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■ a far-fetched argument
ある芸能人が この間若くして死んだけれども その人の芸能プロダクションの 掲示板に書き込まれたある文章を読んで。
ネットの弊害と言うか・・・
雄弁術というものがある。 言葉を飾って、巧みな話し方で (主に)内容のない話を、 まるで優れた真理について語っているかのように 聴衆に思わせる、そういう話術。
これを判断する能力が 自分に多少ついてきたと思えることは 大学に入って、形而上学を学んでの初めての 目に見える成果かも知れないと思った。
まぁ実際見てもらえば 早いのだけれども、その書き込みは 「1+1=2」と言うようなことをことさら 大仰に語っているのです。 言ってしまえば「人それぞれ」と 言うような当たり前のことを色々と その芸能人の「死」と言うこととからめて、 さらにその死を嘆く人々をからめながら、 生死全体を語っているんですが・・・
あんまり専門的な話はどうでも良いんですが、 一般化の虚偽、文意曖昧の虚偽、論点変更の虚偽 このそれぞれが一見しただけでも 十分見て取れます。普通これだけそろえば 支離滅裂な文章だろうと思うでしょう? 支離滅裂です。(笑
こんなことを指摘することはどうでも良いんですが それよりも、こんな頭の悪い文章でも、 なんとも薄気味悪く、いやらしい、 とてもイヤな印象を人に与えることが出来る と言うことの方が自分の目に止まった。
じっさいその書き込みに対して なんだかんだとレスがたくさんついていた。 いずれも感情的なレスがほとんだだった。 当たり前だけど・・・ もともとからして意味不明なんだからね・・・。
俺も最近、妙にお堅い文章に なっているような気がするから、 なるべく難しい言葉を使わないように したほうが良いなぁって思った。
まぁそれだけなんですけどね・・・。
2002年05月29日(水)
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