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2006年05月31日(水) ■
遊星からの物体X

とても爽やかな日だというのに、テレビで「遊星からの物体X」をやっていたので、家にこもって観てしまった。これ結構好きなので。「エイリアン」的怖さがたまらないんだけど、個人的には「エイリアン」より怖いと思っている。気持ち悪いし。(^^;

というわけで、とても良いお天気の日にこんな映画を見ているなんて、正気の沙汰じゃないなという感じに襲われ、夕方からちょっと出かける。やはり日が暮れないと出かける気にならない、根っからのドラキュラ。

上野広小路ボブがどん底をやめて、ミッキーさんのM's企画に移り、HAVANAの上のNashという店に出るようになったので、まずはそこに挨拶。そこがクーラーが効いておらず、あまりに暑いので、ビール1杯飲むのもしんどい感じだったから、その後どん底へ。

どん底も最近面白くないのだが、テツに頼んでピットインの人にドラムを紹介してもらえるように手配したり、なにかと用事があるので仕方がない。仕方がないと言いながら、結局最後までいてしまった。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『秘めやかな約束』/ローリ・フォスター (著), Lori Foster (原著), 石原 未奈子 (翻訳)
文庫: 373 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: ソニーマガジンズ ; ISBN: 4789722457 ; (2004/04)
出版社/著者からの内容紹介
25歳のうぶな女性グレイスは、自分の雇い主である老婦人のハンサムな孫ノアに3年前からひそかに思いを寄せていた。ノアはもうじき、彼にふさわしい美女と結婚することになっていた。ところが、ある日、意外なことが起きた。突然、ノアが婚約を一方的に破棄したのだ。周囲から激しく非難される彼をグレイスはただひとり懸命にかばう。が、グレイスの思いを知ったノアが彼女に提案したのは、とても危険で官能的な契約だった……。アメリカの人気作家が描くあまりにも熱く甘いロマンスの世界。


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2006年05月30日(火) ■
サザン・ヴァンパイア・ミステリーズ

シャーレイン・ハリスの<サザン・ヴァンパイア・ミステリーズ>シリーズの1作目を読み終えたが、ルイジアナ北部のボンタンという町が舞台というだけで、特に南部っぽいところもない。

「ニューオーリンズがヴァンパイアのメッカになっているのは、アン・ライス効果ってところだろう」

という文章が冒頭にあって、ニューオーリンズにはヴァンパイア専門のホテルがあったりという設定になっているが、南部らしい描写とかは、ほとんど皆無といってもいいくらい。がっかり。

内容はどうかというと、南部ということで期待しすぎていたため、これもちょっとがっかりなのだが、SFのようなミステリのような、それでいてロマンスっぽい小説だった。主人公がヴァンパイアと付き合ってるんだから、荒唐無稽と言えば荒唐無稽だが、全然ホラーではない。

でも、このあと2〜4作目までの原書を買ってあるから、登場人物とかをしっかり覚えているうちに読んだほうがいいかも・・・と思ったりして。でもイシグロも読みたいしなあ。

ところで、この翻訳がちょっと気にいらない。普通の文章はともかく、会話部分がどうもしっくりこないので、何度も引っかかってしまった。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『満月と血とキスと』/シャーレイン・ハリス (著), Charlaine Harris (原著), 林 啓恵 (翻訳)
文庫: 415 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 集英社 ; ISBN: 4087604462 ; (2003/10)
内容(「BOOK」データベースより)
なかなかの美人なのに、人の心が読めてしまうという“障害”のせいで、これまで恋人ができなかったウエイトレスのスーキー。でも、ビルとならうまくいくかもしれない。青白く輝く肌、吸い込まれるような瞳、美しい鼻筋、すべてが魅力的。ただ、彼がヴァンパイアでさえなければ、完璧だった。そう、夜しか“命”を得られず、血に飢えるあまり、殺人さえ犯していなければ…。ヴァンパイアとの恋につきまとう連続殺人事件の驚くべき真相とは。アンソニー賞(世界最大のミステリー大会、バウチャーコン(Bouchercon)主催。アントニー・バウチャー(Anthony Boucher)の業績を称えての称号。ファンが投票で決めるというところが重要な賞のひとつ)受賞。
●【Anthony Award 2002 Best Paperback Original】
Winner : Dead Until Dark (Charlaine Harris)


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2006年05月29日(月) ■
ユダヤ人と反ユダヤ主義(6)

◆ユダヤ人と反ユダヤ主義─第6回:ヨーロッパにおけるユダヤ人(アシュケナジ系)の歩み

前回の「イギリスにおけるユダヤ人の歩み(�供法廚�終わっていなくて、ほとんど1回分ずれた感じ。今日のテーマである「アシュケナジ系の歩み」は、ほんのさわり程度しか進まなかった。この分だと補講かも・・・。

ヨーロッパ中世以降のユダヤ人には2種類ある。

・アシュケナジ系(Ashkenazim)─最初ドイツ西部のライン河流域に定住したユダヤ人の呼称。のちにドイツ系、さらには東欧系ユダヤ人とその子孫を指す。

・セファルディ系(Sephardim)─中世期、イベリア半島(スペイン・ポルトガル)に居住していたユダヤ人。同半島から追放されたのち、ヨーロッパではオランダ、イギリスなどに移動。

こうした定義があるものの、現在ではアシュケナジはヨーロッパ出身、セファルディはアラブ圏出身という見方になってきている。

で、ドイツのマルチン・ルターが出てきて、例の宗教改革という名のもとに、ユダヤ人いじめをする。旧約聖書を介してユダヤ人に対する尊敬や親近感を持ち、ユダヤ人をキリスト教に改宗させようという期待を持っていたのだが、それが挫折し、反ユダヤ感情となったというわけだが、勝手なもんだ。理不尽極まりないって感じ。


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2006年05月28日(日) ■
カズオ・イシグロ 『わたしを離さないで』

カズオ・イシグロの 『Never Let Me Go』 の翻訳 『わたしを離さないで』 が出ていることを知った。調べてみたらすでに図書館にもあったから、とっくの昔に出ていたんだろうが(2006年4月22日出版)、3月下旬に原書がマスマーケット版になったのを待って買ったばかりだったから、翻訳が出るのが妙に早いような気がした。

『日の名残り』 同様、この翻訳も土屋政雄さんなので、邦訳のほうもぜひ読みたいと思って図書館に予約をしたのだけれど、その前に原書を読んでおかなきゃ・・・と思いつつ、820ページのアーヴィングをどうするか。スペイン語まじりのマッカーシーをどうするか。頭の痛いところだ。

数週間後にはイシグロの邦訳が準備されるだろうから、とりあえずはイシグロからいくとしようかと。


ところで、またトンデモ本を読んだのだが、この間読んだトンデモ本のネタ本にもなっているもので、荒唐無稽さも半端じゃない。600ページ近くもあるので、いい加減しつこいなという感じもなきにしもあらずだけれど、もしかして、『ダ・ヴィンチ・コード』のダン・ブラウンは、この本をヒントにしたのでは?という気もした。ネタ本とまではいかないが、読んでいる確立は高そう。

ブッシュ(パパ)が爬虫類人だとか、メキシコのミゲル大統領もイグアナに変身したとかというのは面白かったが、あの人もこの人も、歴史上の重要な人物は皆爬虫類人で、リンカーンやケネディは、彼らの命令に背いたから暗殺されたとかいう話になると、もうどうでもよくなってきた。

例の「シオン議定書」も、レプタイル・アーリアンによって、「ユダヤ」のものであるかのように見せかけて作られたものだとのこと。たしかに「シオン議定書」は、どこから出てきたのか、本当は誰が作ったのかよくわかっていないのだが、なるほど、爬虫類人が作ったのか!(爆

著者はイギリス人なので、英王室が爬虫類人の血流である証拠だとか、ダイアナ妃はそうした爬虫類人に殺されたとか、その方面は結構書かれているのだが、世界的に陰謀を企むブラザー・フッドなる爬虫類人の秘密組織というからには、日本や北朝鮮など、こちらのほうでの証拠もあげてもらいたいものだ。

火星からやってきたレプタイル・アーリアンは、白人なんだそうだ(白人に変身していると言うべきか?)。だから白人がもっとも優秀であるかのように書かれている。というか、その白人である爬虫類人たちが人類の上に立って操作しているのだから、この地球上では一番偉いというわけだ。さすが、イギリス人が考えそうなことだ。

あんまりうだうだと、証拠にも何にもならないことばかりが書いてあるので、最後にはうんざりした。ミゲルがイグアナになったあたりでやめておけばよかったものを!


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『大いなる秘密「爬虫類人」(レプティリアン)〈上〉超長期的人類支配計画アジェンダ全暴露!!』/デーヴィッド・アイク (著), David Icke (原著), 太田 龍 (翻訳)
単行本(ソフトカバー): 588 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 三交社 ; ISBN: 4879191450 ; 上 巻 (2000/08)

内容(「BOOK」データベースより)
ついに、人類を陰で操作する超巨悪の正体を掴まえた!!超長期的人類完全支配計画アジェンダ全暴露!!イルミナティ世界権力の本拠地、英米のド真ん中に出現した超々ラディカルな大著。驚嘆・感嘆・興奮させる掛け値なし血わき肉躍る「世界を変えてしまう著作」。

内容(「MARC」データベースより)
地球原人を操作して家畜人化した「爬虫類人」とは? そして彼らの代理人として人類支配を行う秘密結社の正体とは? 超長期的人類支配計画アジェンダの全貌を明らかにする。


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2006年05月27日(土) ■
あれこれ併読してパニック状態

マーケットプレイスに頼んでおいたアニー・プルーの2冊目の本が届いた。というか、図書館で借りて読書中だったのだが、他に予定も立て込んできたし、あとでゆっくり読もう(いつ読めるのか?)と思って購入。自分で買って持っていても損はない本だと判断。

トンデモ本や、ヴァンパイアものなども併読していて、なかなかアニー・プルーのような詳細に書き込む作家の本を落ち着いて読むことができずにいる。そこへもってきて、アーヴィングやマッカーシーも届いてしまったから、嬉しいような困ったようなだ。

マッカーシーは、案の定読みにくい。というのも、例によってスペイン語まじりだからだ。先日、原稿を書いていて、なぜ会話部分にカギカッコをつけないのか?と聞かれ、マッカーシーがそうだからと答えたのだが、それが読みにくいものであることは自分でも良く分かっているので、やっぱりカギカッコはつけることにした。当然ながら、私はマッカーシーじゃないので。(^^;

