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■寝耳にスマホ。
2014年06月28日(土)
最近、娘・R(10才)と息子・タク(8才)からイタズラをされる。

いつも寝る時、枕元に目覚まし代わりのスマホを置いて寝るのだが、朝、アラームが鳴って起き、音を止めようとして寝ぼけまなこでスマホを掴むと、なんとニセモノなんである。パッと見ちょっと似ているスマホのおもちゃを、本物より手が届きやすいところに置いており、なかなかの策士。

「やーいひっかかったー」

子供たちが大喜びする。一方僕は「まいったなー」とかヘラヘラするほど寛容ではない。普段ならまだしも、まだ寝ていたくて眠気マックスの1日の最初にして最高に不機嫌なタイミングなのだ。寝起きドッキリを仕掛けられたアイドルたちもこんな気持ちだったのだろうか。しかし向こうはギャラをもらえるのだろうがこっちはただのイタズラだ。

「スマホいじるなっつってんだろうがー!」

いつも隙あらば僕のスマホのパスワードを暴こうとしているのでそのたびに雷を落とすのだが、あまり効き目がない。翌朝もアラームがなって条件反射的に手を伸ばしてスマホを掴んだらやっぱりニセモノで。イラッと来て本物を探ろうとしたら見つからないし、

「どこにやった!」

と怒鳴るとシーツの下に隠していやがった。

「わーい今日もひっかかったー」

「ふざけんな絶対やめろ!」

温厚な僕がここまでガチでブチ切れてるのに何故やめないんだこの子達は。舐められるにもほどがある。アラームの音をこっそり

「いたずらすんじゃねー!」

というデスヴォイスにしておこうかなあ…。余計笑われそうな気がするけど。

「歩きスマホ」が問題になっている今日この頃であるが、

「寝起きスマホ」も大変なんである。

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■サッカーより熱闘甲子園が好きさ。
2014年06月26日(木)
朝、早いうちから嫁や子供たちはワールドカップの日本対コロンビア戦を観るため起きていた。

僕はサッカーより1秒でも長く寝ていたい派だが、ドタバタ物音がうるさかったので起こされてしまった。

「パパ、観ないの?」

と言われたので

「眠いし寝てるよ」

そう答えたら

「えー日本人なのに日本のサッカー応援しないの?」

などと偉そうなことを言う。

「そういうこと言うのならお前らサッカー以外のスポーツの代表戦も全部観て応援しろ!あとサッカーもワールドカップだけじゃなくてJリーグ、小学校のチームの試合まで応援してから偉そうに言え!」

ふざけんなこのニワカどもが、と改めて二度寝した。しかしウチは貧乏長屋なのでテレビの音や嫁子供たちの声もよく聞こえてきてしまう。解説者というよりも飲み屋の酔っ払いオヤジ達がグダ巻いているようなテレビの喋り声と、嫁が「んがー!!」とか叫びながら何かをバンバン叩く音が漏れてくる。

あんまり戦況が良くないんだろうなと思いながら、やがて眠りの世界に入っていった…。しばらくしてから目覚ましに起こされて布団から這い出ると、息子・タク(8才)が

「パパ、日本負けたよ」

と教えに来た。

「コロンビアに勝てるぐらいだったら最初から勝ってるだろ」

「そだねー。あ、ギリシャも買ったよ」

「へえ」

「ギリシャって小さいよね」

「いや、日本代表より背が高いよ」

「ちがう。国の大きさ」

「ああ、それは日本より小さいね…」

などとダラダラ話していたらあっという間に遅刻しそうな時間になってしまった。

「早く行くぞ!」

時間ギリギリシャで慌てて転んビアらないでねー。なんちて。

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■嫁の居ぬ間に。
2014年06月23日(月)
嫁がママさんバレーとその後の飲み会で出掛けてしまっていたため、夕飯は僕と娘・R(10才)と息子・タク(8才)でなんか食べることになった。夕方ごろから

「なにがいい?」

と聞いても

「うーん」

優柔不断なふたり。僕も何故かあまり腹が減っていなかったので特にコレが食べたい、というものはなくダラダラしていたのが悪かった。夜の7時ぐらいになってようやくタクが言い出したのが

「ステーキガストに行きたい」

コレであった。

「だったらもっと早く言えー!」

と僕がぶち切れたのは、この店がメチャクチャ混むからである。何回か行ったことがあるのだけれども、初めて行った時は1時間以上待たされてしまった。ディズニーランドじゃあるまいし、そんなに待ちたくない。なので、それからはかなり早い時間に行くことにしているのだ。今から行ったところで下手すりゃ9時ぐらいまで待たされる恐れがある、ということでダメと行ったのだけれども

「そこじゃなきゃヤダ」

タクも腹が減ってきているようで理性より食欲が勝ってしまっているようであった。このまま不毛な争いをしていてもどんどん夜が更けていってしまうので、とりあえず行くことにした。案の定1時間以上待ちというアナウンス。とりあえず受付の機械で入力をした。あとはRとタクが待っている間に根負けして別なところに行こう、と気が変わるのを期待した。

