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2004年03月31日(水) ■
「プレシディオの男たち」

昨日の誕生日に、「プレシディオの男たち」のDVDをもらった。というのも先日BOOK・OFFで、本を見ながら「この映画は観てない」と言ったら、アポロ13号が「絶対観てるはずだ!」と言い、「いや、観てないから本を買う」と購入したのだが、「観ているはずだから、観てみろ」と、昨日くれたのだった。

観てるはずだと思っているなら、なにもわざわざ買ってこなくてもいいじゃないかと思うが、私は絶対に観ていないと思っているので、丁度よかった。そのかわり、「観る前に読め!」と言われたので、急いで読んだ。

プレシディオは、サンフランシスコにある軍事基地で、その前を通ったことがある。映画のタイトルだけは覚えていたので、ここがプレシディオかあ・・・と、覗き見してきたのだが、かなり興味を持った。

映画をまだ観ていないので、映画のほうはわからないが、本を読んだだけでも、サンフランシスコの情景がよくわかる。濃い霧が蠢いて、街を包んでいく様子や、急な坂を上り下りするケーブルカー、サンフランシスコの街をバックに、サンフランシスコ湾とゴールデンゲート・ブリッジ、ソーサリートを望む景色などなど。

内容うんぬんというよりも、サンフランシスコの景色と、ショーン・コネリーの軍服姿が見れればいいという感じの映画だ。本も映画のノヴェライゼーションだけあって、主人公がいかにもショーン・コネリー的で、他の人物の顔は全く思い浮かばない。娘役のメグ・ライアンは、ちょっとどうなの?という感じ。

ちなみに、ショーン・コネリー演じるコールドウェル中佐によれば、スコットランド人を「スコッチ野郎」と言ってはいけない。スコッチは飲み物。スコットランドで生まれた人のことは、「スコッツマン」と言わなきゃいけないそうだ。(^^;


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『プレシディオの男たち』/マイク・コーガン

Amazon.co.jp
サンフランシスコの軍事基地(プレシディオ)で発生した強盗殺人事件に、軍の古参MP(ショーン・コネリー)と彼の元部下であった市警刑事(マーク・ハーモン)が反目しあいながらも捜査を繰り広げていくサスペンス作品。

職人的手腕で知られるピーター・ハイアムズ監督ならではの手慣れた語り口のうまさが光る。ショーン・コネリーとその娘役メグ・ライアンの確執劇や、そのメグ・ライアンとマーク・ハーモンのラブストーリーも、主軸の犯罪劇に違和感なく同居しており、また、実はさりげなくもダイナミックなアクション・シーンも所々に効果的に盛り込まれている。ラストに至っては、いつしか男たちの友情劇へと昇華されていくあたり、実に感動的である。(的田也寸志)

※画像とレビューは、映画 『プレシディオの男たち』 のもの。


◆BOOK・OFF

『顔を返せ』(下)/カール・ハイアセン \100
内容(「BOOK」データベースより)
整形外科医ルディ・グレイヴラインは世の変身願望症患者から金を巻き上げることに余念がなかった。失踪した女子大生もルディの患者だった。近頃、四年前の事件をむし返えそうとしている者がいる。ルディは殺し屋を雇った。ケモ―誰もがそうよぶ無気味な巨漢―は、以前、整形手術に失敗していた。見るも無残になってしまった顔を元にもどしてもらうことを条件に殺しを引き受けたのだが…。


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2004年03月30日(火) ■
My Birthday★

いい年して、誕生日なんて・・・という人も多いけれど(テレもあるだろうが、キリスト教徒ではないので、クリスマスなんて関係ないと言うようなものだ)、お祝いを言ってくれる人は、多少なりとも「あなたが生まれてきてよかった」と思ってくれているはず。

それに、いい年だからこそ(年は関係なく、このご時世ではという意味でも)、あと何回お祝いしてもらえるのか?と思ったら、「おめでとう」という言葉は、できるだけ有難く頂戴しておいたほうがいいと思う。

というわけで、今日はアポロ13号と外食。二日酔いじゃないのか?と言われたが、清龍の地獄酒からは、もう完璧に復帰!

※図書館で『文学刑事サーズデイ・ネクスト』を延長してもらう。


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2004年03月29日(月) ■
James Bond Meets Harry Potter in the Twilight Zone.

昨日の清龍のお酒は、やはり頭痛となって残った。日本酒は得意じゃないのに、嘘のようににスルスル飲めてしまい、どうもおかしいと思ったら、やっぱり・・・。頭がグルグルして、脳が溶けそうな感じ。アポロ13号には、「頭が痛くなるか、吐くかどっちかだと言っているのに、調子に乗って飲むからだ!」と怒られた。「どっちか」じゃなくて、「どっちも」だった。(--;

さて、現在読書中のジャスパー・フォードの『文学刑事サーズデイ・ネクスト─ジェイン・エアを探せ!』は、かなり面白い。ちなみに、次のように評されている。

"James Bond Meets Harry Potter in the Twilight Zone."
"part Bridget Jones, part Nancy Drew and part Dirty Harry"

ジェイムズ・ボンドっぽくもないし、ハリー・ポッター的でもないのだけれど、全く違うキャラがトワイライト・ゾーンという、わけの分からない異次元で出会ったという例えは、言い得て妙だと思う。ダーティ・ハリーは頷けないが、たしかに主人公のサーズデイは、BJ的。

刑事が主人公なのでミステリかと思うと、予想を裏切って、かなりSFっぽい。ユーモアがいかにもイギリス的で、言葉遊びの感覚などは、ハリー・ポッターにも通じる。イギリス的ユーモアが鼻につかなければ、文学好きにはたまらない本かも。

子どもたちが遊んでいるトレーディング・カードが、ヘンリー・フィールディングの『トム・ジョウンズ』の登場人物だったりして、なるほど、登場人物が200人以上もいる小説だから、トレーディング・カードに向いてるかもねと。

この本、明日が図書館の返却期限なのだが、面白すぎるので延長しよう。


〓〓〓 BOOK

◆Amazon

『The Eustace Diamonds』(Oxford World's Classics)/Anthony Trollope \950
ペーパーバック: 832 p ; 出版社: Oxford Univ Pr ; ISBN: 0192834665 ; Reissue 版 (1998/05)

『The Last Chronicle of Barset』(Everyman's Library)/Anthony Trollope \738
ペーパーバック: 864 p ; 出版社: Tuttle Pub ; ISBN: 0460872346 ; Reprint 版 (1919/01/92)

『Barchester Towers』(Wordsworth Classics)/Anthony Trollope \500
ペーパーバック: 464 p ; 出版社: Lb May & Assoc Inc ; ISBN: 1853260894 ; (1994/04/07)

『The Lord of the Rings : Journal : Black Cover』/Cedco \1238
ハードカバー: 96 p ; 出版社: Cedco Pub ; ISBN: 0768325803 ; (2002/08/01)
※「風早彦グワイヒア」柄のジャーナル。日付なし。中の紙もグワイヒア柄。




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2004年03月28日(日) ■
お花見と清龍

椿山荘の裏を流れる神田川沿いに、お花見をしに行った。川沿いの手すりに、小学生たちの川柳が貼ってあって、桜と一緒に楽しませてもらった。高学年ともなると、結構まもとなものが多いのだけど、低学年の川柳は別の意味で素晴らしい。

「かんだがわ、ああかんだがわ、かんだがわ」<芭蕉も負ける!
「夏休み、セミよりうるさい、母の声」<同感!
「かんだがわ、くるまはあまり、はしってません」<川の中はねえ・・・。


帰りに、初めて行く早稲田のBOOK・OFFを覗いてみたところ、図書館で借りたマキャモンの『マイン』が、各100円になっていたので、これもまた購入してしまった。今まで、マキャモンなんて全然みつからなかったのに、このところ急に当たっている。

それと、ピーター・メイルの『ホテル・パスティス』と言えば、以前紀伊国屋のバーゲンで、さんざん探して原書を買ったのに、結局まだ読んでいなくて、これも100円なので買ってしまった。

高田馬場で、どん底の昭太郎さんお薦めの「清龍」という居酒屋に行った。「日本酒5杯と冷やしトマトで千円しない」という店だ。アポロ13号によれば、清龍のお酒を飲むと、頭が痛くなるか、吐くかどっちかだとのこと。それでも、話のタネに行ってみた。たしかに、日本酒5杯と冷やしトマトなら、千円しないビックリ価格。でも、妙に水っぽい日本酒がおいしく感じられて、スルスルと飲めてしまったのが怖い。だけど、早稲田といえばリーガロイヤル。そのリーガロイヤル・ホテルのおつまみより、清龍のおつまみのほうが美味しいと思ったのは、まぎれもない事実。安上がりにできてる私。


〓〓〓 BOOK

◆BOOK・OFF(早稲田)

『マイン』(上)/ロバート・R・マキャモン \100
内容(「BOOK」データベースより)
"ミスター・モジョは起きあがった。あの女はいまも涙を流している…"ローリング・ストーン誌でこんな広告を目にしたとき、"神"からのメッセージだとメアリーは信じた。あの60年代の闘争の日々、リーダーのロード・ジャックは光り輝く"神"だった。その彼が自分を呼んでいる。あのとき彼に捧げることができなかった"供物"を求めて…。

『マイン』(下)/ロバート・R・マキャモン \100
内容(「BOOK」データベースより)
その"供物"は、健やかな男の赤ん坊でなければならない。盗んででも、邪魔だてする者は撃ち殺してでも、指定された日までに届けねば。盗んだ女、盗まれた女、双方にとって赤ん坊はマイン(わたしのもの)だ。それは傷つき破れた60年代へのこだわりなのだ。ひた走る女と追いすがる女の血みどろの争いに、奇妙な共感が交錯する。
※画像は原書 『Mine』

『ホテル・パスティス』(上)/ピーター・メイル \100
内容(「BOOK」データベースより)
四二歳になる主人公は、広告業界で成功を収めているものの仕事に飽き、結婚生活も破綻している。自由を求めてロンドンを去り、プロヴァンスで小さなホテルを開く計画に携わることになる。仲間は何でもこなす腹心のアーネスト、そして魅力的なフランス女性ニコル。―『南仏プロヴァンスの12か月』のピーター・メイルが南仏を舞台にした傑作長編。

『ホテル・パスティス』(下)/ピーター・メイル \100
内容(「BOOK」データベースより)
一方、ジョジョを始めとする南仏人の強盗集団は、地酒パスティスを傾けながら銀行襲撃のプランの仕上げに余念がない…。同時進行する二つの計画、理想のホテル建設と集団強盗とは、果してどこで交差するか。プロヴァンスの風物を背景に、自由な暮らしを夢みる個性豊かな人物が次々と登場し、小説を読む楽しさを満喫させてくれるピーター・メイルならではの傑作。

『L.A.ウーマン』/キャシー・ヤードリー \100
内容(「MARC」データベースより)
失敗続きの男関係、問題はなにがいけないのかわからないコト。いちばん大事なものは違うけど、さみしくて、わがままなL.A.ウーマンたちの人生は!? 「最悪」を「おいしいトラブル」に変えるL.A.マジック。

『魔法の王国売ります!』/テリー・ブルックス \100
内容(「BOOK」データベースより)
魔法の王国売ります―騎士と悪漢、竜と貴婦人、魔法使いや妖術師の故郷たるこの異世界の王はあなたです!こんなうさんくさいコピーが、こともあろうに一流デパートのカタログにのっていた。まともな奴なら冗談としかとらない広告だ。だが、中年弁護士ベンは違った。最愛の妻を交通事故死で亡くして現実の生活に絶望していたベンは、渡りに舟とばかりにこの夢の国を買いとった。ところがこの妖精物語の国、売り出されるだけの理由があって、広告には記されていないとんでもないことがあった…。全米ベストセラーのユーモア・ファンタジィ。
※<ランドオーヴァー>シリーズ

『顔を返せ』(上)/カール・ハイアセン \100
内容(「BOOK」データベースより)
何者かがミック・ストラナハンの死を望んだ。ミックは元フロリダ検察局の捜査官。干潟に建つ古い船屋に住み、魚たちと孤独を楽しんでいた。結婚5回、離婚5回、殺人五人。くえないやつだ 誰に恨まれてもおかしくない身だ。狙われた理由はわかっている。4年前に手がけた女子大生失踪事件がくすぶっているのだ。ミックは事件にけりをつけることをきめこんだ―。犯罪小説のマーク・トゥエインと称された奇才ハイアセンが軽妙洒脱に描く会心の一作。
※上巻しかなかったが、近所のBOOK・OFFに下巻があったのを覚えていたので、下巻はあとで買おうと。

『プレシディオの男たち』/マイク・コーガン \100


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2004年03月27日(土) ■
マキャモン浸りだが、オースターの話も・・・

先日、買おうかどうしようかと、うだうだ悩んでいた、マキャモンの本が届いた。本が届いた時点では、今日はオースターの新刊の話をメインに書こうと思っていたのだが、図書館で借りていたマキャモンの本(今日届いたものと同じ)を早速返しに行ったところ、また別のマキャモン作品(『マイン』)を見つけてしまい、性懲りもなく借りてきてしまったので、もうすっかりマキャモンに浸ってしまって、オースターの新刊など、意識外になってしまった。

読了した『スワン・ソング』も感動的だったし、ホラーも嫌いじゃないかも・・・というか、これはホラーなんだろうか?たしかに得体の知れないデーモンのような生き物とか、凄惨なホロコーストの場面とか、ホラーであるとする描写は十分すぎるほどなのだが、ホラーというのは、だいたい悪が勝つものじゃないのか?と思う。マキャモンの作品は、邪悪なものが完全に滅びるとは言い切れないまでも、最後には正義や聖なるものが勝利して、ハッピーエンドになるのだから、後味がスッキリしている。だから私はマキャモンをホラー作家とは思わない。

