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2006年06月30日(金)
そろそろサマー・リーディング

今日で6月も終わり。そろそろサマー・リーディングの季節だ。毎年言っているが、私の「Summer Reading」は、タイトルに「Summer」とつく本を読むことという単純なもの。とりあえず、毎年そういう本を買うので、今やこれもコレクションになっている。

で、今年はすでに紀伊国屋のバーゲンで1冊買ってある。Barbara Delinskiの 『The Summer I Dared』 だ。これはマスマーケット版だが、ちょっと前から気になっていた縦長の本。この形態は読みやすいのか?読みにくいのか?それを試すためにも、今年の夏は、ぜひこの本を読みたいと思うのだけれど、残念ながらこれは南部が舞台の話ではなく、それはそれでいいとしても、南部本をあれこれ買っているところなので、そちらも読みたいし、サマー・リーディングの常で、どうなるかは神のみぞ知るだ。毎年9月くらいになって、やっと1冊読むくらいのものだから。

ともあれ、読みかけて途中でやめていた本を片付けたいので、この本はまだ当分読みそうにもないのだが、読みたい本は星の数ほどあって、悩みは尽きない。実に平和な悩みで申し訳ないけど。

あ、ちなみにマーサ・グライムズの『桟橋で読書する女』は、ミシシッピとアラバマの間にある町を舞台にしている割には、全く南部的な雰囲気はなく、話も全然面白くなかった。面白い話が多いはずの南部本にもハズレはある。

グライムズは日頃、スコットランドヤードを扱ったミステリシリーズを書いているので、やはり南部を舞台にした小説には向いていないのかも。というか、シリーズ外ではあるが、この本だけなぜ南部を舞台にしたのだろう?南部ものでなければ読まなかったのに!


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『桟橋で読書する女』/マーサ・グライムズ (著), 秋津 知子
文庫: 363 p ; サイズ(cm): 16
出版社: 文芸春秋 ; ISBN: 4167309343 ; (1994/08)
出版社/著者からの内容紹介
桟橋に電気スタンドを引いて読書するのが趣味の女と、孤独な町のシェリフとの奇妙な友情。そこに殺された三人の女の謎が忍び込む。★南部本

※画像は原書 『The End of the Pier』/Martha Grimes


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2006年06月29日(木)
「COYOTE UGLY」

昨日観た 「コヨーテ・アグリー」 がとにかく気に入って、今日も観てしまった!歌もいいんだ!それでもまだ飽きず、さらに感動して涙まで流している私。全くほんとに単純だ。

しかし、あれだけの女性が出てきて、誰一人嫌いなタイプがいないというのも珍しい。とにかくカッコいい!Amazonで検索したら、マーケットプレイスに千円以下で出ていたので、即オーダー。

こうなると、シャロン・ストーンの 「クイック&デッド」 も欲しくなってくるが・・・。なんたって、「クイック&デッド」のシャロン・ストーンに憧れて、鬼怒川のウエスタン村でカウボーイハットを買ったくらいだから。いい女はたくさんいるけれど、私の中では「クイック&デッド」のシャロン・ストーンは、カッコいい女No.1だ!ちなみに、シャロン・ストーンをカッコいいと思うのは、「クイック&デッド」だけです。(^^ゞ

しかし、現実を見なさいよ!と思う。肉体も精神も鍛えなきゃいけません。全然話になりません。まあ、比較する以前の問題だけど。。。ちなみに、「コヨーテ・アグリー」には、主人公の恋人役の男の子も出てくる。それなりにかわいい顔をしていて、なかなかグッドな男の子だけど、まわりの女性陣のカッコ良さにかすんでしまって気の毒。

対抗できるのは、主人公の巨漢のお父さん(ジョン・グッドマン= 「夢を生きた男 / ザ・ベーブ」 でベーブ・ルースをやった人。他に「オー・ブラザー!」「ブルース・ブラザース2000」「フリントストーン」など)くらいじゃないか?笑顔がかわいいし。


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2006年06月28日(水)
映画三昧

今週は毎日、テレビ東京の「午後のロードショー」で、グレゴリー・ペックの作品をやっているので、嬉しい。早いもので、没後3周年だそうだ。ペック特集は、3回忌の法事のようなものなのか。(^^;

グレゴリー・ペックの映画はだいたいは観ていると思うのだが、まだ観ていないのもあるし、何度観てもいいものもある。

・月曜日─「マッケンナの黄金」
・火曜日─「マッカーサー」
・水曜日─「子鹿物語」
・木曜日─「アラバマ物語」

「アラバマ物語」は三大好きな映画のうちの1本だし、「マッカーサー」は、個人的にツボ。グレゴリー・ペックみたいな俳優は、もう二度と出てこないだろうなあ・・・。

ところで、先日図書館で借りたビデオ 「コヨーテ・アグリー」 を観た(リンクはDVD)。特に期待もしていなかったのだが、すごく面白かった。出てくる女性が皆すっごくカッコいい!私は男性のほうが絶対的に好きだけど、この映画は女性がドライで明るくて決まってていいよ〜!田舎からNYに出てきた女の子が夢に向かって頑張るというありがちな話だけど、前向きに生きてる主人公にも共感できるし、父親や友達の愛にも感動。私も頑張ろう!という気になる。<単純すぎ!

女性でカッコいい!と思ったのは、 「クイック&デッド」 のシャロン・ストーンくらいしかいないから、この映画はとってもお気に入りになってしまった!皆セクシーなんだけどエロくなくて、とにかくカッコいいお姉さんばかり。いいなあ〜!(≧▽≦)

この後、またシュワちゃんの「T2」を観た。これも毎回馬鹿にされるんだけど、最後で必ず泣いちゃうんだよね。シュワちゃん、カッコいい〜!私は内容的にどうこうというより、とにかく男も女もカッコいい映画がいい。ああいう風になりたい!と思って頑張れるから。ちなみにシュワちゃんの場合は、筋肉に憧れてるわけではなく、ああいう強い人間になりたいという見本のようなもの。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『インディアナ、インディアナ』/レアード・ハント (著), 柴田 元幸 (翻訳)
単行本: 233 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 朝日新聞社 ; ISBN: 4022501871 ; (2006/05/03)

出版社 / 著者からの内容紹介
アメリカ文学最大の人気翻訳家・柴田元幸氏が「これだ」と惚れ込み、ポール・オースター氏が「ずば抜けた才能」と絶賛した本邦初翻訳小説。年老いて病んだひとりの男の人生の、深い喪失感と淡いユーモアがかぎりなく美しい小説。


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2006年06月27日(火)
Angry Housewives Eating Bon Bons

昨日は授業終了後、ジャズフェスで使うウォッシュボードを買いに行き、あれやこれやの後いったん帰宅。家で夕食を食べてから、再び出かけて歌の練習。歌えなければ、ジャズフェスも単なる法螺話で終わってしまうから、とにかく声を出さなきゃ!という感じ。

でも、暑い中を歩いて学校に行った後、歌の練習はかなり厳しい。もともと体力がないから、普通だったら学校に行くだけで疲れるのに、さらに歌を歌うのは、ほんとにしんどい。せっかく食事をしても、全部吐いてしまうくらい疲れる。これは体力作りからやらないとダメかも。今のままでは、真夏の練習に耐えられない!


そんな時に、新品の本が届いたりするのは、なんとも癒される。表紙を見ているだけで和む。今日アマゾンから届いたのは、『Angry Housewives Eating Bon Bons』というタイトルに惹かれて買ってしまった本だが、Amazonのレビューでは酷評されている。

ベタ褒めされていると、そんな一般受けするようなのは読みたくないとなるし(自分も一般の部なのに)、酷評されていると、へぇ〜?と思い、どれどれ・・・となる天邪鬼だから、俄然読んでみたいと思うのだ。いいも悪いもなく、読んだそばから忘れていくようなのは読みたくないが、酷評されるくらいなら、何かしらあるってことでしょう。(^^;

アメリカ南部物と同様、どうしても抵抗できないのが、スモールタウン物だ。この本もミネソタのスモールタウンが舞台で、「フライド・グリーン・トマト」のファニー・フラッグみたいな作風なのかな?と思っているのだが、この手の本は一歩間違うと、「ちょっといい話」で泣いて下さいというのが見え見えの、偽善者めいたつまらない話に終わってしまうのが怖い。とりあえずは期待。


〓〓〓 BOOK

◆Amazon

『Angry Housewives Eating Bon Bons』/Lorna Landvik (著) ¥862
マスマーケット: 483 p ; 出版社: Fawcett Books ; ISBN: 0345475690 ; Reprint 版 (2005/03/29)
Book Description
From her sensational sleeper hit Patty Jane's House of Curl to her heartwarming novel Welcome to the Great Mysterious, Lorna Landvik has won the hearts of readers everywhere by skillfully balancing hilarity with pathos, and bittersweet insights with heartwarming truths. Now she returns to her beloved, eccentric stomping ground of small-town Minnesota where the most eclectic, and engaging group of women you'll ever meet share love, loss, and laughter.

Sometimes life is like a bad waiter—it serves you exactly what you don't want. The women of Freesia Court have come together at life’s table, fully convinced that there is nothing good coffee, delectable desserts, and a strong shoulder can't fix. Laughter is the glue that holds them together—the foundation of a book group they call AWEB—Angry Wives Eating Bon Bons—an unofficial “club” that becomes much more. It becomes a lifeline.

The five women each have a story of their own to tell. There's Faith, the newcomer, a lonely housewife and mother of twins, a woman who harbors a terrible secret that has condemned her to living a lie; big, beautiful Audrey, the resident sex queen who knows that good posture and an attitude can let you get away with anything; Merit, the shy, quiet doctor's wife with the face of an angel and the private hell of an abusive husband; Kari, a thoughtful, wise woman with a wonderful laugh as “deep as Santa Claus's with a cold” who knows the greatest gifts appear after life's fiercest storms; and finally, Slip, activist, adventurer, social changer, a tiny, spitfire of a woman who looks trouble straight in the eye and challenges it to arm wrestle.

