるのう。ワシはそうじゃのう、成熟した肢体と言動で遊んでいると思われているハデな女子じゃ。その実純情娘という落差がたまらんのじゃ。どうじゃ」
「それもアリかのう。ワシのイチオシは天然じゃ!ほえ?が口癖でドジばかりしておるんぢゃ!」
「卿はコレットスキーのようじゃのう。ワシはリフィル殿じゃ!一人くらいはクールなおなごも必要じゃろうて!」
「いや、やはりおっぱいじゃ!しいなのようなオッパーイな忍者が」

老人たちが徹夜で熱い議論を交わして出来た特別警備兵案は、大佐が根回し済みの議会で反対される事になるわけですが。
自分でも驚くくらいなバカバカしいネタですまない。
下はこれまたどうしようもない捏造もの。
ディストが愛しくてついつい妄想ばかりしてしまいます、誰か助けて!



「ディストとアニス」


『養子になる事にしました』
そう告げられたのは彼から惑星譜術を盗んで来い、と命令された時より前だったか、後だったか。
いつまでも共に研究していくと思っていただけにあの発言は衝撃だった。
軍でえらくなるためには家名は必要らしい。
今までそういうものを嫌悪してきたプライド高い彼が、そうなったのかは聞かずとも分かっていた。
かの地では珍しい褐色の肌をもつ、金色の光を髪にもオーラにも纏っている男のせいだ。
どうせ私はいつもつまはじきですよ。
だけど研究だけは、ジェイドと肩を並べることができるのは私だけなのに。
だからこそ彼からは止めるようにと言われたアレを続けているのに。
きっと完成すれば彼は私を見直すでしょう。彼と肩を並べる男が誰なのかわかるはずなんです。
「な〜に、さっきからムスー、ショボーン、ニターって気持ち悪い百面相しているの?ますますキモくて皆がドン引きしているから、アニスちゃんはそういうの止めた方がいいと思うな」
かん高い声で私の感傷のジャマをした少女は、私の恨めしげな表情など意に介する事無く目の前のイスにドカっと座る。
「何ディスト。あんた全然食べてないじゃない。ちゃーんと食べないと、アニスちゃんみたいに可愛くなれないぞ!…ま、死神じゃムリか」
「きぃぃぃぃ、だからバラ!バ・ラのディスト!何度言ったらわかるんですか!」
「いや〜ん、ディストってソッチの人〜?きゃ〜」
「ソッチじゃありません!大体ゲイはパンジーという別称が」
「そうかそうか。だからアニスちゃんの魅力がわかんなくて、クソガキー、とか言うんだね★」
口では勝てない。可愛い顔立ちと可愛らしい声、なのに中身は悪魔だ。
幼馴染とベクトルは違うが、根っこはよく似ている。
だから私はこの少女に振りまわれるのは嫌いではなかった。
「ねえ、ディスト、どこかいっちゃうって本当?」
上目遣いで私を見る。何かを探ろうとしている目。
「ええ、少し遠いところで研究をしないといけませんから。ここにはなかなか戻ってこれないでしょうね」
「ふ〜ん。ディストの研究って?そのヘンな椅子を量産すること?あ、でもそれが大ヒットしたらディストもお金持ちか〜、ねえ、アドバイスしてあげるから20%ちょうだい」
「誰が!厚かましい小娘ですね!」
「だって〜、ディストって絶対世間のニーズってやつわかってないだろうからさ」
図々しい事言っても憎めない。少し誰かを思い起こす気がした。
「ほらほら、甘いもの食べないと脳が活性しないよ!で、どこで何の研究するのかな〜?アニスちゃん、仲良しのディストの事色々知りたいな〜」
彼女が得た情報を、誰に流しているのかは知っている。
先生の情報を持っている彼からそれを奪うため、色々と接触していると目の前の少女の事を聞く事になった。
蔑んだように『金のためなら裏切りなど平気な子供だ』と言っていた。
「そんな事よりこれから時間はありますか?」
「はあ?なに?デート?アニスちゃんがいくら可愛いからってディストの年じゃ犯罪だよー、というかエンコー?」
早口でまくしたてる少女は声が高くよく通るため、食堂内の視線が冷たく突き刺さってくるようだ。
「違います!全くこの小娘は!この前あの小汚いヘンなぬいぐるみを預かったでしょう。お返しします」
「じゃここで返してよ。そうじゃないとアニスちゃん貞操のピーンチ★」
「だーかーら!第四石碑の丘に来てください。わかりましたね!すっぽかしは許しませんよ」
「あー、メンドクセ…」
ボソリとつぶやく少女に一番きく言葉を口にする。
「拘束料は払います…」
「は〜い!今からでも全然おっけ〜、ねえねえ、この前ヘンな機械の前で五十音延々喋らされた時くらいは払ってくれる?」
「はいはい」
もう溜息しか出なかった。


