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■ 辛い生活
周りの友達の言動を注意深く 聞いて、観察していると、 みんな、案外に辛い辛いと思って 暮らしているんじゃないかと言う 気がしてきて、人生って言うのは 誰にとっても、どこか寂しく、 侘しさをぬぐいきれないものだと言う ことにとてもやりきれない思いがします。
平均なら、 あと60年ほどはありますよと言われると、 大半の人は 「そんなに要らないよ。」 と言うと思います。
「日本は行き詰っている。」 なんて言う、TVの、一見身勝手な言葉が 真実だと思われてくる。 確かに行き詰まっている。
20代前半と言うのは、 頗る「いい気」な年代なのだと思う。 でもそれで良いのだと思う。 本当はそんな「いい気」な若者を「いい気だ」と 揶揄する苦労人の方が「いい気」なのだと思う。
「夢」と言う言葉はなんだか青臭い。 「理想」なんて言うとますます青臭い。 「自己実現」なんて言うともう、誰もまともに相手にしない。
つまりそんな言葉で表されること。 それに見切りを付けることが出来得るか否か、 だいたいこの年頃に迷い、苦しむ。 それは当たり前のことだと思う。 むしろ、とても良いことだと思う。 健全だと思う。
健全でないのは、 そんな焦燥や苦悩や、必死のあがきを 「いい気なもんだ」と嘲笑する人たちだと思う。
八つ当たり。嫉妬。 首くくりの足を引くようなことを 自己満足のためにやる人達。
この文章は、決して僕の自己弁護だけに とどまるものじゃないと思うのだけれど。
2003年09月23日(火)
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