「どうだい、どんどんおなかが減ってきたろう。違うとこ行かないかい?」

「まだまだ時間がかかるぞ。ちょっと行ったところにうまいラーメン屋があるんだけどなー」

などとさまざまな誘惑の言葉をかけてみたのだけれども

「やだ、待つ!」

無駄に根性があって待ち続けること90分後、ようやく呼ばれるまで耐えきったのだった。土曜の夜の90分。やってる人はものすごくエロいことをたっぷりやれる時間なのに、ステーキガストの待ち席で浪費してしまった…。

時刻はやはり夜9時を過ぎており、飢えたRとタクは満面の笑みを浮かべて自分で注文した料理の他、取り放題のサラダバーやらカレーやらパンやらフルーツやらコーヒーゼリーやらアイスやらかき氷やら…とにかく食いまくったのであった。Rとタクはこの食べ放題なところが楽しくてしょうがないらしい。

「パパ見て。苦しい」

「Rも。動けない」

最後はRもタクもお腹がパンパンになっており、メタボ腹のようであった。

「いやいやちゃんと自分で動いて帰れ!」

家に帰ったのは10時半。普通は寝ている時間になってしまったとさ。

食べ放題の店は救急車とよく似ている。

出腹(でっぱら)ー効果。なんちて。

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■としまえん
2014年06月22日(日)
ひさしぶりに、子供達を連れてとしまえんに行ってきた。

今年の1月に年間パスを更新したというのに、お金を払っただけで1回も来ていないというていたらく。既に何十回も来ているので、さすがに飽き始めているのだけれども、夏のプールだけは娘・R(10才)も息子・タク(8才)も

「今年のプールはまだなの?待ちきれない!」

というぐらい楽しみにしているので、プールのためだけに更新した、という状況。

「そんなにプール好きなの?」

「うん。流れるプール入りたい」

とのことで。プールに何回か来るぐらいで元が取れてしまうんである。今日来たのも、プールは来週からオープンする、ということなので、未だ作ってなかった今年度のパスを作るためであった。プールが始まると受付も混むからである。

パスを更新してゲートをくぐろうとすると、今日はいろんなイベントが開催されているようで、いくつか臨時に設けられた専用の受付があった。まず、プールを開放してグラビアアイドル撮影会。なんだそれ!子供達がいなかったらそっちに行きたいところだ。

受付に並んでいる人たちの列が壮観だ。僕もアイドルのライブには行くが、グラビアアイドルオタクの風貌は、ただのアイドルオタクのそれよりより研ぎ澄まされた何かを感じた。

皆、めちゃくちゃ肩が凝りそうなごっついカメラを下げており、アイドルオタク+戦場カメラマンのような、いろんな現場を潜り抜けてきた逞しさがあった。

そしてその横ではコスプレイベンの受付。としまえんでは週末になるとコスプレする人達のために場所を開放していて、メリーゴーラウンドの前とかお気に入りの場所でお互いを撮影しあったりしているのだ。

更にはまた別の受付があってそこはどこかの会社の福利厚生イベントらしき団体客…。すなわちグラビアアイドルとコスプレイヤーとグラビアアイドルオタカメラ小僧と団体客と一般客という人種のるつぼと化していたのであった。

すなわち団体客御一行様がBBQ会場でビンゴ大会をやっている横で、イナズマイレブンのコスプレをしたグループが撮影をしていて、そこを戦場カメラマンと宅八郎を足して二で割ったようなグラビアアイドルオタと

「パパ、アイス買ってー」

といううちの子供らが通り過ぎてゆくのである。まだまだとしまえんは潰れないでしょう。

そんなわけで意外ととしまえんが混んでいてアトラクションにも並び客がいたため、先述したように何度も来ていて食傷気味のRとタクは

「並ぶくらいなら乗らない」

と偉そうにしていて、結局楽しんだアトラクションは4つぐらいで、Rには売店で何故か異様に充実していたサンリオグッズを買わされ、タクには隣接したトイザらスでポケモンカードを買わされ、としまえんとは全く関係ないところで満足していたのであった。

「来週はプールに来ようね!流れるプール楽しみ!」

とRが目を輝かせていたので、また来週ここに来なければならないようだ。僕としてはかったるいのだけれども

「先週グラビアアイドルの股間とか胸の谷間を通り過ぎた空気がここに」

とか妄想しながら付き合うことにしよう。

親にとっては疲れるプールである。

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■いつもより多く回しております。
2014年06月20日(金)
夜中、仕事から帰って来ると、僕の机の上に賞状が置かれていた。

おお、娘・R(10才)か息子・タク(8才)がほめられるようなことをしたらしい。学力トップとか、絵画とか習字のコンテストで入賞したとか、なんだろうと思って見てみたら、

「ベーゴマ大会優勝 タク殿」

べ、ベーゴマ?意外な賞であった。レトロだなあ…。児童館でのイベントで優勝したようである。翌朝、

「パパ、賞状見た?優勝!」

誇らしげにタクが言ってきたので

「すごいね。いつの間に上手くなったんだ?」

と褒めてやった。正直なところ、僕は子供の頃ベーゴマで遊んだことが殆どない。駄菓子屋はよく行っていたけれどもそこで売っていたかどうかもあやふやである。その代わりメンコでは近所の友達とガチで獲りあいのバトルをしまくったものである。そして成長していくにつれメンコより○ンコが好きになっていった。

