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沙夜



 これから

今日は、これから彼とおデート。

「スキャンダル」観てきます。

楽しみー。

おばさま、たくさんいるかなぁ〜。






2004年05月29日(土)



 萌えーだったセリフ

翌日は、高山まで足を伸ばした。
街中に白い雪のような、何かの綿毛、がふわふわと舞っていて
幻想的な雰囲気をかもし出していた。


本当は、飛騨牛のステーキが食べたかったけど(まだ食べるか!)
まったくお腹が空いてないので、ひたすらお土産屋さんめぐり。
その中で“うさぎ”のものばかり置いてある可愛いお店があった。


きゃーっ。これ、可愛いーっ。
ね、ね、可愛くない〜?


う、うん。可愛いね。

あー、これも可愛いー。

……。

いやーん。素敵ー。
いーなー。


……。


自分で言うのもなんだけど。
女っつーのは、どうしてなんでもかんでも
『可愛い、可愛い』と言うんだろうね。



色々ある中に、陶器で出来た“うぼぼの根付け”があった。
(さるぼぼじゃなくて、うさぎのぼぼ)
旅行の時には、だいたい記念に根付けを買う。
今回はこれにしよう。


これ、自分用に買うわ。

じゃそれは僕が買ってあげるよ。

ホント? ありがと♪


そう言って、彼に渡す。


でも、まだちょっと他も見せてね(笑)



そしたら、またまた可愛い根付けを発見!!
ちりめんの布で出来ている、雪うさぎ。


あーー、これすっごい可愛い〜〜〜!


正直、こっちの方が可愛い。でもちょっと大きめ。
どうしよう〜。
じーっと見ながら迷っていたら、豆ぞうさん、



どちらかひとつにしなさい。



だって〜。
優しい言い方だけれど、それはまるで先生か、お父さんのよう。


えーーーっ。ひとつぅー。(ブーブー)


とか言いながら、実際は彼のそのセリフに萌えーだったのだ。
彼が「〜しなさい」と命令口調で言うなんて、滅多にないこと。


「しなさい」が萌えーとは、やはり、私はMなのか。
いやそれとも、ファザコンだからか。


うーん。Mっ気のあるファザコン?


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話は戻って。


ひとつだけって言うなら、さっきのは買ってもらって、
こっちは自分で買おう。
いやいや、そういう問題じゃないか。
豆ぞうお父さんの言う通りにしなきゃ。


で、最終的には最初に選んだ方にした。






とても良い旅だった。
帰り際、私が


さらば下呂〜! げろげーろ!


などとアホなことをつぶやいていたら、豆ぞうさんが
「あっ!」と大きな声を上げた。


わかった!
げろげーろって……
だから下呂にはカエル神社とかカエルの置き物のお土産があったんだ〜。
なんでカエルかなーとずっと不思議だったんだ〜。




二人で、そうかそうか、なるほどーと納得しつつ下呂を後にした。





2004年05月27日(木)



 探そうよ、ポラリス

散歩の後、旅館へ戻って夕食前にひとっ風呂。
大浴場はそれほど広くなかったけど、
半分近くの部屋に露天風呂が付いているからか
人と会うことは少なく、一人でのーーんびり。


お湯はとても柔らかく、肌の上をつるつるすべる。


あ゛ーー
きもちーーーい





お料理は、田舎風懐石っていうのかな。
味付けがどちらかというと若干濃いめで。
そして(一番楽しみにしていた)飛騨牛を、タタキと焼きの
両方で頂いたが、そりゃーもー、おいしいのなんのって。
もっと食べたかった!
(って思うくらいがちょうど良いのだろうけど)





食後は、またまたお風呂。
(カロリーを消費する為)
屋上にある露天風呂(貸しきり状態)と、家族風呂へ。


ぐびぐびーっと風呂上がりの一杯。
お布団にごろん。
心地良い疲れ。


このまま眠ってしまいそう。
ゆうべはテレビでニコラス・ケイジの「リービング・ラスベガス」を
明け方近くまで観てて睡眠不足だし。



・・・・・・・・・・


寝ちゃう? 寝ちゃう?