Holding on through forty eventful years—through the swinging Sixties, the turbulent Seventies, the anything-goes Eighties, the nothing's-impossible Nineties—the women will take the plunge into the chaos that inevitably comes to those with the temerity to be alive and kicking. Angry Housewives Eating Bon Bons depicts a special slice of American life, of stay-at-home days and new careers, children and grandchildren, bold beginnings and second chances, in which the power of forgiveness, understanding, and the perfectly timed giggle fit is the CPR that mends broken hearts and shattered dreams.

Once again Lorna Landvik leaves you laughing and crying, as she reveals perhaps the greatest truth: that there is nothing like the saving grace of best friends.


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2006年06月26日(月)
ユダヤ人と反ユダヤ主義(10)

◆ユダヤ人と反ユダヤ主義─第10回:アラブ・イスラエル紛争と反ユダヤ主義

ヨーロッパ生まれのナショナリズム(民族主義)と反ユダヤ主義の両方により、アラブでのユダヤ人に対する態度は強硬。現在でもアラブの教科書にある地図には、イスラエルが載せられていない。

日本の報道などによると、アメリカがイスラエル寄りのように感じるが、ヨーロッパ、特に英仏では、国内にアラブ人が多いため、国内政治をうまくやるためには、親アラブ政策を取らざるを得ない状況にある。


◎反ユダヤ主義の存在を否定する現在のアラブ陣営

その主張の要点は、アラブ人もセム系であるから、われわれが反ユダヤ主義(anti-Semitism)的なものを持っているわけがない。われわれは、ユダヤ人とシオニスト(イスラエル)を区別しており、われわれが非難、攻撃するのは、後者であって、前者ではない─というもの。しかし現実は、それと異なる状況となっており、両者は混同され、ともに攻撃の的。アラブ・イスラーム圏における人々のユダヤ人に対する態度は、伝統的な半寛容のそれから、反ユダヤ主義に転換。しかもそれが強化されつつある現状といってよい。


●パレスチナ難民─イスラエルが独立する以前に、少なくとも2年以上パレスチナに住んでいたアラブ人(国連定義)→同じアラブ人でも、アラブ圏ではどこも受け入れない。

●ユダヤ難民─イスラエル独立時にアラブ圏を追われたユダヤ人→イスラエルが受け入れて、現在はゼロ。


日本のマスコミは親アラブで、イスラエルに公平な報道がなされていない。新聞などの報道は、その分を差し引いて考えるべき。例えば、問題となっている「壁」。なぜ壁を作るのか?そうしなければ、テロリストが入り放題になってしまうからだ。また、難民が入り込んで略奪を行うのを防ぐというのもある。しかし、堅固な壁はごく一部で、大部分は単なるフェンスである。

こうした不公平な報道のために、日本人のユダヤ、イスラエルに対する認識には、間違った点が非常に多い。ユダヤやイスラエルについて語る場合には、このようなことを考慮に入れて話すべきだ。定かではない不正確な情報で判断し、イメージだけで決め付けてはならない。報道が全て正しいというわけではないということを頭に入れておくべきだろう。


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2006年06月25日(日)
『クロイヌ家具店』とテレビ

大海 赫(おおうみ・あかし)の『クロイヌ家具店』を読んだ。児童向けのファンタジーだが、ちょっと怖い感じもする。子どもがさらわれて、椅子にされてしまうなんてところは、なかなか不気味だ。宮沢賢治の『注文の多い料理店』のようなイメージもある。

挿絵も本人が描いているので、美大出身の作家なのかと思ったら、なんと早稲田大学の文学部だった。年齢は近藤先生(「ユダヤ人と反ユダヤ主義」)と同じみたいだから、学部は違うけれど、同窓生かもしれない。

さて、今日はテレビが来た!なんて言うと、いつの時代の話?と言われそうだが、とにかく昨日買ったテレビが来たのだ。私はあまりテレビを観ないので、それほど感激するわけでもないが、アポロ13号はテレビがないと生きて行けないくらいだから、新しいテレビは嬉しくて仕方がないだろう。

たしかに、画面が明るくてきれいなのはいい。ビデオやDVDもきれいに見えるからいい。しかし、テレビを取り替えるだけで、丸1日何やかやとかかってしまったのは予想外。それに最新モデルのテレビで、新機能がたくさんついているから、電源を入れればすぐに観れるというわけでもないのが困りもの。マシンに疎い私にとっては、テレビも簡単に観れない時代になってしまった。

父もテレビが好きだった。新聞のテレビ欄で、朝から晩までの観たい番組に印をつけ、その通りに観る。チャンネル権は絶対的に父親が独占。本や雑誌を読んでいる、あるいは居眠りをしているから、チャンネルを変えてもいいだろうと思うと、「それを聞いてるんだ!」と怒った。子供心に、マジでぇ〜?と思ったものだ。

しかし、父は本当に聞いていたのだ。だから、何でも知っていた。新しいことでも何でも、聞けばすぐに答えてくれた。野球でもラグビーでも競馬でもゴルフでも、はたまた芸能関係でもニュースでも、とにかく何でも知っていた。とにかく全ての放送が終わるまで、テレビを観ていた。それこそ、寝る間を惜しんで。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『クロイヌ家具店』/大海 赫 (著)
単行本: 185 p ; サイズ(cm): 23
出版社: ブッキング ; ISBN: 4835441044 ; (2004/04)
内容(「BOOK」データベースより)
主人公は、お気に入りのいすを庭の老木シイの木にとられてしまった。新しいいすを買うためにニジノ市でいちばん大きなクロイヌ家具店に行こうとすると、親友ネズミのチムチュ氏がしんぱいして止めた。あの家具店は「あ・や・し・い」と言うのだ。あやしいと聞いて、主人公はますます興味をかきたてられた。しかし、こんな事件に巻き込まれると誰にも予想できなかった…。


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2006年06月24日(土)
「ハリポタ6」PB(US)

すっかり忘れていたが、「ハリポタ6」のUS版のPBが出たので、今日届いた。ご存知の通り、これは読むための本というより、もうコレクションでしかない(UK版もいずれ届く)。以前は日本語版が出る前にPBが出ていたはずだが、どんどん遅くなっている。さて、最後の7巻目はいつ出るのやら???

F.P.ウィルスンの『触手─タッチ』を読み終えた。これは面白かった。先日も書いたが、シリーズの中で唯一入手できなかった本で、とりあえずこれを抜かして先を読んだわけだけれど、やはりあるのとないのとでは全体の理解度が違ってくる。<ナイトワールド・サイクル>シリーズの中でも傑作と言われているだけのことはあって、確かに面白かった。

ところで今日は、テレビを買いに行った。もういい加減寿命でしょうという感じで、映りもひどかったし、黒っぽい映像だと何がなんだかわからないし、一番ひどいのは野球の試合で、どちらもブルーを使ったユニフォームの場合、どっちが横浜で、どっちが西武なのよ?みたいなことがあったので、これはもう新しくするしかないという感じ。

しかし、世の中はまさにサッカーのワールドカップの真っ最中で、サッカーを見るために買うと思われるのも嫌だね、としばらく我慢していたのだが、サッカーも終わったことだし(日本は)、安心して買えるようになった。

テレビを買ったポイントで、miniSDカードも買った。私の携帯は去年の暮れに新しくしたのだが、もう何度も壊れている。というか、突然電源が切れてしまい、それが原因不明というから怖い。しばらくするとまた復活するのだけれど、いずれ死んだままになる日は近いかと思い、とりあえずデータをカードに移しておきたかったのだ。

携帯を持つようになってアドレス帳に書くことがなくなり、それでは危ないと思いつつも、結局そういう備えをしていないので、携帯の突然のご臨終は、本当に困るからだ。ともあれ、これで一安心かな?


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『触手(タッチ)(下)』/F.ポール・ウィルスン, (著)猪俣 美江子 (翻訳)
文庫: 269 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 早川書房 ; ISBN: 4150404844 ; 下 巻 (1988/03)
内容(「BOOK」データベースより)
ダ・タイ・バオ―ベトナムに古来より伝わる奇跡の癒しの力。アラン医師はこの力を得たために妻と家を失い、あまつさえペテン師の汚名を着せられて医師連盟追放の憂き目にあった。そんな彼に救いの手を差しのべたのがマクレディ上院議員だった。だが、この上院議員の申し出も、実は自分の難病を治すためにアランを監禁し、奇跡の力を一人じめする口実にすぎなかった…。『城塞』、『マンハッタンの戦慄』で著名のベストセラー作家が放つメディカル・ホラーの傑作。


◆Amazon

『Harry Potter and the Half-Blood Prince (Harry Potter 6) (US)』/J. K. Rowling (著) ¥1,094
ペーパーバック: 672 p ; 出版社: Scholastic Paperbacks ; ISBN: 0439785960 ; (2006/06/23)
(★Amazonギフト券 −¥96)


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2006年06月23日(金)
ステキなティラノサウルス

夕べ、フランシス・フォード・コッポラ監督、ゲイリー・オールドマン主演の「ドラキュラ」を観た。「ドラキュラ」の話を知ってる人しかわからないと思うけど、キャストは以下。

★ドラキュラ:ゲイリー・オールドマン
★ヴァン・ヘルシング:アンソニー・ホプキンス
★ジョナサン・ハーカー:キアヌ・リーブス
★ミナ・ハーカー:ウィノナ・ライダー

なかなか豪華なキャストなんだけど……はっきり行って駄作でしょう。シリウスファンなら見ておいてもいいかもだけど。というのも、このドラキュラは狼やコウモリに変身するんだな。それがハリポタのシリウス役に繋がったのかな?とか…。私はもともとオールドマンのシリウスは嫌だったので、これを観てやっぱり嫌だわと改めて思っちゃった。

全体としても全然怖くないし、変身シーンとかは苦笑。原作の怖さにははるかに及ばない。がっかりだった。ドラキュラはやはりベラ・ルゴシ(だっけ?)の「魔人ドラキュラ」が最高でしょう!