しかし地域によって流行りは違うみたいで、僕の話は僕の故郷栃木県某所の話。一方今いるこの東京某区のオヤジたちは逆にベーゴマはやったことがあるが、メンコはいじったこともないという。この童貞めが。

毎年Rとタクの小学校で「昔の遊び」みたいなイベントがあると、いつも僕だけメンコ指導担当なんである。あとのオヤジ達はみんなベーゴマに行ってしまって寂しい。ベーゴマは都会の子供で流行り、田舎もんはメンコなのかね…と地域格差を感じていたり。そしてタクもベーゴマ側の人間になってしまったか…。

そんな僕の事情はどうでもよくて、

「ほらほら、すごい回せるよ」

タクが得意げにコマを回すさまは、結構板に付いていた。だいぶ前に、僕が児童館で教えてやった時はたどたどしかったのに、児童館のお兄さんとかに教わったのだろう。

出勤の時間になったので家を出た。娘・R(10才)も一緒である。家の前でいつも一緒に登校する子供たちも待っていた。

「あれ、たっくんはまだ来ないの?じゃあ行くか」

みんなはタクを置いてさっさと出発してしまった。まだ調子こいてベーゴマやってんのか…。

せっかく早起きして準備しても遊んで遅刻とか意味なさ過ぎるだろ…。板には付いてるが地に足が着いてないんだよなあ。

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■チャリが来た。
2014年06月19日(木)
息子・タク(8才)の自転車を買いに行った。

3年生になると学校で自転車の乗り方講習をやるので、それが終わったら買うことにしていたのである。今までずっと嫁チャリの後ろに乗っていたのだが、いい加減タクがデカくなり過ぎて運転の際ふらつくこともあり危なくなっていたところだ。

自転車店に行ってみると、タクは

「コレがいい!」

と青い少年用自転車を一押し。

「もうちっと他のも見てみようよ」

焦るでない、落ち着け、と言ってみるのだが、1分ほど他の自転車を適当に眺めた後

「やっぱりコレがいい」

ということでほぼ即決であった。帰ってから嫁と娘・R(10才)の3人で買い物に行くということで早速チャリを運転し、嬉しそうであった。

しばらくしてから3人が帰って来て、嫁だけまだ買い物の続きがあるということでRとタクを置いて行った。

「ボクまだ自転車に乗りたい!」

「じゃあ隣の駅まで行ってみるかい」

「うん!」

という訳で

「ホワイトアイストリートをぶっとばすぜ!全開バリバリ!」

と、目白通りをキコキコチャリをこいで15分ほど、某駅前までやってきた。そこのちょっと気になるお店を覗いていたりしていたら、タクがソワソワしだした。

「もう帰ろうよう。結構時間経っちゃったよう。宿題やらないとママに怒られるよう」

「なにー!やってないのかよ!」

まさかサボっていたとは思わす、慌てて引き返した僕らであった。

文字通り自転車操業なのである。

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■学校へ行こう!
2014年06月17日(火)
子供達の授業参観の日。

昨日、娘・R(10才)から「来ないで」と言われ、この日の朝も「来ないで」と念押しされてしまった僕。昨日は落ち込んでいたがそんな馬鹿な話があるかと怒りが沸いて来て

「子供がどういう態度で授業に臨んでいるか、それを確認するのは親として当然のことだ!」

とぶち切れて観に行くことを宣言した。とはいえ重い心と足どりで小学校に向かっていたら、やはり授業参観に向かう途中の近所のお父さん(Aさん)に出会った。この人の娘はRとクラスは違うが同じ学年である。挨拶するとAさんも暗い顔で

「娘に『来るな』って言われちゃいましてね…」

「えええ!ウチも一緒ですよ!」

「そういう年頃なんですかね…」

傷を舐め合うように校門をくぐった。

Rには突っぱねたものの、恐る恐るそーっとRの教室を覗いてみると、いた。そしてあっさり見つかった。嫌な顔をされるかな、と思ったらにっこり笑って手を振ってきた。なんだよ嬉しそうじゃないかよ。

ウチに帰ってから

「別にパパが見に来たって問題ないだろ?」

と聞いてみたら

「うーん」

はっきり答えなくて分からないのだが、自分が指されているところを見られたくなかったのではないだろうか。たまたま僕が観に来た時は先生が喋りっぱなしだったりみんなで作業する授業だったので安心していたのかなー、と。

続いてタクの教室に行ってみると、先週あたりに消防署を見学したらしく、その内容を新聞記事風にまとめる、という授業だった。タクは新聞を毎日目にしていることはしているが、単にコボちゃんを読んで