マッカーシーも、最初は見ただけで読む気も起きなかったのだが、読んでみたら、カギカッコがないことなんか何でもないというくらいに好きな作家になった。そんなことどうでもいいよという感じだ。それくらい中身がいいって、すごい作家なんだなと思う。

もっとも、それは黒原敏行さんが訳してくれたものがいいわけで、原書では英語どころでなく、スペイン語もわからないのだから、やはり読みにくい。マッカーシーのサイトにスペイン語の英訳が載っていると黒原さんから教わったが、それを見ながらというのもしんどい。でも本当に好きなら、それくらいはしなさいよということだろう。

そんなこんなで、あちこち気が散って、どれもこれもあんまり進まないので困った。アーヴィングの新作は820ページもあるし、よほど気合を入れて集中しないと、ちょっとやそっとじゃ終わりそうにもない。

「BOOK CLUB」も毎月課題本を出しているが、これも溜まる一方。時期を決めて課題本を消化するよう無理にでも努力しないと、全然読めそうにない。


〓〓〓 BOOK

◆マーケットプレイス

『オールド・エース』/E・アニー・プルー (著), E.Annie Proulx (原著), 米塚 真治 (翻訳)
価格: ¥3,150 (税込)
ユーズド価格:¥1,439+送料¥340=¥1,779
(鎌ヶ谷市・ブックマート馬込沢店)
単行本: 403 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 集英社 ; ISBN: 4087734218 ; (2004/09)
出版社/著者からの内容紹介
日系企業の新入社員ダラーは養豚施設建設のため米中南部へ赴き、地元の利害関係や価値観に直面し試行錯誤。土地の有力者の提唱する自然回帰思想にも賛同できず独自の生き方をしようと決意する。全米図書、ピュリッツアー賞作家アニー・プルーが現代アメリカの根深い矛盾と危機の縮図を描く最新作。


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2006年05月26日(金) ■
「BOOK CLUB」のお知らせ

◆「schazzie club」メインBBS、「BOOK CLUB」の掲示板が変更になりました。携帯から利用できるよう、モバイル可能な掲示板に統一しました。→MAIN BBS


◆課題本

『ブライト・ライツ、ビッグ・シティ』/ジェイ・マキナニー (著), Jay McInerney, 高橋 源一郎 (翻訳)
文庫: 269 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 新潮社 ; ISBN: 4102348018 ; (1991/05)

内容(「BOOK」データベースより)
いつもと変わりなく月曜日がやって来る。10時間つづけて眠り、ようやくきみは目を覚ます。日曜日のことは誰も知らない…。ニューヨークの一流出版社調査課に勤めながら、毎夜ナイトクラブに通い、コカインに溺れる「きみ」。きらびやかな大都会に生きる若者の姿を静かな声で語って絶大な反響を呼んだ、「心に真っ直ぐ突き刺さってくる小説」。80年代アメリカ青春小説の金字塔。

※画像は原書 『Bright Lights, Big City』
※以前に読んだ方の感想も歓迎です。お気軽にご参加ください。
※感想はこちら → http://bany.bz/book/
※【BOOK CLUB】 → http://www.freepe.com/ii.cgi?bookclub


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2006年05月25日(木) ■
久々にショッピングする

昨日の夕方の嵐で、図書館の本が返却できないままでいる中、E・アニー・プルーの本がマーケットプレイスから届いた。もしかして新品?誰も読んでないって感じの非常にきれいな本だ。

明日にはもう1冊届くだろうし、そうなると、同じ本が各2冊ずつ家にあるという状態。早く図書館に返さなきゃ!(^^;

今日は用事があって昼から新宿に出たのだが、ここしばらく買い物などしていなかったし、ウィンドウ・ショッピングすらしていなかったので、ぶらぶらと見て回ったところ、5時間くらい歩き回ってしまった。久々にいろいろ見ると、楽しいな・・・。

本とかDVDとか以外に、欲しいものなんてなかった今日この頃だけど、見るとやっぱり欲しくなるものだね。古本とか古着とかでなく、まっさらの商品てやっぱりいいなあ。

なんて言っていると、服とかバッグとか買い込んだみたいに聞こえるけど、実際に買ったのは、アクセサリーと文房具。雑貨ばかりだ。雑貨や文房具が大好きなので、やっぱりまずは雑貨ですよ。ノートとか、何に使おうかな?と考えながら、ずっと眺めている。<バカ!

古着で思い出したけれど、先日早稲田でグレーのスウェットのパーカを500円で買ったはいいが、きっと外人さんが着てたんでしょうね、外人くさい(ってわかるかな?別に差別とかじゃないんだけど)匂いが鼻について、困った。独特の匂いってあるんだよね。香水なのか、体臭なのか、よくわからないけど、とにかく。

店の外にかかっていたので、買う時は気づかなかったのだが、家に持ち帰った途端、匂いがひどく気になりだした。何度も何度も洗濯しているのに、なかなか匂いがとれないので、参っているところ。古着の良さってあるんだけど、たまにこういうのもあるので、やはり新品の気持ちよさには負ける。


〓〓〓 BOOK

◆マーケットプレイス

『アコーディオンの罪 ACCORDION CRIMES』/E・アニー・プルー (著), E.Annie Proulx (原著), 上岡 伸雄 (翻訳)
価格: ¥2,625 (税込)
ユーズド価格:¥850+送料¥340=¥1,190
(徳島県・高原書店徳島倉庫)
単行本: 454 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 集英社 ; ISBN: 4087733300 ; (2000/07)
出版社/著者からの内容紹介
シシリー島で作られた緑のボタンアコーディオンが紡ぎだすアメリカ移民100年の大河ドラマ。様々な民族出身の家族に受け継がれ、人種と文化の対立を全米各地で奏でるアコーディオンの遍歴とは!?


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2006年05月24日(水) ■
ようやくブコウスキー読了

3月19日から読み始めた、チャールズ・ブコウスキーの『The Most Beautiful Woman in Town and Other Stories』をようやく読み終えた。ジョン・アーヴィングやコーマック・マッカーシーのPBが予想外に早く届いたため、急いで終わらせたのだ。

ブコウスキーは嫌いではない。下品な描写に辟易するところもあるけれど、なぜか憎めないオヤジで、結構笑えるところもあり、逆に身につまされて辛くなるところもあったりしてなかなか面白いし、ブコウスキーが好きと認めるのは少々恥ずかしいという気持ちもあるけれど、割と好きかもしれない。

とはいえ、これを一気に読むのは辛い。だから少しずつ読んでいたのだが、あとが迫ってきたので仕方がない。とにかく終わらせた。まあ、面白かった。いずれ読みたいとは思っていたものの、熱心に薦められなければなかなか手に取る機会もなかっただろう。なるほど、これがブコウスキーかという感じで、とりあえず満足。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『The Most Beautiful Woman in Town and Other Stories』/Charles Bukowski (著)
ペーパーバック: 248 p ; 出版社: City Lights Books ; ISBN: 0872861562 ; (1983/06)
内容(「BOOK」データベースより)
酔っぱらうのが私の仕事だった。救いのない日々、私は悲しみの中に溺れながら性愛に耽っていた。倦怠や愚劣さから免れるために。私にとっての生とは、なにものも求めないことなのだ。卑猥で好色で下品な売女どもと酒を飲んでファックする、カリフォルニア1の狂人作家…それが私である。バーで、路地で、競馬場で絡まる淫靡な視線と刹那的な愛。伝説となったカルト作家の名短編集。


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2006年05月23日(火) ■
ジョン・アーヴィングも!

昨日、コーマック・マッカーシーの本が届いてびっくりしたのに、今日もまたびっくり!これまたまだ出版されてないはずのジョン・アーヴィングの新作PB(ハードカバーは昨年出版されているが、初版なのでやはり大事にとってある)がAmazonから届いたからだ。

それも、Amazonのアカウントには、今現在も「まもなく発送します」とある。だからAmazon的にはまだ発送していないはずなのに、私の手元にはあるという奇妙な状況。

マッカーシーもアーヴィングも、6月か7月に届くのだろうと思っていたから、いきなりこの2冊が続けて届けられると、ほんとにびっくりだ!アーヴィングは、とにかく届いたらすぐに読もう!と決めていたので、早速読まなくては!

とはいえ、図書館で借りているアニー・プルーの 『オールド・エース』 と 『アコーディオンの罪』 が全然進んでいなくて、明日返却日なのに、どうするか?と思っていたところ。あとに予約が入っていないので、延長しようと思っていたのだが、アーヴィングとマッカーシーが来てしまっては、ほんと、どうしようか。

ちなみに現在『オールド・エース』を読んでいるのだが、これは面白い!しかし、前にも書いたと思うが、アニー・プルーの本は、ある意味読みづらいのだ。というのも、非常に細かく丁寧に書き込まれていて、一字一句逃さずに読まなくてはならない。読み飛ばすなんてことのできない作家なのだ。だから時間がかかる。

普通は「だるいよ」と思う状況描写も、アニー・プルーに限っては、逆に面白い。普通の作家だったら、こんな場面どうでもいいんじゃないかと思うような部分でも、細かくしっかり書かれていて、何と言ったらいいのか、本当に一字一句捨てられないものばかり。作家がそれだけ丹精込めて書いているのだから、読むほうもその気で読まないといけないという気にさせられる。

だからじっくり読みたいと思うのだけど、借りている本ではそうもいかない。かといって買うとなると、借りている2冊とも結構お高い本なのだ。

『オールド・エース』は、 『シッピング・ニュース』 とはまた違って、いかにもアメリカ的な描写がすごくすごく気に入っているので、買ってもいいとは思うんだけど・・・。あ、マーケットプレイスで買うかな。そうしよう!