「キング、クーンツに続く第三のホラー作家」といわれるマキャモンだけれど、キングの世界ともクーンツの世界とも違って、作品に何か人間的な温かみを感じて、マキャモンていい人なんだなあとしみじみ思ってしまう。キングなどは、邪悪なものを書かせると素晴らしいのだろうが、正義とか聖なるものの描写が下手だ。というより、合ってない。無理に善を描こうとすると、どこかぎこちなくて変なのだ。だから、キングは邪悪なものを描くことがテーマなのだろう。しかしマキャモンは、邪悪なものを描きながらも、テーマは善なるもの、聖なるものについてなのだ。だからいつもどこかに、光が射しているのだろうと思う。

さて、一応オースターの新刊についても。
Amazonのレビューには、「対応する原書が存在しない」と書かれているが、「この本丸ごと1冊」という意味ではそうだ。しかし、最初のほうは 『The Red Notebook』、『Why Write?』、『Hand To Mouth』と、対応する原書が存在しているエッセイの一部が収録されている。ちなみに、この3冊は未翻訳。

オースターはこのところ何冊か、一般から寄せられた「トゥルー・テイルズ」を編集しているが、この本は、そういうものとはまた別で、オースター本人が体験した「トゥルー・ストーリーズ」ということらしい。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『スワン・ソング』(下)/ロバート・R・マキャモン
内容(「BOOK」データベースより)
7年前までミズーリ州と言われた地に住む、スライ・ムーディの家を訪れた旅芸人の中に「ヨブの仮面」と呼ばれる腫瘍に顔を覆われた少女がいた。少女が触れたリンゴの木は、またたく間に生命を取り戻した。木に刻まれた彼女の名前は、S…W…A…N。"輪"に浮かぶ掲示に導かれるシスター達、ロシアの来襲を妄想し狂気の軍隊を進軍させるマクリン大佐とローランド、復興に向かう人びとの心を再び荒廃と狂気に引き戻さんと暗躍する「深紅の目の男」、あらゆる者たちの運命の糸が、次第にスワンのもとにより集められていく。世界の再生と破滅をかけた聖と邪の激突の行方は…。ホラーの枠を超えたマキャモンの現代の聖杯伝説はここに円を閉じる。
※画像は原書 『Swan Song』


◆Amazonから

『トゥルー・ストーリーズ』/ポール・オースター \2000
単行本: 268 p ; サイズ(cm): 182 x 128
出版社: 新潮社 ; ISBN: 4105217089 ; (2004/02/26)
出版社/著者からの内容紹介
これらはすべて本当の話――
遭遇した作家自身さえ信じられない、驚くべき現実の物語。
娘が世界貿易センターの下を通過して一時間と経たないうちに、ツインタワーが崩れ落ちた――作家志望で職を転々としていた一文なしの日々から、9・11まで。最悪の日々の中に、救いのように訪れた大きな偶然の出来事、祝祭のように出会った奇妙な人々、理解を超えた場所。小説以上に面白く、感動的な、自伝的エッセイ。

『遙か南へ』/ロバート・R・マキャモン \819
文庫: 589 p ; サイズ(cm): 148 x 105
出版社: 文芸春秋 ; ISBN: 4167218615 ; (2000/01)
内容(「BOOK」データベースより)
はずみで人を殺してしまったヴェトナム帰りのダンは、余命いくばくもない身ながら逃避行に出た。道連れは顔半分に痣のある美少女に、ダンを追う三本腕の賞金稼ぎとプレスリーのそっくりさん。アウトサイダーにされてしまった者たちは、癒しを求めてひたすら南へ向かう。温もりと恐怖が混ざり合う不思議なロード・ノヴェル。

『ミステリー・ウォーク』(上)/ロバート・R・マキャモン \860
文庫: 388 p ; サイズ(cm): 148 x 105
出版社: 東京創元社 ; ISBN: 4488558011 ; 上 巻 (2003/10)
内容(「BOOK」データベースより)
ビリー・クリークモアが母から受け継いだのは、死者の魂を鎮める能力だった。だが、人々は彼に冷たく、疑いに満ちた目を向ける。そんなある日、伝道者ファルコナーが、治癒の奇蹟を起こす息子ウェインを連れて町にやって来る。だが、ビリーが伝道集会で見たものは…?『少年時代』『遙か南へ』を経て、久々の長編『魔女は夜ささやく』に至るマキャモン文学の源流、待望の復活。

『ミステリー・ウォーク』(下)/ロバート・R・マキャモン\860
文庫: 375 p ; サイズ(cm): 148 x 105
出版社: 東京創元社 ; ISBN: 448855802X ; 下 巻 (2003/10)
内容(「BOOK」データベースより)
伝道者ファルコナーの迫害により、故なき制裁で重傷を負った父。ただ耐え忍ぶ母。二人を残しビリーは旅立つ。だが、邪悪なる影はいたるところに潜む。さらに、教団を継いだウェインはビリーを悪魔の化身と信じ、彼の命を狙う。だが、二人は知らぬまま、互いに運命の糸を手繰り寄せていた…。善と悪の対決を少年の成長に託して描く幻の傑作ダーク・ファンタジイ、感動の終幕へ。



◆図書館(四谷)

『マイン』(上)/ロバート・R・マキャモン
内容(「BOOK」データベースより)
"ミスター・モジョは起きあがった。あの女はいまも涙を流している…"ローリング・ストーン誌でこんな広告を目にしたとき、"神"からのメッセージだとメアリーは信じた。あの60年代の闘争の日々、リーダーのロード・ジャックは光り輝く"神"だった。その彼が自分を呼んでいる。あのとき彼に捧げることができなかった"供物"を求めて…。

『マイン』(下)/ロバート・R・マキャモン
内容(「BOOK」データベースより)
その"供物"は、健やかな男の赤ん坊でなければならない。盗んででも、邪魔だてする者は撃ち殺してでも、指定された日までに届けねば。盗んだ女、盗まれた女、双方にとって赤ん坊はマイン(わたしのもの)だ。それは傷つき破れた60年代へのこだわりなのだ。ひた走る女と追いすがる女の血みどろの争いに、奇妙な共感が交錯する。
※画像は原書 『Mine』


『妖魔をよぶ街』(上)/テリー・ブルックス
文庫: 333 p ; サイズ(cm): 148 x 105
出版社: 早川書房 ; ISBN: 4150202680 ; 上 巻 (1999/12)
内容(「BOOK」データベースより)
イリノイ州ホープウェルは、どこからみても平凡な田舎町。だが実は、この町の公園には秘密があった。魔力を代々受け継ぐ少女ネストは、公園に住む森の精とともにその秘密を守る仕事を行なっている。ところが、最近公園のようすがおかしい。同時に町の中にも不穏な雰囲気が立ちこめてきた。不安を抱くネストの前に、見知らぬ訪問者が次々と現われる…『魔法の王国売ります!』のブルックスが贈るモダン・ファンタジイ。

『妖魔をよぶ街』(下)/テリー・ブルックス
文庫: 335 p ; サイズ(cm): 148 x 105
出版社: 早川書房 ; ISBN: 4150202699 ; 下 巻 (1999/12)
内容(「BOOK」データベースより)
平和だったホープウェルの住人の心を惑わしているのは、どこからともなく現われたデーモンだった。公園に住む魔物を解きはなち、世界を支配しようとする彼に対し、ネストは、デーモンを追って町にやってきた"言霊"の騎士とともに戦いを挑む。ところが、デーモンの真の狙いは別にあることが、しだいに明らかになってきた。こんな田舎町になにが?彼の邪悪な目的をはかりかねるネストに、デーモンの魔の手が刻々と迫る。

●ビデオ『勝利への旅立ち』/ジーン・ハックマン


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2004年03月26日(金) ■
明らかにB級だが美味しい中華料理

アメリカ小説を読んでいると、だいたいほとんどと言っていいくらいに、中華料理のテイクアウトとかデリバリーとかの話が出てくる。そのたびに食べたくなって、もうそろそろ欲求不満限界という感じだったので、今日の夕食は中華料理店に行った。

近所にできた初めて行く店だったのだが、かすかに何かの香料を使っているのを敏感に感じ取ってしまったので、もうだめ。味も薄い。化学調味料を使ったB級の味でいいから、大衆的でノーマルな中華が食べたかったのにぃー!やっぱり、「明らかにB級だが美味しい!」と思っている外苑西通りの店まで行くべきだった。小説を読みながら思い浮かべる味は、まさにその味だからだ。アメリカのデリに、B級以上のものがあるとは思えないし。

さて、今日はBOOK・OFFで、最近活躍している女流作家の作品(スーザン・アイザックス、キャサリン・コールター、ジェニファー・クルージー)を買った。他の作品を原書で持っていたりするのだが、どれも未読なので、とりあえずどんな作風なのかな?と。予想では、ジェニファー・クルージーがハズレじゃないかなと思ったりしている。ドタバタなのはあまり好きじゃないから。全く期待せずに読めば、それなりに楽しめるだろう。

デニス・レヘイン(ルヘイン)は、映画化された『ミスティック・リバー』を先日購入したばかりだが、気になっていたその前の作品が2冊出ていたので、即、購入した。こちらは「探偵パトリック&アンジー」シリーズの1作目と3作目。こういう場合、やっぱり2作目も読むべきか。

スチュアート・ウッズは、いつも紀伊国屋のバーゲンで定番のように買い込み、すでにジェイムズ・パタースンと争うくらいのコレクションを持っているのだが(先月のバーゲンでは、何を持っているかわからなくなったため、あえて手を出さなかった)、日本語で読んだのは『警察署長』だけなので、<ストーン・バリントン>シリーズ以外なら日本語で読んでもいいかと。

しかし、ウッズの作品は、「L.A.ナントカ」とか「Orchid ナントカ」とか、似たようなタイトルが多いので、原書と重なりませんように!と、3冊あった中でどれを買うかと、ほとんど賭けのような気分で選び、家に戻って急いで確認したところ、セーフ!全部読んでいれば覚えているのだろうが、ただ買い揃えているだけで、まだ数冊しか読んでいないので、タイトルなど全然忘れ去っている。(^^;


〓〓〓 BOOK

◆Amazon

『Area 51 : The Reply』/Robert Doherty \766
マスマーケット: 384 p ; 出版社: Bantam Books ; ISBN: 0440223784 ; (1998/03/01)
※<Area 51>シリーズ2巻目


◆BOOK・OFF

『弁護士リリー・ホワイト』/スーザン・アイザックス \550
文庫: 692 p ; サイズ(cm): 148 x 105
出版社: 集英社 ; ISBN: 4087604004 ; (2001/07)
内容(「BOOK」データベースより)
刑事弁護士リリーの父はユダヤ人で、ニューヨークの毛皮専門店の店主。リリーは小さい頃から、典型的な上流階級の家の長男ジャズに憧れていた。46歳になった今、リリーはある殺人事件の容疑者の弁護を担当している。けれど容疑者の愛人が現れて事件は思わぬ方向へ…。リリーの生い立ちと、殺人事件の進展が交互に語られるうちに、彼女の愛と感動の人生が浮き彫りにされる傑作登場。

『袋小路』/キャサリン・コールター \105
文庫: 438 p ; サイズ(cm): 148 x 105
出版社: 二見書房 ; ISBN: 4576032356 ; (2003/12)
内容(「BOOK」データベースより)
全米を恐怖に陥れた双子の連続殺人鬼“魔法使い”。FBI捜査官のサビッチは一人を射殺、一人を逮捕したものの、そこで見たある現象に悪寒を拭いきれずにいた。同じ頃、遠くカリフォルニアでは妹が重傷との報せが…自殺未遂を主張する周囲とは裏腹に、次々浮かびあがる疑惑。が、時を置かず双子の生き残りが逃走、ふたつの謎の狭間でサビッチは絶体絶命の危機を迎える―『迷路』のディロン・サビッチ&レーシー・シャーロックが夫婦となって活躍!シリーズ第二弾。

『もうひとつの景色』/ロザムンド・ピルチャー \105
単行本: 247 p ; サイズ(cm): 182 x 128
出版社: 青山出版社 ; ISBN: 4900845647 ; (1998/03)
内容(「MARC」データベースより)
季節外れの小さなビーチ。海辺のアトリエでひとり暮らすエマに訪れる出会いと別れ。誰だって、心から愛したい、そして愛されたい…。ほんの少し見方を変えれば、幸せはすぐそこにある。せつなくやさしい愛の物語。

『スコッチに涙を託して』/デニス・レヘイン(またはルヘイン) \105
文庫: 362 p ; サイズ(cm): 148 x 105
出版社: 角川書店 ; ISBN: 4042791018 ; (1999/05)
内容(「BOOK」データベースより)
古都ボストンに探偵事務所を構えるパトリックとアンジー。彼らのもとに二人の上院議員から依頼が舞い込んだ。「重要書類を盗んで失踪した掃除婦ジェンナを探してほしい」たやすい依頼に法外な報酬。悪い予感は的中した。辿り着いた彼女の家はもぬけの殻、そして何者かに荒らされた形跡。書類を探しているのは議員たちだけではなかった。街に銃声が鳴り響き、屍が積み重なる。戦場と化したボストンのストリートを失踪する二人の前に姿を現した澱んだ真実とは―。「探偵パトリック&アンジー」シリーズ、待望の日本上陸第一弾。

