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JIROの独断的日記
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2009年12月19日(土) 「コペンハーゲン合意採択見送り、合意に「留意」−COP15が閉幕」←誰も本気で温暖化など心配していない。

◆記事:コペンハーゲン合意採択見送り、合意に「留意」−COP15が閉幕(ブルームバーグ)(2009/12/20 16:35)

12月19日(ブルームバーグ):第15回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP15)は19日、

2013年以降の国際的な地球温暖化対策の方向性を示す「コペンハーゲン合意」を採択することはできず、

「合意に留意する」ことで決着し、閉幕した。

同合意は各国に温暖化ガス排出量の自主的な削減を求めているが、拘束力はない。

世界の気温上昇を2度以内に抑制するとの目標を明示した。

12年で期限が切れる京都議定書後の枠組み作りは少なくとも1年先送りされた。

オバマ米大統領は中国や他の25カ国前後との間で、地球温暖化防止に向けた政治合意を大筋で了承できたことは

「かつてない」前進だと評価。これに対し、環境団体や少なくとも5つの発展途上国は会議が失敗だったと指摘している。

オバマ大統領は18日、COP15の開催地デンマークのコペンハーゲンを発つ前に、今回の合意は「第一歩だ」と言明。

同大統領は合意をまとめるため、COP15で延べ14時間の会議に臨み、193カ国8000人の代表を前に演説を行った。

オバマ大統領はコペンハーゲンで記者団に対し、

「合意には法的拘束力はないが、これによって各国は世界に対し自国が何を行っているかを示すことができる」と語った。


◆コメント:皆、「自分が生きている間ぐらいは大丈夫だろう」と思いたがるから、「ポーズ」でしかない(私を含めて)

私は今までに、地球温暖化に関して、何度も弊日記で取りあげた。

単純にエンピツの目次ページ(ブログより検索しやすい)を、

「地球温暖化」で検索した結果がこれである。



初めの頃は私は自分が「地球環境を憂えている」のだ、と自己暗示をかけていたが、

自分の心をよくのぞき込むと、実は「どうでも良い」と思っていることが分かった。

今、この瞬間、地球上に生きている人は、今日生まれた赤ん坊も含め、100年後には殆ど死んでいる。

死んだ後、地球環境がどうなろうが、私は知ったことではない。

「地球を守ろう」とか「地球にやさしい」というキャッチフレーズをしばしば目にするが、

偽善的である。正しくは、

人間にとって都合がいい地球環境を守ろう。

だろう。人類が絶滅したって、地球は勝手に自転しながら太陽の周りを公転し続ける。



いずれにせよ。50億年後、水素を使い果たした太陽は膨張して赤色矮星(せきしょくわいせい)となり、

その時、多分地球は飲み込まれて跡形も無くなる。仮に飲み込まれなくても、太陽が無くなれば、地球の

生物は全滅するわけで、そもそも、それまでホモ・サピアンスという「種」が存続しているとは

考えにくい。

どのような経緯を経ても遅かれ早かれ人類は消滅するのであるが、私も含めて、今生きている人々は、
地球温暖化が進行しても、自分(及び願わくば自分の子供)が生きているぐらいは、なんとか、保つだろう」

と、漠然と根拠もなく考えている(若しくは、考えたがっている)。

自分たちが生きている間に地球が、CO2による温暖化で、人類が生存できないほどの環境になる、

とは考えたくないから、そうならないだろう、と思いつつ、形だけ「エコ」とか「環境」などという単語を口にする。

今回、コペンハーゲンで開催されたCOP15に参加した世界各国の代表も、本気ではない。


何も決まらない事の本当の根源的な理由はそこにある。

CO2が地球温暖化を進行させているならば、各国のCO2排出量を削減しても意味がない。

CO2を排出しつづけることに変わりはないのだから、大気中のCO2濃度の上昇スピードが多少、

遅くなるかも知れない、というだけのことであり、本当にCO2が温暖化の主因なら、

大気中のCO2濃度を下げる(「CO2排出量」を減らすのではなく、大気中のCO2の絶対量を減らす)方法を

考えないと、意味がないのではないか。

そういことが議論されないのは、やはり、誰も本気ではない証拠である。

非難するつもりはない。

私も自分が死ぬまで何とか保ってくれれば、後はどうなろうが知ったことではない、からである。
そんなことはない。訴え続けることに意味がある。

という方、まずご自分で実行していただきたい。

私は、散々訴えました

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