「何、これ!」
私の傑作「トクナガ」の出来にさすがのアニスも、素直に感心している。
「あなたの音声だけに反応します。こうみえても防御は特に秀でていますし、攻撃も並みの兵士以上のものですよ」
呆然といった表情で巨大化したトクナガに乗っていたが、少し顔を曇らせて降りる。
「…なんでくれるの。こういうのでみかえり求めてくるんじゃないの。あたし…もう何もないよ」
子供が「もう何もない」と言う。少しうつむいているので、この身長差では表情は窺い知れない。
「……別に。まあ、あそこでこんな私に話しかけてくれたのはあなただけでしたし」
つまらなさそうに顔をしてダアト教会施設に向ける。
荘厳な美しく清き建物。中は醜く陰謀策謀で満ちている。
「そっか…うん……、ありがとう〜、アニスちゃん大感激〜」
パッと顔をあげると、ふくよかそうな頬に指をあてて笑顔を向ける。
その仕草だけで、二人の間に漂った微妙な空気を吹き飛ばした。
この少女はそれでいいのだ。
ふと、ある男の事を思い出した。嫉妬の感情でどうにかなってしまいそうになるのに、厚かましく図々しくいつもドカドカとこちらの都合おかまいなしなのに…憎めない男。悪魔みたいなところは彼に、許してしまう我侭なところは彼に。少しだけ、ほんの少しだけこの少女に思い出を重ねてしまう。
「ありがとね、本当に」
「……ふん」
「で、拘束料払ってね★」
「こ、こ、この守銭奴がーーーー!」



久々にキチンと終わらせたような…。
というか長くてすまぬ。


2006年03月04日(土) 二周目だよ!アビスを語るの巻

まずね、ゆうかさんが教えてくれたんですよ。
「ラスボスでティアとルーク外すと、ガイとラスボスの会話になりますよ。しかもガイがカッコイイ!」って…
んぎゃー!やらなきゃいけないでしょ!
隠しダンジョンのボスをクリアした時点で所持金が10万くらいしかなかったので、「ははは、闘技場でさっくり稼いじゃいますか」と張り切っていたらルークがLV100になっていました。テヘ。張り切りすぎだゾ!
ちなみに連続コンボ数79は、隠しダンジョンボスさんで取らせてもらいました。ルーク使いなんで(そう、わかってんの!ガイ使いやすいって!でもやっぱルークなのだよ…個人コンボだと30過ぎくらいで厳しかったり、ADスキルを充実させないと15コンボくらいで終わったりするけどさ)ゆうかさんはネビリム先生ですごい数字を叩き出していたように記憶しますが…
ちなみに私はネビリム先生の時はそんな余裕なかったです。逃げ回って打撃、そしてまた逃げ回る…コンボなんてムリムリ。

で、いい加減しびれを切らしていると思われる(特に足)ラスボスのところに向かう。
そして見る!
うはああああ、カッコイイー!
もう最高、ガイ様最高!とグルグルのたうち回りました。
先祖の墓参りは、妹じゃなくてガイを連れて行くあたりに、ラスボスさんはガイにただならぬものを持っているのかしら…と妄想しまくりでしたが。ありがとう、色々間違っていなかったように思えました。妄想ってすごい。私のホモサーチの性能は高いようです!(チガウ)
で、EDですよ。ED!
昨日の夜、またED見て辛くなって、思わず泣いてしまいましたさ。
そのまま二周目に突入しようと思います。
グレードがたまりまくりなので、すべてお買い物が出来そうです(相反するものはダメでしたが)
さあ、二周目頑張るぞー