「今日もつまらん!まさしクビ!」

作者の植田まさしに偉そうにダメ出ししているだけなので不安だったが、案の定

「初めて読む人が分かりやすいように、見出しをつけましょう!」

と先生に指摘されていた。ちょっとでも読ませる楽しみを教えた方がいいのかな…と思ってみたり。

「あのー、たっくんのお父さんですかー?」

授業後の休み時間にタクの後ろに座っていた女の子がニコニコしながら話しかけてきた。何かと思い聞いてみると

「3年生になってから、たっくん落ち着きがなくて危なっかしいんです」

「えー!」

担任ならともかく同級生にそんなこと言われてしまうタクって一体…(ちび○子風。伏字になってない)。例年になく色々と考えさせられる授業参観になってしまった。

授業が終わったので帰ろうとすると先ほどのAさんに再び会った。Aさん、なんか泣きそうな顔でになっており、聞いてみると

「さっき娘から手でシッシッってされちゃいましたよ…」

あんまりな仕打ちを受けたという。

「こっちは朝早くから夜遅くまで働いてるっていうのに、やってらんねえっすよ!」

「そりゃきっついねえ…」

僕も今年こそはされなかったが来年は同じことをされる危険が大きい。とても他人事とは思えず、やっぱり傷を舐めあいながら一緒に校門を出たのであった。

授業惨憺。なんちて。

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■娘がパパイヤ。
2014年06月15日(日)
土曜日に小学校の授業参観がある。

しかし

「パパ来ないでね」

と、娘・R(10才)から言われてしまった!

「なんでだよー!」

いくら理由を聞いても

「来ないで」

としか言わない。

「思春期なんでしょ」

嫁はフフンとしたすまし顔で言う。そんな涼しげな顔がむかつくぞ!Rが思春期なら、お前なんか更年期だ!

でも…思春期か。遂にRにもそういうのが来てしまったか…。未だに家の中ではべったりだけど。友達の前になると恥ずかしくてそういうのはできない、というお年頃なんだろうか。それとも学校では好きな男の子と席が隣で、いちゃつくさまを僕に見られたくないとか…そんなことも考えてしまった。

「来ないでね!」

Rは繰り返し言う。

「ボクはいいよー」

息子・タク(8才)はそう励ましてくれるので

「そうだね、タクの授業は見に行くよ」

と答えた。本気でタクの授業のみを観て帰ろうか、と思った。行く気がなくなる要素はもうひとつある。

それは、土曜日の時間割を見たところ、今年はRのクラスもタクのクラスも、美人音楽先生による音楽の授業がないことである。先生は僕らおっさんソフトボールチームのアイドル。去年はRのクラスで音楽の授業があったからよかった。

授業参観中は、もちろん自分の子供以外のクラスを観てもよい。しかし去年、Rのクラスの音楽の授業の時に、自分の子供がいないのに美人先生目当てでソフトボールチームオヤジたちが音楽室に集結してしまい、さながらアイドルのライブ現場のようなありさまになってしまった。

それでPTA会長やらお母様方から未だに白い目で見られてしまったのだが、自分の娘も見ることが出来なくなった今、周りにどう見られようが、子供たちにドン引きされようが構わない、と開き直ってもいいんじゃないだろうか。どうせ娘から見放された身である。

親は子の授業参観、子は親の悪行参観。なんちて。

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■アリナミンCええかこC。
2014年06月13日(金)
あれはこないだの土日のことじゃった。

小学校で朝市をするということで、おっさんソフトボールチームに所属する僕も手伝いに駆り出された。

まず土曜日に売り物となる野菜の運搬と仕分けをPTAや町内会の人達と行なう。

「こんぐらい入れればいいですかねー」

とか一袋50円で売り出すほうれん草とかを袋詰めしたりして。

準備が全て終わって、

「野菜を買いたい人は買ってっていいですよ」

と言われた。卵が特にお得っぽかったので買って行こうかと思ったが、本当に必要なのかどうかは嫁に聞かないと分からない。電話しても仕事中なので出ない。もしかしたら嫁が充分仕入れているかも知れず、

「余計なもの買ってきやがって!こんな日持ちしないヤツどうすんの!」

と怒られてひたすら卵かけゴハンを食わざるを得ない状況になったらどうしよう。美味しそうだけどコレステロールが怖いわあ、とか躊躇していたらあっという間に卵は売切れてしまった。

家に帰ってから嫁に聞いたら

「あったらあったでそういう献立にするから買ってきてもよかったのに」

とのことでズコー。

日曜日の朝は、前日倉庫にしまった野菜を展開する作業。それが終わればお役御免だ、と解放される気満々でいたら、野菜の売り子をやらされてしまった。

朝市の横では同時に防災講習が行なわれていて、最後に炊き出し訓練という名目で参加者に牛丼が配られる予定になっていた。それを目当てに娘・R(10才)と息子・タク(8才)が僕のところにやって来た。嫁は学校の図書室の受付があって来れないのだ。

「ねえパパ牛丼は?牛丼!」

「早く牛丼食べたい!」

と野菜を売るのに一生懸命な僕にすがりつく。

「うるさい!まだだ!野菜売るの手伝え!」

牛丼牛丼てキン肉マンかお前ら。

「やすいよー。100円だよー」

僕が言うよりもカワイイ子ども達に呼び込みさせたほうが食らいつきがいいだろう、という姑息な考えでRとタクを手伝わせた。そんな中、

「あら、こんにちはー」

とやってきたのは、おっさんソフトボールチーム全員の憧れの的、超美人音楽先生である。

「どうもどうも。でゅふふふ…。これ…どうぞ…」

「あ、ありがとうございます」

つい緊張してしまって上手く喋れず、野菜をタダで押し付けてしまった。そして周りのソフトボールおやじから

「なにええかこしいしてんだよ!」

と、どつかれた。みんなそれなりにただれた女性経験を持つおっさんばかりなのに、何故か音楽先生の前では童貞中学生のようになってしまう。

お昼ごろまでやって、無事野菜をすべて売り捌き、牛丼にもありつけて、お疲れ様でしたーと解散した。牛丼はおかわりできるほどたくさんあったので、嫁のぶんももらってしまった。