『穢れしものに祝福を』/デニス・レヘイン(〃) \105
文庫: 427 p ; サイズ(cm): 148 x 105
出版社: 角川書店 ; ISBN: 4042791034 ; (2000/12)
内容(「BOOK」データベースより)
依頼人のやり方は探偵の気に障った。休業中の探偵を街で無理矢理誘拐し、椅子に括りつけてから話をするような男と友好的な関係など築けるはずがない。だが余命幾ばくもない大富豪トレヴァー・ストーンは、最愛の娘が失踪し、深い悲しみに暮れていた。そして"当座"費用として五万ドル。私立探偵パトリックと相棒アンジーは依頼を引き受けた。だが事件は予想外の展開を始める―謎のカルト集団、変わり果てたかつての師、そして男の運命を狂わせる美しき失踪者…。真実は二人からあまりにも遠く、想像を絶する深淵にあった―。大好評シリーズ第三弾。

『サンタフェの裏切り』/スチュアート・ウッズ \105
文庫: 410 p ; 出版社: 文芸春秋 ; ISBN: 4167218186 ; (1995/01)
出版社/著者からの内容紹介
プロデューサー夫妻と友人の映画監督が惨殺死体に!と報道されて驚いた当人、だが、一時的記憶喪失で事件当日の記憶が一切ない。

『ファースト・ウーマン』/ジェニファー・クルージー \550
文庫: 597 p ; サイズ(cm): 148 x 105
出版社: 二見書房 ; ISBN: 4576030914 ; (2003/06)
内容(「BOOK」データベースより)
長年のキャリアと結婚生活をいっぺんに(それも自分より若い女に!)奪われたら―ネルの場合、まさに悪夢だった。そんな彼女の再起を賭けた新天地は“秘密厳守・法律遵守・秘書とファックするな”をルールに掲げるマッケンナ探偵社。時代錯誤のワンマン男ゲイブと憎めない女たらしライリーの秘書になったものの横領に脅迫、事件の匂いがプンプン。おまけにネルの周囲で死体が次々発見され…かわいいだけが女じゃない!全米大ヒットの最強ロマンティックミステリ。


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2004年03月25日(木) ■
夢の中へ

マキャモンの『スワン・ソング』の影響か、暗い夢を見た。
なぜか明るい話の夢は見ない。夢の中で、明るい太陽のもと、青い空、青い海なんて景色は間違っても出てこない。これはどうしたわけだろう?人間の深層心理って、暗い世界のほうが心(頭?)に残るのかもしれない。

そんなわけで、夢の中の世界はいつも暗い。しかも閉塞感がある。どこまでも広がる空間など感じたことがなく、いつも狭い空間の中にいるような感じだ。夢の中は、現実の世界と異なる異次元のようだ。

そして内容は、悪者に立ち向かうとか、怖いことから逃げるとか、精神的に傷つけられるとか、そんなことばかり。宿題をやっていかなくて、どうしようと思っている夢とか、試験が全然できないなんて夢も、いまだに見る。

子どもの頃には、よく悪漢が襲いに来て、私は庭の石の上に立ちはだかり、家族を守るという夢を見た。長女であるがゆえの責任感の表れ(?)だろうか?そのせいかどうか、今でも「守る」という言葉は最も重要な言葉だ。男とか女とかに限らず、自分を犠牲にしても「守ってやる」という気持ちを持っている人には惹かれる。

「守る」というのは、何も悪漢から守るということばかりじゃない。自分のせいで、誰かが窮地に立たされているのに、自分は関係のないふりをして、素知らぬ顔をしているなんて人も、「守れない」タイプだろう。こういう人間は、絶対に信用できないし、尊敬もできない。自分が部外者でも、非常に憤りを感じる。

それから、夢の中ではテレポーテーションができる。家の庭と、母方の祖母の家(仲良しの従姉妹がいる)は、祖母の家の裏道で繋がっている。車で行っても3時間はかかる道のりだが、その裏道を行くと、あっという間に祖母の家に着く。けれども夢で見るのは、いつも祖母の家から自分の家に帰る、片道の情景しか見ない。自分の家から祖母の家へ辿る道を見ることはないのだ。

しかし、悪漢や怖いものに追いかけられているときは、テレポーテーションができない。走っても、走っても、足が前に進まない。かといって、実際に捕まることはないのだが、ただ必死に走ろうとしているだけだ。たまに深い穴に落ちる。するとそこには、大嫌いな軟体動物「名前を言ってはならない○○○○」なんかがうじゃうじゃしていたりする。ぎゃー!と思って目が覚める。

父はいつも死んでいる。死んで横たわっている姿が、頭にこびりついて離れないのだろう、と母は言う。誰よりも強い父が死ぬことなど有り得ないと思っていた。その父が守ってくれるはずだったのに、それはもう叶わなくなり、やはり私が、父の安眠も、家族の幸福も、守ってやらなくてはならないと思っているのだ。

若気の至りで、家とか家族とかにずいぶん反発してきた私だが、そういった夢のことを考えると、たぶんずっと家に帰りたいと思っているのかもしれない。二度と叶わないが、父と母の子どもでいた頃に帰りたいと思っているのかもしれない。そして、血の繋がりは思った以上に濃くて、血を分けた家族が、やっぱり大事なのだろうと思う。

暗い夢は、愛する人たちへの心配、彼らの幸福が脅かされることへの不安など、そういったことを暗示しているのかもしれない。祖母が夢に現れると、家族の危機を教えてくれる。だが、結婚してからはあまり現れない。父が死ぬときにも、祖母は教えてくれなかった。祖母にとって、私が結婚した相手が、その手に委ねてもだいじょうぶと思える人だったのだろう。その相手と、新しい家族、新しい絆をしっかり作っていきなさいということなのだろうと解釈している。

なぜ、急にこんなことを考えたのかな?と思ったら、今日は祖父の命日だった。何かテレパシーが伝わったのかもしれない。


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2004年03月24日(水) ■
『指輪物語』の謎解き

映画「ロード・オブ・ザ・リング」における謎のひとつ、<「王の帰還」に出演しているトロルは、なぜ日の光に当たっても石にならないのか?>が解消!

答え:「第三紀の終わりには、サウロンによって創り出されたオログ=ハイ(Olog-hai)という力と大きさに於て勝ったトロルが出現し、かれらはふつうのトロルと異なり、太陽の光に堪えることができた」─追補編より

情報を提供してくださったdkさん、ありがとうございました!


さて、図書館で借りて読み始めたマキャモンの『スワン・ソング』だが、これって上下巻で1300ページもある。その上巻をやっと読み終えた。借りるときにはそこまで考えに入れず、マキャモンが揃ってる〜!と思って、勢いで借りてしまったのだが、その他の作品もみな長い。しかも5冊借りたうち、まだ1冊しか読み終えていない。

もともとホラーは苦手だし、『スワン・ソング』は核戦争後のホロコーストを描いているので、けして気持ちのいい読み物とは言えないのだが(マキャモンの作品がホラーばかりというわけではない)、詩的な文章よりも、緻密に書き込んでいくタイプのほうが好きだから、マキャモンのそういう文体(だから長い!)は好み。やっぱり入手できるものは入手しておこうという気持ちになった。でないと、返却日を気にしながら、ずーっとマキャモンを読み続ける羽目に陥る。

それはそれで好きな作家に浸るわけだから個人的には全然いいのだが、「読書会」とかもあるし、図書館でも何度も延長できないし、先月の状態だったら、そうそう延長しなくても読めただろうと思うのだが、このところ調子がいまいちでなかなか進まないので、安全策を取っておきたい。

安全策とは、一度図書館に返却して、再度借りようと思ったときに本がないというのを避けたいための策。そういう事態は我慢できない性分だし、本が絶版になってしまってから、ああ、買っておけばよかったと後悔するのも悔しい。

なーんてうだうだ書いているが、図書館で借りられるのに、新しい本を買うということに、ちょっとばかり後ろめたさも感じているので、ここでそれを正当化しておこうという魂胆。案外気が小さい。

手に入れてしまうと安心してしまって、後でいいやと思って読まなかったりするので、借りて読んだほうが確実にすぐに読むだろうとも思うのだけど、マキャモン作品は、できれば手元に置いておきたいから、やっぱり買おう!絶版になってしまったら、絶対に泣くだろう。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『スワン・ソング』(上)/ロバート・R・マキャモン
内容(「BOOK」データベースより)
7月17日、第3次世界大戦勃発。米ソの核ミサイルによる炎の柱と放射能の嵐が全土を覆い尽くした。地下室に閉じ込められた少女スワンとプロレスラーのジョシュ、地下鉄の下水路で九死に一生を得たバッグ・レディのシスター、崩れた核シェルターから脱出したベトナム帰還兵のマクリン大佐とゲームおたくのローランド少年、生き延びた人びとを待っていたのは、火傷と放射線障害、「核の冬」の極寒、そして過去の遺物の争奪…。死よりなお凄惨な狂気の世界であった。核戦争後のホロコーストのアメリカ大陸を舞台に繰り広げられる、世界再生の鍵を握る少女スワンを巡っての聖と邪の闘い。世記末の黙示録神話を描く、ホラー界第3の男、マキャモンの「超」大作巨篇が遂にそのベールを脱ぐ。
※画像は原書 『Swan Song』


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2004年03月23日(火) ■
ご用件は掲示板へ

<お願い> --------------------------------

現在、メールサーバー(Hotmail)が不調で、メールが読めません。
日頃から、ご用件は掲示板へ!とお願いしていますが、秘密事項以外は、極力掲示板に書き込んでくださいますよう、お願いいたします。

当サイトで使用している掲示板は、サイト上に表示されるものとは別に、メールで書き込み通知が来るようになっているため、掲示板が不調ならメールで、メールが不調なら掲示板で記事を確認することができます。

そのため、掲示板のほうが素早い対処ができますと同時に、長期間の保存が可能、あるいは以前の記事を参照しながらレスができますので、何卒、よろしくお願いいたします。

-------------------------------------------


「ゲド戦記」の最終巻が届いたが、これが出版されたのが、あまりに前の巻との間が空いてしまったので、どうしようかなと考えていたもの。私の中では、ゲドの物語はとっくに終わってしまっているので、また記憶を手繰り寄せてあの世界に入り込むのが難しそうだからだ。でも買ってしまった。4巻まで揃えておきながら、最終巻を外すのは、やはり考えられない。

先日、BOOK・OFFで『ミスティック・リバー』の単行本を半額で見つけ、このところずっと探していたので、お!と思ったのだが、半額で1000円。文庫の新刊は980円だ。だったら言うまでもなく新刊で買ったほうがいい。これもスコット・B・スミスの『シンプル・プラン』同様、心理描写がメインのようなので、「面白い!」という世評が、自分の中でどれくらい受け入れられるか、といったところ。

それと、マキャモンの『スティンガー』!
他の作品がどんどん絶版になっているのに、これがまだ入手可能だったなんて、驚き!特別探していたわけでも、読みたかったわけでもないのだが、今買っておかないと、いずれ絶版になってしまうんだろうと思って購入しておいた。宇宙人ものだし。(^^;

マキャモンの作品は、現在『スワン・ソング』を読んでいて、核爆弾が落とされたあとの凄惨なシーン(ほとんどスプラッターの世界)が延々と続いているのだが、どういうわけか、スティーヴン・キングなどのホラーとは違って、どこかに光が差している。書かれていることは、目を覆いたくなるようなことばかりなのに、である(これを読みながら物は食べられない)。そこがマキャモンを読もうという気にさせるのだろうと思う。下巻は涙にくれるらしい。

というわけで、現在入手できるマキャモン作品は、やっぱり買っておいたほうがいいかな・・・とも思う。図書館で借りてはいるものの、返却日も気になるし、やはり気にいった作家の本は手元に置いておきたい。


〓〓〓 BOOK

◆Amazonから

『アースシーの風─ゲド戦記�后�/アーシュラ・K・ル=グウィン \1800
単行本: 349 p ; サイズ(cm): 210 x 148
出版社: 岩波書店 ; ISBN: 4001155702 ; 5 巻 (2003/03/21)
内容(「MARC」データベースより)
故郷の島で、妻テナー、養女テハヌーと共に静かに余生を楽しむゲド。再び竜が暴れ出し、緊張が高まるアースシー世界をすくうのは誰か。「ゲド戦記」最新作。

『ミスティック・リバー』/デニス・ルヘイン \980
文庫: 667 p ; サイズ(cm): 148 x 105
出版社: 早川書房 ; ISBN: 4151744010 ; (2003/12/20)
内容(「BOOK」データベースより)
境遇を越えて友情を育んできた、ショーン、ジミー、デイヴ。だが、十一歳のある日、デイヴが警官らしき男たちにさらわれた時、少年時代は終わりをつげた。四日後、デイヴは戻ってきたが、何をされたのかは誰の目にも明らかだった。それから二十五年後、ジミーの十九歳の娘が惨殺された。事件を担当するのは刑事となったショーン。そして捜査線上にはデイヴの名が…少年時代を懐かしむすべての大人たちに捧げる感動のミステリ。

『スティンガー』(上)/ロバート・R・マキャモン \660
文庫: 460 p ; サイズ(cm): 148 x 105
出版社: 扶桑社 ; ISBN: 4594006965 ; 上 巻 (1991/03)

『スティンガー』(下)/ロバート・R・マキャモン \660
文庫: 469 p ; サイズ(cm): 148 x 105
出版社: 扶桑社 ; ISBN: 4594006973 ; 下 巻 (1991/03)

※画像は原書 『Stinger』


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2004年03月22日(月) ■
湯豆腐日和

桜の開花宣言が出されたと思ったら、雨、雨。。。それに寒い。
早咲きの桜は見たけれど、ソメイヨシノはまだ見ていない。せっかく咲いた花が冷たい雨で散ってしまうなんて、神様って無情(宇宙人だからね!)。花のあわれを感じる。

ていうか、桜がどうなろうと、それは自然の摂理なのでしょうがないが、この冷たい雨の中を買い物に行って、重たい荷物を運ばなくてはならない自分の身が、あわれで仕方がないぐうたらな私。今日はPCのキーを打つ手もかじかむくらいだから、買い物に行くにも手袋が必要だ。こんな日に、お米やビールを買わなきゃならないなんて、まじで悲惨。

と思っていたら、「今日は食欲がないので湯豆腐だけでいいや」と言われ、普通なら相手の健康を気遣うところだが、だったら買い物に行かなくていいぞと、ひそかに喜んだのであった。私はどうせ「豆腐ダイエット」だし、気温も低いので、湯豆腐日和である。ふ〜ふ〜!