〓〓〓 BOOK

◆Amazon

『Until I Find You』/John Irving (著) ¥1,683
(★Amazonギフト券 −¥102)
ペーパーバック: 824 p ; 出版社: Ballantine Books (P) ; ISBN: 0345479726 ; Reprint 版 (2006/05/30)
Publishers Weekly
いささかまとまりに欠けるアーヴィングの新作(『第四の手』以来)の主人公は、俳優のジャック・バーンズ。自分のアイデンティティーと父親の姿を追い求め、尊大でわざと異常なふるまいをする何人もの女たちと性的関係をもつ。小説の冒頭(年代は1969年)で、4歳のジャックはトロントに住むタトゥー・アーティストの母親アリスに連れられて、家出したジャックの父親ウィリアム・バーンズを探すため、1年間、北ヨーロッパを回る。父親は教会のオルガン奏者で、「(タトゥーの)墨にとりつかれた」男だ。トロントに戻ったアリスは、「女の子の間においておけば安全」だろうという誤った考えから、ジャックを女子校の聖ヒルダ学院に入学させる。ジャックは次に、メーン州にある男子ばかりの大学進学予備校のレディング校に移る。年上の少女や大人の女性から性的な誘惑にさらされながら少年時代を送ったジャックは、世界的に有名な俳優になり、脚本家としてアカデミー賞を受賞する。やがて彼は、父親にまつわる真実を求めて子供のときに過ごしたヨーロッパにおもむくが、これは自分が正常になるための旅でもあった。繰り返される露骨な性的描写にはうんざりしてくるが、タトゥー・パーラーの素朴な仲間意識、ハリウッドのきらびやかな世界、純化されていくジャックの感情、異母妹との出会い、父親との新たな結びつきなど、わいせつでない部分のアーヴィングの表現は見事としかいいようがない。


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2006年05月22日(月) ■
ユダヤ人と反ユダヤ主義(5)

◆ユダヤ人と反ユダヤ主義─第5回:イギリスにおけるユダヤ人の歩み(�供�

近藤先生は、実はイギリス史が専門なので、このイギリスにおけるユダヤ人の歩みという内容は、同時にイギリス史も勉強できて一石二鳥!とはいえ、どうしてもイギリス史のほうに話が流れていってしまうので、今回も全部終わらなかった。(^^;

イギリスと言えばシェイクスピア。このシェイクスピアの「ヴェニスの商人」の登場人物であるユダヤ人のシャイロックの描写は、ユダヤ人にとってはとんでもない迷惑だったわけで、いまだにあのイメージは払拭されていない。

しかし、シェイクスピアがそれを書いた頃は、イギリスにはユダヤ人はいなかったのだ。だから、シャイロックのモデルは現実にはいなかったわけで、あのユダヤ人像は、シェイクスピアの偏見によるものだったのだ。

さてここで怖いのが、そうした本が売れてしまうと、全く事実に基づかないフィクションであるにも関わらず、多くの人が真実だと思ってしまうこと。これが今の『ダ・ヴィンチ・コード』にも言えていて、あの内容は本当なのだと思い込んでしまっている人がどれだけいることか!

ユダヤ人に話を戻すと、シェイクスピアが大文豪であったがために、シャイロックのイメージが全世界的に浸透してしまい、今現在でも「ユダヤ人差別は悪徳金貸しをしているユダヤ人が悪いのだから差別されて当然だ」といったような、わけのわからない理不尽なことを言う人が多い。

何人であろうが、みな同じ人間なのだから、100%良い人ばかりということではないけれど、そうしたフィクションを真に受けて、いわれのない理不尽な差別に加担するのは、知恵のある大人とは言えないだろう。

「ユダヤ人は良い人間が多い」と言ったばかりのドイツ人に、「なぜユダヤの勉強などするのか?」と軽蔑したように言われたときは、ぎょっとした。特にヨーロッパ人は、口先と本心が違うらしい。

同じドイツ人が、「黒人は悪いことをする」と、黒人全てが犯罪者のように言ったときも驚いた。やはり心の底ではヒトラー同様、最も優秀な人種は白人のアーリア系だと思っているのか・・・と。

怖いのは、ヒトラーは気違いではなかったということだ。当時のヨーロッパ人は皆そう思っており(ユダヤ人差別やアーリア民族の人種的優越など)、何もヒトラーだけが特別だったわけではない。ヒトラーにはたまたまリーダーシップがあったため、出るべくして出た人物であっただけなのだ。


さて今日は、昨年出たコーマック・マッカーシーの『No Country for Old Men』のペーパーバックが届いた。もちろんハードカバーが出た時に購入してあるが、なにしろ初版だし、ミステリ系の文学賞も取っていることだし、大事にしまっておこうかと、とにかくPB化するのを待っていたのだ。

しかし、予定では7月に出版されるはずだったのに、いきなり届いてびっくり!嬉しいことは嬉しいのだが、ちょっととまどい。


〓〓〓 BOOK

◆Amazon

『No Country for Old Men』/Cormac McCarthy (著) ¥1,259
(★Amazonギフト券 −¥80)
ペーパーバック(マスマーケット): 340 p ; 出版社: Picador ; ISBN: 0330441701 ; (2006/07)
Publishers Weekly
高く評価された国境三部作を締めくくる『平原の町』から7年、マッカーシーが魅力的な現代ウエスタンをひっさげて戻ってきた。新作の舞台は、1980年のテキサス南西部。リオグランデ流域でカモシカ狩りをしていたルエリン・モスは、いくつかの死体とヘロインの山、240万ドルの現金を発見する。この作品の大部分を占めるのは、簡潔で巧みな文章によってぐいぐいと引きつけていく逃亡劇だ。金を盗んだモスは、勢力ある麻薬組織が雇った特殊部隊の元工作員のウェルズや、精神異常者めいたチグールに追跡される。家畜用の銃を携えたチグールは、ゆがんだ正義感で凝り固まった冷酷な殺人犯だ。さらには保安官ベルもモスを追う。年配のベルは、もはや自分はたちうちできない荒々しい力をもつチグールのような新種の男たちの存在を、苦々しく思っている。作品にちりばめられているのは、一人称で書かれたベルの思慮深い言葉だ。彼は世の中の変化を嘆き、第二次大戦の戦場でのつらい思い出をふりはらおうとし−−バイオレンス色の強いこの小説のなかで一条の光といえるが−−結婚生活に恵まれたことを喜ぶ。話はぞくぞくさせるような展開をみせる。しかし、この小説が読者に善悪の戦い、人間が生きるうえで選択や運が果たす役割について深く考えさせるのは、ベル保安官の繊細な心と賢さがあるからにほかならない。


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2006年05月21日(日) ■
六大学野球・法政大学優勝

夕べオールナイトの映画を観に行き、眠たいと言いながらもテレビでやっていた映画を最後まで観てしまい、かなり疲れて眠かったのだが、お天気がいいので、神宮にウォーキングに行った(一万歩)。

ちょうど六大学野球の明治×法政の試合をやっているところで、今日法政が勝てば、早慶戦を待たずに優勝が決まるとのことだったから、どうなるかな?と耳を澄ましてしたところ、どうやら法政が勝って、優勝を決めたようだ。

六大学はしばらく早稲田か慶応だったから、法政の優勝は久々じゃないかしらん?江川がいた頃は強かったけど。

というわけで、この試合がかなり長引き、そのあとに控えていたヤクルト×ソフトバンクの試合開始が遅れた。そのため、球場から銀杏並木を超えて、青山のほうまで、待っている観客の列が続いていた。

神宮であんなに並んでいるのは、早慶戦でも見たことがないかも。他であんなに並んでいるのを見たのは、横浜スタジアムでベイスターズが優勝するかもしれないという試合の時くらいだ。

とにかく人がいっぱい!


〓〓〓 BOOK

◆Amazon

『Club Dead (Southern Vampire Mysteries 3)』/Charlaine Harris (著) ¥895
マスマーケット: 258 p ; 出版社: Ace Books ; ISBN: 0441010512 ; Reissue 版 (2003/04/29)
Book Description
Sookie's boyfriend has been very distant-in another state, distant. Now she's off to Mississippi to mingle with the underworld at Club Dead-a little haunt where the vampire elite go to chill out. But when she finally finds Bill-caught in an act of betrayal-she's not sure whether to save him...or sharpen some stakes.


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2006年05月20日(土) ■
映画「ダ・ヴィンチ・コード」

『ハリー・ポッターと謎のプリンス』も読み終え、オールナイトで今日公開からされた「ダ・ヴィンチ・コード」を観に行くことにした。「ハリポタ」についても書けないし、「ダ・ヴィンチ・コード」についても書けないし、なんとも欲求不満だらけの日記だが、実際映画のほうは、特に語ることもないのだけれど。

しかし、オプスデイやシオン修道会(近藤先生はそんなものはないと言っていたが)がどう関わっているのか、映画しか観ていない人はわかったのだろうか?映画ではそのあたりの説明があまりなくて、いきなり映画を観た人は、事前にそうした秘密結社の知識でもなければ、よくわからないのでは?という感じがした。

私の場合、原作のほかに関連本を読んだり、トンデモ本を読んだりしていたので、そうした秘密結社関連の知識はかなり増えたが、中には「本読んでもわかんなかったから映画観に来た」という女の子とかもいたので、あの子たちは果たして理解できたのかしらん?と余計な心配をしたほど。

本を読むということに関して言えば、「ダ・ヴィンチ・コード」が難しいというのはともかく、「ハリポタ」さえ難しくて5ページでやめたというような子が多いのが情けない。「ダ・ヴィンチ」も、本のほうが数百倍面白いのに。

「活字を読まなくなって文化が衰退していくだろう」といったような意味の言葉は、実は 前に書いた『シオン議定書』 にも出てくるのだ。『シオン議定書』は偽書であると決定されたが、書かれたのは1905年である。偽書とはいえ、現代のことを的確に予言しているような文章が多いのに驚く。これを書いた人は、まさに予言者だったのでは?と思えるほど。

学校でも、字ばかりでは読まないから、イラストを多用した教科書が使われたりして、なんと情けないことだろう。そんな教科書で勉強しているから、どんどん文字を読まなくなってしまうのでは?と懸念する。

結局映画は、言う言葉もなく、無言で帰ってきたという状況。製作したソニー・ピクチャーズでは、社運を賭けて!くらいの意気込みだそうで、ソニー関連会社の社員には、全員に無料のチケットが配られ、必ず観に行くようにとの命令が出たそうな・・・。社員の皆さん、頑張って観に行ってください!