「あー…でも、朝からやって、一日仕事ですねえ」

「ホントに」

とおやじたちと話しながら帰ったのであった。

朝イチから朝市のお話でしたとさ。

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■モスラ(幼虫Ver.)
2014年06月11日(水)
息子・タク(8才)が、学校の授業の一環でカイコを2匹ウチに持って帰って来た。

ロッテのパイの実の箱の中に、エサである桑の葉と共に入っている。娘・R(10才)もやはりタクの学年の時に同じことをした。Rは一生懸命世話をしていたのに残念ながら成虫になる前に死んでしまったが。

「ほら、懐かしいだろ」

とRにカイコを見せようとすると

「本当は虫キライなの!あの時はがまんしてたの!」

いまさらそんなことを言って近付こうともしない。本当はカイコの画像をUPしようとしたが、Rのように苦手な人もいるだろうし、サラリーマンである僕はカイコという言葉の響きが恐ろしいのでやめることにする。

タク自身は可愛がっているようで早速この2匹にそれぞれ

「花咲けミー」

「ポムポムプリン」

という名前を付けた。いずれもタクが大好きなキャラクターの名前である。

「どっちがミーでどっちがプリンか分かるんか?」

「分かるよ!」

タクには判別できるらしい。

ある日の夜、箱を開けて観察してみると、葉っぱを全然食べていないようである。葉っぱがガビガビになっていて鮮度が落ちてしまったからではないだろうか。ということで

「新しい葉っぱをあげたほうがよくない?採ってこようぜ」

タクのカイコなのに妙に心配してしまう僕。何故だろうか。Rの時は残念だったが、このミーとプリンにはすくすく成長してもらって、東京タワーをへし折り、そしてマユを作ってもらいたい…という希望があるのかもしれない。

さて、桑の木は小学校の校庭にある。しかしタクは

「○○公園にもあるよ」

と主張する。○○公園は小学校より若干近い。なので雨が降っていたが行ってみた。傘を差しながら暗い中、これが桑の木じゃね?違うよ!などと言い合いながら、またはモスラーや、と歌いながらゴソゴソ探索する一家4人。怪し過ぎる。

…で、公園に桑の木はなかった。なんなんだよ!結局学校まで行って採取してきた。最初からそうすれば早かったのだ。

タクはウソを言ったわけではないのだろうけれども、まだ3年生だし、彼の言うことはまだまだ当てにならない。鵜呑みにするとえらい目に合うのであった。

カイコだけにマユつば。なんちて。

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■ネリマジック。
2014年06月10日(火)
日曜日。

昼寝していたら

「パパ、ヒマでしょ。北口フェスタに連れてって」

と娘・R(10才)に起こされた。北口フェスタとは、駅北口の商店街がやっているイベントのことである。道端に露店が出て、焼きそばやら焼き鳥やらビールやらが売られ、またミュージシャンのライブやら催し物もあるという。新聞の折込チラシでそれを知り、行こうかなーとか行っていたのだった。

「じゃ行くべか」

息子・タク(8才)は既に友達の家に遊びに行ってしまっていたし、嫁は僕と違ってヒマじゃないのでふたりで出掛けた。娘と地元デートというのも悪くない。

「焼きとうもろこし食べたい!」

「はいはい」

「焼きそばも!」

「はいよ」

さっそくRにおねだりされ、露店で買わされる僕。おばちゃんにお金を渡すと

「この券あげるね。向こうのゲームコーナーでお子さんがヨーヨー釣りできるからね。あとこの券もあげるね。卵がひとパックタダでもらえるよ」

買ったもの以外にもといろいろもらってしまった。地元の商店街はこういう暖かいところが良い。人情人情。江戸前江戸前。

さらに露店をひやかしていると、急に青いロングドレスを着た、一見ブルースの女王みたいな妙齢の女性がやって来て、

「マジック見せますよ〜500円玉貸してくださいます?盗みませんから!」

と僕に言うではないか。思わず貸してしまうとその女王は500円玉を手のひらに乗せ、ぎゅっと握った。再び手を開くと、なんと500円玉がなくなっているではないか!

「500円玉はここにあります!」

と女王が指差したのは、僕の腕時計。なんと腕時計と手首の間に挟まってるではあーりませんか!

「はい、ありがとうございましたー」

女王は去って行った。僕は拍手した。ああよかった、これで生ビールが買える、と…。

そのうち地元中学生によるよさこいの踊りが始まって賑やかになってきた。踊りが盛り上がってくると、観ている人達に次々とハイタッチしてくる。別にCDとか買ってないのに女子中学生とハイタッチできちゃったうえへへ。

日芸の学生
よさこいの後はすぐそこの日芸の学生による殺陣。学生街ならではの出し物で良い。

北口フェスタ
そしてそして次はマジックショー…ってさっきの女王ではないか。このイベントに呼ばれたマジシャンであった。なんというか、場末感がこの商店街とマッチしていて良い。

ねり丸
ここ練馬区のオフィシャルキャラ、「ねり丸」もいた!