で、また長いアビス語り。
本当に色々すみません。ネタバレになりそうなところからは白字です。


前回ティアのあの発言が…ってところに、少し補足なんですが。
髪を切ってからのルークってさ、こう…イベントとかムービーとか見てもね、心の底からの笑顔ってないように思われるんですよ。
どこか遠慮しがちな…表情が多くて。
だからこそ幸せになってほしい!っていう気持ちが私の中に堅固にあるんだろうな…って思います。

ただED見た時にふとおもったのですが、戦争状態を回避した両国は今からどうなっていくんでしょうか。
キムラスカ王朝はナタリアが?
ただこれは女性であるということと、血筋が問題になってくる。
あと王族の血をひいている公爵家子息ルークも候補になってきますが、色々考えるに彼が王族になる可能性は低いかなと(勝手に思ってますが)
ナタリアとの婚姻ですが、これも「ルーク」の事情を考えるとありえないかなと。
そしてジェイドが少し洩らしていましたが、ナタリアが民のために〜という思想が根強いとなると、王政の廃止が検討されるかもしれないかな。
キムラスカは議会がなく、貴族院のようなものがあるくらいでしょうか。
主要な事は全て貴族が執り行ってきたのでしょうし。
だがナタリアが「民」を思えば、今の制度を継続していかないのではないかと思っています。
一方マルクト帝国ですが、現皇帝が若いとはいえ未だ独身。
こちらは議会が機能していますが、フリングス少将があの若さで件の階級なのを思うと(本人が有能なのは間違いないと思いますが)貴族的階級の人間が軍部、議会で発言を持てるようになれるのではないかと推測されます。
ジェイドも私的ホモ妄想では、結構血なまぐさい帝国内で発言権や出世など鑑みて、カーティス家に養子に入ったのではないかと。ほら、陛下の側近になるためには家柄必要だし(ここホモ妄想)ネビリム先生の事やそれに関しての保管されているであろう資料を破棄しておきたいという気持ちもあるでしょうし。
陛下があのまま独身だと、傍流の人間を世継持ってきそうかな〜。
陛下が幼少時代にあの地に「幽閉」されていたという状況をみると、結構ああみえても血なまぐさい部分があると思われます。
陛下の代で改善はされていっているでしょうが、先代はホドで研究を行っていた事を考えると超タカ派だったんでしょうね。
病死っていうのも…案外ホド消滅により穏健派の勢いが増してきて、「病死」させ若造を王座に据えた可能性も否定出来なかったりして。
(陰謀大好きでごめんなさい)
案外、ケセドニアが勢いを増してくるかもしないかな。
アスターはいい人だけどね(はじめはずっと疑っていました。こいつ絶対悪人だって)
ただ、いつまでも平和であってほしいな、とは思います。
ジェイドあたりからは「それは難しいでしょうね」と言われそうですし、事実そうだと思うからですが、両国のトップがあの事件を経ているから100年くらいは安泰なのかな〜


敵について語ります

好きな敵、というか何故その道にいってしまったのかが理解できる人たち。
「シンク」「ラルゴ」「アリエッタ」「ディスト」
理解全くできません。
「リグレット」
行動原理はわかるような…でもそこまでいくのはわかんないような…
「ヴァン」
「リグレット」に関しては、まんま悪口になるかもしれないですが。
結局は「男に目がくらんじゃいました、テヘ」にしか見えません。
サブイベントの遺書も見ましたが、それでもこうにしか思えません。
逆を言えばですね「好きな男の夢を叶えさせるためなら地獄にだって落ちる覚悟だよ!文句あるヤツかかってこーい」なカンジなら好きです。
だけど中途半端。そこがどうしてもダメ。ティアに悪い顔できないのもわかるけれど、自分の身内の死よりも好きな男を選ぶのならウジウジしてないでバーンといってくれ!って思います。
そこがどうしてもダメ。
ヴァンに関しては、シンフォニアのミストの言葉が思い浮かびます。
「何度こうなっても僕はこの道を選択する」
ただもうちっと…ヴァンの内面をしる事のできるものがほしかったな。
それこそリグレットが自分の敵と思っていたヴァンをあそこまで、妄信するようになるにいたるものが。
ここらへん、ちょっとおいてきぼりなカンジがするんですが。(あれ?私だけ?)