もっとも、いずれ買い物には行かなくてはならない。重たい荷物がさらに重たくなるだけのこと。


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2004年03月21日(日) ■
毎月11日はテロ警戒日

日本へのテロ宣言とか、東海沖地震とか、もし何事かが起こったら、東京都内の電話など通じないだろうから、実家に連絡すること!と、アポロ13号と決めてある。

ところが、実家ではキャッチホンになっていないので、弟がインターネットを使っていると、全く連絡が取れない。母には携帯電話を持たせてあるのだが、不携帯電話なので、まるで役になっていないし。

そこで弟に、いつでも連絡が取れるようにしておいてくれと頼んだところ、慌てて騒いでもしょうがないという悠長な答え。そりゃそうなんだけど、備えあれば憂いなしだから、よろしくお願いしますよと頼む。

弟によれば、毎月11日はテロ警戒日なのだそうだ。ニューヨークもスペインも11日だったからだ。イスラム教の教えで、11日というのは何か重要なことがあるのかもしれない。

まったく物騒な世の中だが、今読んでいるロバート・R・マキャモンの『スワン・ソング』は、第三次世界大戦の話だ。1987年に書かれたとは思えないほどリアルな描写で、これが今起こっても全然不思議ではないと思う。
※画像は原書 『Swan Song』

・・・国家というものが嫉妬深く、誇大妄想的で、完全に狂っていることはわかった。だが、正気の指導者たちがなぜ受話器をとって話し合わないのか、そこがわからない。話し合うことのどこがそんなに難しいのだ。いまの世の中まるでプロレスじゃないか、とこの頃ジョシュは思う。列強はマスクをつけてのし歩き、威嚇し合い、乱暴に殴り合っているが、あくまでも男らしさを誇示するゲーム、空威張りに過ぎない。

アンダーラインの部分、私も常々そう思っている。話し合いができないほど、皆狂っているのだろうか?神と信じている相手は宇宙人なんだから(?)、自爆テロなんかしたって、天国になど連れてってはくれないのに。


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2004年03月20日(土) ■
3度目の「王の帰還」

3度目の「王の帰還」を観に行った。
土曜日でも、もうオールナイトはやっていないので、6時15分からの最終回。もうそろそろ空いているだろうと思っていたら、1回目、2回目ほどではないにしても、入り口にはまだ列ができていた。

3回観たら、もう満足。アラゴルンの登場シーンだけは瞬きもせずに見つめていたが、ほかのシーンはリラックスして観れた。それでも、セオデン王が死ぬ場面だけは、やっぱり泣いてしまうんだなあ。セオデン王も好きだから。

ところで、疑問がふたつ。

最後のほうで、サウロンの注意をフロドからそらすために、モルドールの黒門に結集したアラゴルンたちの軍勢。あの場面で、まず5人が黒門の前に進み出るのだが、アラゴルン、ガンダルフ(とピピン)、エオメル(とメリー)、レゴラス(とギムリ)はわかったのだけれど、あと一人、王旗を掲げているのは誰?エオウィンは、アングマールの魔王に腕を折られて、その場にはいないはず。目をこらしてじっと見ていたのだが、顔は一度も映されていない。誰なの、あれ?

それと『ホビットの冒険』では、トロルは日にあたると石になってしまうことになっていたのだけれど、平気で日の光の下で戦っているよねえ。1作目の「旅の仲間」では、トロル登場場面はモリアの坑道の中だったから、日の光はない。でも、今回はたっぷり日の光を浴びているのに、石にならないというのは、どういうわけでしょう?


〓〓〓 BOOK

◆Amazon

『Area 51』/Robert Doherty \766
マスマーケット: 384 p ; サイズ(cm):
出版社: Bantam Books ; ISBN: 0440220734 ; Reissue 版 (1997/03/01)
※<Area51>シリーズの1巻目

『Welty─Stories, Essays & Memoir』 (Library of America, 102) /Eudora Welty \3262
ハードカバー: 976 p ; サイズ(cm):
出版社: Penguin USA ; ISBN: 1883011558 ; (1998/09/01)
目次
A CURTAIN OF GREEN, AND OTHER STORIES
Lily Daw and the Three Ladies
A Piece of News
Petrified Man
The Key
Keela, the Outcast Indian Maiden
Why I Live at the P. O.
The Whistle
The Hitch-Hikers
A Memory
Clytie
Old Mr Marblehall
Flowers for Marjorie
A Curtain of Green
A Visit of Charity
Death of a Traveling Salesman
Powerhouse
A Worn Path
THE WIDE NET, AND OTHER STORIES
First Love
The Wide Net
A Still Moment
Asphodel
The Winds
The Purple Hat
Livvie
At the Landing
THE GOLDEN APPLES
Shower of Gold
June Recital
Sir Rabbit
Moon Lake
The Whole World Knows
Music from Spain
The Wanderers



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2004年03月19日(金) ■
お知らせ各種

2日で1冊、図書館の本を読まなくてはならないはずが、今頃ジェイムズ・パタースンなんかを読了。図書館の本には全然手をつけていない有様。これはもう「延長」間違いない。

パタースンの本は、集中すれば1日で読めるような、テンポのいいスピード感あふれるものだったのに、一体何日かかっていたんだろう?うげげ!<パズルに「集中」していたせいだ!

そんな具合なので、読書会を企画している友人とも相談して、下のようなことと相成った。「参加者各自が多忙なこと」とは、私以外の人のこと。試験、卒業、入学、入社、転勤、歓送迎会などなど、皆さん、お忙しそうだ。私は単なるぐうたらにすぎない。

とはいえ、「THE掲示板」のログの保存とか、思いのほか大変な仕事もあったりして、私だってやっぱり多忙なんだよ〜!それに、時代に逆行しているようだけど、ワープロも使いこなせるようにならないとね。。。(^^;


<お知らせ・1>

今月の読書会の課題本である『ダルタニャン物語』(1、2巻「三銃士」)は、量が多いことや、参加者各自が多忙であることなどにより、4月まで延長して2ヶ月間の課題とします。したがって、4月の課題本も「三銃士」となります。

読書会関連【BOOK CLUB】


<お知らせ・2>

「THE掲示板─洋書・外国文学ファンの読書日記」のサーバーが新しくなり、スレッドを新たに立て直したため、以前の掲示板の過去ログを保存しました。テキストファイルで保存したので飾り気がないですが、100件ずつ入れたので重たくなるといけないと思い、あえてシンプルにまとめました。

「洋書・外国文学ファンの読書日記」過去ログ

なお「過去ログ」は、【BOOK CLUB】にリンクしてあります。
あとあとご覧になりたい方は、そちらからお入りください。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『ビーチハウス』/ジェイムズ パタースン (著), ピーター デ・ジョング (著), James Patterson (原著), Peter De Jonge (原著), 大西 央士 (翻訳)
出版社/著者からの内容紹介
人気作家が放つ爽快なサスペンス巨編。
ロングアイランドの田舎町に帰郷した見習い弁護士ジャックは愕然とした。弟が何者かに惨殺されたというのだ。しかも、犯行に関わったのは強大な権力の持ち主らしく、警察は事件を揉み消そうとする。怒りに燃えるジャックは、旧友たちとともに奇抜な復讐計画を企てた!


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2004年03月18日(木) ■
「魔人ドラキュラ」

図書館で借りたビデオ「魔人ドラキュラ」を観た。
これはすごいぃぃ〜っ!

何がすごいって、ドラキュラ伯爵の顔。これぞドラキュラ!という顔だ。ポマードを塗りたくったようなオールバックの髪に、あの特徴ある富士額、見開いた目にくっきりとした口元。片手は頭の上、片手はお腹のあたりで交差させて、真っ黒なマントで姿を隠す仕草!

このドラキュラ役のベラ・ルゴシには、公開当時、ファンレターが殺到したらしいが、どういう内容のファンレターだったんだろう?「あなたの鋭い犬歯で、わたしの喉に噛み付いて!」とか?

原作を読んでいるのと読んでいないのとでは、感じ方も全然違うだろうが、人物設定がかなり変えられているし、最後もあっけなく終わってしまう。いきなり「The End」と出て、え?という感じ。ホラーだと思って観るとがっかりだが、はっきり言って笑える映画だ。

これに、キム・ニューマンははまっちゃったのか・・・子どもだったら、はまっちゃうかもぅ〜。ほんとに絵に描いたようなドラキュラだから。にしても、なにゆえ「吸血鬼」ではなく「魔人」なのか?

ところで、先日「マキャモンとドラキュラ」というタイトルの日記を書いたが、マキャモンは「ブラム・ストーカー賞」というのを受賞している。ブラム・ストーカーは、言わずと知れた『吸血鬼ドラキュラ』の作者だ。図書館で、何も考えずに一緒に借りたが、繋がりは大いにあったのだ。こういう偶然て、なんだかゾクっとする。


<お知らせ>

THE掲示板「洋書・外国文学ファンの読書日記」のサーバーが新しくなり、URLが変更になりました。「THE掲示板」のトップからは、以下のプロセスで開いてください。

「モダン文化」→「本・読書」→「小説全般」→「洋書・外国文学ファンの読書日記」


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2004年03月17日(水) ■
果たされた約束

すでに一昨年のこと。
ター坊がワープロをくれると約束したのは・・・。

ネットに関係なく、文章を打ち込むのにはワープロのほうがいいと、使っていないワープロ(未使用で、ネットにも繋げるものらしい)をもらうことにしたのだったが、待てど暮らせどくれる様子がない。

ああ、この人も約束を守らない人なのか、人間なんてどうせこんなものなんだと思って、べつに催促もしなかったのだが、今日、突然電話があって、今からワープロを持ってってやるという。その時、私は病院に向かって歩いていたのだが、今しかない!と言うので、大急ぎで用事を済ませて戻ってきた。

約束を守ったというより、実は引越しの際に思い出したというほうが正しいのだろうが、忙しいさなかに、わざわざ家の近くまで持ってきてくれたというのは嬉しい。あの約束は、ちゃんと覚えていたということだ。

台風並みの強風の中、吹き飛ばされそうになりながら、道路標識につかまって必死に立っているところに(風に飛ばされるくらいに痩せたのか?と、まんざらでもない気分だったが)、深緑のソアラがつむじ風のようにやってきた。

運転席から出てきたター坊は、黒のトレーナーにフェイドブルーのジーンズ。スーツを着ていてもそうだけど、彼は絶対に本当の年(私よりも年上)には見えない。

助手席に乗せてあった箱を降ろしながら、持っていけるか?と聞かれたが、たとえ持っていけないと言ったとしたって、無駄なことはわかっている。箱は予想以上に大きくて、しかも激重!でも貰ってしまったものはしょうがない。後ろから吹き付ける強風が、いくらか助けになるかもしれないと思いつつ、もう泣きそう。

そういえば、ター坊の家と車がおいてあるガレージは、けっこう離れていたんだっけ。彼はどちらかといえば痩せ型。今日みたいな風の日には、私よりも吹き飛ばされそうな体型なのに、この重たい箱を車まで運んだんだ、気の毒に・・・と思ったら、「約束を守る」ということを、案外ちゃんと考えていたのかもね、とちょっと感激した。

ター坊は何の話をするでもなく、最後にひとこと言い残して、深緑のソアラで、また風のように去っていった。

「書けよ!」

風の又三郎か・・・?
やっとの思いで家に運び込み、しばし呆然。これはほんとにター坊が持ってきてくれたものなのか?もしかして、やまねこ???


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2004年03月16日(火) ■
マキャモンとドラキュラ

ロバート・R・マキャモンの本は、古本屋で探してもなかなかなかった。仕方がないので、Amazonで買おうかなと思って、『遙か南へ』と『ミステリー・ウォーク』をカートに入れたのだが、なにげにちょっと図書館を覗いてみたところ、あった!

今まで、これだけ揃っていたことはないし(『少年時代』を除く)、次に行ったら他の人に貸し出されていたというのも癪なので、全部借りてきた。ついでにカポーティの例の問題作と、どんなのかなあと思っていた「文学刑事」も。文学刑事は原書持ってるでしょうと思いつつ、まあいいや。翻訳のあるものは、どんどん読んじゃおう!

で、結局7冊も借りてしまったのだが、2週間で7冊って、2日で1冊読まなきゃならないってこと。その他に、読書会の「三銃士」も絶対読まなくてはならないから、無理かぁ?