良し悪しはともかく、映画の最後のほうは原作とちょっと違っていることだけ明言しておこう。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6)』/J. K. ローリング (著), J. K. Rowling (著), 松岡 佑子 (翻訳)
単行本: 出版社: 静山社 ; ISBN: 4915512576 ; (2006/05/17)
BOOKSスタッフ レビュー
16才になったハリーポッター。ロンやハーマイオニーとの関係も、それぞれが大人に向かっていくなかで微妙に変化していく。一段と成長したハリーの新しい恋人は誰なのか? 「混血のプリンス」の存在を知るハリー。宿敵ヴォルデモートとの戦いで、裏切りによる悲しい別れがハリーを襲う。ハリーの運命を予言した第5巻に続き、第6巻では過去の謎が解き明かされる。


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2006年05月19日(金) ■
BarW→どん底

バンドメンバーを探しに、というかジャズフェス出演の相談をしに代々木のBarWへ。ザリガニ・ボーイズのメンバーが経営している店だが、店そのものは、ジャズとクラシックの店で、南部の音楽には全然関係ない。

たまたま顔見知りの探偵のIさんに会ったので話がはずんだけれど、そうでなければ静かに黙々とお酒を飲むという雰囲気の店、というか、本人はそういうBarであるということにこだわっている店。

普段、家にひとりでいると、なかなか人と会話する機会もない私は、おしゃべりをするために飲みに行くといっても過言ではないから、寡黙にひたすらグラスを傾けているだけでは欲求不満に陥るため、お約束のように、帰りに三丁目のどん底に寄る。

2階の上野広小路ボブと文学部のK君が明日で店をやめるので、挨拶がてら。でもK君の代わりに、今年7年生(だったか?)で卒業したタクオちゃんがやるかもしれないという話で、戦々恐々としている。いくら私がおしゃべりをしたいと言っても、あの機関銃のようなしゃべりを年中聞くのはどうよ?という感じ。

何でもいいけど、楽しく愉快に飲める店が少なくなった。



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2006年05月18日(木) ■
ハリポタとかダースベイダーとか

昨日からずっと雨でジトっとしていて、まるで梅雨みたいな天気。五月晴れなんて、1日くらいしかなかったんじゃないだろうか?嫌な季節になります。台風1号も発生したことだし、この分ではアメリカのハリケーンシーズンも早く来るのでは?と心配。

とりあえず、今日は「ハリポタ」を読んでいたので、天気はあまり関係ないが、低気圧はしんどい。じめじめしているのも気持ちが悪い。うっとうしい・・・などと書いてみたところで雨が止むわけでもないが、「ハリポタ」以外に話題がないので、なんとか引き伸ばしているだけ。(^^;

そういえば、先日読んだトンデモ本の中に「アメリカは・・・聖職者までが、魔術の本である『ハリー・ポッター』を褒めそやす国なのだ」などと書いてあったが、いい大人が、ファンタジー小説である「ハリポタ」を大真面目に目の敵のように書いているなんて、とんでもないお笑い種だ。「ハリポタ」を読んだからといって、魔法が使えるようになるとでも言うんだろうか?万一、魔法を使えたらどうだと言うのだ?

この部分を書いた人はキリスト教の神を信じているようだが、だとしてもフィクションと現実を混同するなんて、やっぱり大人げないんじゃないか?ワシントンのナショナル・カテドラル教会のギフトショップで「ダースベイダー」が売られていたとして、「悔い改めよ」と言ったりとかね。

同じ本の中で、「神は天空から地球に飛来した異星人」であると書いてあるのに、なんだこれは?という感じだ。「ハリポタ」とか「ダースベイダー」とか言う前に、そちらと対決したらいいじゃないかと思うよ。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『ハリー・ポッターと謎のプリンス(上)』/J.K.ローリング, 松岡 佑子
単行本: 493 p ; サイズ(cm): 22
出版社: 静山社 ; ISBN: 4915512584 ; 上 巻 (2006/05)

内容(「MARC」データベースより)
17年前の予言は、ハリーとヴォルデモートとの対決を避けられないものにした。過酷な運命に立ち向かうハリーに、ダンブルドアの個人教授が始まる。予言は実現するのか? ヴォルデモートの過去に迫るシリーズ第6弾。


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2006年05月17日(水) ■
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』届く!

<ハリー・ポッター>シリーズ第6巻『ハリー・ポッターと謎のプリンス』の日本語版が届いた。写真は、Amazonの予約特典のおまけ。『ハリー・ポッターと謎のプリンス』上下巻2冊がちょうど入るバッグと、Amazon特製手提げ付きブックカバー。う〜む、これなら紀伊国屋の魔法使いの帽子のほうが良かったなあ。(^^;

アポロ13号が読むので、日本語版はどうしても買うわけだけど、それ以前に私はハリポタ・コレクターだから、やはり初版で買っておかないとね。この後、UK版、US版のPBも届く予定。

毎回のことながら、やはり『指輪物語』と『ハリー・ポッター』は、ファンタジーの中でも別格だなと思う。とにかく、J.K.ローリングは頭のいい人だと思う。日本語版も、原書で笑えるところ、言葉遊びの部分などが、どんな風に日本語になっているのか興味深く読めるし、単なる物語だけではないパズルみたいなところが面白いのだろうと思う。今回は、笑ってばかりもいられないのだけれど・・・。

それと、今日読み終えた『米国同時多発テロの「謀略史観」解析―真犯人は国際イルミナティ三百人委員会だ!』だが、全然違う意味で笑えるのだが、海外の文書の翻訳もひどいし、結局何を言いたいのか、どんどん焦点がずれていってしまって、なんともお粗末という感じ。

例えば、テロの真犯人はユダヤ人だと言うなら、徹底的にそれについて書かれていればいいのだが、ネタ本がいろいろあるせいか、ところどころで宇宙人になったり、わけがわからなくなったりして、だから何なの?となってしまう。ネタ本になったトンデモ本の寄せ集めの本でしかないといった感じ。確かに、こんな本ばかり読んでいたら気違いになってしまうだろう。

「ジョージ・ブッシュ(パパ)は幼児性愛者の連続殺人犯だ!」などと断言している割に、全く説得力に欠ける。まだ、これのネタ本になっているデーヴィッド・アイクの『大いなる秘密』のほうが、ストーリーが一貫していて説得力がある。


〓〓〓 BOOK

◆購入した本

『ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6)』/J. K. ローリング (著), J. K. Rowling (著), 松岡 佑子 (翻訳) ¥3,990
単行本: 出版社: 静山社 ; ISBN: 4915512576 ; (2006/05/17)
(★Amazonギフト券 −¥2977)


◆読了した本

『米国同時多発テロの「謀略史観」解析―真犯人は国際イルミナティ三百人委員会だ!』/週刊日本新聞 (編集)
単行本: 127 p ; サイズ(cm): 21 x 15
出版社: 三交社 ; ISBN: 4879195804 ; (2001/11)
内容(「BOOK」データベースより)
MI6(英国)元諜報員、元米軍関係者、共和党米大統領候補者リンドン・ラルーシュ、元英国テレビキャスターなど海外アナリストの、マスメディアでは絶対扱わない“危ない”最新・最深の情報を基に「週刊日本新聞」編集主幹太田龍が読み解く「911テロ」の全真相。


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2006年05月16日(火) ■
ヴァンパイア・レスタトと美青年アルマン

アン・ライスの『夜明けのヴァンパイア』をようやく読み終えた。これはやっぱり私の好みじゃないなあ。主人公のルイのほかに、レスタトとアルマンというヴァンパイアが出てくるが、どちらもキャラ的に魅力がない。

この本のあとに、『ヴァンパイア・レスタト』、『美青年アルマン』という本があるが、こうも魅力がないと読む気にならない。前にも書いたが、これは私の好みの話であって、本自体はベストセラーになっているんだから、好きな人もたくさんいるんだろうけど。

そういえば、以前読んだ『Witching Hour』に出てきたお化けだか幽霊だか、もう名前も忘れてしまったんだけど、あれもレスタトっぽかったなあと思い出す。みな同じ感じなのか。それが好みにはまればいいんだけど、全然はまらないから困りもの。

アン・ライスの作品は耽美的と言うんだろうが、私には装飾過剰に感じてしまう。美青年にも全く興味ないし、ホラーと思って読んでいたのに、全然怖くもない。ニューオーリンズが舞台というだけで読んでいる感じ。とはいえ、ニューオーリンズの描写も期待したほどは出てこない。

さて、明日は『ハリー・ポッターと謎のプリンス』が届く。借りている図書館本(E・アニー・プルー2冊)は、延長するしかないかな。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『夜明けのヴァンパイア』/アン・ライス (著), 田村 隆一 (翻訳)
文庫: 554 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 早川書房 ; ISBN: 415040464X ; (1987/09)
内容(「BOOK」データベースより)
「私がヴァンパイアとなったのは、25歳の時、1791年のことだ…」彼はそう語りはじめた。彼の前にはテープレコーダーが置かれ、一人の若者が熱心に彼の言葉に聞き入っている。彼は語る。アメリカからヨーロッパへ、歴史の闇を歩き続けた激動の200年間のことを。彼をヴァンパイアとした“主人”吸血鬼レスタトのこと、聖少女クロウディアとの生活、東欧の怪異、訪れた破局。―伝説の存在、吸血鬼への驚愕すべきインタヴュー。世界的ベストセラーとなった大作!
※画像は原書 『Interview With the Vampire』


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2006年05月15日(月) ■
ユダヤ人と反ユダヤ主義(4)

◆ユダヤ人と反ユダヤ主義─第4回:イギリスにおけるユダヤ人の歩み(�機�

今週から、世界各国におけるユダヤ人の状況について学ぶ。今週と来週は、近藤先生の専門であるイギリス。その後、フランス・ドイツ、ロシア、アメリカとやっていく予定。

ところで、先週ここでも紹介したトンデモ本だが、「これ買いました」と言ったら、なに!?という感じで驚かれた。しかも、それのネタ元である本も買ったと言ったら、「こんな本は1冊くらいならいいが、何冊も読んだら気違い(不適切な言葉遣いですが、そのとおりに再現しているためご了承ください)になるからよしなさい!」と言われた。でも、トンデモ本は面白いからなあ・・・。

しかし、そう言われたにも関わらず、「イルミナティとは何ですか?」などと懲りずに質問していたら、いい加減に呆れかえられたみたい。(^^;


授業後、代々木の友人(ザリガニ・ボーイズ)の店に行き、秋のジャズフェスの件について相談。ジャズフェスでやるにはメンバーが足りないから、メンバーが集まったらやろうという話になった。

その帰りにDMXに寄ったところ、たまたまダウンタウン・ブギウバンドのスーパーギタリストに会い、「出てもいいよ」みたいな話になってびっくり!ちょっとやそっとじゃ頼めない人なのに、マジ?と思ったが、実際どうなることやら。もちろん、スーパーギタリストが出演してくれるなら、そりゃもう最高であることは間違いないんだけど。。。


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2006年05月14日(日) ■
ニューオーリンズもの

6月に配送予定となっていた『New Orleans Nights: Pure Chance / Insatiable』が、いきなり届いた。全然届くと思っていなかったのでびっくり!しかもペリカン便はいつも夕方から夜にかけて配達してくるのに、こんな予期していなかったときに限って、朝早く来る。日曜日の午前中だなんて・・・。

着々と、南部もの特にルイジアナやニューオーリンズを舞台にした本を集めているのだけれど、全然読めない。買うのが趣味って感じで、買っておきながら全く違う本を読んでいるのはなぜ?