んー?んんー。
寝ちゃう……かなぁ。



と、ぐずぐず返事してたら










襲われた。キャー











部屋の露天に二人で浸かりながら(また風呂!)空を見上げた。
照明の所為で、たくさんの星は見えなかったけど、
北斗七星が大きく輝いてた。


ねぇねぇ北斗七星だよ。

んー、見えない。

そっか、コンタクトもメガネもしてないもんね。

北斗七星があるってことは、ポラリス(北極星)も見えるんじゃない?

あ〜、それってどうやって探すんだっけ!?

……知らない。

えーーーーーーっ。
探そうよー、ポラリスーー。




結局どれなんだか、分からなかった。
がっくし。



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2004年05月26日(水)



 合掌村

ほぼ予定通りの時刻、旅館に到着した。
案内されたのは8帖と続きの間がある、露天風呂付きの部屋。
こじんまりしてて良い感じ。


カバンを置くなり、ハイッ!と渡されたのは、例のモノ。
豆ぞうさんが恥ずかしい思いをしながら買ってきてくれた、
えーと、ブラとおパンツ をば頂戴した。


そして私からは、紅茶缶とホームメイドクッキーを。
この頃、デート前にお菓子を焼くのが定番になりつつあるが
いつまで続くことやら。





夕食の時間にはまだ時間があるので
「ぷらっと散歩しようか?」という彼の提案で、合掌村へ行くことにした。



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知る人ぞ知るって感じだけど。


何かが潜んでそうな、カビくさい展示室とか。(無気味。怖)
今にもぶっ壊れそうな、エスカレーターとか。(ギーギー、ガタガタ)
なんか、ひじょーに、ソレっぽかった。


豆ぞうさんは、にっこり笑って


すっごい楽しいねーーーーーー!!


って。




・・・・・・・・・・・・






あと、合掌造りの家のニ階が怖かった。
階段が急。
暗ーいし、床が抜けそうだし、誰もいないのに、糸車がくる〜〜って廻ったし!!
(びびり)




あーー、楽しかったねーー!!


うん。
楽しかった。
うんうん。
何事も気の持ちよう?


沙夜ちゃんと一緒だと、どこでも楽しいもん。


そっかー。だよねー。



『なんだよ、ココ。つまんねーの』って思ったとしても
それを言わない豆ぞうさんは大人だなぁ。



2004年05月25日(火)



 下呂

14〜15日は豆ぞうさんと旅行@下呂温泉、だった。


ずっと雨の予報だったのにね。

ねぇ。今日明日だけ晴れみたいよ?

沙夜ちゃんの日頃の行いがいいからだねっ。

いやいや、豆ぞうさんの行いがいいからだって。

そんなご謙遜〜。沙夜ちゃんのおかげだよ〜。

いやいやいや、有り得ないから。私の行いがいいなんてことっ!


なんてやりとりがネバーエンディング。
二人とも余程悪い行いしてるってか。





豆ぞうさんのお召し物は、パリッとアイロンのかかった薄ピンクのシャツ。


あら〜。今日はまた、なんか良い感じ。
……ハムみたい。


ハム!?
ハムかよ!!


ふふ。
ほら、なんかこー、色といいカタチといいさ〜。


はぁ〜(ため息)ブタとかならまだしも。
とうとう生き物でさえ無くなったのかよ!
食べ物かよっ! 加工品かよっ!


あはは。
でも以前シャツを着てた時よりステキ。
……あっ、シャツの裾をズボンに入れてるからだ。前は出して着てたもんね。


あーそうだね。

やーっぱ、豆ぞうさんとえなりかずきはトップスをズボンに入れなきゃ、だよ。
わはははは。
 ←失礼なヤツ。





昼食は、豆ぞうさんが昔通ったといううどん屋さんへ。
来たのは、かなり久しぶりらしいけど(7年振りとか?)
お店の女将さんは彼のことを覚えてて。


「お久しぶり。こっちへはちょくちょく帰ってきてるの?」
「いやぁ、盆と正月くらいですよー」
「あらそう〜。また来て下さいね」
「はい」


なんて会話をしてた。






さっきさ、あんなふうに言ったけど、
考えてみれば今日は盆でも正月でもないよなぁ。
思いっきり平日だし。


あ、そうだよね〜。




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2004年05月24日(月)



 1年半

彼と付き合って1年半。


小さな変化はあったけど、大きな変化はなし。
小さなケンカはあったけど、大きなケンカはなし。
付き合い始めに感じていた不安、心配、みたいなものも今はあまりなくて
二人の時間は穏やかに過ぎているって感じ。