ところで今回、初めて図書館のビデオを借りた。今までろくなものがなかったのだが、アメリカの昔の映画シリーズみたいなものがあって、見つけちゃったんだなあ、『魔人ドラキュラ』。これは『ドラキュラ戦記』を書いたキム・ニューマンが、これを観て「ドラキュラもの」にどっぷりはまり込んでしまったという、因縁の映画だ。

この季節にホラーは嫌だなあと思いつつ、気が付けば、かなりホラーっぽいラインナップじゃないか!と苦笑。


〓〓〓 BOOK

◆四谷図書館

『叶えられた祈り』/トルーマン・カポーティ
内容(「MARC」データベースより)
ハイソサエティの退廃的な生活、それを見つめる虚無的な青年。賞賛と誹謗に満ちた奇矯な作家・カポーティが、実在の人物をモデルにして上流階級の人々の猥雑な姿を描いた問題の未完の遺作。

『文学刑事サーズデイ・ネクスト〈1〉ジェイン・エアを探せ!』/ジャスパー・フォード
内容(「MARC」データベースより)
1985年のイングランド。原本のページをめくり、消えたヒロインを追う文学刑事サーズデイ。凶悪な連続古典破壊犯ヘイディーズ。文学史上最大の捜査が始まった! 英米ベストセラーシリーズ第一弾。

『遙か南へ』/ロバート・R・マキャモン
内容(「BOOK」データベースより)
はずみで人を殺してしまったヴェトナム帰りのダンは、余命いくばくもない身ながら逃避行に出た。道連れは顔半分に痣のある美少女に、ダンを追う三本腕の賞金稼ぎとプレスリーのそっくりさん。アウトサイダーにされてしまった者たちは、癒しを求めてひたすら南へ向かう。温もりと恐怖が混ざり合う不思議なロード・ノヴェル。

『ミステリー・ウォーク』(上)/ロバート・R・マキャモン
内容(「BOOK」データベースより)
ビリー・クリークモアが母から受け継いだのは、死者の魂を鎮める能力だった。だが、人々は彼に冷たく、疑いに満ちた目を向ける。そんなある日、伝道者ファルコナーが、治癒の奇蹟を起こす息子ウェインを連れて町にやって来る。だが、ビリーが伝道集会で見たものは…?『少年時代』『遙か南へ』を経て、久々の長編『魔女は夜ささやく』に至るマキャモン文学の源流、待望の復活。

『ミステリー・ウォーク』(下)/ロバート・R・マキャモン
内容(「BOOK」データベースより)
伝道者ファルコナーの迫害により、故なき制裁で重傷を負った父。ただ耐え忍ぶ母。二人を残しビリーは旅立つ。だが、邪悪なる影はいたるところに潜む。さらに、教団を継いだウェインはビリーを悪魔の化身と信じ、彼の命を狙う。だが、二人は知らぬまま、互いに運命の糸を手繰り寄せていた…。善と悪の対決を少年の成長に託して描く幻の傑作ダーク・ファンタジイ、感動の終幕へ。


『スワン・ソング』(上)/ロバート・R・マキャモン
内容(「MARC」データベースより)
7月17日、第三次世界大戦勃発。米ソの核ミサイルによる炎の柱と放射能の嵐が全土を覆い尽くした…。世界再生の鍵を握る少女スワンを巡っての聖と邪の闘い。ノストラダムス以後の世界を描く黙示録。

『スワン・ソング』(下)/ロバート・R・マキャモン
内容(「MARC」データベースより)
ミズーリ州と言われた地に住む旅芸人の中の一人の少女スワン、少女が触れたリンゴの木はまたたく間に生命を取り戻す…。あらゆる者たちの運命の糸がスワンのもとにより集められていく。現代の聖杯伝説。


●ビデオ
『魔人ドラキュラ』
出演: ベラ・ルゴシ, その他
監督: トッド・ブラウニング
内容(「VIDEO INSIDER JAPAN」データベースより)
ストーカーの原作を映画化した有名な怪奇映画。怪奇映画を代表する作品。


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2004年03月15日(月) ■
『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』 予約開始!

◆「ハリー・ポッター」シリーズ、待望の5作目

☆=━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』 9月1日発売決定!
Amazon.co.jp オリジナルの特典付きで予約受付開始!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━=☆

【特典1】発売当日お届け!
日本全国、9月1日の発売当日にお届け。国内配送料は無料。

【特典2】Amazon.co.jp オリジナル、専用ブックカバーとしおり
『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』がジャストフィットで入る、Amazon.co.jp オリジナルブックカバー2点(上下巻用各1点)としおり1枚を、予約者全員に。

【特典3】Amazon.co.jp 限定、「ハリー・ポッター」メールマガジン
ご予約いただいた方全員に、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』を読むのがますます楽しみになるメールマガジンを、毎月配信。

◆------------------------------------------------------◆


「ハリポタ」、5巻目は4巻目より分厚いので、まさかとは思っていたけど、やっぱり値段が上がってる。分冊不可なんだから、普通なら割引したってよさそうなものだけど。。。かなり儲けている割に、やることがせこい静山社。というか、売れるときに目いっぱいとっておこうという魂胆か。

BOOK・OFFで、マキャモンの『少年時代』が100円だったので、先月図書館で借りて読んだばかりだけど、これはまたいつか再読してもいいかなと思うので、購入しておいた。それとベニオフの『25時』も、今度はきれいな状態のものがあったので、再挑戦。トビー・マグワイアが映画制作に関わっているというので(マグワイアの作品選びには定評がある)、冒頭は好みでなくても、全体の内容は面白いのかも・・・と期待して。


〓〓〓 BOOK

◆BOOK・OFF

『少年時代』(上)/ロバート・R・マキャモン \100
内容(「BOOK」データベースより)
十二歳のあの頃、世界は魔法に満ちていた―1964年、アメリカ南部の小さな町。そこで暮らす少年コーリーが、ある朝殺人事件を目撃したことから始まる冒険の数々。誰もが経験しながらも、大人になって忘れてしまった少年時代のきらめく日々を、みずみずしいノスタルジーで描く成長小説の傑作。日本冒険小説協会大賞受賞作。
※リンクは文庫本だが購入したのは単行本

『少年時代』(下)/ロバート・R・マキャモン \100
内容(「BOOK」データベースより)
初恋、けんか、怪獣に幽霊カー。少年時代は毎日が魔法の連続であり、すべてが輝いて見えた。しかし、そんな日々に影を落とす未解決の殺人事件。不思議な力を持つ自転車を駆って、謎に挑戦するコーリーだが、犯人は意外なところに…?もう一度少年の頃のあの魔法を呼び戻すために読みたい60年代のトム・ソーヤーの物語。
※リンクは文庫本だが購入したのは単行本

『25時』/デイヴィッド・ベニオフ \100
内容(「BOOK」データベースより)
厳冬のニューヨーク。モンティは明日、収監される。刑期は7年。自由でいられるのはあと24時間。刑務所でハンサムな若い白人男性を待ち受ける運命は恥辱に満ちている。選択肢は服役、逃亡、そして自殺―。絶望を抑えながら、モンティは愛する者たちと淡々と一日を過ごす。パーティの夜が明け、彼が親友に懇願したこととは?父親が彼に申し出たこととは?全米瞠目の青春小説。


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2004年03月14日(日) ■
「ガリバー旅行記」

昨日から読み始めた『恋する熱帯魚』を読了。最後はホロリときたりして、予想外にはまってたかも。(^^;

恋人のウィルと破局を迎える、ちょっと太めで冴えないイタリア系アメリカンの主人公トレイシーなのだが(お母さんも太っているので、将来は自分もああなるかもと心配)、がんばってダイエットもしたし、彼のことを気遣って、自分の気持ちを抑えたりしているのに、俳優志望のウィルは自分のことばかり。ウィルなんて、こっちから捨てちゃえ!と思う。だって、ウィルは

・・・中年になったウィルは、ハリソン・フォードとマイケル・ダグラスを足して二で割ったみたいになってるはず。

って、全然魅力的じゃないじゃないの。<私の好みを言ってどうする!
それに、新しく知り合ったバークリーのほうが、見た目は普通だけど、絶対性格いいし、そっちにすればいいのに!なんて、やきもきしたりする。でも、見た目というのも結構捨てられないファクターではあるんだよね。だって、どんなに性格がよくても、「ハリソン・フォードとマイケル・ダグラスを足して二で割った」ような人だったら、私は惹かれないもの。(^^;

最後にウィルと喧嘩別れした翌日、一人で街を歩きまわる。私にはやることがあるのよ!と。思わず、がんばれー!と応援したくなる。でも、必死で強気を保とうとしているトレイシーが健気でいじらしくて、ついホロリ。

「わたし、大丈夫?」

と、時々泣きそうになって、自分で自分に尋ねながら街を歩き、これまでの自分にさよならしようとする。だからね、男のために痩せたって、みじめなだけなのよ。つまり、太ったとか痩せたとかいう外見だけで相手を判断するような男は、ろくでもないってこと。痩せるのは、自分のために痩せるんでなきゃ!なーんて、読みながら息巻いてみたり。

・・・新しいわたしを観察する。悪くない。約9キロ減ったら、こんなに違うなんて不思議。でも、2キロちょっとの小麦の袋を腰とお尻と腿とおなかにぶら下げてたのに、そのわりには変わっていないことがショック。

でしょ?私も最高マイナス8キロまで落ちたけど、そのわりには変わってないんだよね。でも、人から見ると、変わって見えるらしいから安心して!

酔っ払ってついつい電話してしまう気持ちとか、優しさのかけらもないナルシストの自己中男に振り回される気持ちとか、ものすごくショックを受けてるのに気丈にふるまおうとする気持ちとか、心臓が本当に痛くなるほど辛い気持ちとか、そういうことに、心の中で頷いていたりしているうちに、トレイシーは私の分身みたいな気がしてきた。ウィルと別れてよかったのよ。おめでとう!トレイシー!

さて、このトレイシー、昨日も書いたが、本に関することでも好みが似ている。

・・・ここ二週間ほど読んでいて意外におもしろかったヘンリー・フィールディングの『トム・ジョーンズの華麗な冒険』を読み終わる。そのほかに持ってきた唯一の本、『白鯨』を読み出す。ニューヨークでこの本を買ったとき、これを読破できたら頭を休めるためにダニエル・スティールの新刊を読んでもいい、と自分と約束した。

私も『トム・ジョーンズの華麗な冒険』と『白鯨』を持っている。ダニエル・スティールは昨日買った。ただ私の場合、200人以上もの人物が登場する『トム・ジョーンズの華麗な冒険』も、メルヴィルの『白鯨』も読まずに、先にダニエル・スティールにいくだろうな。(^^;

・・・角で衝動的に『ガリバー旅行記』を取り出す。わきにあったあふれそうなごみ箱に放り込む。信号が変わって通りを渡るとき、結末を知ることは永遠にないだろうな、と少し物思いに沈む。

あーあ、『ガリバー旅行記』はちゃんと読まなきゃダメでしょう!


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『恋する熱帯魚』 Red dress ink/ウェンディ・マーカム
内容(「MARC」データベースより)
夜はキライ、ひとりはキライ、彼だけがすべてなの。でも、マンハッタンの暑い暑い夏が、ひとりぼっちで過ごす夏が、始まろうとしている-。恋に一生懸命なあなたに贈る、ちょっぴりビターなSummer story。


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2004年03月13日(土) ■
「恋する熱帯魚」

以前に紀伊国屋で立ち読みチェックして、表紙の金魚(熱帯魚というべきなんだろうが、どう見ても金魚)がかわいいなと思っていた、ウェンディ・マーカムの『恋する熱帯魚』をブックオフで買った。

いわば、ここ数年よくある『ブリジット・ジョーンズの日記』(以下BJ)系統の本。現在読書中の本が進まないので、とりあえず全然違う雰囲気のものを、と読み始めてみたところ、「これって、私のこと?」って感じで、笑っちゃう。内容はともかくとして、やだなあ、見てたの?という箇所がいくつもあって、この作者に観察されてたのかな?という気になるほど。

・・・高タンパク質ダイエットに低脂肪ダイエット、そしてキャベツスープ・ダイエットと次々に試したあげく、最も古典的な方法をとることにした。食べる量を控え、摂取カロリーを減らし、運動量を増やす。1日千キロカロリー程度に抑えるようにする。

考えることは皆同じなんだろうけど、このダイエットに対する思考が一緒だよね。1日千キロカロリーとか。他にもお金をかけずにエクササイズするというわけで、ウォーキングをするとか。ちなみに、昨日は2万歩以上歩いた!

・・・『怒りの葡萄』の古本を買う。文学専攻のころ、なぜか読む機会に恵まれなかったけど、読んでおくべきだと後悔していた。ダイエットや貯金やエクササイズと同じで、自分を磨くのに役立つと考えて本を買う。

私が初めて買った古典の洋書(しかも古本!)が、スタインベックの『The Grapes of Wrath』だったのだ。結局挫折して、文学部だった友人(私は文学部ではない)にそれを話したところ、「“怒りの葡萄”なんか買うからよ!」とにべもなく言われた。それ以来、スタインベックは敬遠していたのだけれど、モントレーでスタインベックの銅像に会ってから、ちょっと身近になった気がして、またトライしてみるかな?と思っていた。でも、先日紀伊国屋のバーゲンで、『East of Eden』を見つけたものの、やっぱり手が出なかった。

・・・今年の夏は古典文学を読むと決めたことを思い出す。そこら中に散らばっているペーパーバックを一箇所にまとめて積み上げる。さらに、メアリ・ヒギンズ・クラークやジェームズ・パターソンの本をフトンベッドの下に押し込み、ジョイス・キャロル・オーツの最新作を枕元に置く。純文学に入らないかもしれないけど、今わたしの部屋にある本の中では、いちばんまともな小説であることは確か。

私もクラークは読んでるし、パターソンに至っては、コレクターであると言っても過言ではないくらい。でも、オーツは純文学に入らないのか。。。そう言われてみれば、たしかにゴシック小説家とも言われているし、オーツはなんか違うという感覚があった。

というわけで、なんだか妙に親近感を持ってしまった。「BJ」系統の本といっても、全く「BJ」のようではない主人公なのだけど、この手の本て、主人公を取り巻く登場人物が、だいたい同じ。一番の問題であるボーイフレンドに、ウツクシイ美女のライバル。いつでも慰めてくれる何人かの女友だちとゲイの友だち。使えない上司に、世話好きな親戚。

こういう話はワンパターンではあるんだけれど、主人公が前向きだったら、それなりに結構面白く読める。この主人公も、冴えない太目の女の子なのだが、何でも前向きに考えて、がんばっているところに好感が持てる。

この主人公が私と違うところは、食事もかなりストイックだし、エクササイズもきちんとしている(ウォーキングに加え、エアロビもしているらしい)。前向きな思考に行動が伴っている。なんたって、『怒りの葡萄』を挫折せずにちゃんと読んでるし。(^^;



The Lord of the Rings: The Return of the King, filmmaker Peter Jackson's stunning conclusion to The Lord of the Rings Trilogy, arrives on DVD and VHS on May 25, 2004.