もともと南部ものには興味を持っているけれど、今必死になってルイジアナやニューオーリンズが舞台の本を集めているのは、ハリケーンですっかり様子が変わってしまい、復興もままならない現在、昔の面影を描いている本が貴重になるのではないかと思うからだ。

ニューオーリンズが舞台と聞けば、ミステリだろうがロマンスだろうがおかまいなしという感じで、すぐに手を出す。今読んでいるアン・ライスの『夜明けのヴァンパイア』も、やはりニューオーリンズが舞台だった。

とはいえ、『夜明けのヴァンパイア』は面白くないなあ。インタビューされているルイも、ルイをヴァンパイアにしたレスタトも、キャラ的にあまり魅力的じゃないのだ。もちろん個人の好みがあるから、私の好みとしては、という意味だけど。

でも、<ヴァンパイア・クロニクル>の2作目、3作目も買ってしまったし、これは途中で投げるわけにいかないから苦労している。どうしてもトム・クルーズの顔が目に浮かんでしまうし。。。やだ!


〓〓〓 BOOK

◆Amazon

『New Orleans Nights: Pure Chance / Insatiable』/Julie Elizabeth Leto (著) ¥622
マスマーケット: 454 p ; 出版社: Harlequin Books (Mm) ; ISBN: 0373837062 ; 2 Bks in 1 版 (2006/05)


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2006年05月13日(土) ■
新宿春の楽しいジャズ祭りでブル松原と握手するの巻

◆新宿春の楽しいジャズ祭り@新宿文化センター

秋のジャズフェスティバル同様、これも恒例になってきた春のジャズ祭り。今日はずっと雨だったけれど、全て屋内なので問題なし。

前に見たZYDECOバンドが出ているはずだからと楽しみにしていたのだけれど、実は全然ZYDECOじゃなくて、ジャグバンドと呼ばれる類のグループだった。やっぱりコミックバンド?

でも、喫煙所でそのバンドのメンバーに会ったので、ウォッシュボードはどこで売っているのかとか、ZYDECOのバンドは日本にいないのかとか、いろいろ話を聞けたので、大いに収穫あり。

もうひとつのお目当ては、ブルースシンガーのブル松原。アポロ13号もこの人のファン。ブルースらしいブルースを歌うのはこの人だけという感じなので、毎年聞いている。今年は前から2番目に座って、写真を撮ったりしていた。

ライブ後、トイレから帰ってきたら、ブル松原のほうから声をかけてきたのでびっくり!え?なぜ?と思ったが、きっと正面で写真を撮っていたから、目立ったのかも。秋のときも募金場所を抜け出して、ブルだけは見に行って、ちゃっかり写真撮ってたし。(^^;

で、ブル松原ファンのアポロ13号と一緒に握手してもらったぁ〜!顔に似合わず?人柄はものすごく良さそうな感じの人だった。ブルの「Georgia On My Mind」は、ちょっとパワフルすぎるけど。

で、帰りに大将に会ったので、秋に出演したい旨を話す。ニューオーリンズジャズというわけではなく、ケイジャンとか・・・と中身は濁しておいたのだが、いいんじゃないの?ということで、こちらの腹が決まれば、なんとか出演できそう。

というわけで、ニューオーリンズに問い合わせて、ジャミール・シャリフの曲の歌詞も取り寄せ中。※ジャミール・シャリフのCDは日本では売っていないが、ジャミールのサイトで曲が聴けます。


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2006年05月12日(金) ■
宇宙から来た爬虫類人

今日はマーケットプレイスから、「ユダヤ人と反ユダヤ主義」の近藤先生お薦め(???)のトンデモ本が届いた。アメリカの同時多発テロは、アラブの名を騙ったユダヤの仕業だとか何とかいう内容の本。

ところがこの本のネタは、昨日マーケットプレイスから届いた、デーヴィッド・アイクの 『大いなる秘密「爬虫類人」(レプティリアン)〈上〉超長期的人類支配計画アジェンダ全暴露!!』 から仕入れているようなのだ。双方の目次を見ると、共通しているところがたくさんあるし、何を隠そう、出版社が一緒。

そんなところも怪しいのだが、爬虫類人のほうの荒唐無稽さには、あきれるというより、マジで笑える。もともとこういう本が好きなので、けして馬鹿にしたりはしないけれど、よくこんなことを考えたもんだよねと、むしろ感心しちゃう。

とはいえ、もともと地球に爬虫類人がいるという考えはあったのだ。この本では、それが宇宙から来た異星人ということなのだが、以前聞いた話では、恐竜が進化する過程で、別次元で人類よりも進化した種になって、地球を治めているという説とか、恐竜が進化して高度な文明を持った地底人になっているという説とか。

とにかく目次だけ読んでもおかしい。

★やって来た火星人―異星人の遺伝子操作で人類は創造されたのか!?
★地球に送り込まれていた火星人が、現在地球に住んでいる白人の先祖となった!?
★多く目撃されるレプティリアンと符合する古生物学者の「恐竜人間」
★「人間の生き血」を実際に吸い続けてきたドラコ・レプティリアン
★ブッシュ前大統領は目前で爬虫類人に変身した!
★メキシコ大統領ミゲルも眼前でイグアナに変身!
★4本指・2�辰痢屮肇�ゲ男」に地球は乗っ取られる!?

e.t.c.....

もうヴァンパイアどころじゃないよ。図書館の本を放り出してでも、こっちが読みたい!(^^;


〓〓〓 BOOK

◆マーケットプレイス

『米国同時多発テロの「謀略史観」解析―真犯人は国際イルミナティ三百人委員会だ!』/週刊日本新聞 (編集)
価格: ¥1,200 (税込)
ユーズド価格:¥378+送料¥340=¥718
(京都市・石垣古書籍)
単行本: 127 p ; サイズ(cm): 21 x 15
出版社: 三交社 ; ISBN: 4879195804 ; (2001/11)
内容(「BOOK」データベースより)
MI6(英国)元諜報員、元米軍関係者、共和党米大統領候補者リンドン・ラルーシュ、元英国テレビキャスターなど海外アナリストの、マスメディアでは絶対扱わない“危ない”最新・最深の情報を基に「週刊日本新聞」編集主幹太田龍が読み解く「911テロ」の全真相。


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2006年05月11日(木) ■
子どもの躾もできないダメ親

HAVANAの沢口君に頼まれた「チェ・ゲバラ手帳」を届けに行くついでにDMXにも寄ったのだが、とんでもないお客がいて、がっかり。夫婦2組がいたのだけれど、片方は子連れで、その子たちがバタバタ駆け回っているし、お母ちゃんたちは大声でご近所話。お父ちゃんたちのケータイは大音量で鳴り放題。どっちもバカップル!

こんな奴らが親なのか!と思うと、子どもも憎たらしかったけれど、ある意味気の毒。あんな親ではまともな躾もできないだろうから。私は、子どもを連れてくるなとは言わないけど、連れてくるならちゃんとそういう場でおとなしくしているような躾をしろと言いたい。躾ができないなら連れてくるな!

で、そういうまともな躾をされていない子どもたちが、これからどんどん世の中に出ていくわけだから、日本はもうダメだ!子どもを見れば親がわかるとは、よく言ったものだ。

DMXでも、「ジャンバラヤかけるの恥ずかしいんだよ!」なんて怒るけど、そういうお客がいるほうが社会的に恥ずかしいぞ!ジャンバラヤなんか全然罪ないし、可愛いもんじゃないか。マジで!

一応、お酒飲みながら音楽を聴く大人の遊び場なんだがなあ・・・と思っていたんだけど、そういう人たちは人の迷惑なんか全く気にしちゃいないんだろうね。とにかく、うちの隣に住んでるバカップルもそうなのだが、すごい大声で話す人が多くなった。これって、携帯の悪影響?みんな難聴?


〓〓〓 BOOK

◆マーケットプレイス

『大いなる秘密「爬虫類人」(レプティリアン)〈上〉超長期的人類支配計画アジェンダ全暴露!!』/デーヴィッド・アイク (著), David Icke (原著), 太田 龍 (翻訳)
価格: ¥2,415 (税込)
ユーズド価格:¥1140+送料¥340=¥1480
(川口市・harmonius7)
単行本(ソフトカバー): 588 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 三交社 ; ISBN: 4879191450 ; 上 巻 (2000/08)
内容(「BOOK」データベースより)
ついに、人類を陰で操作する超巨悪の正体を掴まえた!!超長期的人類完全支配計画アジェンダ全暴露!!イルミナティ世界権力の本拠地、英米のド真ん中に出現した超々ラディカルな大著。驚嘆・感嘆・興奮させる掛け値なし血わき肉躍る「世界を変えてしまう著作」。
内容(「MARC」データベースより)
地球原人を操作して家畜人化した「爬虫類人」とは? そして彼らの代理人として人類支配を行う秘密結社の正体とは? 超長期的人類支配計画アジェンダの全貌を明らかにする。


◆Amazon

The Way Of Che (Potter Style) ¥861×3=¥2,583
ペーパーバック: 128 p ; 出版社: Clarkson Potter ; ISBN: 0307236390 ; Journal 版 (2005/10/25)
日記帳(ノート)
約10.4×13.1cm
128ページ
伸縮バンド付き
Amazon.co.jp
チェ・ゲバラは今も生きている! アーネスト・チェ・ゲバラの思想で飾られたこの鮮やかな赤い日記帳で階級闘争に参加しよう。ゲバラは革命戦士で、その聖像のような肖像画は無数の大学の寮の壁に掛けられ微笑んでいる。日記帳は、大衆との連帯感やブルジョワ精神を表現するのにぴったりのスペースだ。
(※HAVANA沢口君用)


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2006年05月10日(水) ■
夜明けのヴァンパイア

図書館に予約の本を取りに行かなくてはならなかったので、借りていた本を急いで読了。今回は、『王女グリンダ』に思いのほか時間を取られてしまい、予定が大幅に狂った。

『王女グリンダ』は結構面白かったので、<デルフィニア戦記>も読んじゃおうかな?と思ったのだが、18巻もあるので自粛。いくら面白かったとはいえ、この調子で(文章的なことと、内容のなさ)18巻はしんどいかも。4部作くらいになっているので、そのうち1部ずつくらい読んでみようかなとは思うけれど。

今回借りたのは、先日映画「ブロークバック・マウンテン」を観て、その後原作も読んで、やはりいいなと思ったE・アニー・プルーの本を2冊と、アン・ライスの<ヴァンパイア・クロニクル>の1作目『夜明けのヴァンパイア』。

このシリーズの2、3作目はBOOK・OFFで買ってあるのだが、1作目だけは手元になく、映画でしか観ていない。映画を観たと言っても、ヴァンパイアになっている俳優たちが全て好みではないので(健康的すぎる!)、真面目には観ていない。なので、原作を読まないと次の2作目がわかりずらいかもと思って借りた。

にしても、これってなんでこんなタイトルなんだろう?ヴァンパイアにインタビューするという内容だから、原題の『Interview With the Vampire』そのものなんだけど、『夜明けのヴァンパイア』って何?

