のんびりKennyの「きまぐれコラム」
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2002年06月11日(火)  「トレイディング銘柄の絞り込み方」

本日は「イントラデイトレイディング銘柄の絞込み」について、ちょっと勝手なことを書いてみます。

イントラデイトレイディングを始めてしばらくすると、誰でも共通の問題にぶつかります。

「その日にトレイディングする銘柄をどうやって絞り込むか?」 という問題です。

前日にいくら一生懸命スクリーニングをしても、翌日のトレンドが予想と逆であったり、反発や続騰続落を読み間違うことは誰にでもあります。

私がおすすめするのは、比較的簡単で、そのわりに効果がある、
「定点観測法」です。 
もう少し具体的に言えば「自分なりの銘柄の決定とその連日ウオッチ」です。

別に難しいことではありません。
自分がこれこそはと思う銘柄をいくつか決め(せいぜい10銘柄程度の優良銘柄)
これを、その日トレイドするかしないかにかかわらず、毎日じっくり見ます。

長期のチャートはもちろん、ここ2日から3日分ぐらいのイントラデイチャートも、
いくつかの時間帯のチャートで見ます。
これを毎日繰り返し、長期のカタチはもちろん、ロウソク足の並び方のカタチまで、
ひとつの絵のように暗記してしまいます。

毎日、あっちを見たりこっちを見たり、カチカチとマウスボタンを常に触っているトレイダーは、
なかなか良い形のエントリーポイントにめぐり合わないものです。

それは、その日にその株がイントラデイ・トレイディングに適した株であっても、
ベストのエントリーポイントは、そう何回も無く、あるいはそう長い時間こちらを待ってはくれないもので、
あっちこっちと動き回っている間にミスしてしまうことが多いからです。

定点観測スタイルで毎日特定の株のチャートを、長期、中期、イントラデイと繰り返し繰り返し見ていると、

少しでも変動があればすぐにわかりますので、ポイントを逃しません。

また、何回か成功すると今度は「成功のパターン」が記憶に刻まれ、
次回同じパターンのチャートが出た時に「反復による利益の捻出」につながります。
こうなればもうしめたもの、「自分の銘柄」に関しては実績にに裏付けられた自信が付き、
好循環が始まります。

そしてさらに、慣れて来たところで、毎日見る株の株数を少しずつ増やしていきます。

以上、文章にするととても簡単に聞こえますが、実際にはかなりの時間と集中力が必要です。

努力と研究無しに成功するトレイダーはいません。

頑張りましょう!!


Kenny |MAILHomePage