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JIROの独断的日記
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2006年09月08日(金) 「名曲紹介」で、実際に曲(の一部)を聴いていただけるようになりました。

◆ナクソス・ミュージック・ライブラリーという音楽配信サービスがあります。

これについては、2006年07月04日(火) お薦めいろいろ。(加筆版) に詳しく書きましたので、ご参照下さい。

実際のサイトはナクソス・ミュージック・ライブラリーです。



ごらんになれば分かりますが、ストリーミング配信専門でダウンロードはしない、というサービスであるため、

一ヶ月約1,900円(CD一枚分ですよね)で、365日24時間、古今東西(日本の作曲家の作品も含まれているので古今東西なのです)

のクラシックの殆どありとあらゆる曲を聴くことができます。

いくら聴いても、定額、1,900円です。とても良心的だと思います。


◆この度新しい機能が付加されました。

本来、ナクソス・ミュージック・ライブラリー(以下、NML)を利用するためには登録をして、月々の支払をせねばならないのですが、

この度、新しいサービスを始めました。これは有難い。NMLの説明を引用します。

【アルバム/作品リンク機能がオープン。】

ヒストリカル録音の録音日付も表示可能になりました。 (2006年9月6日)

NMLに新機能ができました。ひとつひとつのアルバム、作品または楽章に、外部のWebサイトなどからリンクを張るための機能です。
みなさんが自分のブログやSNSの日記でアルバムや作品を紹介したいときや、面白いアルバムを発見して友達にメールで教えたいとき、この機能を使えば簡単にNMLの内部のページに直接リンクを張ることができます。
大学や図書館で資料としてお使いの場合、レポートや論文の際に参考資料としてNMLの収録作品に対するURLを記載することもできます。

というわけです。

今までも、「お試し15分無料体験コース」というのがあったのです。それを利用しているようです。

だから、シンフォニーまるまる一曲を聴いて頂くのは無理です。


◆この「新機能」のどこがいいのか?
私には、クラシック音楽になじみの薄い方にも、「こんなに美しい曲がありますよ」ということを伝えたい、という気持ちがあります。

それで、「お薦めCD」という記事をしばしば書くのです。



しかし、言葉で音楽を「紹介する」のは、やってみると分かりますが、大変難しい。

いや、殆ど不可能です。

ですから、今までは、曲を紹介しながらも、歯がゆくてなりませんでした。

今回、NMLが「アルバム/作品リンク機能」を付けてくれたということは、

WindowsMediaPlayerがインストールされていて、ネットに接続出来る環境のPCをお持ちの方なら、

どの方にも実際に音楽を聴いて頂けるのです。

いくら私がある音楽を「美しい」「素晴らしい」と月並みな言葉で説明しても、実際にCDを買ってまで聴いて下さる方は当然限られます。

音楽は百万語を費やすよりも、聴いて頂くのが一番ですが、無理にCDを買って下さい、とは、勿論言えません。

今回、NMLの新機能を付加してくれたので、読者の方に経済的な負担をかけずに、とりあえず曲を知って頂けます。

それで、もしも、お気に召したら、そのCD(NMLで提供している曲の多くはNaxos、その他の会社がCD化しています。CDが廃盤になった曲、アルバムもNMLには残っています)、

または他のレーベルから出ているお気に入りの演奏家のCDを買えばいいのです(もちろん、買わないのもご自身の自由であることは言うまでもありません)。


◆早速、実験的にやってみます。

能書きはこれぐらいにして、試してみます。

私は登録会員なので、会員ではない方がちゃんと聴けるかどうか、一抹の不安があります。

リンクをクリックすると、その曲(又はアルバム全体)のページがあらわれます。

左側に無料体験という文字があります。そこをクリックして、右側のメニューから「選択曲を再生」をクリックします。

そうすると、再生が始まります。課金される心配はありません。



【お詫び】

書いてから、大失敗に気が付きました。「無料体験」だと、最初の30秒しか、聴けないことが分かりました。

敢えて言い訳するなら、全くどんな音楽なのか分からないよりは、多少マシ、という程度ですね。
いずれにせよ、期待された方は落胆なさったと思います。もうしわけございません。


やってみます。とりあえず、15分以内に収めるためには工夫せねば・・・。

バッハからいきましょう。

以前から、是非みなさんに聴いて頂きたいと思っていたのは、バッハのカンタータ(200曲以上もあります)の中の一曲に含まれる

「主よ、人の望みの喜びよ」です。3分25秒。信仰心が無くても敬虔な気持ちになりますね。



2曲目。同じアルバムに含まれているのですが、バッハと同時代を生き、但し、英国に帰化したヘンデルのオペラ「リナルド」のアリア

「私を泣かせて」。4分34秒。魂が慰められる感覚。



3曲目。もう一つだけバロック。ヴィヴァルディは600曲も協奏曲を書きました。

その中から、私の楽器、トランペットのために、二本のトランペットのための協奏曲第一楽章

実に爽やかです。当時のトランペットは指で押えるバルブなど無くて、自然倍音というものを利用して、

管に吹き込む息のスピードと唇で音程をコントロールしていたのです。神業です。2分56秒。



最後に時代が飛びますけど、モーツァルト。交響曲第39番より第3楽章

モーツァルトはクラリネットをこよなく愛しました。

この楽章の中頃で繰り返し演奏されるクラリネットのメロディーを初めて聴いた時に、

私は月並みな言葉でしか表現できませんが、「天上の調べ」だと思いました。その思いは今も変りません。



さて、初めてやってみました。如何でしたか?


(なお、これは所謂「アフィリエイト・プログラム」のたぐいではありません。

読者の方がいくらNMLでクリックしても私には、経済的な見返りなど一切ありません。

ただただ、これらの音楽を聴いていただきたいが為に、このシステムを利用している次第ですので、誤解なさいませんよう。
失礼ではありますが、念のために書き添えました。)


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