でも、すげえ汚れてるー!僕はねり丸が大好きなのでとても悲しくなってしまった。どうしちゃったのだろう。着ぐるみはあれ一体しかないんだろうか。そういえば、ゆるキャラブームのお陰で着ぐるみ専門のクリーニング業者が大繁盛、という内容の記事をどこかで読んだことを思い出したが、練馬区の予算はどれくらい組まれてるのだろう、などとどうでもいいことを考えたり。

ひととおり楽しんで、おばちゃんにもらった券で卵ももらって帰って来たら、タクも友達の家から帰って来ていて、

「ボクも行きたい!」

と言うのでふたたび繰り出すことに。ついでに嫁も。どんだけ地元商店街好きなんだ僕ら。

Rとタク
これまたおばちゃんにもらった券でヨーヨー釣り。Rは3個も釣れたがタクは1個だけしか釣れず、

「う…」

「また泣いてんのか!」

ポケモンカードバトルで負けた時といい、なにかと悔し泣きするタクである。

「じゃあフランクフルトでも買ってやるから泣きやめよ」

「やだ!」

僕もタク釣りに失敗してしまったとさ。

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■今夜はイートイット。
2014年06月08日(日)
嫁の誕生日祝いで某ホテルのバイキングのお店に行った。

特に予約はせずに入った僕らであったが、周りの至る所で予約したと思われる家族連れの子供が

「ハッピーバースデートゥーユー」

ショートケーキにローソクを年の数だけ灯されながら店員さん達に祝福されていた。それを見て

「私もされたかった」

と羨ましがる嫁。

「えー。ああいうのって子供限定じゃないのか…恥ずかしくない?」

「全然!」

「ケーキがローソクでハリネズミみたいになっちゃうかもしれないけどいいんか?」

「私12才だし!」

「うわあ」

そんな嫁はバイキングではちょっとずつだけでも全種類食べる主義である。特に嫁はパンも好きなのでそのチェックも抜かりなく。逆に僕は好き嫌いが多いので、嫌いなモノには見向きもしない。

「キッズコーナー」と書かれた一角もあって、娘・R(10才)や息子・タク(8才)向けなのかな、と思って見てみたのだけれども、そこはハンバーグやらフライドポテトやらしかなく

「全部冷凍モノをチンしたやつだね」

しょぼいのしかないね、と嫁と話した。

僕は最初肉料理を食べていたら、結構いい肉でガッツリ食べてしまい早くもギブアップしてしまいそうになったが、海鮮丼やマグロの刺身といった魚介系にシフトしていった。するとタクが

「ボクも食べたい!」

と言うのでふたりでシーフード親子。海のマグロは美味しいけれど夜のマグロはあまり美味しくない。この意味が分かる頃、息子は大人になっているだろう。

僕は思ったより早い時間でお腹がいっぱいになってしまったので、デザートコーナーを攻める。ケーキをいくつか食べ、紅茶が欲しい、と、

「ミルクティー作ろう…」

と席を立つと、Rが

「Rも!」

一緒に付いて来た。お湯を入れてティーバッグをとすとすして、ミルクポッドからミルクを入れて…とやっているとRが目を輝かせて

「Rもやりたいの!」

と言って嬉しそうにミルクティーを作る。紅茶の葉もいろんな種類があったりしてそれもあって楽しそうだ。そういえばウチじゃ紅茶を入れるなんてやらないから、物珍しいようのだろう。

「レモンティーはどうだ?作ってみる?」

「それはやだ」

レモンティーは嫌いらしい。砂糖をたっぷり入れてウフウフ満足しながら飲むRの横で、タクは砂糖を直接舐めていた。欠食児童か。

みんな膨れた腹をポンポンしながら店を後にした。タクはマグロを呪われたように食っていたので何が一番良かったかを聞くまでもなかったが、

「Rは何が一番おいしかった?」

と聞いてみたら

「ハンバーグとねえ、フライドポテトとねえ…」

「みんなキッズコーナーのじゃないかー!」

Rを満足させるにはわざわざ店に連れてくるまでもなく冷凍食品だけで大丈夫のようだ。

今日のお店はとてもよかった。今後も嫁の好きなパンとRの好きな紅茶が、たくさんの種類がストックされているバイキングのお店の方が、うちの女性陣にはウケがいいのかなあと思った。

すなわちパン・ティー・ストッキングである。

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■プレゼント多難。
2014年06月05日(木)
嫁の誕生日が近付いてきた。

長い間ツガイとなっているので、もう何年も誕生日プレゼントのネタ切れが慢性化している。気軽にあげられるものはとっくにあげているし、手が届かないものはどうしようもない。かと言って直球に聞いても

