恋文
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2006年08月31日(木) ひかり

あんまり
まっすぐ
ひかりが
はいってくるから

くるくる
シャッターを
おろした

もれてくる
ひかり

うみの底から
見ているみたい


2006年08月30日(水) よる

みちは
とじている

どこにも
たどりつけない
よるが
やってきて

あさを
まっている


2006年08月29日(火) 違う世界

本を
閉じるように

夢から
覚めるように

ふと
違う世界に
帰れるのかしら


2006年08月28日(月) はや足

はや足で
あるいても

そこには
わたしが
いるばかり


2006年08月27日(日) 雨上がり

さっき
水晶のように
降っていた
雨が
あがって

なにもかもが
光っている


2006年08月26日(土)

雨がふった
ざわざわ
ふった

海辺に
いるように
聴いている


2006年08月24日(木) 残さないように

ひとつ ひとつ
終える

いつか
どこにでも

ゆける


2006年08月23日(水) 閉じこもっている

どこかで
見た
絵のように

雨が
霧のように
ただよって

足元に
目をおとしながら
歩いている


2006年08月21日(月) 赤い実

朝の
小道には
赤い実が
たくさん

ふつふつ
踏んでゆくに

踏まれたら
痛かろうか


2006年08月20日(日) 雨に

もうすぐ
雨になる

空を
待っている

そこに
歩いてゆこう

雨が
打ってくれる


2006年08月19日(土) 夕暮れ

夕暮れが
空を
横切っていった

もう
なんにも
残らなかった


2006年08月18日(金) 朝に

もう
覚めないで
いよう

わずかな
ひかりが
とどいたら

目をとじて


2006年08月17日(木) 小さく

少しづつ
なくなって
いっていい

いつか
いなくなるのだから

だれにも
気づかれないように

ちいさく
なる


2006年08月16日(水)

ここではない
街に
雨がふる

わたしが
歩いている

ここにも
雨がふって


2006年08月15日(火)

ようやく
ひかりが 
はいってくる

よこたわったまま

おもいだす
ことだけ
おもいだして
いる


2006年08月14日(月) ぬくもり

くるまって
しまう

なかに
わたししか
いない

おもいだしている
のは

じっと
だきあっていた

そのときの
ぬくもり


2006年08月13日(日)

ここまで
追ってきたのね

わたしが
とどまらなかったから


2006年08月11日(金) いまも

ずっと
覚めない
夢をみる

あのとき
海のなか
ただよっていた
みたい


2006年08月10日(木) 抱擁

雨をつれてくる
空が さらに
夜に なって

その片隅で

あなただけを
知っている


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