「シンク」はねえ…もう最初に戦う時は泣きました。
ちなみにその前のシェリダンのイベントでも泣きました。
あ、このせいでリグレットがキライになったような…(おばあさんを手にかけるか?フツー…)
ちなみにこのあとのミュウファイアーで譜陣を書くので、別の意味で泣きました。ゆうかさんも泣きながらやったそうです。あれはキツイ…
だからこそヴァンに従うのもわかるんです。

「ラルゴ」泣いた!もー泣いた!アスターんとこのバアさんはまずラルゴに謝るべきじゃないのかと!!!ナタリアに許されたくらいで、贖罪が終わったなど思ってんじゃねーよ!って怒るくらいですよ。
娘連れさられ、そのせいで妻自殺。それもスコアのせいで…しかも手引きしたのが義母。そりゃ名前も捨てたくなるさ!
最後娘と対決するのは矛盾していると思う人もいるでしょうが、私はそう思えません。最後まで自分の信念を貫いたな、と思います。

「アリエッタ」はヴァンに従うのではなく、敵をとるためにアリエッタは動く。シンプルだからこそ揺るがなくてすきです。母のため、イオン様のため。だからこそ彼女の「恨み」をアニスは一身に背負うため決闘を受ける。
彼女と戦う時は辛かったです。

「ディスト」ジェイド大好きっこ。私はディスト大好きっこ(聞いてねえ)

EDについて








まあ、正直…自分の冷静な部分はわかってます。あれがアレなのは。
剣のね…鞘の向きが違ったもんね。ジェイドの表情はアレだしね。
ただチーグルスターでいった「記憶は残る」なら、アレだって可哀相だ。
皆が素直に笑えない、心の底から笑えない、悲しいEDだと。
「ルーク」はナタリアを選ぶ事はもう出来ないだろうな…と思うんです。
なんだかんだでそういう子なのよ。
ゲームの中ではいつもシカメっ面だったから、笑顔がみたかったな、この子の。記憶を背負っていくのは辛いよ。すごく。

ちょっとだけ希望的なパターンなら融合
これも幸せかといえば幸せではないと思う。
七年間で彼らはそれぞれ別の人格となってしまった。
そしてそれを最後に理解してもらうための決闘だったわけだし。
それに互いに好きな人間とは結ばれないだろうし(この場合は互いに譲り合ってそうだな)

私の妄想EDはルークとアッシュはそれぞれ戻ってきているパターンですよ。ええ、もうそれでいいんです。ご都合主義?はは、勝手に想像おけっていったのは765さんだもーん!
皆幸せに飛び切りの笑顔を見せてくれる後日談があるんですよ。
バカみたいな事で笑いあって、ケンカして、仲直りして。そんな日常ですよ。
愛される価値や、優しくされる価値なんてないんじゃないか…と不安になる事もなく、自分がここにいていいのかと悩む事なんか一つもなく。
そんな絵に描いたような幸せでいいんです。
父親似のせいか背がめきめきと高くなっているナタリアに、いつか追い越されるんじゃないか…が一番の悩みなアッシュでいいんですよ。
ガイとマルクト帝国で仲良くぶうさぎの飼育したり(違う)復興支援しているルークでいいんですよ。そんなルークの悩みはガイが食わず嫌い解消として魚料理ばかり食べさせる事くらいなもんでいいんですよ(元ネタはゆうかさん)
皆が幸せになれたらそれでいいんです。ご都合主義ばんざーい


2006年03月03日(金) だからオチのない話を書くのが大好きです。

どうも。
夜は2時〜3時に寝て、朝は6時〜7時というオタな生活をしているぶーぶーです。
アビスについて語ろうと思ったのですが、打ちながら泣く泣く。
なんでこんなに熱いんだ、自分…って思うくらい。
ううん、でも思わず熱くなるの!そんな罪なソフトなの!と、ちょっとイタイ子になりそうなので、一日お休み。
この下にはいつものオチのない駄文。
陛下絡みです。
しつこようですが、オチはありませんから!