「うーん」

とか悩まれたり

「ひとりで自由にできる時間」

とか実も蓋もないことを言われそうなので、隠密を放ってみることにした。

ある朝、家族みんなで出掛ける時に、嫁と娘・R(10才)が先に外に出て、

「外で待ってるよー」

僕とタクふたりがまだ玄関に残っていた。このタイミングで僕はタクに

「タク、後でママに誕生日プレゼント何がいい?って可愛く聞いとけ」

と指令を出した。甘え上手なタクなら嫁も優しく答えてくれるだろう。そう考えてウチを出ると、タクがだだだーっと外で待っていた嫁とRのところに走って行き、

「ねえママ〜、誕生日プレゼントなにがいい?」

唐突に聞き出すではないか。このタイミング。バレバレである。だから後でいいって言ったのに!そんな僕の気も知らずにタクは嫁と何か話している。そしてすたたた、と僕のところに戻ってきて

「だってさ」

と耳打ちした。これでダメ押しだ…バレバレもいいところである。全開バレバレじゃんじゃんバレバレ。しかも嫁とタクが何を話していたか全然聞いてなかったし!ダメダメもいいところである。

嫁が好きなもの…。そういえば、嫁はチロルチョコが好きであった。チロルチョコを箱買いしてプレゼントしようかな、と思いついた後、いや、せっかくだからもっと高級なチョコでもいいのではないか、とも考え直してみたり。歌にもある。

愛するあなたへー、贈るゴディバ。なんちて。

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■メイドお騒がせします。
2014年06月04日(水)
息子・タク(8才)がハマり中のポケモンカード。

幸か不幸か、隣街にポケモンカードのメッカみたいなおもちゃ屋があり、そこではポケモンカードの猛者達が集まり、カードバトルイベントが行われているのである。

「カードバトルしたいからおもちゃ屋連れてって!」

日曜日もタクは闘う気満々であった。

「じゃあ一応調べるからちょっと待て…」

念のためその店で今日バトルのイベントがあるか調べてみたところ、

「あ、今日はないわ。残念」

ということで諦めてもらうことにした。しかしタクは

「ボクは強い人と闘いたいんだ!」

と闘志に溢れており、「俺より強い奴に会いに行く」のフレーズでお馴染みの格闘ゲーム、ストリートファイターツー、略してストツーのようなノリになっており、誰も彼を止められない!

東京でストツー、銀座でストツー、ってことで、タクを連れて出掛けたのは銀座…ではなく秋葉原。カードゲーム最大のメッカである。

なんだかんだ言って、タクのワガママ聞いて何度も来てしまっている。甘やかし過ぎだろうか。ドラクエの勇者のコスプレして歩いてる人や、教会の前で巫女さんのコスプレをして客寄せしてる女の子とかも、

「あ、またいるな」

すっかり見慣れた風景になってしまった。そんなマニアックな街の更に奥にある、カードが溢れかえる薄汚い店が僕らが目指すところ。まだ幼いうちからこんなディープなスポットに放りこんで良いものだろうか、と、悩む僕である。

しかしタクは目を輝かせて13時からのバトルイベントに参加。

「負けても泣くなよ!」

「えー」

タクは対して努力してないくせに負けず嫌いだけはいっちょまえで、負けるとすぐ泣くんである。周りを見渡してもそんな子はいないし、第一相手も興ざめである。だからそれだけはやめてくれ、と言ったのだが、参加者が4人しかいなかったせいか、タク、なんと全勝して優勝してしまった。

「ボク勝ったよ!」

すんごい嬉しそうなドヤ顔で自慢する。

「よかったなー」

意外と成長しているようなのでその努力を褒めてやった。

そして15時からもう一度バトルイベントがあるというので、じゃあ昼飯を食べよう、と、一旦店を出た。

何処で何を食べようか…と考えていると、さすがは秋葉原、可愛いメイドさんが何人も道端で客寄せしているではないか。可愛い子がいるとついその気になってしまう。

「タク、メイド喫茶でゴハン食べようか」

と提案すると

「なんでだよ!」

即座に却下されてしまった。

「じゃあ何処がいいんだよ!」

「ここ!」

タクはすぐ近くにあった立ち食いそば屋を選んだ。そして

「ボクねえ、カツ丼か親子丼か天丼が食べたい!」

と、サンプルが並ぶウインドーを頬ずりするではないか。まるで僕が全然食わせてないみたいじゃないか。まあ、安いし早いしいいけどね…て、カツ丼と親子丼を注文してふたりで食べ回して腹ごしらえ。で、ポケモンカードバトルの店に戻ってみると

「すいません、別のカードバトルのイベントが押してて遅れまして17時からなんですよ」

なにがどう押したらなんで2時間も遅れるんだっつの!しかし文句を言ってもしょうがない。

「タク、帰るぞ」

下手すりゃ帰りが21時ぐらいになってしまう、そんな遅くまでいられん、ということで帰ろうしたら

「やだ!」

タクは動こうとしない。仕方ないので恐る恐る嫁に電話したら、幸いなことに許可が得られた。しかしそれまで更に待たなければならない。店の中はイベント客でぎゅうぎゅうなので、狭くて暑い。