ニューオーリンズで、映画の撮影の間、トム・クルーズがここに泊まってたんですよとわざわざ教えてもらったけれど(たしか、南部のハーバードと言われるテュレーン大学の総長の宿舎かなにかだったと思うが)、あの映画のヴァンパイアの中で、誰が一番似合わないって、トム・クルーズでしょう。げ!

ブラピもアントニオ・バンデラスも一様に変だけど、蓄膿症みたいに、いつも口をポカンと開けてるヴァンパイアなんかいないだろう!って感じ。トム・クルーズファンの皆さん、失礼!他の映画はともかく、ヴァンパイアには似合わないんじゃないかってことで・・・。(^^;

E・アニー・プルーの本は、内容はとてもいいのだが、読むのが結構面倒なタイプ。『ブロークバック・マウンテン』は淡々としていて良かったが、書き込みがかなり細かいので、長編となるとしんどい。軽く読み流すことができないので、気合を入れて読まないと、なかなか進まない類。でも、逆に言えば読み甲斐があるとも言える。今日借りた3冊で、返却期限の2週間かかってしまうのでは?と。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『王女グリンダ』/茅田 砂胡 (著)
単行本(ソフトカバー): 509 p ; サイズ(cm): 17
出版社: 中央公論新社 ; ISBN: 4125006660 ; (2000/08)
出版社/著者からの内容紹介
全18 巻をもって完結した〈デルフィニア戦記〉には、幻のプレ・ストーリーが存在する……。一部のファンに囁かれ続けた『デルフィニアの姫将軍』と『グランディスの白騎士』を完全収録。


『わが手に雨を』/グレッグ・ルッカ (著), Greg Rucka (原著), 佐々田 雅子 (翻訳)
単行本: 427 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 文藝春秋 ; ISBN: 4163233601 ; (2004/09)
内容(「BOOK」データベースより)
雨の夜。故郷ポートランドに帰りついたミム・ブラッカを待っていたのは何者かの襲撃だった。監禁され、数時間後に解放されたミム。敵の狙いは何か?バンドから一時帰宅を言い渡され、失意の底にあったミムは、敵が卑劣な罠を仕掛けていたことを知る。ネットに流された盗撮写真―それは地に落ちたミムの名誉に、さらなる汚泥を塗りたくるものだった。かつて母を轢き殺した父の帰還。愛してやまぬ養父母への思い。過去の苦い記億。アルコールに溺れる自分…。すべてを失ったミムは決意する―苦痛に満ちた過去と向き合い、見えざる敵に立ち向かおうと。もう自分には嘘はつくまいと。傷つき、孤独に震える女の苦闘。引き裂かれた親子の再生。タフでリリカルな筆致で描かれる、現代ハードボイルドの俊英の最新長篇。清新な感動をもたらすハードボイルド・サスペンス。


◆図書館貸し出し(→5/24)

『オールド・エース』/E・アニー・プルー (著), Annie Proulx (原著), 米塚 真治 (翻訳)
単行本: 403 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 集英社 ; ISBN: 4087734218 ; (2004/09)
出版社/著者からの内容紹介
日系企業の新入社員ダラーは養豚施設建設のため米中南部へ赴き、地元の利害関係や価値観に直面し試行錯誤。土地の有力者の提唱する自然回帰思想にも賛同できず独自の生き方をしようと決意する。


『アコーディオンの罪 ACCORDION CRIMES』/E・アニー・プルー (著), E.Annie Proulx (原著), 上岡 伸雄 (翻訳)
単行本: 454 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 集英社 ; ISBN: 4087733300 ; (2000/07)
出版社/著者からの内容紹介
シシリー島で作られた緑のボタンアコーディオンが紡ぎだすアメリカ移民100年の大河ドラマ。様々な民族出身の家族に受け継がれ、人種と文化の対立を全米各地で奏でるアコーディオンの遍歴とは!?


『夜明けのヴァンパイア』/アン・ライス (著), 田村 隆一 (翻訳)
文庫: 554 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 早川書房 ; ISBN: 415040464X ; (1987/09)
内容(「BOOK」データベースより)
「私がヴァンパイアとなったのは、25歳の時、1791年のことだ…」彼はそう語りはじめた。彼の前にはテープレコーダーが置かれ、一人の若者が熱心に彼の言葉に聞き入っている。彼は語る。アメリカからヨーロッパへ、歴史の闇を歩き続けた激動の200年間のことを。彼をヴァンパイアとした“主人”吸血鬼レスタトのこと、聖少女クロウディアとの生活、東欧の怪異、訪れた破局。―伝説の存在、吸血鬼への驚愕すべきインタヴュー。世界的ベストセラーとなった大作!
※画像は原書 『Interview With the Vampire』


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2006年05月09日(火) ■
Southern Vampire Mysteries

Amazonから、アメリカ南部のヴァパイアシリーズが2冊届いた。これは、先日購入した 『満月と血とキスと』 が第1巻目で、今日届いたのは、その2巻目と4巻目。4巻目はAmazonのバーゲンで、少し安くなっていた。

まだ1巻目も読んでいないから、どんなものか良くはわからないのだが、手に取った印象としては、ヴァンパイアものとしては軽すぎるのではないか?と。レビューにも「もう少し軽めのバンパイア・ハンターものを探していた人なら・・・」とあるから、実際に軽いノリなんだろうなとは思ったものの、今のところアン・ライスのヴァンパイアものくらいしか手元にないので、とりあえず買ってしまった。

他にヴァンパイアものというと、やはりレビューにあるように、ローレル・ハミルトンの<アニタ・ブレーク・シリーズ>があるが、これは現在18巻くらいあるらしいので、そちらに手をつけると際限がなくなりそうなので、恐れをなして、こっちにしておいたのだが、失敗でないといいんだけれど・・・。

軽いノリのヴァンパイアものを読むと、吸血鬼というのは、もしかして全然恐ろしくないのか?むしろ素敵なのかもしれない・・・などと錯覚してしまうのだが、好みとしては、やっぱり恐ろしい吸血鬼のほうがいい。マキャモンの『奴らは渇いている』なんかは最高だね!

吸血鬼と恋に落ちてしまうなんていうロマンスは、ちゃんちゃらおかしいよ!とか言いながら、今日届いた本なんかはその手じゃないのか?とちょっと不安。このところルイジアナとかニューオーリンズとかが舞台の本を買い漁っているので、とりあえず「南部」「ルイジアナ」ということで買いだったんだけれども。(^^;


〓〓〓 BOOK

◆Amazon

『Living Dead in Dallas (Southern Vampire Mysteries ��)』/Charlaine Harris (著) ¥895
マスマーケット: 272 p ; 出版社: Ace Books ; ISBN: 0441009239 ; (2002/03/26)
Book Description
When a vampire asks Sookie Stackhouse to use her telepathic skills to find another missing vampire, she agrees under one condition: the bloodsuckers must promise to let the humans go unharmed.


『Dead To The World (Southern Vampire Mysteries ��)』/Charlaine Harris (著) ¥596(Amazonバーゲン)
マスマーケット: 310 p ; 出版社: Ace Books ; ISBN: 0441012183 ; Reprint 版 (2005/05)
From Publisher's Weekly
ローレル・ハミルトンのアニタ・ブレーク・シリーズのファンで、もう少し軽めのバンパイア・ハンターものを探していた人なら、スーキー・スタックハウスが大好きになるだろう。スーキーはテレパシーを持つルイジアナの女の子。いつも普通になりたいと願っているが、悩みの種は尽きない。ただでさえ自分に自信がないのに運が悪すぎるし、厄介な親戚まで抱え込んでいる。そのうえ本物の人間ではない変なやつらにやたらと好かれてしまう。

2003年に『Club Dead』が刊行されて以来、マスマーケット版でも出ている本シリーズ第4弾。今回はスーキーの不運に拍車がかかる。恋人でバンパイアのビルが調査のためにペルーへ行ってしまうのだ。おかげでスーキーはビルの代わりにエリック(ビルのボスで、地区のヘッド・バンパイア)の面倒を見るはめに。どこからともなく素っ裸で現れたエリックは、すっかり記憶をなくしていた。時を同じくして、スーキーの兄ジェイソンが姿を消す。それから不吉にも、魔女(変身能力があり、バンパイアの血を好む)の軍団が騒ぎを求めて近くの大都市に転がり込む。ロマンスとミステリーとファンタジーが混在した深みに欠ける作品ではあるが、登場人物の性格が矛盾なく巧みにつくられており、プロットが刺激に満ちているので、読者を最後まで引きつけて放さないだろう。
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2006年05月08日(月) ■
ユダヤ人と反ユダヤ主義(3)

◆ユダヤ人と反ユダヤ主義─第3回:ユダヤ人陰謀説の底本『シオン議定書』

今日は面白かった。失礼!いつも面白い授業なのだが、今日は常々怪しいなと思っていた「ユダヤ人陰謀説」についての話だったので、特に面白かった。世間ではユダヤとフリーメーソンの関係だとか、日本人の祖先はユダヤ人だとか、いろいろと怪しい話があるけれど、全部嘘ですというのが結論。

陰謀説のそもそもの元というのが、上に書いた『シオン議定書』(第一版1905年)というもので、中身を見るとなかなか信憑性がありそうなのだが、近年これは偽書であると断定されたらしい。また、小説に書かれたユダヤ人像というものが、いつのまにか本当のことだとされてしまったというのもある。

例えば、今話題の『ダ・ヴィンチ・コード』はフィクションなのだが、人によっては本当だと信じ込んでしまう人がいるように、作り話であるにも関わらず、それが広まっていくうちに、いかにも真実であるかのようになってしまうのだ。ユダヤ人ジャイロックを描いたシェイクスピアの罪は重い!