「今でこそ心の篭ってない社交辞令やうさんくさい笑顔のあいつだが、昔なんか無愛想で無口で冷徹で……、あー!思い出してもちっとも可愛くないガキだったな」
日課となっているぶうさぎ散歩を終えて、彼らの居住スペース、つまりは陛下の私室なのだが、そこにつれて帰った時に暇を持て余していた陛下の昔話に付き合う事となってしまったのだ。
陛下は可愛いリボンをつけたぶうさぎを膝にのせ、俺は少し気の弱いところのある新入りを膝にのせて向き合う形となる。
優しげな表情でぶうさぎを撫でながら
「あんまり可愛くないもんで、どうにかあいつをギャフンと言わせてやろうといつも考えてたもんだ」
「ギャ…ギャフンですか…」
突っ込みたいが、親しげに接してくれているとはいえ相手は皇帝陛下だ。
使用人暮らしが長かった俺は、突っ込みは心の中で行って話に耳を傾けた。
「そういえば、ある日雪山に探検をしに行こうと思いついたんだ。それにはお供が必要だ。地元で地理に詳しく同年代ともなるとあいつらしかいないから、泣いて嫌がるサフィールと、無言で突っ立って身体全体で拒否しているジェイドをなんとか説得して探検したわけだ」
せっと…く?
何の言葉を言えばあのジェイドの旦那が動くのか知りたい気もしたが、おそらく聞いたところで何の役にもたちはすまい。
陛下の持つ子供じみた破天荒な言動に呆れる事もしばしばだが、憎めない。
屈託のない笑顔を向けられると、付き合いの浅い俺でも「仕方ない」と陛下の我侭に付き合う事になる。
光り輝く太陽には誰も逆らえないのだ。永久氷壁をまとったあの男でさえも。
「楽しかったぞー、30分もしないうちに『遭難ってこうすればなるのだな』と我が身をもって体験したしな。サフィールは盛大に泣いて青っパナ出しているし、ジェイドは……笑ってたな」
その状況でそういう思考になる陛下もすごいが、何故そこで笑えるんだ!常人では理解できないぞ!
「笑う…ですか…。その状況で笑うなんて」
「そう、変人だろ、あいつ!」
我が意を得たりとばかりに、椅子から上半身を乗り出し、話の続きを熱く語りだした。
「しかもえらい皮肉な笑顔でな。『愚かな王の命令に妄信に従うとこうなるといういい例ですね』とイヤミをたっぷり言われたんだ」
それは言われても仕方のない状況だと思うのだが…思わず苦笑いが浮かびそうになったので、膝で幸せそうに身体を預けている新入りに目を落として軽く撫でてやる。
「それでどうなったんです?ケセテブルクじゃ大騒ぎだったんじゃないですか?」
「いや〜、そうでもないな。あれからすぐ俺たちの師匠が追いついてきて、それぞれゲンコツを一発ずつくらっておしまい、だったかな」
「運がよかったですね」
「師匠にな、伝言が届くように仕込んでおいたんだ。俺たちが出発して一時間後に」
ただ破天荒なわけではなかったわけだ。だが面白くなさそうに
「ジェイドのヤツは20分後に届くように手配してたので、それで師匠がやってきたわけだがな」
思わずクスリ、と笑ってしまう。
「おやおや、ぶうさぎを囲んで談笑中でしたか」
話をすれば影がさすというが、少し機嫌が悪そうにして大佐が入ってきた。
「お前がいかに可愛くないガキだったのか、ガイラルディアに教えてあげていたんだ」
「それはそれは。こういう場合は『大きなお世話です』と言っておいたほうがいいでしょうね。ガイだって私の幼少時代など興味などないでしょう?」
眼鏡の奥の赤い瞳が、何故か今日はとても冷ややかに感じられる。
「いやいや、興味あるよなー。まだまだネタはあるぞ」
「人の過去をむやみに口にするものではないと思いますが」
「はいはい。ウルサイのが来たから、また今度な」
さっとぶうさぎを抱えたまま立ち上がる。そのまま私室を出て行こうとする陛下をジェイドの旦那が小言を何か言っている。
あの二人が幼馴染で親友というのは、目の当たりにしてもまだ信じがたいと思うときもある。陛下はともかくとして、あのジェイドの旦那に心許す友がいるという事実に驚きなのだが。
だがジェイドは陛下と私室で会う時は、いつもと変わらぬようにみえて、その実楽しそうだ。陛下もしかりだ。
膝で気持ちよく眠る新入り、俺の赤毛の幼馴染と同じ名前のそれの背を、優しく撫でながら、遠く離れたところにいる彼を思った。