〓〓〓 BOOK

◆BOOK・OFF(明治通り店)

『恋する熱帯魚』/ウェンディ・マーカム \600
単行本: 428 p ; 出版社: ハーレクイン ; ISBN: 4596305021 ; (2003/07)
内容(「MARC」データベースより)
夜はキライ、ひとりはキライ、彼だけがすべてなの。でも、マンハッタンの暑い暑い夏が、ひとりぼっちで過ごす夏が、始まろうとしている-。恋に一生懸命なあなたに贈る、ちょっぴりビターなSummer story。

『さようならコロンバス』/フィリップ・ロス \100
文庫: 183 p ; 出版社: 集英社 ; ISBN: 4087600025 ; (1977/05)
内容説明
真夏のプールサイドで出会った二人は、次の日プールの底でぶくぶく泡立つ接吻をかわしていた。ニューアークの高級住宅地に住む女子大生と下町の叔父の家に下宿する貧しい青年の恋。空虚なアメリカの繁栄の中に生まれた、若若しくはりつめた恋の物語を、甘やかな余情とペーソスで捉えた青春の自画像。

『珍獣遊園地』/カール・ハイアセン \100
文庫: 597 p ; サイズ(cm): 148 x 105
出版社: 角川書店 ; ISBN: 4042655033 ; (1994/02)
内容(「BOOK」データベースより)
世界に二匹しかいないという珍獣が盗まれた。それがすべての発端。遊園地の広報課に雇われた元新聞記者のジョーは、珍獣盗難騒動にかんしてでっち上げ記事を書くように言われる。なにか怪しい。超過激環境保護団体を率いる老女、妙に義理堅い泥棒、素性が怪しい遊園地経営者…。奇怪な人間が跳梁し、奇妙な事件が次次と起こる。抜群のユーモアが冴える会心の一撃。

『優しさのゆくえ』/ダニエル・スティール \650
新書: 410 p ; 出版社: サンリオ ; ISBN: 4387900156 ; (1990/02)
※ダニエル・スティールは何冊か読んでいるが、翻訳で読むのは初めて。バーゲンとかでPBを買えばもっと安いのだが、これは小さめの単行本で、なんだかかわいらしく、妙に手になじんでしまったので、衝動買い。


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2004年03月12日(金) ■
トルーマン・カポーティ

久しぶりに新宿二丁目のDMXに行き、いつもとは雰囲気の違うホール&オーツの「マン・イーター」とか、サード・ワールドの「トレジャー・ラブ」、ローリング・ストーンズの「悪魔を哀れむ歌」なんかを聴かせてもらって、なごんだ。

最後にビリー・ジョエルのナンバーを聴きながら、そろそろ帰ろうかと思っていたとき、今日は何か買い物をしてきたのか?と聞かれたので、早稲田の古書店で仕入れた本を見せた。

包みを開きながら、「トルーマン・カポーティの伝記とか・・・」と説明し始めると、店のマスターと従業員のみのやんが、同時に

「トルーマン・カポーティだって!ぎゃははは!」

と大笑いしている。なんだ?この二人は本などあまり読まないのかと思ってたけど、私の知らないカポーティの、超感激するエピソードでも知ってるのだろうか?と思ったら、

「内田裕也の新しいバンドの名前が、“トルーマン・カポーティ”っていうんだよ」

と言う。え”ーっ!そんなのいいの?“トルーマン”か“カポーティ”か、どちらか一方ならまだしも、“トルーマン・カポーティ”そのまんまじゃまずいんじゃないの?ていうか、個人的に許せないぞ!内田裕也とカポーティは、どう考えたって結びつかないし。

ともあれ、それから帰る時まで、ずっと笑いっぱなしの二人。そんなに面白いことかな?それって、早熟の天才カポーティに失礼だろう!とは思ったが、そういう私もなんだかおかしかった。


〓〓〓 BOOK

◆古書店にて(早稲田)

『トルーマン・カポーティ』/ジョージ・プリンプトン \1800
単行本: 556 p ; サイズ(cm): 182 x 128
出版社: 新潮社 ; ISBN: 4105390015 ; (1999/12)
内容(「MARC」データベースより)
「早熟の天才」トルーマン・カポーティ。親戚、友人、知人、マスコミ関係者など総勢170人が、彼の生涯を愛情溢れる述懐や悪意を含んだ批評で語ったオーラル・バイオグラフィ。
※この本は図書館で借りて読んだが、お気に入りなので購入しておいた。すでに絶版と聞いているし、ジョージ・プリンプトンも昨年亡くなっているし。

『アメリカ小説をどうぞ』/片岡 義男 (編集), 青山 南 (翻訳) ほか \1800
単行本: 492 p ; サイズ(cm): 182 x 128
出版社: 晶文社 ; ISBN: 4794922965 ; (1990/06)
内容(「BOOK」データベースより)
男と女。女と女。男と男。生と死。出会いと別れ。揺れ動く〈家庭〉の光景を描く17の珠玉の短編。
※青山先生の翻訳は、E.L.ドクトロウ「わが家の作家」と、リチャード・フォード「ロック・スプリングス」

『マンスフィールド作品集』/キャサリン・マンスフィールド \600
単行本: 178 p ; 出版社: 文化書房博文社 ; ISBN: 4830100664 ; (1975/06)
※マンスフィールドを読もう!と思ってからしばらく立つ。現在出ている、ちくま文庫のものを買おうかと思っていたが、古本で入手。


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2004年03月11日(木) ■
ポール・オースターの心情

急に暖かくなった。今日は東京でも20度を超えたとか。桜も来週には咲くらしい。それでも、体がまだ冬バージョンなので、とりあえず暖房をつけておかないと、なんだか不安。

春と言えば、<赤毛のアン>シリーズが読みたくなったりするのだけど(全10巻を揃えてあるのに、まだ3巻までしか読んでいない)、アンの元気さが、年々辛くなってくる。なんであんなに元気なんだろう?<生身の人間じゃないからよ!

昨日は2度も貧血になり、現在極度に体力消耗中につき、「三銃士」のダルタニャンの血気盛んな言動なども、読んでいて非常に疲れるのだが、あれほどまででなくていいから、あの元気を少し分けてもらいたいくらい。(^^;

かといって、こういう時にホラーなんかも考え物だ。このままあの世に引っ張っていかれそうな気になったりして怖い。春というのは、明るく希望に満ちている季節だと思うが、反面、とても情緒不安定になる季節だとも思う。周囲が輝けば輝くほど、憂鬱になってくる。

とどのつまりが、今読書中の本が全部、あまり読みたくない心境に陥っているということだ。開き直ってそれらはちょっと置いておくにしても、一体何を読んだらいいのか?と途方にくれている。月の初めは、だいたいいつもこんなものだとは思うけれど、もう10日も過ぎてるし、そうとばかりも言ってはいられない。けれども、「なぜ読むのか?」と思うと、べつに無理に読む理由もなく、嫌なら何も読まなくたっていいんじゃないかとも思う。

それと、本を読むのに外に出る必要はないだろうと思うが、案外、外の新鮮な空気(あまり新鮮でもないが)を吸って、「小説より奇なり」な事実を見聞きしないと、想像力も減退するみたいだ。

「なぜ読むのか?」で思い出したが、ポール・オースターの 『Why Write?』 (なぜ書くのか?)というエッセイに、オースターが子どもの頃、大ファンだった野球選手(Willie Mays)に出会い、たまたま書くものを持っていなかったために、サインをもらえなかった。それ以来、必ず筆記用具を持つことにし、それが作家への道に繋がったというような話が書かれている。

先日、秩父宮ラグビー場で早稲田のウィング・吉永選手に握手してもらったとき、他の人は皆写真を撮ったり、サインをしてもらっていた。ああ、携帯をカメラ付きのに変えておけばよかった!とも思ったが、それよりも、いつも筆記用具を持っているのに、なんで今日だけ持ってないんだろう!と、それが何より悔しかった。オースターの気持ちが痛いほどわかった瞬間であった。


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2004年03月10日(水) ■
<Area 51>シリーズ

Robert Doherty の<Area 51 シリーズ>に、興味津々。
画像は最新刊 『Area 51: Legend』 。

「Area 51」と言えば、言わずと知れた、アメリカ合衆国がエイリアンの死体を隠しているロズウェルの秘密基地。基地自体は、今更秘密でも何でもないだろうが、エイリアンの死体があるかどうかは、いまだに不明。個人的見解としては、「ある」ほうに1票!

しかし、これだけだったら特に興味を引くこともないのだけれど、シリーズのタイトルや解説を見ていくと、「エクスカリバー」だの「聖杯」だの「アヴァロン」だのが出てくる。これはもうすっかり「アーサー王伝説」だ。つまり、宇宙人とアーサー王ものが合体した話ということか?

結構激しく興味をそそられるんだけど、「エクスカリバー」とか「聖杯」とかは、5巻、6巻になるまで出てこない。シリーズものだから、読むなら最初からとは思うが、アーサー王関連に行くまでが長い。

このところ、全然本を読む気にならなくて、読書中の本が進まないのも困ったものだが、「分厚い本を片付ける!」と言いながら、積読の山が一向に減っていかないのも困った。さらにこんなシリーズを買った日には、著しく予定が狂う。でも、宇宙人とアーサー王の合体は、かなりツボにはまっているんだけど。。。


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2004年03月09日(火) ■
摩訶不思議現象

先月はずっと風邪をひいていて、ダイエットどころじゃないと、食事制限もしなかったし、プラス、このところ冷え込んでいたので、全く運動していない。これはもう絶対に体重が元に戻っているに違いないと思いながら、体重計に乗ってみたところ、あれ?全然増えてないじゃん!と嬉しい誤算。

しかし、食べたいものは食べ放題で、極端に運動不足だったのに、なぜ増えていないんだろう?病気?・・・なんて、ちょっと心配にもなったりする。体重など増えてないほうがいいに決まっているのだが、増えてなければないで、これまた心配になるとは、複雑な胸のうち。

最近、考え事やストレスで胃が痛くなってたりしたし、きっと病気に違いない。背中や腰が痛いし、絶対病気だ。でなきゃ、まるでダイエットなどしたことがなかったかのように、元に戻っているはず。

なんとも不思議だ。。。でも、このまま食事制限もせず、運動もせず、ただぐうたらしていたら、筋肉が落ちて、間違いなく元に戻るだろう。今までは、蓄えていた筋肉で、なんとか消費していたに違いない。そろそろ運動も始めないといけないんだろうなあ。


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2004年03月08日(月) ■
「三銃士」

今月の読書会は、デュマの『三銃士』(『ダルタニャン物語』の中の1巻と2巻)だが、そういえば、ジェラール・ドパルデューも映画「仮面の男」で、三銃士(ダルタニャンも含めて四銃士だが)に扮していた。さて、どの役だったのだろう?

いちばん若いダルタニャンは論外だろうが、原作では、三銃士は下記のように描かれている。

<アトス>:まだ三十そこそこの青年で、身体つきといい、気立てといい、稀に見る立派な人物だったが、いまだかつて浮いた噂を立てられたことがない。女の話など、絶対に口にせぬ男であった。

<ポルトス>:アトスとは全然反対の気性だった。口数が多いばかりでなく、声高にまくし立てた。相手が聞こうと聞くまいと、いっこう平気でいるところがこの男の身上だった。しゃべるのが楽しみでしゃべり、自分の声に聞きほれてしゃべるのである。学問以外の話ならなんにでも口を出した。

<アラミス>:年のころは二十か二十三くらい、無邪気なあどけない顔つき、黒いやさしい目を持っており、バラ色の頬には秋の桃みたいに、かわいらしいうぶ毛が生えている。ほっそりした口ひげが、上唇の上できれいに刈り込んである。ふだんは口数も少なく、ゆっくりしゃべるたちで、腰も低く、笑うときには美しい歯を見せて静かに笑う。

この特徴からして、即座にポルトスだろうと思ったのだが、予想通り、ドパルデューの役はポルトスだった。『ダルタニャン物語』の中の「仮面の男」は、少なくとも「三銃士」の話から20年以上は経っているので、上に書かれている年齢より、皆20歳ばかり年をとっているはずだから、ドパルデューが三銃士を演じてもおかしくはないが、ドパルデューは、まさにポルトスにぴったりかも。

配役は、ジェレミー・アイアンズがアラミス、ジョン・マルコビッチがアトス、ドパルデューがポルトス、そしてガブリエル・バーンがダルタニアン(表記どおり)なのだが、アトス役がジョン・マルコビッチというのはどうよ?それにガブリエル・バーンて、シュワちゃん映画の「エンド・オブ・デイズ」で悪魔になった人だし、それがダルタニアンとは!映画では不死身のシュワちゃんを、唯一死なせた相手だったから、結構恨んでるんだけど。。。この「仮面の男」の三銃士は、個人的にはあんまり好きじゃない。ドパルデュー、マルコビッチとくれば、どうしたって一連のドパルデューのドラマを思い出してしまうし、それぞれの癖が強すぎる。

かといって、チャーリー・シーンが出演した「三銃士」も、ドタバタすぎて(シーンが出ると、なぜかお笑いになってしまう)好きじゃないし。。。

こちらの配役は、ダルタニアンにクリス・オドネル、アラミスにチャーリー・シーン、アトスにキーファー・サザーランド、ポルトスにオリヴァー・プラット。

ちょっと観てみたいと思うのは、クリストファー・リー(「ロード・オブ・ザ・リング」のサルマン)が出ている、「三銃士/四銃士」。

レビューを見ると、結構原作に忠実らしいし、原作ファンにはこれが良いかも。ちなみに、クリストファー・リーは三銃士役ではない。(^^;


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2004年03月07日(日) ■
パズル中毒

土日はアポロ13号が休みなので、昼も夜もPC部屋でゴルフの練習をしている。これについては、今更何も言うまい。(--;

でもそういう日はPCを開けないので、非常に困る。たまった本の感想を一気に書き上げようという予定も狂う。感想もひとつやふたつじゃないので、生半可な時間ではできないし、細切れの時間では集中力が途切れる。<もしかして、感想を書いていない言い訳?