さて、ユダヤ人陰謀説とはどういうことかというと、各国政府や経済界の裏の世界で、ユダヤ人たちが世界を牛耳ろうとして陰謀を企んでいるというもの。そういうことを書いた本は、世界のあちらこちらでひっきりなしに出版されていて、いちいち読んでいてはキリがない。

個人的には、こういうトンデモ本はUFOの話なんかと一緒で結構好きだけれど、これを真に受けて信じ込んでしまう人がいるのが怖いところ。そういう私自身も、読むと「ああ、やっぱりそうだったのか・・・」みたいな気になってしまう。

ちなみにフリーメーソンとは、元はイギリスの石工組合で、ヨーロッパの成功した人々が入る親睦組合である。ただし誰でも入れるわけではなく、一応資格審査などがあるので、何か秘密めいた謎の組織のようなイメージを持たれてしまうらしい。

ところで、この『シオン議定書』(Protocols of the Learned Elder of Zion:シオン長老の議定書)だが、『ダ・ヴィンチ・コード』に出てくるシオン修道会と何か関連があるのでしょうか?と質問したところ、「シオン修道会とは何ですか?」と逆に聞かれてしまった。

そもそも近藤先生は『ダ・ヴィンチ・コード』も知らないとかで、今騒がれているようだけど、あれは何?ということだった。マジで!?もともと政経学部の西洋政治学の教授だから、作り物のフィクションなどは全然読まないのかも。(^^;

NHKの大河ドラマだって、もとは小説家が書いたフィクションなのに、あれを史実だと思い込む人がいるのは困ったことです!とのことだった。

そんな近藤先生が、この本のトンデモぶりはすごい!とお薦め(?)の本が、以下に紹介する 『米国同時多発テロの「謀略史観」解析―真犯人は国際イルミナティ三百人委員会だ!』 という本。アメリカの同時多発テロは、アラブを騙ったユダヤ人の仕業だという荒唐無稽な話らしい。目次だけ見せてもらったが、面白そう!どれだけトンデモないのか、ぜひ読んでみたい。(^^;


●『米国同時多発テロの「謀略史観」解析―真犯人は国際イルミナティ三百人委員会だ!』/週刊日本新聞 (編集)
価格: ¥1,200 (税込)
単行本: 127 p ; サイズ(cm): 21 x 15
出版社: 三交社 ; ISBN: 4879195804 ; (2001/11)
内容(「BOOK」データベースより)
MI6(英国)元諜報員、元米軍関係者、共和党米大統領候補者リンドン・ラルーシュ、元英国テレビキャスターなど海外アナリストの、マスメディアでは絶対扱わない“危ない”最新・最深の情報を基に「週刊日本新聞」編集主幹太田龍が読み解く「911テロ」の全真相。


〓〓〓 BOOK

◆BOOK・OFF(明治通り店)

『ロザリオとともに葬られ』/リサ・ジャクソン (著), Lisa Jackson (原著), 富永 和子 (翻訳) ¥105
文庫: 606 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: ソニーマガジンズ ; ISBN: 4789723321 ; (2004/08)
内容(「BOOK」データベースより)
ニューオーリンズで娼婦が連続して惨殺された。首には何かで絞められた跡が残り、手は祈るように組まされた姿で…。一方、地元ラジオ局で悩み相談番組を担当する精神分析医サマンサは、“ジョン”と名乗る男からの執拗な脅迫電話に脅えていた―罪の報いを受けろ、と。次第にエスカレートするその異常な内容に、ついには警察も捜査に乗り出した。刑事は、9年前の美少女死亡事件との関連を調べるが、なかなか犯人にたどりつけない。そんな中、ハンサムでどこか謎めいた男タイは、サマンサに急速に接近してくるが…。


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2006年05月07日(日) ■
ゴールデン・ウィーク最終日

9日間も休みがあって、ずっと家にいるなんて(外には出たけれど)、よくぞ耐えられたという感じだが、それも今日まで。明日からまた普通の日常生活に戻るし、私は学校が始まる。でも、連休あとの授業はしんどいなあ・・・。

さて、この間図書館で借りてから、ずっと読み終わらずに読み続けている本がある。茅田砂胡の 『王女グリンダ』 だ。<デルフィニア戦記>に先立つ本ということだが、日本のファンタジーにしては結構面白いのだ。でも、小さな字の二段組で、500ページ以上あるので、なかなか読み終わらない。

男の「心」を持つ絶世の美少女である王女グリンダと、男の「体」を持ち、これまた絶世の美少女の「扮装」をした刺客シェラ。その設定が何やら面白いのだけれど、性的な倒錯とかそういう話では全くない。その証拠に、実は王女は「宇宙人」であるらしいのだ。(^^;

なんだこれは?という感じだが、王女グリンダのキャラがなかなか良くて、下手な男のヒーローよりもヒーローらしくてカッコイイ。内容はというと、その奇妙な二人の対決という以外にほとんど無意味な内容なので、書くほどのことでもない。全くのエンターテインメントだ。

でも、早く読み終えないと返却日も迫っているし、次の予約本ももう準備ができているらしいので、だらだら読んでいるわけにはいかない。次に借りる予定の本は、アニー・プルーの長編が2冊あるので、集中しないと大変そうだし、片手間には読めそうにない。それに、アン・ライスの『夜明けのヴァンパイア』も予約してある。どれも分厚い本。

それに今月は、どうしてもやらなければならない大事なことがあるので、本ばかり読んでいるわけにもいかない。読むなら、集中して一気に読まなくては!


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2006年05月06日(土) ■
「ダ・ヴィンチ・コード展」に行く

六本木ヒルズの「ダ・ヴィンチ・コード展」に行ってみた。また映画でも見ようかと思ったのだが、これといって見たい映画もないので(「ナルニア国物語」「リバティーン」も候補にはあったのだが)、ネタ作りに六本木まで行くことに。

何を隠そう、ホリエモンの住む六本木ヒルズには行ったことがなく、というか、ヒルズどころか六本木にはここ何年も行っていないので、ヒルズがどこにあるのかさえわからない始末。

そのあたりは得意なアポロ13号の導きで、ヒルズに着いたものの、今度は目当ての展覧会会場がどこにあるのかわからない。なんてわかりにくいビルなんだろう!って感じ。

当の「ダ・ヴィンチ・コード展」は、まあそれなりのもので、詳細な説明を期待していたのだが、本に書かれていること以上のものはなかった。「最後の晩餐」が実物大で見れたのが良かったくらい。とはいえ、これは絵画ではなくて映像。

ダ・ヴィンチの名前も載っているというシオン修道会の名簿とやらも(コピだが)、本物ではなく昔のいわゆるトンデモ本の類だったことがわかって、ちょっとがっかり。

いろいろなハイテクを駆使した展覧会ではあったけれど、さわりの部分だけという感じで、へええ〜!と驚くことも何もなかった。とりあえず、本に出てくる絵画(これもすべて映像だが)がじっくり見れたことと、テンプル教会などの実際の建物を映像で確認できたのが良かったと言えば良かったのかな?

帰りに、やはり六本木のHAVANA CAFEという、ちょっとアメリカンなオープンカフェでご飯を食べる。とはいえ、スペアリブやバッファローチキンなどのアメリカっぽい料理があるかと思えば、ケイジャン・シュリンプとかの南部の料理があったり、はたまたタコスやエンチラーダなどのメキシコ料理があったりで、なおかつ名前はキューバだし、なかなか面白い店だった。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『龍のすむ家(2)氷の伝説』/クリス・ダレーシー (著), Chris D’Lacey (原著), 三辺 律子 (翻訳)
単行本: 406 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 竹書房 ; ISBN: 4812418429 ; 2 巻 (2004/10)
内容(「BOOK」データベースより)
コンカーをトチの木の下に埋めてから数週間―。小さな龍たちが暮らすペニーケトル家には平穏が戻ったかに思えた。ところが、ルーシーが願いの龍「ガレス」を作ったことからとんでもないことが起こり始める。願いの龍は、作り手と名付け親がひとつずつ願いを叶えてもらえる特別な龍だ。ルーシーは龍たちの大好きな雪を降らせて欲しいと願う。晴れていたはずの空からひらひらと小雪が舞う中、ガレスと命名した張本人のデービットは、不思議な思いで大学に向かう。最近やってきた極地研究の専門家・バーグストローム教授はなぜかガズークスのことを知っていて、とんでもない課題を出してきた。「龍は存在するか、否か」について、論文を書けと言うのだ!平和な日常の中、陶器の龍たちが生きていたのか、またもや信じがたい気分になっていたデービットは、ついにガレスにこう願う―龍伝説の真実を知りたい、と。その瞬間、運命の歯車がガタンと回り始めた。リズのおばさん・グウィネスが、霊薬をつかさどる龍「グレーテル」を連れて、家にやってくる。なぜか慌てるリズに、グウィネスはリズに子供ができると宣言。デービットは龍の涙を守り続けるシロクマの物語を夢に見始める。謎の教授バーグストローム、デービットに恋する同級生ザナ、新たな龍4匹が加わり、ますます物語は白熱。イギリス生まれの優しく心に残るファンタジー。


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2006年05月05日(金) ■
原作 『ブロークバック・マウンテン』

映画「ブロークバック・マウンテン」の原作を読んだ。アニー・プルーは、これも映画になった『シッピング・ニュース』しか読んだことはないが、今回の作品を読んで、つくづく上手い作家だなあと思った。

この作品は量的には私の苦手な短編だが、長編を1冊読んだくらいの満足感があって、短編というものの意識が大きく変わった。優れた短編は、それだけの短さでも、十分に人生を語ることができるのだなと。

わざわざ映画と本を比較することもないが、泣きたい人は映画をどうぞという感じ。本も十分に感動できるけれど、プルーはもっと覚めた目で淡々と書いているので、じっくり読まないと、言外や行間で語っていることがわからないかもしれない。

つまりカウボーイと一緒で、余計なことはなにも言わない。書いていないのだ。私も映画を先に観ていなければ、細かい気持ちの動きなど、全然気づかなかったかもしれないなと思う。

米塚真治氏の翻訳に批判もあるようだが、個人的にはとても良かったと思う。淡々とした語りは直訳ではなくて、アニー・プルーの文体がそうだからだと思うし、会話もさりげなくて良かった。黒原敏行氏のコーマック・マッカーシーみたいで、私はとても好き。

もともと短編だから、100ページにも満たない薄い本で、紙質を厚くしたり、字を大きくしたりして、なんとかページ数を増やしているが、それでもこの本は大事にしたい1冊だ。ぜひアメリカの国立公園に持って行って、雄大な景色の中で読んでみたい。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『ブロークバック・マウンテン』/E・アニー・プルー (著), 米塚 真治 (翻訳)
文庫: 95 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 集英社 ; ISBN: 4087604977 ; (2006/02/17)
内容(「BOOK」データベースより)
1963年夏、ワイオミング州ブロークバック・マウンテンで出会ったイニスとジャック。野営しながら羊の移動牧畜の仕事をする間の芽生えた親密さは危険な一線を越えた。4年後、互いに募らせた思いは一気に噴出する。タブーを犯した真率な愛は世間や家族の目を逃れた大自然の奥深くに隠れ家を求める他ない。米西部を背景に同性愛の悲劇を描いた2006年ゴールデングローブ賞4部門受賞映画原作。