2006年03月02日(木) アビスについて熱く語るの巻 その1

つづるん、こんなところでですがクリアおめ〜
ムダに熱く語った迷惑メールがきたら、イオン様の優しさでスルーしてください。

で、つづるんクリアにつき私も熱く熱く語るよ〜
まずプレイしてて思った事は「主人公好きかも…」だった。
私の中ではルークはティルズでは今までにないタイプの主人公であり、年相応の少年らしさがあって大好きでした。
結構細かいところではぶっきらぼうながらも優しさをみせているし、それを素直に口にだせない年頃だよね、17歳男子って。
そして公爵家一人息子という立場からすれば、ああいうわがままなキャラっていうのはきちんと裏打ちされているな〜って。
ガイは言うまでもなく大好きでしたし、ヒロインのティアもヒロインヒロインしてなくて好きですし(兵士ですしね)ミュウはどうしてくれようってくらい可愛いし、アッシュはアッシュはアッシュは……アッシュの事を色々考えると色々辛くなってしまう。
ルークは好きだし、アッシュも好きだ。
だからこそバンプの「カルマ」の歌詞がすごく重くのしかかってくる。
アビスバージョンジャケで光があたっている彼と影になってしまった彼。
彼らのことを思うと、本当にいろいろ辛くて胸が痛くなる。
幸せになってほしい。ルークとアッシュは二人とも幸せになる権利はあった。
ジェイドはイカします。大好き。アニスはああみえても天才ディスト様が作ったトクナガは育てれば強いです。しかし秘奥義が二つもあるなんていいよな…ガイ様ひとつだぜ…ボツった音声みたけどすげえカッコよかったのに…
ナタリアはお姫様でOPみて気高いツンデレなのだろう…と思っていたら超天然だった。
ナタリアをからかうアニス&ジェイドの小悪魔と鬼畜眼鏡コンビにからかわれている様が面白くて大好きです。

「仲が悪いパーティを目指した」って開発チームがいうように、確かに皆最初は「目的のためにとりあえず組むか」というカンジでした。
だからこそ旅をしていくなかで、皆が「仲間」になっていくところがね。
ああ、思い出すと涙が…
今回何度泣いたろう。本当に面白かった。
期待していなかっただけに、まさかこんな世界観やステキなキャラ達と遊べるとは思ってなかったので、いい意味でずっと裏切られ続けてきました。
私は最初は「公爵家の一人息子は誘拐された時点で死亡。クローンとして優秀だった主人公がルークとなり、クローンの劣化が燃えカスちゃん。ヴァンは裏切る。髪が短い主人公は表情が違うので、おそらく自分がクローンとしり、植えつけられた性格から脱して「自分」になっていく」というのをOPアニメだけで妄想してました、すごいね、妄想。
まあ、妄想はすこし軌道を外れていましたが(少しか?)