昨日図書館で借りた、宮西達也の絵本を3冊読む。このティラノサウルスはステキだ!暴れん坊でいじわるなティラノサウルスなのだが、なんかほのぼのしてしまう話ばかり。

この、暴れん坊でいじわるなティラノサウルスが、なぜかそうでなくなってしまうのには、わけがある。どの話も、人を(この場合は恐竜同士だが)疑うことを知らない純真な相手がいて、それにまんまとはまってしまうのがここに出てくるティラノサウルスなのだ。

単純な絵なのに、ティラノサウルスのその時々の表情が豊かで面白い。鳴き声が「ガオー!」とか言うのも、なんだかゴジラっぽいが、実に単純明快で楽しいし、ふふふ!と笑えてしまう。「ガオー!」と鳴いても、本当は彼も、純真で優しくステキなティラノサウルスなのだ。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『きみはほんとうにステキだね』/宮西 達也 (著)
大型本: サイズ(cm): 27
出版社: ポプラ社 ; ISBN: 4591082407 ; (2004/09)
内容(「MARC」データベースより)
むかしむかし、おおむかし。暴れん坊で意地悪で、ずるくて自分勝手な恐竜がいました。そんな恐竜にも、ふたりでいると、やさしくなれる、たったひとりの大切なともだちがいたのです。


『おまえうまそうだな』/宮西 達也 (著)
大型本: サイズ(cm): 27
出版社: ポプラ社 ; ISBN: 4591076431 ; (2003/03)
内容(「MARC」データベースより)
おなかをすかせた大きな恐竜が、あかちゃん恐竜を見つけてとびかかろうとすると…。お父さんにまちがえられた大きな恐竜と、あかちゃんの愛情の物語。


『おれはティラノサウルスだ』/宮西 達也 (著)
大型本: サイズ(cm): 27
出版社: ポプラ社 ; ISBN: 4591079252 ; (2004/01)
内容(「MARC」データベースより)
プテラノドンの子の目の前で、恐ろしいティラノサウルスが大けがをしてしまいました。心優しいプテラノドンの子はおそるおそる近づくと、かんびょうしてあげることにしましたが…。


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2006年06月22日(木)
図書館貸し出し

気候も不順な折、体調があまり良くなく、貧血気味でだるくて仕方がないのだが、図書館の返却日が迫っているのと、予約本の取り置き期限が迫っているので、重い腰を上げて出かける。

それぞれの本についていろいろ書きたいのだが、それはまた読んだ時にまわすことにして・・・。昨日Oさんから頂いた、F.P.ウィルスンの『触手─タッチ』の上巻を読み終え、これはシリーズ内でも傑作だという話を聞いていた通り、面白かった。

というか、最後の『ナイトワールド』に繋がる話で、先に『ナイトワールド』を読んでいるため、なるほどそうだったのか!と、パズルのピースがぴったりはまった感覚だ。

『ナイトワールド』でのエピソードが、唐突に出てきたとしても、そもそもホラーであるから、まあそんなものかなと思えてしまうのだが、やはりこの話があるとないとでは、だいぶ違う。

すぐにも下巻に行きたいが、ティラノサウルスが私を呼んでいる!それと、ゲイリー・オールドマン(ハリポタ映画のシリウス・ブラック役)主演の「ドラキュラ」を借りてきてしまったので、それもすぐ観たい。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『触手(タッチ)(上)』/F.ポール・ウィルスン, (著)猪俣 美江子 (翻訳)
文庫: 310 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 早川書房 ; ISBN: 4150404836 ; 上 巻 (1988/03)
内容(「BOOK」データベースより)
「あんただ!あんたがそうだ!」浮浪者の薄汚れた手がアラン医師の手を握った。たちまちアランは高圧電流にも似たショックを身体中に感じた。アランが奇跡の人になったのは、その時からだった―触れるだけでいかなる不治の病も治療できるようになったのだ!やがて彼の不思議な治療を受けようと、難病を患う人々が各地から大挙してアランの診療所に押しかけてきた。だが、この奇跡の力にはひとつ問題があった。おかげで、病人たちの間にパニックが生じるが…。


◆図書館貸し出し(→7/6)

『クロイヌ家具店』/大海 赫 (著)
単行本: 185 p ; サイズ(cm): 23
出版社: ブッキング ; ISBN: 4835441044 ; (2004/04)
内容(「BOOK」データベースより)
主人公は、お気に入りのいすを庭の老木シイの木にとられてしまった。新しいいすを買うためにニジノ市でいちばん大きなクロイヌ家具店に行こうとすると、親友ネズミのチムチュ氏がしんぱいして止めた。あの家具店は「あ・や・し・い」と言うのだ。あやしいと聞いて、主人公はますます興味をかきたてられた。しかし、こんな事件に巻き込まれると誰にも予想できなかった…。


『インディアナ、インディアナ』/レアード・ハント (著), 柴田 元幸 (翻訳)
単行本: 233 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 朝日新聞社 ; ISBN: 4022501871 ; (2006/05/03)
出版社 / 著者からの内容紹介
アメリカ文学最大の人気翻訳家・柴田元幸氏が「これだ」と惚れ込み、ポール・オースター氏が「ずば抜けた才能」と絶賛した本邦初翻訳小説。年老いて病んだひとりの男の人生の、深い喪失感と淡いユーモアがかぎりなく美しい小説。


『きみはほんとうにステキだね』/宮西 達也 (著)
大型本: サイズ(cm): 27
出版社: ポプラ社 ; ISBN: 4591082407 ; (2004/09)
内容(「MARC」データベースより)
むかしむかし、おおむかし。暴れん坊で意地悪で、ずるくて自分勝手な恐竜がいました。そんな恐竜にも、ふたりでいると、やさしくなれる、たったひとりの大切なともだちがいたのです。


『おまえうまそうだな』/宮西 達也 (著)
大型本: サイズ(cm): 27
出版社: ポプラ社 ; ISBN: 4591076431 ; (2003/03)
内容(「MARC」データベースより)
おなかをすかせた大きな恐竜が、あかちゃん恐竜を見つけてとびかかろうとすると…。お父さんにまちがえられた大きな恐竜と、あかちゃんの愛情の物語。


『おれはティラノサウルスだ』/宮西 達也 (著)
大型本: サイズ(cm): 27
出版社: ポプラ社 ; ISBN: 4591079252 ; (2004/01)
内容(「MARC」データベースより)
プテラノドンの子の目の前で、恐ろしいティラノサウルスが大けがをしてしまいました。心優しいプテラノドンの子はおそるおそる近づくと、かんびょうしてあげることにしましたが…。


<ビデオ>

「ドラキュラ【字幕版】」
出演: ゲイリー・オールドマン, その他
監督: フランシス・フォード・コッポラ
VHS (1995/11/22)
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント - ASIN: B00005GBA4
Amazon.co.jp
最愛の王妃を亡くし、神への報復を誓ったドラキュラ伯爵。400年の時を経て、彼は亡き王妃に生き写しのミナに出会う。婚約者がいる身でありながら、伯爵に心を奪われてしまうミナ。さらに伯爵を滅ぼそうと、執拗に追いかけるヘルシング教授。悠久の時を経て、ついに結ばれた2人の愛の行方は…。

監督のコッポラは、子どものころから大の『ドラキュラ』ファン。プラム・ストーカの原作に忠実な映画を作ることが、夢の1つであったという。その夢をばく大な製作費と豪華キャストによって実現したのが本作だ。

吸血シーンに見られるエロティックな表現や、影を巧みに使った大胆な撮影手法。石岡瑛子のデザインによる華麗で豪華な衣装、細部まで凝ったセット。それらがコッポラの世界を十二分に表現している。ゴシックホラーというジャンルを越えた、壮大なロマンチック・ラブストーリーに仕上がっている。(ビーンズおがわ)


「コヨーテ・アグリー【字幕版】」
出演: パイパー・ペラーボ, マリア・ベロ, その他
監督: デヴィッド・マクナリー
VHS (2001/07/18)
ポニーキャニオン - ASIN: B00005LCOG
内容(「VIDEO INSIDER JAPAN」データベースより)
ニューヨークに実在するクラブを舞台に、夢を追いかける女性バーテンダーたちの姿を描いた青春ドラマ。製作は『60セカンズ』のジェリー・ブラッカイマー。


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2006年06月21日(水)
F.P.ウィルスンの絶版本

<始末屋ジャック>シリーズでお馴染みのF.P.ウィルスンの<ナイトワールド・サイクル>シリーズの絶版本を頂いた。これは、<ナイトワールド>の中で唯一入手できなかったもので、たまにユーズドで出ていても、高くて買えないという代物。

マキャモンなどに比較して、F.P.ウィルスンが特に好きということでもないのだが、シリーズの他の作品は全部読んでいるのに、これだけ抜けているのはどうにも気持ちが悪い。

そんなことをブログに書いていたところ、それを読んだOさん(たまにコメントのやり取りをしている)が、家にあるので差し上げますと連絡をくれたのだ。わざわざ実家まで行って探してきてくれたようで、その親切な気持ちに、感謝・感激しているところ。

Oさん、どうもありがとうございました!