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2006年05月04日(木) ■
また南部ものを買う

いい天気なので、昼間神宮に歩きに行き、帰りは新宿三丁目まで足を伸ばして、隣り合った2軒の餃子屋の食べ比べ。30個くらい食べて、死にそうになった。

さらにその帰り、久々にBOOK・OFFに寄ったところ、アン・ライスの<ヴァンパイア・クロニクル>の3作目が上下揃ってあったので、これは買いだなと。加えてジュリー・ガーウッドのルイジアナを舞台にしたサスペンスもあったので、それも購入。

<ヴァンパイア・クロニクル>は「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」の映画を見ただけで(トム・クルーズが好きではないからあまりよくは観ていないのだが)、本はまだ全然読んでいないので、南部ものかどうか知らないのだけれど、とりあえず、アン・ライスはニューオーリンズ出身(現在はサンフランシスコ在住)ということで・・・。

最近、面白いヴァンパイアものにめぐり合っていないので、とうとうアン・ライスを読まなきゃいけないかという感じになってきたのだ。アン・ライスが特に好きなわけではないし、しかも<ヴァンパイア・クロニクル>を読むなんて、最後の最後だろうと思っていたのだが、この際仕方がない。

どうせシリーズで読むなら、1作目から読んだほうがいいかな・・・ということで、あとで図書館で『夜明けのヴァンパイア』を借りようと思う。


〓〓〓 BOOK

◆BOOK・OFF(靖国通り店)

『標的のミシェル』/ジュリー・ガーウッド (著), Julie Garwood (原著), 部谷 真奈実 (翻訳) ¥105
文庫: 614 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: ソニーマガジンズ ; ISBN: 478972056X ; (2003/06)
内容(「BOOK」データベースより)
美貌の女外科医ミシェル・レナードは、パーティーで一人の男と知り合った。男の名はテオ。若手の検事だった。やがて彼はミシェルが暮らすルイジアナの田舎町を訪ねてきた。名目は釣りをするため。実際は、ミシェルをどうしても忘れられなかったからだ。ミシェルのほうも、テオへの思いが胸中に募りつつあることは気づいていた。だが、恐るべき悪の頭脳集団が彼女のいとこに死をもたらし、さらに彼女自身をも狙っていることは知る由もなかった…。全米ベストセラーの超大型ロマンティック・サスペンス。


『呪われし者の女王(上)―ヴァンパイア・クロニクルズ』/アン・ライス (著), Anne Rice (原著), 柿沼 瑛子 (翻訳) ¥105
文庫: 443 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 扶桑社 ; ISBN: 4594018343 ; 上 巻 (1995/10)
内容(「BOOK」データベースより)
レスタトのロックスターとしての活動が、すべてのヴァンパイアの「母」である女王アカシャを長の眠りから目覚めさせた。護り人だったマリウスは、世界中に危険のメッセージを放つが、このときから世界各地のヴァンパイアが次々と滅ぼされていく。そしてヴァンパイアや人間の超能力者たちのなかに、赤毛の双子の出てくる不気味な悪夢に悩まされる者が数多く見られるようになった。これは女王の復活と関係のあることなのか。『ヴァンパイア・レスタト』に続き、アン・ライスが放つ「ヴァンパイア・クロニクルズ」最新作。


『呪われし者の女王(下)―ヴァンパイア・クロニクルズ』/アン・ライス (著), Anne Rice (原著), 柿沼 瑛子 (翻訳) ¥105
文庫: 465 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 扶桑社 ; ISBN: 4594018351 ; 下 巻 (1995/10)
内容(「BOOK」データベースより)
コンサートを終えたレスタトを連れ去った女王アカシャは、彼のことを「わたしの王子」と呼び、共に新しい世界を創り、神になろうと語りかける。だがその世界改造計画はあまりに恐ろしいものだった。一方マリウスをはじめ女王に対抗すべく集まったヴァンパイアたちは、謎の女性マハレから赤毛の双子の伝説の真相を聞くが、それは六千年前に遡るヴァンパイア誕生の秘話だった。はたして女王の行動を阻止することはできるのか。そしてそれができるのは誰か。対決の時は刻々と迫る。シリーズ最高のクライマックス。


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2006年05月03日(水) ■
レイトショーで泣く

新宿武蔵野館にレイトショーを観に行った。アニー・プルー原作の 「ブロークバック・マウンテン」。内容うんぬんというより、カウボーイ映画というのに惹かれて観に行ったのだが、まさにカウボーイがいっぱい出て来て最高!脚本がラリー・マクマートリーというのもすごい。

というのは話半分として、実はこの映画はホモの映画で、怖いもの見たさみたいなところもあったんだけど、同性愛というのはさておいても、人間が人間を愛するということの喜びや苦しみが、ひしひしと伝わってくる素晴らしい映画だった。★5つです!

個人的にはストイックなイニス(ヒース・レジャー)が好き。言葉ではうまく言い表せないのだが、とにかく映画を見てもらえばわかる。「自分で解決できないことは我慢せよ」というアニー・プルーの信条が、そのままイニスに乗り移っているみたいだ。

映画の中のロッキー山脈の景色も素晴らしいし、音楽もいい。最後にウィリー・ネルソンの「He Was A Friend Of Mine」(http://www.wisepolicy.com/brokebackmountain/top.html のSOUNDTRACKページで聞けます!)を流すなんて、やられた!という感じ。もうこれだけで泣き!もちろんその他の曲もいい!

「He Was A Friend Of Mine」の「Was」に注目。過去形になっているのがなんとも悲しい。もう涙が止まらなくて、嗚咽をこらえるのに苦労したほど。性別を超えて、こんなに深く人を愛せるのかと、本当に感動した。

というか、これは男だったから良かったのかも。それも言葉少ない無学なカウボーイだったからこそ、言葉に表せないもどかしい気持ちが、少ない言葉の中から溢れてくるのが感動したのだと思う。これが饒舌な映画だったら、ちょっと白けたかもしれない。

それと、愛には関係ないんだけれど、イニスがずっと貧乏で、不器用で、自分はカウボーイしかできないみたいな、そんな生活を送っているのにもなんだかしみじみさせられて、それにも涙してしまった。

いい映画だったよ、本当に。劇場を出る時には、パンフレットはもちろんのこと、サントラのCDと原作本まで手にしていた。本のほうがいいんじゃないかな?と思っていたけれど、映画は映画で素晴らしかった。


〓〓〓 BOOK

◆購入した本

『ブロークバック・マウンテン』/E・アニー・プルー (著), 米塚 真治 (翻訳) ¥400
文庫: 95 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 集英社 ; ISBN: 4087604977 ; (2006/02/17)
内容(「BOOK」データベースより)
1963年夏、ワイオミング州ブロークバック・マウンテンで出会ったイニスとジャック。野営しながら羊の移動牧畜の仕事をする間の芽生えた親密さは危険な一線を越えた。4年後、互いに募らせた思いは一気に噴出する。タブーを犯した真率な愛は世間や家族の目を逃れた大自然の奥深くに隠れ家を求める他ない。米西部を背景に同性愛の悲劇を描いた2006年ゴールデングローブ賞4部門受賞映画原作。


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2006年05月02日(火) ■
異様な異常気象

昨日の30度という気温といい、今朝の大雨と雷といい、なんか天気がほんとに異常で異様です。暑いんだか、寒いんだか、はっきりどっちかにして欲しいな。布団をしまったり出したりするのも、結構面倒なんだから。

セルゲイ・ルキヤネンコの 『ナイト・ウォッチ』 だが、やっぱり面白くないし、なにしろ大型のハードカバーだから、重たくて寝転んで読むにも容易じゃなく、いい加減に読むのを諦めた。というか、面白くないから全然読まず・・・。次に予約も入っているようなので、このまま読まずに返す羽目になるだろうな。いくら吸血鬼ものが好きと言ったって、吸血鬼が出てくりゃ何でもいいってわけじゃない。それもあるし、何と言っても下手だよこの作家・・・と思うんだよね。<失礼!

明日はレディース・デーで料金が千円になるから、映画でも観に行こうかなと考え中。観るとしたら、アニー・プルー原作の 「ブロークバック・マウンテン」 かな?と。ホモの話だけど、カウボーイだから観たい!って、単純だな。

これ、原作を読んでみたいけど、100ページもない極薄の本。買ってもそんなに高い本じゃないけど、薄手の本て買う気がしなくて。でも買うべき?予測としては、原作のほうが絶対にいいだろうなとは思うんだけど・・・。


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2006年05月01日(月) ■
オースター 『わがタイプライターの物語』

『ナイト・ウォッチ』で煮詰まってしまったので、気分転換にオースターの『わがタイプライターの物語』を読んだ。ページ数も少ない上に、絵が多いので、あっという間に読み終えたが、これって、オースターの本というより、画家の画集でしょう。

たまたま絵の題材がオースターのタイプライターだっただけで、そこにオースターがちょっと文章をつけたといった体裁の本。柴田さんが翻訳するほどのものでもなく・・・という感じ。

この絵は面白いし好きだけど、本の作り方に疑問。オースターくらいに名前が売れると、ポール・オースターと名前をつけるだけで、こんな本でも(小説ではないといった意味だけど)売れてしまうのかな。なんだ、村上春樹みたいじゃないか。

最近のオースターは、売れるものは何でも出すといった感じがしなくもないので、あまり好みでなくなってしまった。やはりアーヴィングのように、しっかりした小説を書いてほしいなと思う。小説を出していないわけではないけれど。

また、「本当の話」というのが近頃オースターの売りっぽくて、これもまた気に入らないというのが正直なところ。だって、編集された「本当の話」を書いてるのはオースターじゃないんだもの。そういう話をオースターの感性で選んでいると言えば、まあいいんだろうけど、私は小説家のオースターが好きだったわけで・・・。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『わがタイプライターの物語』/ポール・オースター (著), 柴田 元幸 (翻訳)
単行本: 96 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 新潮社 ; ISBN: 4105217100 ; (2005/01/28)
内容(「MARC」データベースより)
誰もがデジタルに改宗するなかで、私は最後に1人残った異端の徒のようになっていった。でも気にしなかった…。オースターとオリンピア・タイプライターとの睦まじい関係を綴る本当の話。カラー挿画とスケッチ39点も収録。


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