「よし、一旦店を出てメイド喫茶で開始を待とう」

と提案すると

「なんでだよ!」

また却下された。

「じゃあちょっと付き合え」

と、ビデオカメラの電池とかチマチマした買い物などに付き合わせた。

「あ、マリオカートだ!やりたい!」

途中の電気店の店頭でフリープレイ出来るWiiを見つけてにかじりつくタク。なんかすっかり秋葉原に順応している。

15時からのバトルは結構な人数が集まっており、タクは1勝も出来なかった。しかし先ほどのバトルの優勝で気をよくしたのか、泣くことはなかった。

「ボコられまくってたのによく泣かなかったな」

「負けても勉強になるんだよ」

「おお、成長したなー」

そんな進歩を見ることが出来ただけでも連れて来た甲斐があった、と思うべきなのだろうか。

帰りはやはり遅くなってしまって嫁に電話したら、娘・R(10才)のために先にゴハンを食べてしまったからあなたたちはどこかで済ませてきて、とのこと。

「よし、じゃあメイド喫茶で晩ゴハン食べようぜ!」

「なんでだよ!」

3度目の正直も通じなかった!

てか、秋葉原のディープスポットにはまる息子を心配しながらメイド喫茶に誘うのはどうよ、と我に返ったりして…。

我が家では 子供ポケモン 親ノケモン

というサラリーマン川柳があったが、さしずめ我が家は

アキバでは 子供ポケモン 親スキモン

なんちて。

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■季節は初夏の運動会。
2014年06月02日(月)
土曜日、子供たちの小学校で運動会があった。

5月とは思えない暑さで、競技の間に必ず給水しましょう、とか、タオルを濡らして使いましょう、とか呼びかけたり細心の注意を払って行われていた。ただやはり時間が経つと鼻血を出したり熱中症になる子達が徐々に増え、救護テントや保健室で素早い手当がされていたけれども、最後の最後の閉会式で、校長のあいさつが長過ぎて駆け込む子供達が更に増えてしまい台無し。校長がトドメを刺してどうする。

さて、娘・R(10才)と息子・タク(8才)は、親がへぼいので選抜リレーに選ばれたり騎馬戦の大将になったりとか、そういう派手な見せ場はなく、かけっこで辛うじてビリ回避とか組体操のピラミッドの一番下で頑張った、とかひたすら地味だけれども、子供の成長が見れた運動会だった。

タクの学年は、みんなで縄跳びを披露する出し物があり、タクは縄跳びが大好きなのでやたらとニコニコしていて楽しそうであった。

Rはというと、毎年高学年が行なう競技として決まっている組体操や騎馬戦に参加しており、その姿を見ると、小さい小さいと思っていたけれどもやはりもうお姉ちゃんなんだなあ…と、改めて成長を感じるものがあった。

騎馬戦のRは当然騎乗の役…じゃなくて右サイドで支える役で、他の組が相手を全滅させるまでひたすら逃げまくっており、果てしなく地味。しかし組体操はちょこっとだけ一番上に立ったりして晴れの姿もあった。

夜の組体操で作った子供たちが昼の組体操を…ってオイ。組体操の時はグラウンドでの立ち位置がしょっちゅう変わるので、撮影している嫁と僕はあっちこっちに振り回されて大変であった。当然僕らだけでなく他の親御さん達も右往左往していて息が切れていた。

ちなみにいつも嫁がビデオカメラ担当で、僕がデジカメ担当である。男だけにせいし画担当ってやかましいわ。

また、Rは今年は応援団になっており、ちっこいのであんまり見栄えがしないながらも鉢巻を巻いたりポンポンを振っていたり、これまた地味に頑張っていた。リレーの選手とか選ばれることはないのでこういうところで少しは見せ場が出来るので親としては嬉しい。ただRからは

「あんまりジロジロ見ないでね」

と言われていたので、遠くからデジカメを構えて、望遠レンズ越しに眺める僕であった。不審者かよ。

そうやってコッソリとジロジロ見てしまうのだけれども、見て気が付くのが結構雑な応援だなー、ということであった。

各学年がかけっこをしている時、応援団の子達はトラックの内側でフレーフレーと応援しているのだけれども、Rの場合は、仲のいい応援団の女の子とキャイキャイ話しながら応援しており、しかも自分たちの目の前を通り過ぎた時にしか声を上げたりポンポンをゆすったりしないんである。

それ以外の時は「あとはそっちの人達よろしくー」って感じで、走者をひたすら目で追ってるだけかキャイキャイ話しているだけではないか。後で

「目の前に来た時しか応援しないんかよ!」

とツッコミを入れたら

「そうだよ!」

そうですが何か?的な返しをされたので、それほど応援団をやりたいわけではなかったんだっけ、ということを思い出した。

Rは本当は楽器隊になりたかったのだけれども、ジャンケンで負けたとかで応援団に回されてしまったのだとか。以前の日記にも書いたけれども、なぜ応援団になってしまったのか、ハッキリとRは教えてくれないので、あまり話したくない辛いこともあったのだろう。

しかし楽器隊になれなかったのはもう仕方のないことであるし、ジタバタ抵抗しても悪あがきに映るだけである…と言いたかったのだけれども

「じたばったすっるなよーってそりゃシブ楽器隊だろ。なんちて」

というノリツッコミをやりたいだけじゃないか自分、と、思い直してお説教のタイミングを逃してしまったとさ。

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