さて、以下からはネタバレなので白字で。

ルークについて

あまりに救いがない。アクゼリュス事件では、私は一人TVモニタに向かって「いや、お前らまて、ルークが悪いのか?確かに過ちを認めない事は悪い。だがこの事態を起した事は彼一人の責か?では問う、君たちが怒りをぶつけるべき敵はヴァンであり、その人物がいないから目の前のルークに単純に怒りをぶつけているだけではないのかと!ジェイド、君の怒りはわかるが言葉が足りない。出来ない子には出来ない子なりの教え方があるのではないのか。ティアも君がルークにすべてを曝け出しているわけではないから、それがルークの不安を煽った自覚はあるのかと!」という世迷言を言っていたわけですよ。
ただ旅をこなしていけばわかるように、ジェイドは軍人だし博士だし、文武両道であり他者を全く信用していない。多分信頼しているのは陛下と妹とディストだけだったと思われる。
(ディストはネビリム先生イベントとチーグルスターをこなせば、ジェイドが命令したのでディストはダアト教会に入ったことがわかる。親友まではいかないが、同郷のよしみで頭だけはいいので一定の評価をしているのは理解できるかな。まあ、私が結構雪国幼馴染たちが好きだから贔屓目あり)
他者は愚鈍、軽薄、無知蒙昧としか思っていないと思われるので、この時点でのジェイドの行動は、性格を考えるといたしかたないとも思えます。
つまりあの時点では、みな単なるパーティであり、仲間ではなかった。
社会で他者と交わっていないルークにとって、はじめて任命された責務に、舞い上がり余裕を失っている。
でもフォローらしきものはティアだけで、しかもティアは兵士なので「子供に言い聞かせる」言い方が出来ない。
それがますます物事が悪いほうにいってしまう。
このあたりはすごくすごく胸が苦しかった。だからこそガイ様が戻ってきてくれたとき「ガ…ガイ〜」とマジで目の奥が熱くなった。
皆がルークがいなくても、今まで通りに普通に旅をしている。
そんな中、一人面白くなさそうな顔をしているガイ。
それだけでも嬉しかったのに、待っててくれた時、本当にね「ガイがガイで本当によかったよ…」と(セリフぱくり)
ガイとティアって同じようにルークを心配し、見守っている。
でも父性と母性なんだよね。
レムの塔前、ガイはルークの行動を全否定。ティアは「あなたが決めた事でしょう」と認める。
だが実行となるとティアは咄嗟に止めにはいる。そしてガイはそのティアを止めルークにあの行動を取らせようとする。
そこがガイが「男」だと思われるんだよね。女ならやはりティアにようになってしまう。
だからこそあの時のガイはすごく好きだ。「ばかやろう」「ありがとう、ガイ」のやりとりも……涙なしでは見られない。

あー、あとね、基本的にティアは好きです。
でもね、あの時点の言葉だけは物申したいの。
ヴァン一回目撃退の一ヵ月後。
会った時に、何もしていなかったルークを叱ってくれた。うん、それは間違いないよ、正しいよ、全くもって正論だ。
でもね、ルークはこの旅の前は何もない子だったんだ。
屋敷に軟禁。話せる友人はガイのみ。ただペールに話しかけるだけでも執事から小言をもらう背景を考えると、ルークの部屋以外ではなかなか表立って仲良く振舞うことはできない環境にあったと推測される。
そして「死ぬ子供」として父親から思われていたので、必要以上の知識など与えてもらっていないのだ。
というか最低限の知識さえも与えられていない。
一つの目的が終わった時、皆それぞれに帰る場所、還るべき場所があり、仕事がある。
でもルークには何もない、この場所にいるべき人物は別にいる、母の優しさを受けるべき人物は別にいる、でもレプリカであるルークはどこにいけばいい?世界も社会も何も知らない子供が一人で、どこに行き何をすればいい?
そういう事をわかった上での発言だとはわかっている。でもあの時、ああいう言葉を言われた時「そんなに急いで人は変わらないといけないのか?」と一人で憤っていた。

最後にアレ
一番頑張った彼と彼が報われる終わりであってほしかった。




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