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JIROの独断的日記
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2006年11月11日(土) 「二十一世紀に生きる君たちへ」をテレビでとりあげたのですね。読んで下さる若い方がいて嬉しいですが・・・。

◆コメントを寄せて下さった方が多いと思ったら。

私は、今年の2月、JIROの独断的日記ココログ版に、故・司馬遼太郎さんが、教科書のために書き下ろした、ご本人の言葉によると、

「小説を書くよりも難しかった」という文章、

「二十一世紀に生きる君たちへ」と「洪庵のたいまつ」2本の全文を掲載した。

勿論全て自分で打ち込んだのである。知的財産権の侵害であることは承知しているが、司馬さんはきっと許して下さるだろうと思った。



しかし、敢えて現実的なことを書くならば、知的財産権法に抵触する行為が、「故人である著者は、許してくれると思う」で許されるものではない。

本来、司馬遼太郎さんが、考え抜いて著した文章なのであるから、それに対しては、相応の対価を支払うのが当然なのだ。

ただ、引用先にもかいたとおり、私が敢えて全文を収録したのは、法令遵守よりも、司馬遼太郎さんが訴えたかったことを、

広く世間に知らしめることが「世のためになる」と判断したためである。


皆さん、どんどんダウンロードなり、コピーなりしておられて、二人の方だけが、ココログ版にコメントを下さったが、

法的リスクを背負っているのがわたしであることは分かっていただきたい。

今後削除する可能性は、当然、ある、ということだ。

話が変るが、やはり、良くも悪しくもテレビの影響力は絶大である。

この二本の文章だけを収録し、装丁を豪華(?)にした大判の二十一世紀に生きる君たちへ (単行本)(1,260円)が、

Amazonで「本」(全ての本)の中で売上げ第一位になっている(2006年11月12日(日) 18時現在)。




それは、さておき・・・・。
司馬遼太郎さんの、この二つの短い文章は、珠玉のように美しく、正しい。

一点の曇りもない。

このように、当たり前のことなのに、人々が忘れている「正しい」ことを、平易な文章でしかも格調高く、

確信を持って表現できるのが、司馬遼太郎さんの司馬遼太郎さんたるゆえんだろう。


◆あのテレビ番組でとりあげたのですね。

今日、テレビでビートたけしがいじめ、その他教育問題に関する長い番組を放送したことは知っていたが、

私は最初から最後まで見たわけではなかったので知らなかった。

番組の中で、司馬遼太郎さんの件(くだん)の文章を取り上げたのだそうだ。いいことだ。



随分、多くの方が、私のブログで読んで下さったようだ。

JIROの独断的日記ココログ版に、このエントリーに関して、多分若い方だろう。コメントを頂いた。

とても素直な感想で、嬉しくなった。

「二十一世紀に生きる君たちへ」や「洪庵のたいまつ」を読んで感動できる、ということはひじょうに素直でまっすぐな心の持ち主だと思うのである。


◆私は大人になってから知ったので、若い人が羨ましい。

私が学生のころ、この文章はまだ書かれていなかった。

教科書の為に書下した文章なので、一般の本に掲載されたのも随分後になってからのことだった。

私は偶然随筆集で見つけたのだが、なんという美しく、気高い文章だろうと感動した。

どちらの文章も素晴らしいが、私は、「洪庵のたいまつ」の最初のセンテンスを読んだとき、しばらく、目が釘付けとなった。

世のために尽くした人の一生ほど、美しいものはない。

この一文が、既に名作と言って良いほど素晴らしい、と思った。

この言葉そのものが、それが意味する思想自体が、光り輝くほど美しいのである。



それ以来、「洪庵のたいまつ」と「二十一世紀に生きる君たちへ」を何度読み返したか分からない。

こういう文章を本当に身体に染みこませたいとき、私は文章を丸ごと何度も声に出して読むか、書き写す。

パソコンに打ち込んでも良いだろう。

そうすると、一つ一つの言葉がより一層深く心に染み渡る。



こどものころに、「洪庵のたいまつ」を読んでいたら、もっと高い志を抱いて学問をしたかもしれない。

それが少し残念だが、大人になってからでも遅くはない。

私は、ことあるごとに、「世のために尽くした人の一生ほど、美しいものはない。」と言う言葉を自らに言い聞かせている。

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2005年11月11日(金) 「7−9月、年率1・7%増 GDP、4期連続の成長」はしゃいではダメです。デフレーターマイナス連続30ヶ月。
2004年11月11日(木) 日本音楽コンクール終了 オーボエに天才的女性奏者現る。
2003年11月11日(火) 「みんなイラクの安全を心配している」米国防長官←お前なあ、それなら最初から戦争するなよ
2002年11月11日(月) 共和党が勝ってブッシュは大得意だが、アメリカでは、911が「やらせ」ではないか、という話が・・・・

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