文句を言おうと思うのだが、「いつも家にいるんだから、土日じゃなくたってできるじゃないか」と言われるのがオチだ。そういわれればそうなんだけれど・・・。

というわけで、PCも開けずに暇なので(本読めば?)、またパズルにはまってしまった。今度は「イラスト・ロジック」(お絵かきパズル)だ。本当は「ナンバー・プレース」で遊びたかったのだが、たまたま買いに行ったコンビニになかったので、仕方なくイラロジにしてしまった。

ところが、これも嫌いじゃないし(かつてはまりまくった)、ナンプレよりも時間がかかるので、非常にまずい状況に陥っている。「やらなくてはならないこと」は、頭の中にあるのだが、あと1問、もう1問と、いつまでたってもパズルから離れられない。

毎週楽しみにしているテレビドラマ「砂の器」を見ながらも、全然画面など見ずにパズルをしているといった按配。こういうところは、父にそっくりだと思う。父が新聞を読んだり、本を読んだり、パズルをしたりしているときに(やっぱり親子だな)、テレビは見ていないのだろうと思ってチャンネルを変えると、「見てるんだ!」と怒られた。

そうなのだ。パズルをしていても、テレビは見ている。というか、聞いている。情報はちゃんと入っているのだ。だから、「砂の器」の今回のストーリーはちゃんとわかっている。ただ、中居君が下手なピアノの芝居をしているときに、どんな顔をしていたかと言われると、はて?という具合。

パズルなんか、何の役にも立たないという人もいるが、そんなことはない。個人的に好きだからといって弁解するわけじゃないが、パズルを解くには、常に前後左右に気を配らなくてはならないから、結構頭の体操になるのだ。問題を解決するのに、あらゆる可能性を考えることができるようになる。なーんて、そんな大層なことでもないが、「考える」という作業は、けしてマイナスじゃないと思うんだけどな。


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2004年03月06日(土) ■
John Hawks died and kept walking.

このところ多忙を極めて、日記を書く暇もない。

嘘でーす!(^^;
書かなくちゃいけない感想もたまってるし、読書会の本も読み進めなくちゃいけないし、4月からはまた早稲田の授業をとることにしたので、予習もしなくちゃ・・・と、いろいろ頭では考えているのだが、どうも気が乗らない。

最近あまり出かけないので、話題にも事欠いているし、日記を書くのがしんどい。ていうか、書くことが思い浮かばないので苦痛。

そういえば(やっと思いついたぞ!)、何冊か併読している本の中のひとつに、冒頭の一行を読んで、即購入したホラーもの(『The Walking』/Bentley Little)があるのだが、怖い話を読みたいという好奇心がある反面、読むとほんとに怖くなって、やな気持ちになってしまうのが困る。で、その本というのが、以下のような内容。

家族が見ている前で、おじいさんは死んでも歩き続けていた。真夜中になって、湖に向かったおじいさんは、そのまま水の中に歩いていって見えなくなった。数年後、大学生になった孫は、スキューバ・ダイビングを始める。夏休みに帰省した孫は、死んだおじいさんが沈んでいった(歩いて!)湖にもぐってみることにする。よしたほうがいいと言う父と叔父も、結局はおじいさんがどうなったのかという好奇心を抑えることができず、3人で湖へと向かう。湖にもぐった孫は、恐怖に怯えながら上がってきた。

「おじいさんはそこにいたよ。まだ歩き続けてる」

って、こわーい!!!でも、なんで?どうして?という好奇心が先に立って、読んでしまう。。。と思って読んでいたのだが、その後全然違う話になってしまい、それっきりこのおじいさんが出てこない。このおじいさんは、一体どうしたのか?まだ歩き続けているのだろうか?湖の中を!

結局、何の話なのかよくわからない。あれ?短編なのか?と思うくらい、ストーリーが全然繋がってないし、かと思うと、章が変わっても、同じ主人公とおぼしき人物(私立探偵─職業が職業だけに、ミステリだったかと時々勘違いしてしまう)が出てくるので、そういうわけでもないのかとも思う。でも、冒頭の「死んでも歩き続けている」おじいさんは出てこない。

なんとなく嫌〜な感じなのは、主人公の父親にしろ、依頼人の父親にしろ、他の登場人物にしろ、「おじいさん」あるいは「父親」が、恐怖または死に直面していることだ。おばあさんはいない。なぜ、おじいさんばかりなのだろう?それが、自分の父親の死を思い出してしまって嫌な気分になるのだ。

こんな本は途中でやめてしまえばいいんだろうが、やっぱりあの「死んでも歩き続けている」おじいさんのことが気になる。どこかにまた出てくるのでは?死んでも歩き続けている理由が書かれているのでは?と、ついつい期待してしまうのだ。

でも、ホラー小説なんて、結局原因など究明されないうちに終わってしまうのが多いしと思うと(原因がわからないから、不気味だったりするわけだから)、読み進むだけ無駄か?とも思う。なんとなく、黒魔術的な匂いもしているのだけれど・・・。


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2004年03月05日(金) ■
書斎用(?)コレクション

アンソニー・トロロプの本が2冊届いた。
今月の密かな目標は(今年は目標を公にせず、密かに目標を立てている<ここに書いては全然「密か」じゃないが、一応「密かに」と思っているので、目標達成度は問わない)、「分厚い本を片付ける」ということ。でも、今日届いたトロロプの本は、2冊とも4センチ以上もある分厚さ。また分厚い本が増えてしまった。

トロロプの本は、先日購入した『The Warden』を除いて、ほとんどみんな分厚い。とはいえ、これだって Dover のものだから、字がぎっしり詰まっているために165ページほどになっているが、Everyman's Labrary のものだと、350ページを超える。

分厚い本は、「すごい本だなあ」と思って眺めている分には、他人事のようで楽しいのだが、いざ読むとなると読みづらい。でも、Dover とか Everyman's とかの古典は、分厚いけれど軽いので、手に持つにはさほど苦ではない。苦なのは中身だろう。(^^;

アンソニー・トロロプは、『ママは決心したよ!』で名前を見てから気になって、読んだことがないから好きか嫌いかもわからないのに、なぜか集め始めてしまった。翻訳は1冊も出ていないが、原書は山ほどある。なぜ翻訳されないんだろう?日本では扱いの小さい、スコットやギャスケルだって何冊かは翻訳されているのに。。。面白くないからだろうか?と不安になったりもするが、おそらくあまりに分厚い本ばかりだからかも・・・と勝手に解釈する。

いつ読むのか自分でもわからないのだが、「自分の書斎」と呼べる部屋ができたあかつきには、この手の分厚い古典を読みふけってみたい。つまり、本より書斎が先ってことだ。書斎ができたときに、並べる本がないと寂しいだろうから、書斎用コレクションてところか。(^^ゞ

実際、サイトを頻繁に更新しようと思うと、こういった本をじっくり読むことができない。べつに読んだっていいのだが、「長らく更新されない状態」に陥るだろうから、読みたいと思いつつも、結局すぐに読める本を手にとってしまう。すぐに読める本だって感想をためてしまうし、感想を書いたからって、あんまり関係ないかとも思うが(感想を書いててよかった!と思ったのは、『ニルスのふしぎな旅』の翻訳者の香川節さん(初訳の故香川鉄蔵氏のご子息)から、掲示板に「読んでくださってありがとう!」という書き込みをいただいたときくらいだし)、それでもまあ、とりあえず。

でも、早く読むと感想を書く暇がない。じっくり読んでいると更新ができない。常にそういうジレンマにつきまとわれている。

ちなみに、カマキリ探偵の話は、シャーロック・ホームズのパロディみたいだ。てことは、あの分厚くて大きい『シャーロック・ホームズ大全』を先に読んでおいたほうが面白く読めるってことか?やっぱり今月は、分厚い本を片付けなければならない運命なのだ。


〓〓〓 BOOK

◆Amazonから

『He Knew He Was Right』 (Everyman's Library)/Anthony Trollope \632
ペーパーバック: 960 p ; 出版社: Tuttle Pub ; ISBN: 0460872494 ; Reprint 版 (1919/01/93)
Book Description
Widely regarded as one of Trollope's most successful later novels, He Knew He Was Right is a study of marriage and of sexual relationships cast against a background of agitation for women's rights.

『Way We Live Now』 (Wordsworth Classics)/Anthony Trollope \500
ペーパーバック: 784 p ; 出版社: Lb May & Assoc Inc ; ISBN: 1853262552 ; (1995/12/31)
Book Description
The Way We Live Now is both a satire of the literary world of London in the 1870s and a bold indictment of the new power of speculative finance in English life. Trollope is described as the quintessential Victorian novelist.

『Trouble in Bugland : A Collection of Inspector Mantis Mysteries』/William Kotzwinkle \1587
ペーパーバック: 190 p ; 出版社: David R Godine Pub ; ISBN: 1567920705 ; (1996/09/01)
内容(「MARC」データベースより)
名探偵カマキリと食いしんぼうのバッタ博士は名コンビ。ある日、サーカスの花形、チョウのジュリアナ嬢がショーの最中に消えた。調査に乗りだした2人を待っていたのは血も凍る真実。しかも犯人の魔の手が迫ってきた!全5篇。

<参考・翻訳書>
『名探偵カマキリと5つの怪事件』 ハリネズミの本箱/ウィリアム・コツウィンクル (著), 浅倉 久志 (翻訳)
単行本: 213 p ; サイズ(cm): 182 x 128
出版社: 早川書房 ; ISBN: 4152500034 ; (2002/11)
目次
消えたチョウの怪事件/おびえきった学者の怪事件/イモムシの頭の怪事件/首なし怪物の怪事件/王冠盗難の怪事件


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2004年03月04日(木) ■
「詐欺」と「自殺行為」

今年の密かな目標に掲げていた、ジョン・チーヴァーの短編をやっと読み始めた。と言っても、60数編が収められている分厚いやつではなく、ずっと前に買っておいた『ジョン・チーヴァー短編集』だ。これって、日本語でタイトルが出ていたので翻訳書かと思ってオーダーしたら、原文だった。( ̄∇ ̄;)!!

チーヴァーの翻訳は、あちこちのアンソロジーの中から探さないと、現在単独のものは入手できない。でも青山先生が、その60数編が収められた分厚い『The Stories of John Cheever』を翻訳されるというニュースを耳にしたので、とても、とても、嬉しい。授業の最後に、「そのうち、ぜひともチーヴァーを訳したい」とおっしゃっていたので、遂に念願かなってというということだろうか。ともあれ、私も早く原書を読んでおかなくては!