〓〓〓 BOOK

◆頂き物の絶版本

『触手(タッチ)(上)』/F.ポール・ウィルスン, (著)猪俣 美江子 (翻訳)
文庫: 310 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 早川書房 ; ISBN: 4150404836 ; 上 巻 (1988/03)
内容(「BOOK」データベースより)
「あんただ!あんたがそうだ!」浮浪者の薄汚れた手がアラン医師の手を握った。たちまちアランは高圧電流にも似たショックを身体中に感じた。アランが奇跡の人になったのは、その時からだった―触れるだけでいかなる不治の病も治療できるようになったのだ!やがて彼の不思議な治療を受けようと、難病を患う人々が各地から大挙してアランの診療所に押しかけてきた。だが、この奇跡の力にはひとつ問題があった。おかげで、病人たちの間にパニックが生じるが…。


『触手(タッチ)(下)』/F.ポール・ウィルスン, (著)猪俣 美江子 (翻訳)
文庫: 269 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 早川書房 ; ISBN: 4150404844 ; 下 巻 (1988/03)
内容(「BOOK」データベースより)
ダ・タイ・バオ―ベトナムに古来より伝わる奇跡の癒しの力。アラン医師はこの力を得たために妻と家を失い、あまつさえペテン師の汚名を着せられて医師連盟追放の憂き目にあった。そんな彼に救いの手を差しのべたのがマクレディ上院議員だった。だが、この上院議員の申し出も、実は自分の難病を治すためにアランを監禁し、奇跡の力を一人じめする口実にすぎなかった…。『城塞』、『マンハッタンの戦慄』で著名のベストセラー作家が放つメディカル・ホラーの傑作。


◆Amazon─DVD

「きいてほしいの、あたしのこと〈特別編〉-ウィン・ディキシーのいた夏」  ¥995
出演: アンナソフィア・ロブ, ジェフ・ダニエルズ, その他
監督: ウェイン・ワン
DVD (2005/10/28)
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン - ASIN: B000B84NEK
Amazon.co.jp
牧師の父親(ジェフ・ダニエルズ)と共にフロリダの田舎町に引っ越してきた10歳の少女オパール(アンナソフィア・ロブ)は、野良犬と出会い、ウィン・ディキシーと名づけて一緒に暮らすようになる…。

ケイト・ディカミロの全米ベストセラー小説を原作に『ジョイ・ラック・クラブ』などの俊英ウェイン・ワン監督が描くヒューマン・ファミリー映画。いわゆるワンちゃん映画かと思いきや、犬を媒体に孤独な少女がさまざまな人々と知り合い、その交流の中から人生の哀しみや喜びを知る経緯がていねいに、そしてさりげなくも深く描きこまれている。特に人生は哀しいものであることをベースに説かれる人間讃歌は、西欧にはないアジア系監督ならではの視線も濃い。劇場未公開なのが惜しまれる傑作だが、広く世代を超えて観ていただきたい珠玉作である。『チャーリーとチョコレート工場』にも出ていた幼きヒロイン、A・ロブは、ダコタ・ファニングよりも美人顔で存在感も抜群、将来が楽しみだ。(増當竜也)

<参考・原書>
Because of Winn-Dixie/Kate DiCamillo (著)
外貨参考価格 $5.99
価格: ¥718 (税込)
ペーパーバック: 182 p ; 出版社: Candlewick Pr ; ISBN: 0763616052 ; Reprint 版 (2001/09)


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2006年06月20日(火)
神宮野球観戦(交流戦)

神宮に野球観戦に行った。先週雨で中止になった交流戦のヤクルト×日ハム。結果は4対2で日ハムの勝利。私は横浜ファンだから、どっちが勝とうが負けようが関係ないのだけど、日ハムの新庄を最後に見ておきたかったので、どうしても行きたい試合だった。

アポロ13号は、やっぱり飲み会で行けないと言うので、今年教育学部を卒業したタクオちゃんと一緒に行く。彼はプロ野球を観るのは初めてなのだそうだ。新庄見れて良かったね!

タクオちゃんは小説家志望なので、野球のあと本の話でずいぶん盛り上がり、久しぶりにたくさんおしゃべりしたなあという感じ。それも自分の興味のある話で盛り上がったのは、ほんとに久しぶりだ。

新庄を見れたのも面白かったが、そういう話ができたのも楽しかった。作家志望なので就職はせず、どん底で文学部のい上村君のあとを継いでバイトをしているのだが、仕事中はあまりそういう話はできないし、タクオちゃんもストレスがたまっていたみたいだ。

というわけで、お互いストレス解消とばかりに、しゃべりまくった。海外の作家の話など、普段はほとんどできないのだが(知っている人があまりいないし、興味を持っている人もあまりいない)、ジョン・アーヴィングやスチュアート・ダイベックを知ってる相手って、マジで嬉しい。

マキャモンとかマッカーシーを知っていてくれれば、もっともっと嬉しいんだが・・・。


〓〓〓 BOOK

◆マーケットプレイス

『Maggie Sweet』/Judith Minthorn Stacy (著)
価格: ¥1,553 (税込)
ユーズド価格:¥909+送料¥340=¥1,249(新品)
(Illinois, USA・World Books)
ペーパーバック: 224 p ; 出版社: Perennial ; ISBN: 0060538007 ; Reprint 版 (2004/04)
Book Description
"Last night at supper my husband announced that he had taken our entire life savings and spent it on a family cemetery plot."

Maggie Sweet has had enough. For nearly nineteen years, she's kept house, lived with her husband Steven's frugal weekly menus and dour taste in home decorating, and humored his humorless mother. Now, at thirty-eight, she's nearly finished raising her twin daughters and wants to begin her long-deferred career as a hairstylist. But Steven won't hear of it. It seems as if everyone else has learned how to live. while Maggie has only learned where she's going to end up after she dies.

To make matters worse, Maggie's twenty-year high school reunion is Just around the corner and her long-lost high school boyfriend is back in town. It's not easy for Maggie to sort out her feelings, however, when she has to contend with rampant small-town gossip, surly daughters, and a grandmother who's made it her life's work to keep an eve on Maggie. If only she could see into the future, there is the hope of a second chance at life. In this tender and funny story about friendship, self-worth, family, and unbreakable ties, Maggie Sweet discovers that she has the strength to be her own woman.


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2006年06月19日(月)
ユダヤ人と反ユダヤ主義(9)

◆ユダヤ人と反ユダヤ主義─第9回:イスラーム圏におけるユダヤ人

ムハンマド(モハメット)は、ユダヤ教から多くのことを学び、彼らを手厚くもてなした。彼がヒジュラ(聖遷)の場所としてメディーナを選んだのも、そこがユダヤ教徒の多い地域であったことが一因。

しかし、メディーナのユダヤ学者はムハンマドを嫌っていた。これは彼もある程度予想していたことでもあり、当初はユダヤ教に対して妥協的な態度を示していた。ヨム・キプール(贖罪日)での断食や、エルサレム礼拝などはその一例。

ところがユダヤ人側は、これに好意的な反応を示さなかったばかりか、ムハンマドと敵対するメッカのクライシュ族と交易関係をもっていたメディーナのユダヤ人の一部は、彼を裏切る行為に出た。この結果、ユダヤ人に対する彼の態度は硬化。礼拝方向をメッカに変更。

以後、ムハンマドによるユダヤ3部族(ナディール、クレイザ、クゥエイヌカ)個別撃破開始。

というわけで、イスラム教徒たちは、ユダヤ人虐めに熱意を燃やすようになるわけ・・・。はあ〜、宗教って何だろう?人間て何だろう?


〓〓〓 BOOK

◆Amazon

『The Honk And Holler Opening Soon』/Billie Letts (著) ¥872
マスマーケット: 371 p ; 出版社: Warner Books Inc ; ISBN: 044661288X ; (2004/07/31)


『Truelove & Homegrown Tomatoes』/Julie Cannon (著) ¥1,360
ペーパーバック: 288 p ; 出版社: Touchstone Books ; ISBN: 0743245881 ; Reprint 版 (2003/08/05)
Book Description
Truelove and Homegrown Tomatoes is a down-home story celebrating the enormous healing power of the Southern garden. Imogene Lavender, her daughter, Jeanette, and her niece, Loutishie, wage their individual battles with grief and find the answer to many of life's questions deep in the red-clay dirt of Euharlee, Georgia.

After forty-eight years of marriage, Imo's life is shattered when Silas, her beloved husband dies. She deals with her grief by throwing herself into nurturing both her vegetable garden and her girls. Imo's concern for Jeanette and Lou supercedes any desires for self-fulfilment, and she determines to go on with the "fever of this life on earth" solely to guide Jeanette and Lou through the perils of adolescence and too many visits to the Dairy Queen.

However, the longings of Imo's lonely heart and the persuasions of well-meaning friends send her off on a man-hunt. After a beautician at the Kuntry Kut 'n Kurl transforms Imo into a woman who looks two decades younger than her sixty-four years, Imo cruises the frozen food aisle of the local grocery, looking for single men buying TV dinners.

Lou records her aunt's man-hunt and her love for her vegetable garden in her journal, "Loutishie's Notebook." She also ruminates here about her own grief and her all-consuming fear of the Rapture of the Saints and store-bought tomatoes. Her story is about the family's passage to wholeness and brings us lessons on love, death, disappointment, and acceptance of change.

Imo's search for love leads her on a journey that is sometimes painful, sometimes comical, and always surprising. When life gets too complicated, she turns to her vegetable garden for solace and for distraction. The seasons of life, death, and love reflect the seasons in her garden, and ultimately, it is the garden that gives Imo a feeling of connection with her departed lovers and hope for the future.


