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JIROの独断的日記
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2008年02月23日(土) 2月23日は、ヘンデル(1685-1759)の誕生日ですので、色々。お薦めCDも。

◆ヘンデルというのは、本来、ドイツ人です。

ヘンデルは1685年生まれでして、バッハと同い年です。バッハの誕生日が3月21日なので、殆ど同じです。

ヘンデルはドイツ生まれのドイツ人ですが、イギリスに帰化した人です。バッハに比べるとすこし、軽く見られがちですが、

とんでもない話で、大変な才能の持ち主で、多くの傑作を残しています。

そういうことは、辞典の類にいくらでも書いてありますので、早速音楽にいきます。あんまり系統立っていませんが、ご了承下さい。


◆編成が小規模なものから。リコーダー・ソナタイ短調より。

中学で習ったアルトリコーダー。あれがリコーダーの最も中心的存在ですが、

ヘンデルは、リコーダーソナタを6曲も書いています。比較的易しいけど、美しいです。

リコーダーを吹く人でこれを練習しない人はいないでしょう。

リコーダーソナタ第4番から第2楽章アレグロです。


ダウンロード RecorderSonataAminor.mp3 (2961.4K)



木訥なリコーダーの音と、憂いを感ずる旋律が見事に合っていると思います。


◆歌、歌とトランペット

歌では、何と云っても、歌劇リナルドより、アリア「私を泣かせて」が美しい。

本当は、森麻季さんの演奏をお聴かせしたいのですが、森さんのCDを黙って載せることは、

私の心情的にできないので、別の方(英国人)の演奏を載せます。この人も決して下手ではありません。

ダウンロード Rinaldo.mp3 (3391.4K)



私はこの曲を聴くといつも、「敬虔な気持ちになる」、とはこういうことか、と思います。

このサイトに良くお越し下さるてんけいさんがファンであるところの故・本田美奈子さんがこれを歌ったCDがありますが、

あれも、よくぞ、あそこまで勉強した、と大変驚いたのを覚えています。

森麻季さんのCDでは、あなたがそばにいたら、本田美奈子さんならば、AVE MARIAに、ヘンデルのこの楽曲が収められています。



もう一曲。ソプラノとトランペットのデュエットという面白い組み合わせの曲を。

オラトリオ「サムソン」から「輝けるセラフたちを」です。

ダウンロード LettheBrightSeraphim.mp3 (5102.5K)



人間の声とトランペットの音が見事に美しいハーモニーを作っているところに感動します。


◆管弦楽曲とその編曲(例によってブラス・アンサンブルです)版

ヘンデルがオーケストラを使った曲は沢山ありますが、私はどうしても最初にこれを連想してしまうのです

初めて聴いたときに、「何という爽やかな、明るい音楽だろう!」と思ったのです。

子どもの頃のそう言う記憶はなかなか、消せません。「シバの女王の入城」です。

ダウンロード HandelArrivalofQueenShiba.mp3 (4340.5K)



いいですなあ・・・。この演奏は、指揮者をおかないので有名な、オルフェウス室内管弦楽団「パッヘルベルのカノン/バロック名曲集」です。

これ、今改めて収録曲を見ましたが、お買い得ですね。



さて、次です。ジャーマン・ブラスで「水上の音楽」から、ア・ラ・ホーンパイプです。

ダウンロード HornpipeGermanBrass.mp3 (2998.6K)



実に華やかな、雅やかな音楽ですね。演奏、難しいんですよ。吹いてる人たちが上手いので、難しそうに聞こえませんが・・・。
これは、北から南からに収録されています。

「水上〜」を載せたら、「花火」を載せないわけにはいかないですね。

「王宮の花火の音楽」(Royal Fire Works)から、「序曲」です。

ダウンロード RoyalFireworkOvertureGermanBrass.mp3 (7183.9K)



まあ、よくぞ、これだけパラパラ平気な顔して吹けるものです。音楽も本当に華麗で素晴らしい。


◆最後はやはり、メサイアから「ハレルヤ・コーラス」で。先日とは違う演奏者です。

先日、「お祝いの音楽」で、日本人の鈴木雅明さん指揮の演奏をお聴かせしましたが、

今日の演奏者は、イギリスの「スコラーズ・バロック・アンサンブル」という団体です。

ダウンロード Hallelujah.mp3 (3403.2K)



同じ曲でも演奏者によって、当然違った響きになりますが、その曲の本質的な素晴らしさは変わりません。

ヘンデルは、もっともっと色々書いているのです。明るい曲ばかりではないのですが、

私はヘンデルの作品の中でも華やかさ、輝かしさをもつもの。

音楽が光を放っているかのようなものが、とても好きです。

一通り、ヘンデルの色々な分野の曲を聴きたい、という方は、

The Very Best Of Handelがよろしいかと思います。

リヒテル(ピアニスト)の弾く「調子のよいかじ屋」なんて、私も聴いたことがないです。なかなか贅沢です。

それでは、今日はこの辺で。

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2007年02月23日(金) 今日(2月23日)はヘンデル(1685〜1759)の誕生日で、エルガー(1857〜1934)の命日なのです。
2006年02月23日(木) <堀江メール>民主党 永田議員「休養」、辞意は先送り←民主党もバカだが、これで他の問題をすっかり忘れては、自民党の「思うツボ」
2005年02月23日(水) 「特ダネは、やはり気持ちいい。」 (テレビ朝日のメルマガ) 他人の不幸で食っている人々。
2004年02月23日(月) 「安部被告心身喪失で審理終結…薬害エイズ」原告の無念さを思うと気の毒
2003年02月23日(日) 新保守主義者「ネオコン」がアメリカを牛耳り、世界を牛耳ろうとしている。今日、勉強した事。

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