で、今日はほんの2ページほどしか読んでいないのだが、チーヴァーを読み始めてよかった!と思ったことがある。今日読み終えた『ガールズ・ポーカー・ナイト』に、体重の話があって、1ポンドって何キロだっけ?と辞書を引いたが出てこない。余談だが、この本の主人公もチーヴァーの『Oh, What a Paradise It Seems』(現在、Amazonでは原書も入手できない)を読んでいる。


・・・彼、わたしに言ったのよ、もう少し痩せないと浮気するぞって。わたし、泣きながら眠って、その翌朝、ここへ来たの。そして52ポンド減量したのよ。

・・・わたしは兄に、ジムで会った女性のことを話した。兄は、ロナルドがそう思うのも無理ないと言う─兄自身、太った女とベッドをともにする気にはなれないと。兄は、優しくて思いやりがあって忍耐強い人間だ。わたしは驚いた。
「太ってるって、10ポンド・オーバーくらい?それとも100ポンド?」彼は訊く。
「ううん、40とか50とか、そのくらい」
「だったら、おれに言わせりゃ詐欺だな」兄は言う。(中略)「それに、そんなに太ってたんじゃ、その女(ひと)だって自殺行為じゃないか」

(「ジルとリチャード」─ジル・A・デイヴィス『ガールズ・ポーカー・ナイト』より)


というわけで、何キロ減量したの?どれくらい太ったら詐欺なの?と、なんだか他人事のような気がせず、妙に気になったのだが、なんだ、辞書には載ってないのか・・・と思っていたら、チーヴァーの作品の冒頭にも体重についての記述があって、私が大きな間違いを犯していたことに気づいた。

ポンドは「pound」である。私は辞書で「pond」を調べていたのだ。何もチーヴァーに頼ることもなく、すぐに気が付きそうなものだが、しばらくこれに気づかなかった。「池」なんか調べてどうするってのよ。(^^;

ちなみに、1ポンドは何キロか???どうやら私は「詐欺師」で、なおかつ「自殺行為」をしているようだ。気になる方は、ご自分で調べて計算してみてください。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『ガールズ・ポーカー・ナイト』/ジル・A. デイヴィス (著), Jill A. Davis (原著), 米山 裕子 (翻訳)
文庫: 381 p ; サイズ(cm): 148 x 105
出版社: 文芸春秋 ; ISBN: 4167661314 ; (2003/04)
内容(「BOOK」データベースより)
私の名前はルビー・カポーティ。職業はコラムニスト。そろそろ潮時の恋人あり。性格は負けず嫌い。捨て身で売りこんだNYの新聞社に採用が決まり、新生活がスタートしたものの、上司や同僚、ポーカー仲間の女友達との関係は早くも波乱含み!?現代女性の悩みや生き方、本音をコミカル&シニカルに描き、絶賛されたデビュー作。
※画像は原書 『Girls' Poker Night: A Novel』


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2004年03月03日(水) ■
マグカップにこだわる

マグカップ。私がこだわっているわけじゃない。今読んでいる2冊の本の中に、続けてマグカップについての記述が出てきたので、アメリカ人というのは、そんなにマグカップにこだわっているのか?と思ったのだ。

私が使っているマグなんて、近くのコミュニティストアでもらった、「コミュニティストア」と書いてあるやつだったりする。誰に見せびらかすわけでもないので、全然気にしてない。厚手のマグだから、紅茶などは高価な薄手のティーカップで飲むより、これで飲むほうが絶対おいしい。これは、紅茶の入れ方にものすごくこだわっているジョージ・オーウェルも、『一杯のおいしい紅茶』という本の中で明言していることだ。「紅茶は厚手のマグで飲むに限る」と。


●『この手のなかの真実』/ウォーリー・ラム

・・・『三ばか大将』の絵のついた薄汚れたコーヒーマグが見えた。マグには“ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ”と書いてある。(中略)あんなものでコーヒーを飲んでいるとはどういうわけなのか。

●『ガールズ・ポーカー・ナイト』/ジル・A・ディヴィス

・・・彼にはご自慢のマグカップがあり、それを誇りにすら思っている。よくある、おそまつなジョークが記されたカップだ。『おれは病欠休暇を使い果たした─だから会社に、おれは死んだと連絡した』

・・・ラリーのマグカップが盗まれた。(中略)翌日、彼は新しいバカなマグを持ってやってきた。今度のやつには『ニュースの味はソースが決め手』と書かれている。(中略)本気でわたしが盗ったと思っている。冗談かと思ったのに・・・。(中略)「わたしは盗ってないからね」いちおう、言っておく。


というわけで、アメリカ人はマグカップに書かれている絵や言葉に、かなり気を使っているようだ。そりゃ素敵なマグカップのほうがいいかもしれないが、上のようなマグがあったら、自分では買わないだろうけど、もらったりしたらとりあえず使っちゃうだろう。べつにどうでもいいやって感じ。

でも、マグカップひとつで、こんな風に見られちゃうなんて、しかも「どういうわけなのか」なんて、センスやもしかして頭まで疑われてしまったりしたら、マグカップごときとは言ってられない。やっぱり「コミュニティストア」のマグは捨てるべきか?でも、厚手でおしゃれなマグカップって、あんまり見たことがない。薄手のものはあっても、薄手じゃだめなんだから。。。


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2004年03月02日(火) ■
3月読書会のお知らせ

私の誕生日は今月末だが、誕生日のプレゼントとして、「IC DICTIONARY SR-T7000 フルコンテンツ電子辞書」をもらう。今まで持っていた電子辞書は、洋書を読むにはこれひとつでは役に立たなくて、「リーダーズ&リーダーズプラス」の入ったソニーの電子ブック、普通の分厚い紙の辞書など、結局いくつも使わなくてはならなかった。

それに、恥ずかしながら、うちには国語辞典がなかったため(学生時代のボロボロのが1冊あったが、それも行方不明)、日本語の意味はPCを開いて調べるか、類語辞典、または百科事典で代用していた。というわけで、それらが全部入った辞書が欲しかったのだ。

本当はモバイルを買ってくれるという約束だったのだが、すでにAirH”も解約してしまったし、モバイルのない生活にも慣れてしまったため、さほど必要にも感じなくなってしまったので、モバイルと辞書では金額もだいぶ違うのだけれど、辞書にしてもらった。それに、今年の早稲田の授業は、文学ではなくて語学系の授業を取ろうと考えているので、辞書は絶対必要。

(うちの)アラゴルンの殿(爆)、ありがとうございました♪


◆3月読書会のお知らせ

今月は、アレクサンドル・デュマの『三銃士』です。基本的には『ダルタニャン物語』の1巻と2巻ということにしていますが、他の出版社の『ダルタニャン物語』から独立している『三銃士』でもOK。

【第1巻〜友を選ばば三銃士】
時は十七世紀、フランスはルイ十三世の御世であった。スペイン国境近いガスコーニュ地方から、一人の若者が宮廷での立身出世を夢見て、ドンキホーテのロシナンテ顔負けのしょぼくれ馬にまたがって、パリの都をめざす。快活、勇敢で、それでいて抜け目ないガスコーニュ人の気質を典型的に備えた十八歳のダルタニャンその人である。パリ政界は、枢機官リシュリューと銃士隊長トレヴィルが覇を競う。ひょんなことからトレヴィル隊長に付き従うアトス、ポルトス、アラミスの三銃士とダルタニャンは生涯の友情を誓うこととなる。しかし、悪化する英仏関係の中でアンヌ王妃が陥れられた陥穽からの脱出を、王妃の侍女ボナシュー夫人が恋人ダルタニャンの懇願する。ダルタニャンと三銃士は王妃を救うべく立ち上がリ、ドーバー海峡を渡らんとする。

【第2巻〜妖婦ミレディーの秘密】
王妃をみごと救った四人の銃士たち。しかし、新たな闘いが始まる。枢機官から受けた密命を銃士たちに妨げられたミレディ女史は、汚名を注ぐべく四人に復讐を誓う。世にも稀なる美貌と悪事の才能を駆使して、英仏のにらみ合い、枢機官と銃士隊長の高まる緊張関係の中で、政界を暗躍する。英国の宰相を暗殺せしめ、さらにはダルタニャンから恋人を永遠に奪い去るという悲劇が次々に巻き起こる。しかし彼女には、四人の銃士のうち一人と、恐ろしくも哀しい過去と秘密があった。やがて訪れる戦慄の大団円と、銃士の苦悩。全ての戦いが終わった後、主人公ダルタニャンは晴れて銃士の誉れとなる。長大なる「ダルタニャン物語」の第一部「三銃士」の完結編である。


〓〓〓 BOOK

◆BOOK・OFF

『何かが道をやってくる』/レイ・ブラッドベリ (著), 大久保 康雄 (翻訳) \100
文庫: 350 p ; 出版社: 東京創元社 ; ISBN: 4488612016 ; (1964/09)

『ビーチハウス』/ジェイムズ パタースン (著), ピーター デ・ジョング (著), James Patterson (原著), Peter De Jonge (原著), 大西 央士 (翻訳) \100
文庫: 422 p ; サイズ(cm): 148 x 105
出版社: ソニーマガジンズ ; ISBN: 4789720314 ; (2003/05)
出版社/著者からの内容紹介
人気作家が放つ爽快なサスペンス巨編。
ロングアイランドの田舎町に帰郷した見習い弁護士ジャックは愕然とした。弟が何者かに惨殺されたというのだ。しかも、犯行に関わったのは強大な権力の持ち主らしく、警察は事件を揉み消そうとする。怒りに燃えるジャックは、旧友たちとともに奇抜な復讐計画を企てた!


『ウォーターメソッド・マン:�機�/ジョン アーヴィング (著), John Irving (原著), 川本 三郎 (翻訳), 岸本 佐知子 (翻訳), 柴田 元幸 (翻訳) \900
内容(「BOOK」データベースより)
〈ある種の感染症〉により、放尿時の異常な痛みに苦しむ男、フレッド・トランパーは、古代低地ノルド語で書かれた神話を研究する大学院生である。将来の見込みは殆どない。しかもスキーのアメリカ代表選手ビギーを妊娠させたことで父の逆鱗に触れ、援助を絶たれてしまう。息子コルムも生まれたものの、トランパーの生活はいっこうに落ち着かない…。ファニーで切ない青春小説。

『ウォーターメソッド・マン:�供�/ジョン アーヴィング (著), John Irving (原著), 川本 三郎 (翻訳), 岸本 佐知子 (翻訳), 柴田 元幸 (翻訳) \900
内容(「BOOK」データベースより)
トランパーは遂に家出し、旧友メリルに会うためウィーンへ飛ぶが、行方不明だった彼はドナウ河で水死していたことがわかる。その上、帰国してみれば、妻ビギーはトランパーの親友と結婚していた。傷心のトランパーはニューヨークで映画製作に加わり、トゥルペンという女性と暮らし始めるが…。現実から逃げ続けてきたトランパーに救いは訪れるのか?コミカルな現代の寓話。

※この2冊のリンクは文庫本だが、実際に購入したのは単行本


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2004年03月01日(月) ■
アカデミー賞&紀伊国屋洋書バーゲン最終日

… ……「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」…… …
アカデミー賞史上最多11部門受賞!! ノミネート全部門完全制覇!

★ 最優秀作品賞/★ 最優秀監督賞/★ 最優秀脚色賞/★ 最優秀作曲賞/★ 最優秀主題歌賞/★ 最優秀編集賞/★ 最優秀美術賞/★ 最優秀衣裳賞/★ 最優秀音響賞/★ 最優秀視覚効果賞/★ 最優秀メイクアップ賞

本日(現地時間2月29日)、第76回アカデミー賞の授賞式が開催され、「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」は、作品賞を含む11部門を受賞! しかも、9部門ノミネート9部門受賞の「ラストエンペラー」(88)「恋の手ほどき」(58)をしのぎ、ノミネート11部門をパーフェクト受賞するという快挙で、同時に、11部門という受賞数は「タイタニック」(97)「ベン・ハー」(59)に並ぶアカデミー賞史上最多記録!まさに歴史的な偉業を成し遂げたといえる。

これまで、アカデミー賞ではファンタジー映画は不利とされてきたが、「王の帰還」はそのジンクスを打ち破り、前哨戦となる数々の映画賞を受賞。そしてついに、映画界最高の栄誉であるアカデミー賞の栄冠に輝いた!全世界でもすでに歴代2位となる興行収入を記録し、日本以外の各国でも依然として大ヒットを続けている「王の帰還」は、偉大なる3部作の堂々たる完結編として、映画史にその名が永遠に刻まれることとなった。


〓〓〓 BOOK

◆紀伊国屋洋書バーゲン最終日

『A Multitude of Sins』/Richard Ford \1580-\400
ペーパーバック: 288 p ; 出版社: Random House Inc ; ISBN: 037572656X ; Vintage 版 (2003/02/04)

『Fortune's Rocks』/Anita Shreve \1579-\400
ペーパーバック: 1291 p ; 出版社: Little Brown & Co ; ISBN: 0316678104 ; (2001/01/02)
※大判のPBから買い替え

『Forever: A Novel of Good and Evil, Love and Hope』/Jude Deveraux \1590-\400
マスマーケット: 384 p ; 出版社: Pocket Books ; ISBN: 067101420X ; (2002/10/01)

『Deadly Embrace』/Jackie Collins \1580-\400
マスマーケット: 592 p ; 出版社: Pocket Books ; ISBN: 0743424107 ; (2003/12/30)

『Summer In Eclipse Bay』/Jayne Ann Krentz \1662-\400
マスマーケット: 330 p ; 出版社: Berkley Pub Group ; ISBN: 0515133418 ; (2002/05/07)
※<SUMMER READING>用。三部作。1作目『Eclipse Bay』、2作目『Dawn In Eclipse Bay』

『Angels Everywhere: A Season of Angels/Touched by Angels』/Debbie MaComber \1054-\400
マスマーケット: 768 p ; 出版社: Harpercollins ; ISBN: 0060508302 ; 2 Bks in 1 版 (2002/12/03)
※クリスマス用

『Killjoy』/Julie Garwood \1054-\400
マスマーケット: 441 p ; 出版社: Ballantine Books ; ISBN: 0345453816 ; 1st Mass 版 (2003/07/01)

『Four Blind Mice』/James Patterson \1480-\400
マスマーケット: 404 p ; 出版社: Warner Books Inc ; ISBN: 0446613266 ; (2003/09/29)

『The Walking』/Bentley Little \1321-\400
マスマーケット: 373 p ; 出版社: New Amer Library ; ISBN: 0451201744 ; (2000/11/07)
※冒頭の1行で即買い!

『Tell No One』/Harlan Coben \1395-\400
マスマーケット: 400 p ; 出版社: Bantam Books ; ISBN: 0440236703 ; (2002/02/26)
内容(「BOOK」データベースより)
NYの若い小児科医ベックは、亡き妻エリザベスのことを思い続けていた。今から8年前、二人は連続殺人鬼キルロイに襲われ、彼だけが九死に一生を得たのだ。そんな彼のもとに一通の謎のメールが届く。そのメールには、ベックとエリザベスしか知らないはずの秘密が隠されていた。悪質ないたずらか、それとも。


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