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2006年06月18日(日)
ウィン・ディキシー

今日はサッカーの日本×クロアチア戦があったので、その時間ネットが軽いような気がしたのだが、気のせい?そんなことより、20日のヤクルト×日ハム戦のほうが私には重大事。

ヤクルトファンの友だちも仕事で行けないとのことだし、最悪は一人で行くしかないのか・・・。梅雨の中休みで、お天気もせっかくいいみたいなのに、一人で行くなんてつまらない。。。

今なにげなくケーブルテレビを観ているのだが、すごく楽しそうな映画をやっている。たしか原作が 『Because of Winn-Dixie』(邦題『きいてほしいの、あたしのこと―ウィン・ディキシーのいた夏』) という本だったと思うが、なんだか南部っぽいなあと思っていたら、フロリダが舞台だった。いわゆるルイジアナのイメージとは違うのだが、原色の効いたかわいらしい色使いで、緑が深く、見ているだけで楽しくなる。映画の中で「アメージング・グレース」などのゴスペルが歌われるのも南部っぽい。大きな木にはスパニッシュ・モスがぶら下がっているし、なんと言っても、犬の名前がディキシーなんだから、南部だろう。

私が南部本に惹かれるのは、実はこの色使いというのもある。南部を舞台にした本は、表紙がみなきれいなのだ。多くが女性作家の本だが、そばに置いておくだけで和みそうな、楽しく、美しい表紙ばかり。ペーパーバックを買う楽しみは、そういう表紙によるところも大きい。

そんな色使いが、この映画の中にある。これがアジア系の監督によるものだというのにはびっくりだ。ユーモアとペーソスのあるアメリカ南部の話。これ、今ちゃんと見ていなかったから、DVD欲しいな。


<DVD>
きいてほしいの、あたしのこと〈特別編〉-ウィン・ディキシーのいた夏
出演: アンナソフィア・ロブ, ジェフ・ダニエルズ, その他
監督: ウェイン・ワン
DVD (2005/10/28)
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン - ASIN: B000B84NEK
Amazon.co.jp
牧師の父親(ジェフ・ダニエルズ)と共にフロリダの田舎町に引っ越してきた10歳の少女オパール(アンナソフィア・ロブ)は、野良犬と出会い、ウィン・ディキシーと名づけて一緒に暮らすようになる…。

ケイト・ディカミロの全米ベストセラー小説を原作に『ジョイ・ラック・クラブ』などの俊英ウェイン・ワン監督が描くヒューマン・ファミリー映画。いわゆるワンちゃん映画かと思いきや、犬を媒体に孤独な少女がさまざまな人々と知り合い、その交流の中から人生の哀しみや喜びを知る経緯がていねいに、そしてさりげなくも深く描きこまれている。特に人生は哀しいものであることをベースに説かれる人間讃歌は、西欧にはないアジア系監督ならではの視線も濃い。劇場未公開なのが惜しまれる傑作だが、広く世代を超えて観ていただきたい珠玉作である。『チャーリーとチョコレート工場』にも出ていた幼きヒロイン、A・ロブは、ダコタ・ファニングよりも美人顔で存在感も抜群、将来が楽しみだ。(増當竜也)


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『僕はマゼランと旅した』/スチュアート・ダイベック (著), 柴田 元幸 (翻訳)
単行本: 400 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 白水社 ; ISBN: 4560027412 ; (2006/02/28)
内容(「MARC」データベースより)
胸をうつ懐旧の情と祝祭的な笑いを、驚くべき語りの技で描き出す、「シカゴ育ち」の著者による連作短篇集。「歌」「ドリームズヴィルからライブで」「引き波」「胸」「ブルー・ボーイ」「蘭」など、11篇を収録。


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2006年06月17日(土)
ヤクルト×日ハム戦の行方

以前に行ったヤクルト戦で、図書券が当たるというから空メールを送ったところ、そのまま登録されてしまい、年中メールが来る。ヤクルトファンでもないのに!でも神宮の情報がわかるので、結構便利なこともあって、何となくそのままになっている。

今回、おととい観戦に行こうと思っていて雨で中止になった日ハム戦が(対横浜戦ではないが、日ハムの新庄が見たかった)、20日に行われることになったとメールが来て、新庄が見れる!と喜んだ。しかも、内野は2000円、外野は1000円という通常より安い料金で!だ。

ところが、おととい一緒に行くはずだったアポロ13号は、その日は飲み会だからダメだと言う。いつもは、誰とどこで飲もうが一切関知しないのだが、今回ばかりは別!誰と飲むのよ!何だったら私が話をつけてやる!と思っているのだけど、ダメと言ったらダメらしい。(--;

新庄が神宮で見れるのもこれが最後なのに!しかも、来週は運良く(?)「20日のみ晴れ」という天気予報。この梅雨の時期に「20日のみ晴れ」とは、神宮に行くべし!というお告げではないのか?というわけで、そこをしつこく強調しているのだが、「天気予報はどうせ外れる」と、首を縦に振らない。くそっ!(失礼!)

特に新庄ファンではないのだが、引退するとなると惜しい選手。最後に一目神宮で見たかったのになあ・・・。日ハムの他の選手は、こぶし球場で練習しているので、試合に行かなくても見れたりするのだが、新庄だけは別の場所で練習しているらしく、試合に行かなくては見れないのだ。(泣

いやいや、まだ諦めないぞっ!というわけで、ワールドカップだというのに、サッカーなどまるで眼中にない私。唯一好きなオリバー・カーンも出てないしさ。ドイツのキーパー怪我しないかな・・・などと不埒なことを考えている。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『麦ふみクーツェ』/いしい しんじ (著)
文庫: 493 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 新潮社 ; ISBN: 4101069220 ; (2005/07)
内容(「BOOK」データベースより)
音楽にとりつかれた祖父と、素数にとりつかれた父、とびぬけて大きなからだをもつぼくとの慎ましい三人暮らし。ある真夏の夜、ひとりぼっちで目覚めたぼくは、とん、たたん、とん、という不思議な音を聞く。麦ふみクーツェの、足音だった。―音楽家をめざす少年の身にふりかかる人生のでたらめな悲喜劇。悲しみのなか鳴り響く、圧倒的祝福の音楽。坪田譲治文学賞受賞の傑作長篇。


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2006年06月16日(金)
アメリカ南部本

欲しい!欲しい!と言っていた「アメリカ南部本」。やっぱり買ってしまった。というか、少しずつ手を出しているというべきか。とにかく、日本では南部本はあまり話題にならないから、アメリカのAmazon.comであれこれ検索して、むふふ!と一人で喜んでいる状態。

南部本がどれも面白いというわけではないし、くだらないものもある。買った本の中で、半分くらい面白ければいいかなという期待をしているけれど、そう高い確率ではないだろう。でも過去に面白いと思った本は、期せずして南部本に多いので、確立は他のものより高いはずなのだが。

もちろん、それ以外の本も読みたいと思って手に取るのだが、南部ものが気になって、どうにも集中しない。現在読んでいるスチュアート・ダイベックの本はシカゴが舞台。シカゴになど全然用がないというわけではないが、どうも興味が沸かない。よって、なかなか進まない。柴田元幸氏の翻訳をもってしても、私の興味は掻き立てられないのだ。

あとは、西部というかカウボーイものには並々ならぬ興味があるのだが、カウボーイものはロマンスものに多い。しかし、それはたまたま相手の男がカウボーイだったという話が多く、カウボーイそのものを書いた話というのは、そんなに多くない。

これも本場アメリカのAmazon.comで探すべきかなと思いつつ、いやいや、コーマック・マッカーシーを読んでから、はたまたラリー・マクマートリーを読んでからだ、と我慢をしているところ。


〓〓〓 BOOK

◆Amazon

『Crazy Ladies』/Michael Lee West (著) ¥1,379
ペーパーバック: 400 p ; 出版社: Perennial ; ISBN: 0060977744 ; (2000/01/28)
Amazon.com
Rebecca Wells's Divine Secrets of the Ya-Ya Sisterhood is rivaled by a fictional sibling: Michael Lee West's Crazy Ladies. West's tale of wild women down South is faster and snappier than Wells's thick bayou prose gumbo, but it has some of the same virtues--a cast of wacky characters, lively regional dialogue, and a satisfying multigenerational time frame. The scene shifts from 1932 to 1972, and from Crystal Falls, Tennessee, to New Orleans to hippie Frisco and L.A., though it's mostly rooted in Tennessee, where sunflower gardens contain deep secrets and kids can light up whole summers with lightning bugs in a jar.

The crazy lady who starts the story is Gussie, vexed by her ornery first daughter, Dorothy. When Dorothy's kid sister, Clancy Jane, comes of age, the real ruckus begins, thanks partly to Gussie's helpless preference for sweet Clancy Jane over dour Dorothy, who calls Gussie "Mother Dear" from age 6 on. Sweet Clancy Jane turns out to be headstrong, too--she runs off in a poodle skirt with Hart, who works on oil rigs, Esso stands, and the odd Cajun girl on the side. And then the '60s hit, bringing on Gussie's grandkids, Bitsy and Violet, plus some jolting social changes reminiscent of Lisa Alther's Kinflicks. Though it's spiced with horror (rape, crib death, one character buried alive), the dominant tone is breezy humor. At one point, the sister with "thighs that could break a man's neck" catches her husband and her shapelier sister "wrapped around each other like stripes on a candy cane." Not a magisterial novel, but a really good read. --Tim Appelo


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2006年06月15日(木)
夏の紀伊国屋洋書バーゲン

今日は、JazMysさんのブログで、夏にも紀伊国屋の洋書バーゲンがあるのを知った。もう紀伊国屋は年一回しかやらなくなってしまったのかと寂しい思いをしていたのだが、今年は夏にもやってくれるのね!と嬉しくなった。

だったら買わずにいればよかったとか、後悔する本もあるわけだけど、それはそれ、これはこれ。バーゲン会場に行くだけでも楽しいのだから、まあ、いいんじゃない?それに、今度は会場がタカシマヤだから、タカシマヤのカードも使えるし、ポイントにもなる。

とはいえ、今年のバーゲンで買い込んだ本も全然読んでいないので、ちょっと後ろめたい気持ちもするのだけれど、紀伊国屋の洋書バーゲンが唯一の楽しみみたいなものだし、「本を買うことは読むに等しい」という友人のコピーライターの言を信じて、買えるだけ買いに行こう!