今は安定期、かな。
まぁ彼の方は最初から安定してるっぽいけど、私の方がね。


たまに、彼とは無関係なことで私が落ち込んで、暗ーくなっている時でも
電話で豆ぞうさんの明るい声を聞いていると、いつしか笑顔になってたりする。
昨日もそう。



んー。これからも、いい関係が長く続くといいな。



v..V v..V v..V

2周年(カニ&温泉)まで、あと半年〜。






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2004年05月23日(日)



 GWデート覚書


「コールド・マウンテン」を観た。(今年2本目。通算13本目)
2列目で観るのはちょっと辛かった。


+++


沙「あれ、何話すつもりだったか忘れちゃった」
豆「えー、なになに〜?どんな話〜?」
沙「……別れ話」

爆笑する豆ぞうさん。なぜ笑う。


+++


沙「モー娘。の中で誰がタイプ? ……あっ、わかった! なっちでしょ!」
豆「あれー、どうしてわかっちゃったかなー?」

わからいでか。


+++


超ミニスカ女子高生@エスカレーター。
紳士豆ぞう「おぅおぅ隠すなよ」「隠すくらいなら穿くな」発言。

ちょい引き。いや、悪いのはスカート丈ですから!


+++


行けば不機嫌。鬼門な某ショッピングセンター。それでも行く。


+++


胃の調子が悪かったにもかかわらず、とどめの焼肉。
外に出るとめちゃ寒。翌日発熱。(39度)

一緒にあるモノを買いに行く予定が中止に。


豆「また今度買いに行こうね」
沙「いや〜、無くなっちゃう〜」
豆「え〜、大丈夫じゃない?」


1時間後。


豆「サイズ、いくつ? これから買いに行ってくる」
沙「え、○○だけど…… 一人で?恥ずかしくない?」


1時間後。


豆「無事に買物出来ました。今度プレゼントしますね。
早く良くなって下さい」


おかげさまで、良くなりました。


+++


以上、印象に残ったこと。









2004年05月06日(木)



 ポケットアルバム、それは二人の……

はい、これっ。


差し出されたのは、デートの時に撮った写真が収められている
ポケットアルバム。


時々前のアルバムを引っ張りだして見たりするけど、
1冊目の私(2002年クリスマス)ってば……ひ、ひどすぎる!
確かこれを見て、ダイエットを誓ったんじゃなかったっけか。


それにしても、豆ぞうさんは本当にマメ。
ちゃんと全部の写真を焼増しして、順番通りにアルバムに入れ
渡してくれる……。


いつもありがとう。
この5冊のアルバムは二人の想い出であり、歴史だね<ダイエットの(笑)





2004年05月04日(火)



 デパ地下グルメでいこう!

GW。ちょうど1ヶ月ぶりのデートだった。
2泊3日。
こんなに長い時間、ずっと一緒にいたのは初めてかもしれない。
特にどこかへ行く予定も、予約したお店もなく、のーんびりまったり。


最初、私の方はなぜか“友達モード”バリバリ。
色気ゼロでべらべらと喋りまくってた。
(“恋人モード”の時だとなぜか無口なのだ)


ちょっと気持ちがピリピリしてたのかな。
でも私が意地悪やわがまま言ったりしても、彼は受け止めてくれる。


豆ぞうさん、やさしーー。
なんでそんなに優しいの?


沙夜ちゃんにだけ優しいんだよ。

うん、そーだね。
そー思う……。



そんなこんなで少しずつトゲトゲが取れ、私の気持ちもまーるくなった。


+++


ホテルでテレビを見ていたら、デパ地下グルメ特集をやっていた。
「よーし、今夜はデパ地下グルメでいこう!!」と、二人で買い出し。


ローストビーフにサラダ。
バケットにバター、チーズ。
赤ワインなどなど。
あと私が持参した、手作りのハムとアップルパイ。


たまにはこういうのもいいね。

うん、いいよね。
酔ったらすぐベッドにごろんって出来るしね。


美味しいねー。

うん、美味しいね。

あー、なんか幸せー。

うん。ねっ。



嗚呼。焼きたてのバケットにバターたっぷり。赤ワイン。
なんでこんなにおいしいの(らぶ♪)


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2004年05月03日(月)
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