2002年04月23日(火)

やさしい?


こんなにゆっくり、そして真剣に誰かに話を聞いてもらったのはいつ以来だろう?


日曜日の夜、現役の臨床心理士の方とチャットをしました。
彼は、良い表現が見つからず、
上手に言葉を伝えられない私の話しをゆっくりと、静かに聞いてくれました。
彼と話せて良かった。
プロの方だからだろうか、人の不安になる要素というものを
はっきりと把握されているのだろう。
彼は、私の考えや悩みに対しての答えを述べてくれる時、
けして否定をしなかった。
慰めとか、励ましとかじゃない。
自信をくれた。
それはきっと、彼が本気で私と向き合ってくれたから。
いつ以来だろう、こんなに嬉しいのは。


それでいいんだ、君はそのまま行けばいい。
間違ってなんていないさ。


静かな空間の中でゆったりと時が流れていた。
また会えるかな。
会えるといいな。
あなたが私にくれた言葉は、しっかりと心に響いてきました。


「私が聞いたから、あなたのその気持ち、私がここで聞いたから」


ありがとう。
あなたに会えて、良かった。



2002年04月14日(日)

優しい詩


大好きな、文章がある。
何度読んでも、読んでも、読んでも、大好きだ。
荒れた気持ちが、スっと引いて行く。
毎回、幸せな気持ちになれる。
締め付けるようなのに、心地良さが残る。
どうしてあんな文章がかけるのだろう?
どうしてあんなに人の心がわかるのだろう?
彼女のようになりたい、と思った。
文章を構成している言葉の一つ一つが、
ひどく普通なのに、何故か温かみと優しさを持っている。
それも、気取らない優しさと、さりげない温かさだ。
“いいもの”ってのは、たくさんあると思う。
ジャンルを問わず、なんでも良いものは良い。
だけど、出会いが少ない。
私は常に広い視野で物事を見ているわけじゃないし、
興味を持った事にしか手を出さない。
この文章と出会ったのも、偶然に偶然が重なって、だ。
だから、この文章をみつけられたことは、
すごく幸せなことだと思う。


この文章をみつけることの出来たあの日に有難う。
その文章へ導いてくれた素敵サイト様へ有難う。
その文章を書いてくれた貴女に有難う。



2002年04月12日(金)

仲が良いということ


「仲が良いということと、馴れ合うことは違う。」


いつかどこかで、先輩が言っていた言葉。
私が本当に友達だと思っているのは、
馴れ合っている人ではなくて、仲の良い人。
心配するのは、大好きなのは、仲の良い人。
なんだか、今日、ふと思った。


ずっとずっと憧れていたもの。
ずっとずっと求めていたもの。
喉から手が出るほど欲しかったもの。
馴れ合いじゃない、仲の良い友達。
この世で一番の、宝物。
確かめ合わなくたって、胸を張って友達だって言える。
大切な、大切な人。
あなたとの出会いが、何よりも嬉しかった。


初めは、本気で心配していたんだ。
だけど、途中から、それは偽りの優しさになった。
世の中を上手く渡っていく為の、偽りの優しさ。
お互いの関係をこれ以上にもこれ以下にもしない為の、偽善行為。
だから、彼女がここ最近に経験した体験話を聞いても何も思わなかった。
周りが驚くような激しい内容なのに、びくともしなかった。
私の中での彼女の存在がどうでも良いものになってしまったからだろう。
度胸がついた訳でも何でも無い。
私の中に存在する彼女のスペースが小さくなっただけだ。



2002年04月10日(水)

全部無くなっちゃえ


なくなっちゃえ。
男の人なんか、全部いなくなっちゃえ。

また、あの感情が出てきた。
せっかく、直りかけていたと思っていたのに。
思い出させるような、気分の悪い出来事がありました。

身体がぶるぶる震えて、でも、逃げられなくて。
怖くて、怖くて。

外に、出たくない。
誰にも会いたくない。

見ないでよ
近寄らないでよ
話しかけないでよ

大嫌い。
自分の楽しみの為だけに動く大人が。
その反応を見て楽しむ大人が。
大嫌い。
そんな大人の思うままの自分が。

純粋な心は、どれだけ傷ついただろう。
軽い悪戯心じゃすませない。絶対に許さない。



2002年04月08日(月)

何を想う?


大好きな人が亡くなったらあたしはどうするだろう。
何を想うだろう。
大好きな友達が亡くなったら?
父が亡くなったら?
母が亡くなったら?
兄が亡くなったら?
祖母が亡くなったら?
先輩が亡くなったら?
先生が亡くなったら?

じゃあ、大嫌いな人が亡くなったら?

あたしは何を考え、何をするだろう。
大声で泣くのだろうか?
引きこもってしまうのだろうか?
わからない。

別れは突然にやってくる。
その別れが重ければ重いほど、いきなりやってくる。
永遠の別れはとても突然で、そしてあっけない。

思いも、しなかった。
突然の、別れ。
あたしはまだそれを受け入れきれていない。
本当は、もっと涙とか出るんじゃないか?
もっと、こらえきれないものが溢れてくるんじゃないか?
なんでだろう。
もっと悲しまなければならない気がする。
でも、出てこないんだ。
涙が出てこないんだ。
きっと私はこのまま、
彼女の死に何も感じれないまま、この出来事を忘れていく。
でも。
偽りの涙なんか流したくない。
そっちの方が、よっぽど彼女に失礼だ。

私がしなければならないことって何だろう。
何をしてあげられるだろう。
彼女の望んでいることって何だろう。


何てことない日常が、実はすごく幸せで、
”イイコト”がない、って言っている人にも、
本当は幸せなことがわかる瞬間があるはず。
幸せすぎて、
自分がどんな恵まれた環境にいるのかつい忘れがちになる。

                    3月27日の日記より


結局、あたしは何にもわかってなかったんだ。
何も感じとれていなかったんだ。

彼女はもう戻ってこない。
二度と私たちの前で笑顔を見せてくれることはない。
永遠の別れが、訪れてしまったから。
最後に。
せめて、あなたの居る世界では、あなたが幸せで居られますように。
これが、今のあたしに出来る、精一杯の、こと。




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