欲しかったあの本がきっと見つかる5日間。


●期間:2006年7月19日(水)〜23日(日)
●会場:新宿タカシマヤ 10階 催会場

・7/19(水)〜21(金) 午前10時〜午後8時
・7/22(土) 午前10時〜午後8時30分
・7/23(日) 午前10時〜午後6時

・マス・マーケット・ペーパーバック(420円均一)
・辞書 ノンフィクション 絵本・児童書
・インテリア ファッション 料理書 人文・社会書等の専門書
・海外マガジン・バックナンバー

計20,000冊 30%〜60%OFF


お問い合わせ先 / INFORMATION
紀伊國屋書店  新宿南店 6階洋書売場
KINOKUNIYA SHINJUKU SOUTH STORE
FOREIGN BOOK SECTION
TEL: 03-5361-3301


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2006年06月14日(水)
処分したいけれど処分できない本

今、売ってしまいたいけれど売れない本が数冊ある。『ビル・ゲイツ未来を語る』『帝王の誕生─マイクロソフト最高経営責任者の軌跡』と『赤い楯─ロスチャイルドの謎()』という全てノンフィクションものだ。ちなみに『ビル・ゲイツ未来を語る』はすでに絶版。

私はビル・ゲイツが好きなので(ビル・ゲイツについての批判はあるだろうが、これは個人の好みだから)、本が出たときには喜んで買ったのだが、フィクション好きとしては、いかんせんこういうノンフィクションものは面白くない。フィクションに近いトンデモ本なら好きなのだけど。

結局ずっと読まずにしまってあったのだが、いよいよ売ってしまおうかと思って出しておいたところ、やっぱりビル・ゲイツ好きなので読もうかなと思ったり、でもインターネットが普及する前の話なんて、今更読んでも仕方がないと思ったり・・・。でも、もう絶版だから持っていようかなとも。

ロスチャイルド家に関する『赤い楯』は、これもノンフィクションだから読むのが面倒な感じなのだが、考えてみれば、まさにタイムリーな本じゃないかと思ったりして(ユダヤについて勉強しているところだから)、これもなかなか手放す決心がつかない。

実際、読み出すと面白かったりする。イアン・フレミングはロスチャイルド家の子孫だとか、ダイアナ妃や、世界最大のタバコ会社「ブリティッシュ・アメリカン・タバコ」(ラッキー・ストライク、クール、ケントなどのメーカー。私が吸っているカプリもそう)を買収しようとしてきたジェームズ・ミシェル・ゴールドスミス(実際に買収したのかどうかは先を読んでいないのでわからない)もまたロスチャイルドだとか・・・。

アメリカのタバコ産業にはユダヤ人が多いと、先日やったばかりじゃないか!とか思うと、やっぱり読むべきだろうと思ったりする。でも、人の名前がいっぱい出てきたりするから、かなり面倒なのだ。(^^;

しかし、これは結局ユダヤ人陰謀説のほうの本なんだろうか?だとしたら、読むだけ無駄だ。近藤先生によれば、ユダヤ人の陰謀など真っ赤な嘘だからだ。ロスチャイルドがいくら金持ちだとしても、ロスチャイルド程度の金持ちは世界にはたくさんいるわけで、ロスチャイルドだけが突出した金持ちというわけではない。

なーんて考えていると、なかなか処分できない。場所ばかり取って仕方がないので、処分したいのは山々なのだが、どうするべきか・・・。とにかくざっとでも読んでしまえば、晴れて処分できるよね、とか思いつつ、やっぱ邪魔だよとも思う。


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2006年06月13日(火)
文章が頭に入らない病

Amazonから1冊本が届いたのだが、これって1月6日にオーダーした本で、もうすっかり忘れ去っていた。中身はクリスマス系じゃなかったっけ?オーダーした時の表紙は、たしか下にあるような雪景色だったのだが、届いた本は新緑の景色。なんだこりゃ?って感じだった。

さて、いまだに文章がなかなか頭に入ってこない状態が続いているのだが、これってブログ病かもと思った。もちろん、ちゃんとした文章を書いているブログもたくさんあるけれど、そうでないブログのほうが多いから、短文、会話調ばかり読んでいると、長い文章が読めなくなってくるみたいなのだ。字が多いから本なんか読めないという人は、きっとそういうことなんだろうなと思う。

全部とは言わないが、関西弁の人は文章も関西弁で書いていたりする。私は根っから関東人だから、関西弁は苦手。もう外国語に近い。関西弁の文章を読むには、いちいち翻訳しないといけないという感覚なのだ。関西弁で文章を読むのは、正直辛いんですよ。さらに、若い子だとそこにギャル文字とかが入ってくる。こうなるともう、これは死海文書か!と思う。

「わ」と「は」の使い方なんかもめちゃくちゃだ。すでに20歳を超えてたりするのに、赤ちゃん言葉で書いていたりもする。自分の彼女から赤ちゃん言葉でメールが来たらどうします?返事はやっぱり赤ちゃん言葉なのか?そういう彼女を可愛いとか思うのか?一日に何度もそんなメールが届いたら、頭がおかしくなるんじゃないか?・・・というわけで、私は密かに日本語の滅亡を憂慮している。

まあ、他人はどうでもいいが、せめて自分の「文章が頭に入らない病」だけは、なんとしても治さなくては!と思っているところ。全く読めないわけじゃないが、本を読む速度が遅くなっちゃって、どうにも困る。


〓〓〓 BOOK

◆Amazon

『Going Home』/Harriet Evans (著) ¥1,639
ペーパーバック: 448 p ; 出版社: HarperCollins ; ISBN: 0007198442 ; (2006/06/05)
(★Amazonギフト券 −¥99)


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2006年06月12日(月)
ユダヤ人と反ユダヤ主義(8)

◆ユダヤ人と反ユダヤ主義─第8回:アメリカにおけるユダヤ人の歩み

ヨーロッパに比べれば、アメリカはユダヤ人にとっては住みやすいところだったらしい。アメリカの独立期には政府の職員にもなれるようになったし、1924年に移民制限法ができるまで、大量のユダヤ人が移民した。

最初に多かったドイツ系のアシュケナジとその後に移民したロシア・ポーランド系との対立はあったようだが、ヨーロッパでの迫害に比較すれば、アメリカはユダヤ人にとって非常に楽なところだったようだ(蔑視がないわけではないが)。

移民はニューヨークから入ってくるので、ニューヨークの主要産業であった衣服製造に携わる人が多く、次にタバコ産業が多かったため、今でもその部門にはユダヤ人が多い。

ユダヤ人は勤勉で、1935年には、バーナード・マラマッドが教えていたニューヨーク市立大学では、学生の49%がユダヤ人という高い進学率だった。

しかし今後のアメリカでの問題は、ユダヤ人と黒人の対立が起こるかもしれないということだ。黒人によるユダヤ人排斥度は上昇線をたどっており、白人の2倍という高い率で、ユダヤ人に反感を示している。

しかし、アメリカ(または世界)は裏でユダヤ人が牛耳っているなどという話は真っ赤な嘘であるから、そのような話はまず眉唾と思ってかかるに越したことはない。

その証拠を例としてあげれば、タバコ産業に多いユダヤ人だが、ユダヤ人がアメリカや世界を牛耳っているなら、なぜこんなにタバコは叩かれるのか?なぜタバコはこんなに疎外されなければならないのか?なぜまたタバコの税金は上がるのか?(^^;


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2006年06月11日(日)
ハニー・タッカーと魔法の対決

ああ、またこんなものを読んでしまった・・・と激しく自己嫌悪しているのが、『ハニー・タッカーと魔法の対決』。パロディ本はだいたい馬鹿々々しいものだけど、それでもユーモアがあって笑えるならまだいい。これはマジでお馬鹿。

魔法の対決というよりも、なぜか陰陽師の話になってるし(舞台がイギリスから無理やり日本にうつる)、ドラキュラが出てくるかと思えば、サッカー選手のベッカムが出てきたりと、全然何も考えてないでしょ?といった作りの本。

パロディの場合、原作にある事柄には忠実であることが最低の条件だと思うが、それもかなりいい加減で、日本の本なのに日本語の間違いとかも多くてそういう意味でも最低。ハリー・ポッターよりも面白いと言う人の気がしれない。

ハリポタとは別物(別物なのは当たり前だが)と思い、なんかハリポタチックなところがあると思って読んだとしても、やっぱり最低。ハニー・タッカーがいわゆるハリー・ポッターにあたる主人公なのかと思いきや、ハリー・ポッターはケリー・ホッターという名前で登場している。

原作が英語の本の場合、やはりパロディも英語で書かれているほうが面白い。日本語では、単なる語呂合わせみたいなことしかできないからだ。英語で書かれていても、くだらないものはくだらないが・・・。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『ハニー・タッカーと魔法の対決―パロディ・ファンタジー』/H.P.Secret Friends (著)
単行本: 258 p ; サイズ(cm): 22
出版社: アートブック本の森 ; ISBN: 4876939578 ; (2003/05)
内容(「MARC」データベースより)
16歳の少女、イギリスの魔法学校から日本にやってきたハニー・タッカーが陰陽道の友達と組み魔法対決! 本家ハリー・ポッターを越えるパロディ・ファンタジーの快作。


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2006年06月10日(土)
我が心のジョージア

マーケットプレイスから、レイ・チャールズのCDが届いた。1000円以下だったけど、ほぼ新品・・・って、封が開けられてないし、新品じゃないの?迅速丁寧、きれいな新品で、とても満足。

お目当ての「Georgia On My Mind」は1曲目に入っていて、それもまたストレートで気に入った。とにかくCDをかければ、選曲する手間なく「Georgia On My Mind」がかかるというのは、非常にいい。

夕方、神宮にウォーキングに行き、帰りに図書館に寄って、また2冊借りてきてしまった。ハリポタのパロディ本とか。。。実はこれ、ロシアで話題になったハリポタそっくりの本(パロディではなく)かな?と勘違いして借りてしまったのだが、実は日本製のお馬鹿本だった。げ!

ところで最近、慶應大学医学部の前を通って神宮に行っているのだが、医学部の生協横にある自動販売機のコーヒーがおいしいことを発見!あまり甘くなくて、薄くて(私にはとても重要!)、アメリカンでちょうどいい味。¥70というのもいい!

アメリカのコーヒーはなぜ薄いか?もちろん知っている人は知っているだろうが、もともと彼らは紅茶しか飲んでいなかったのだが、ボストン茶会事件で紅茶がなくなったため、コーヒーを薄めて紅茶の代用にしたところから、いわゆるアメリカンコーヒーができたわけだ。もちろんアメリカではアメリカンコーヒーなどとは言わない。

私は苦いのがダメだから、コーヒーはあまり好きではないのだが、アメリカのコーヒーなら飲める。おいしいと思える。ボストン茶会事件バンザイだ!


〓〓〓 BOOK

◆図書館貸し出し(→6/24)

『最後の晩餐の作り方』/ジョン・ランチェスター (著), John Lanchester (原著), 小梨 直 (翻訳)
単行本: 269 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 新潮社 ; ISBN: 4105900226 ; (2001/03)
内容(「BOOK」データベースより)
イギリスの高貴なる趣味人にして美食家が、南仏プロヴァンスを舞台として語る四季折々にふさわしきメニューの数々、幼少の甘き思い出。ブリニのサワークリームとキャヴィア添え、仔羊のロースト、桃の赤ワイン漬け、そして幾多の種類を誇るキノコを忍ばせたオムレツ…その絢爛たるレシピのあとにあなたを待つものとは?英文学界・料理界を騒然とさせた問題作。ウィットブレッド処女長篇小説賞受賞。ベティー・トラスク賞受賞。ホーソーンデン賞受賞。ジュリア・チャイルド賞受賞。


『ハニー・タッカーと魔法の対決―パロディ・ファンタジー』/H.P.Secret Friends (著)
単行本: 258 p ; サイズ(cm): 22
出版社: アートブック本の森 ; ISBN: 4876939578 ; (2003/05)
内容(「MARC」データベースより)
16歳の少女、イギリスの魔法学校から日本にやってきたハニー・タッカーが陰陽道の友達と組み魔法対決! 本家ハリー・ポッターを越えるパロディ・ファンタジーの快作。


◆マーケットプレイス

『ヴェリー・ベスト・オブ〜レイ・チャールズ』
価格: ¥ 2,394 (税込み)
ユーズド価格:¥993+送料¥340=¥1,333
(相模原市・samsshop2)
CD (2000/9/27)
ディスク枚数: 1
ASIN: B00005HM8L
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
これは嬉しい一枚だ。ライノ編集のベストは以前にも何種類か出ていたが、すべてアトランティック時代に限定されたものばかりで、もう一つの黄金期のABC時代まで網羅したものはなかったはず。つまり、本盤は「ホワッド・アイ・セイ」と「我が心のジョージア」の両方が楽しめる“究極のベスト”というわけ。独自の泥臭い感覚でR&Bの古典を次々と発表したアトランティック期と、ジャズやカントリーの要素を加味した幅広い音楽性が魅力のABC期。レイ・チャールズの天才ぶりが遺憾なく発揮された名曲集だ。 (木村ユタカ) --- 2000年10月号


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2006年06月09日(金)
スチュアート・ダイベック

図書館から予約本の準備ができたと連絡があり、何だっけ?と思っていたら、スチュアート・ダイベックの『僕はマゼランと旅した』だった。ダイベックは、『シカゴ育ち』を買ってあるのに、まだ読んでいない。図書館で借りるのもまだ先と思っていたので、意外に早い連絡にとまどった。

それに、せっかく自分の本を読み出したのに、また図書館本が入ると、予定が狂う!って、予定などはなからすっかり狂っているし、図書館に予約をしたのは、他でもないこの私だ。<自分のせい!

ダイベックのこの本はとても評判がいいみたいなのだが、苦手な(嫌いという意味ではない)短編集。短編集は図書館で借りるに限る。自分で持っている本だと、いつでも読めると思って、また途中で中断してしまうからね。

それでも、本当に面白い本なら続けて読めるんだろうな。手元に残してある短編集は、かなり気に入ったものだけだが、それらは全部、途中で止まることなく読めたものばかりだ。途中で止まってしまうのは、短編だからというせいばかりではないのだろう。はっきり言って、関係ないと思う。(^^;


〓〓〓 BOOK

◆図書館貸し出し(→6/23)

『僕はマゼランと旅した』/スチュアート・ダイベック (著), 柴田 元幸 (翻訳)
単行本: 400 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 白水社 ; ISBN: 4560027412 ; (2006/02/28)
内容(「MARC」データベースより)
胸をうつ懐旧の情と祝祭的な笑いを、驚くべき語りの技で描き出す、「シカゴ育ち」の著者による連作短篇集。「歌」「ドリームズヴィルからライブで」「引き波」「胸」「ブルー・ボーイ」「蘭」など、11篇を収録。


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2006年06月08日(木)
ジャズフェスメンバー決定!

昨日、丁度夕食が終わった時にDMXのケンちゃんから電話があり、ドラムやってくれそうな人がいると言うので、早速会いに出かけたところ、即決!それから代々木のギターの人の店に行って、さらに話をし、7月中に音合わせをしてみてから、最終的にジャズフェス出演の決定をしようということになった。

最終決定はまだだけど、とりあえずメンバーの問題は解決したので、ジャズフェス出演に一歩近づいた。ホッとした反面、もう後に引けないぞと思うと、ちょっと怖い。「いきなりジャズフェスはハードル高過ぎだよ」と言われてさらにビビったけど、せっかくのチャンスだもの、命賭けましょうよ!

体力も精神力も必要だから、もうダイエットなんて気にしてられないね。望むと望まざるとに関わらず、なんたって私のリーダーバンドなんだから、私がへこたれるわけにはいかないもの。少なくとも協力してくれるメンバーが、このバンドに参加して良かったと思えるように、死んでも頑張る!!!


ジャズフェスで歌う曲の中のひとつ、レイ・チャールズの「ジョージア・オン・マイ・マインド」が入っているCDをAmazonのマーケットプレイスに注文。

これはDVDの「Ray」も持っているので、CDはいらないかと思ったんだけど、メンバー全員に演奏する曲をコピーして渡さないといけないので、CDを買うことに。レイ・チャールズは好きなので、持っていても全然損じゃないけど、マーケットプレイスで安く売っていたので、そこで買うことに決定。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『ロザリオとともに葬られ』/リサ・ジャクソン (著), Lisa Jackson (原著), 富永 和子 (翻訳)
文庫: 606 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: ソニーマガジンズ ; ISBN: 4789723321 ; (2004/08)
内容(「BOOK」データベースより)
ニューオーリンズで娼婦が連続して惨殺された。首には何かで絞められた跡が残り、手は祈るように組まされた姿で…。一方、地元ラジオ局で悩み相談番組を担当する精神分析医サマンサは、“ジョン”と名乗る男からの執拗な脅迫電話に脅えていた―罪の報いを受けろ、と。次第にエスカレートするその異常な内容に、ついには警察も捜査に乗り出した。刑事は、9年前の美少女死亡事件との関連を調べるが、なかなか犯人にたどりつけない。そんな中、ハンサムでどこか謎めいた男タイは、サマンサに急速に接近してくるが…。


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2006年06月07日(水)
南部本欲しい!

読書障害(勝手に決めてる!)で、なかなか読書が進まないというのに、Amazonであれこれ検索していたら、アメリカ南部の小説をいっぱい見つけてしまった。全部欲しい〜!でも、買っても読めないんじゃしょうがないしな・・・。でも欲しい!買わないと欲求不満になりそう!やっぱ、買うのが趣味なんだな。(^^;

でも、とりあえず我慢。進まない本は放っておいて(実は面白くないという原因もあるんだろう)、別の本を読むことにした。いしいしんじの『麦ふみクーツェ』だ。彼の本は、ほとんど図書館で借りて読んでしまったが、これだけは自分で購入。まだ読んでいないのだから、気にいって買ったとかそういうことではないのだが、たしか図書館で借りたものの、読みきれなかったので買うことにしたのだったと思う。

カズオ・イシグロの本は、面白いか面白くないか決定するほども読んでいないので、少しずつでも読もうとは思っているのだが、今、全然純文学の気分じゃないから、なんか気が乗らない。というか、南部の本が読みたくて仕方がない。読みたいものを読んだほうがいいよね。やっぱり見つけた南部本買おうかな・・・。

読書中のリサ・ジャクソンの『ロザリオとともに葬られ』(ミステリ)もニューオーリンズが舞台で、場所的なことではそれなりに興味を惹かれるものの、話はあんまり面白くないんだなあ。600ページ以上もあるし、なかなか終わらない。ちょっとうんざりしているところ。

あ、そうだ!父の日って6月第1週かと勘違いしていたのだが、第3週だったのね。先日あせってウィスキーを買いに行ってとどけたのだけど、まだだったのか。気持ちだから、まあいいか。


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2006年06月06日(火)
666

今日は悪魔の数字666の日だ・・・なんてことを言ってると、またトンデモ本の影響だろうなんて言われそうだが、「オーメン」のリメイクもやっているみたいだし、なんかちょっとリアル。

昨日かなり疲れたので、今日は貧血っぽい。夕方お風呂に入ったら、クラクラしてしまった。でも、晩ごはんを食べたら治ったので、ただの空腹だったのかも。(^^;

というか、土曜日からの肩凝りが全然治らなくて、それがしんどい。そのせいで頭痛とかも治らないし、なんとも不快。金曜日に買い物に行って、重たい荷物を肩にかついだのが原因と思われるが、医者にも言われているように、重たい荷物なんか持っちゃダメですよってことなのだ。

しかし、主婦に重たい荷物はつきもの。買い物、洗濯、ゴミ出し・・・と、どうしてもやらなくちゃならないから仕方がない。これだけ重たい荷物を持っているのだから、もっと腕とか鍛えられてもよさそうなものだけど、なぜか腕はゴムホース。それも年々太くなる。

あ、重たい荷物を持っているから太くなるのかしらん?足も歩かなきゃ細くなるって言うしね。中途半端に使ってるから太くなるんだろうか?


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2006年06月05日(月)
ユダヤ人と反ユダヤ主義(7)

◆ユダヤ人と反ユダヤ主義─第7回:ヨーロッパにおけるユダヤ人(アシュケナジ系)の歩み

本来、このテーマは先週で終わるはずだったのだが、だいぶ内容が盛りだくさんになってしまい、結局1週ずれる形になった。そのため、7月に補講がある。全10回ではなく、11回になるということだ。

アシュケナジは、ロシアのほうに行ったユダヤ人だが、ウクライナでのユダヤ人迫害が、世界中でもっとも酷かったらしい。あまりに酷いため、ロシアにいた多くのユダヤ人がアメリカに逃げた。

ロシア系ユダヤ人の作家といえば、バーナード・マラマッド。彼は、そういう過酷な運命の子孫ということなのだ。マラマッドを理解するために、この授業を受けているわけだから、こうした背景を知ることは、とても重要なことだと思う。

マラマッドの作品の中に、シオン議定書の夢を見てうなされるといった場面があるが、彼自身がロシアで迫害を受けたわけではないけれど、そういった話は家族の中で生々しく語られていたのだろうなと推測できる。

来週は、いよいよアメリカに移民したユダヤ人の話になる。マラマッドの核心に触れる一番重要な授業かもしれない。


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2006年06月04日(日)
本を買うのが趣味?

Amazon.comで、アメリカ南部の本を検索し始めたら、どんどんキリがなくなって、無駄な時間ばかりくってしまった。家にある本も全然減らないのに、また買ってどうする?

というか、本を買うのが趣味じゃないのか?と思う。今ある本を読み終えたら買え!とか言われるけど、それじゃもう一生買えないかもしれない。でも、新しい本欲しいし、年とともに好みも変わるから、やっぱり本を買わないなんて無理!

しかし、その前に本棚買いたいよねえ・・・。この部屋、この本の山、なんとかしたいと切実に思う今日このごろ。

あ、そうだ!そんな状態だから、今年の紀伊国屋バーゲンで買った本なんて、箱にしまいこんで全然忘れてた!あんなに楽しみに待っていて、勢い込んで買ってきたのに、買ってしまえばすぐに忘れるなんて、やっぱり買うのが趣味なのかも。

それと、最近まわりの刺激がないのも気合が入らない原因かもしれない。たまに本の話を小耳に挟むことはあっても、ほとんどが和書の話題。外国文学の話なんて、まったく皆無だ。

ブログも写真入れて「ごはんブログ」になってるから、反省しなくちゃだ。もっとも、本の話を書いても、F.P.ウィルスンのファンの人くらいしか反応なくて、ほかにコメントがあっても、だいたいがごはんの話。そういう需要なんだよね。

本の話したい!でも、一般的に外国文学ファンは少ないみたいだから(いたとしても、外国というのはあまりに広くて、同じ本を読んでいる人をみつけるのは至難の技)、私の欲求不満は、そう簡単には解消されないよ。


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2006年06月03日(土)
読書スランプ

読書のスランプ。というか、文字がすんなり入ってこない。なんか、そういう障害ってなかったっけ?字が読めないというような・・・。トム・クルーズとか、ジョン・アーヴィングもそうじゃなかったかな?

それにしても、カズオ・イシグロの本を読み始めた途端にスランプに陥るとは!イシグロだけじゃなくて、他の本もそうなんだけど、ここはひとつ、すぐに楽しく読める本で調整したほうがいいかな?とか。。。って、このところエンターテインメントばかりじゃなかったか?

アニー・プルーの『オールド・エース』も、図書館に返却するためいったん中断してしまい、その後マーケットプレイスから届いたものの、それっきりになっている。あれは続けて読みたい話なんだけど、文字が入ってこないのでは話にならない。なんで集中できなくなったかな?

なんとなく、他にやらなければならないことがあるのではないか?(実際ある!)という不安につきまとわれて、本を読んでいても、こんなことしている場合じゃないという気持ちになっているのでは?と思うんだけど、どうせやらないんだから、落ち着いて読めばいいものを。

今週は父の日がある。母の日が5月の第二日曜日だから、父の日もそうかと勘違いしていて、あせって近くの酒屋にウィスキーを買いにいったのだが、父親へのプレゼントは難しい。それも舅となるとなおさら。実の父だったら、何をあげていたかしらん?と思うと、一抹の寂しさが・・・。

ところで、アポロ13号は骨折して以来ゴルフができずにいたのだが、明日、めでたく(?)ゴルフ再開だそうだ。でも、ずいぶん良くなったとはいえ、いきなり18ホールも歩けるのだろうか?神宮外苑でウォーキングをしていたと言っても、たかだか1万歩くらいのもの。だいじょうぶなんだろうか?と、一応心配してみる。

このところ日記(ブログ)を書くのに、携帯から写真を送って、文章は説明程度、写真でごまかすというのが多くなっている気がする。こんなに文章だけ書いているのは久しぶりかも。それも特別なネタもなくだらだらと。画像なしの文字だけの画面が、実に新鮮に見える。(^^;


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2006年06月02日(金)
占いモンキー

よそのBLOGで薦められて、占いモンキーなるものををやってみた。動物占いとかそんな類のものだけど、案外あたってるところもあったりして・・・。やってみたい人は以下のURLからどうぞ!

http://uranai.uki2.ne.jp/pcu/

ちなみに、私はピンクモンキーでした。以下、興味のない人はスルーしてください。話題に困って、こんなものでごめんなさいだけど。(^^;


【技巧派ピンクモンキー】─夢を叶える現実派

新しいものに敏感で、それを先取りをしていくセンスが抜群の活発な女性です。あれこれ目移りし過ぎるようではありますが…。人づきあいもよく社交にもソツがありませんが、ともすると八方美人に陥ってしまうので要注意。

五年、十年スパンで物事をとらえる長期的展望を持っていて、あくまでも自分のペースを崩さず、物事にじっくりと取り組んでいく堅実派でもあります。ペース配分がうまく、長期戦になると抜群の強さを見せます。

ただ、度胸があるように見えて意外と神経質な面もあり、プライバシーに土足で踏み込まれたり、傷つけられる事を嫌うガードの固いタイプといえそう。神経が繊細で感受性が強く、涙もろい感激屋でもあり、弱きを助ける情け深さも持ち合わせる情緒豊かな女性です。

感覚的かと思うと理屈っぽいところもあり、頭の回転が速いなかなかの才女ですが、感情の起伏が激しく、持ち前の行動力が空回りしてしまう事も少なくありません。何事も自分の目で確かめたいという気持ちが強く、巷に流れている情報を鵜呑みにはせず、本当のところはどうなのかと裏を取りながら真実の情報を追究します。

収集した情報を整理して取りまとめていくのもうまく、それが堅実さにつながり周囲からの信用を得ているのですが、何事も事実を確かめるまでは信用しきれない慎重な面があり、疑い深いと言われる事もありそうです。

表面的には明るく振る舞っていますが、人の好みはハッキリしている方で、損得を見極めてから行動するようなちゃっかりしたところがあり、ともすると利己的になってしまいがちです。とはいえ、人生において夢を追い続け、それを実現させていく事に情熱を燃やすロマンティストです。

自分が決めた最終ゴールでヒロインになるためには、たとえ今がダメでも堅実節約でコツコツ地道に頑張る努力家で、現状を打破していきながら自分の理想を追い求めていきます。あまり馴れ合いを好まない自立心のある女性です。



●絵文字動物占い

http://emoji.st/animal/

ちなみに、私はオランウータンだった。 


◆あなたの性格

「サル知恵」って感じの…たよりがいのある知恵があって、機転が利くかしこいタイプです。あまりおおっぴらにはしないのですが、実はまわりを仕切ることが得意な内心は目立ちたがり屋さん。そんなあなたは、まさに「オランウータン」タイプの絵文字動物です!

おだてられるとすぐに木に登ってしまいます。好奇心が旺盛(おうせい)」で、面白そうなものを見つけると、いてもたってもいられません。「人生は楽しむためにあるんだ!」という…根っからの快楽主義者でもあるので、楽しいことには他人をどんどん引き込んでいきます。

おっちょこちょいな面もありますが、「それもまあ、愛きょうだよね」ですんでしまう得な性格のようです。誰からも愛されて、ハッピーな人生を送れるようですよ!


◆あなたの恋愛傾向

好きなものには、どうしても凝り性なため、恋愛の場面でも、ちょっとフェチっぽいところがあるようです(笑。

恋に関しては、共通の趣味を持つ相手を好きになりやすいのですが、基本的には、まずは自分の好みのタイプかどうかがとても大事なようです。でも、内面的には意外とピュアで純情派。理想はとても高いので、はなやかなハイレベルの相手に思いっきり片想いして、何年も思い続けるなんてことが、あなたの恋をむずかしくしてるのかも。

現実的にはフレンドリーなノリを大切にするので、一度付き合うと気さくに楽しめる、とても良きパートナーになれるようです。

★芸能人★
柏原 崇、木村 拓哉、ユースケ・サンタマリア、aiko、安倍 なつみ


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2006年06月01日(木)
天体、鉱石、理科の実験

ジョン・アーヴィングとコーマック・マッカーシーのPBが届いたら、すぐ読もう!いや、カズオ・イシグロの新刊の翻訳が出てしまったから、まずはそれの原書から!それよりまず、<サザン・ヴァンパイア・ミステリーズ>シリーズをやっつけよう!

・・・などなど、日がたつにつれ、当初の予定がどんどん狂っていく。こうも意志薄弱なのか、私は!という感じで情けない気分なのだが、まあ、予定は未定だし、誰に借りているわけでもない、自分の本だから、好きな時に好きなように読みましょう。

で、結局全然違う本を読んでいたりするのだが、久々の長野まゆみは良かった。天体、鉱石、理科の実験など、当初はまるで宮沢賢治だと思っていたが、だんだん独特の世界が見えてきて、それほど賢治を感じなくなってきた。

前にも書いたが、長野まゆみは美大出身だから、文章で絵を書いているようなところがあって、語られている言葉から、色や絵が飛び出してくるような感じがする。どの話を読んでも、不思議な感覚と豊かな色彩が感じられる。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『天体議会(プラネット・ブルー)』/長野 まゆみ (著)
文庫: 207 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 河出書房新社 ; ISBN: 4309404243 ; (1994/08)
内容(「BOOK」データベースより)
水蓮との友情。兄との確執。自動人形と噂される謎の少年との不思議な出会い。そして少年たちをのせた船は、南へと出航したのか。兄を想う少年・銅貨をめぐって、星の少年たちの孤独を描いた、長野まゆみの“星の王子さま”―。


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