外国為替証拠金取引
JIROの独断的日記
DiaryINDEXpastwill


2004年10月07日(木) 「大量破壊兵器、イラクに存在せず・米最終報告書」 「『自衛隊は期待外れ』米紙、サマワ市民の声掲載」

◆記事1:大量破壊兵器、イラクに存在せず・米最終報告書

 

【ワシントン6日共同】イラクの大量破壊兵器の捜索を担当していた米調査団のドルファー団長は6日、2003年のイラク戦争開戦当時、イラク国内に大量破壊兵器は存在せず、核・化学・生物兵器を開発する具体的な計画もなかったと結論付けた報告書を議会に提出した。

ブッシュ政権は戦争の大義にイラクの大量破壊兵器保有を挙げていた。しかし、米政府の最終報告書によってこの主張が公式に否定されたことで、イラク攻撃の正当性に対する疑問が強まるのは必至だ。  (07:20)


◆記事2:「自衛隊は期待外れ」 ニューヨークタイムズ紙、サマワ市民の声掲載

 

【ニューヨーク6日共同】6日付の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、イラク南部サマワに展開する自衛隊の活動について、地元ムサンナ州の当局者や市民の「自衛隊の活動内容は期待外れ」との声を引用した記事を掲載した。

 「発砲なしに駐留する日本部隊」と題した記事は、自衛隊車両は他国部隊の車両に比べ、泥の付着やへこみもなく、東京のカーショールームから出てきたばかりのようだと冒頭で紹介。

 一般市民の「日本が来ると聞き楽園への扉が開いたと思ったのに、自衛隊がやったことは、イラクの業者でもできることだった」との不満や、州政府当局者の「満足していない。今の状況にはこれ以上耐えられない」との声を載せ、日本への失望感が敵意に変わり得ると分析している。


◆記事3:Japan's Troops Proceed in Iraq Without Shot Fired(くだんのニューヨークタイムズの記事)

 

Whenever a Japanese convoy leaves its base here in southern Iraq, the armored vehicles are so spotless that they appear to have just rolled out of a Tokyo car showroom into this crumbling Shiite Muslim town on the Euphrates.

 日本の自衛隊のトラックが、イラク南部の宿営地から出てくる時、装甲車両には、汚れひとつ、付いていない。まるで、東京の自動車ショーの会場から、この荒れ果てたユーフラテス川沿いのシーア派イスラム教徒の街に、直接現れたかのようだ。

 They lack the dents and dirt of other nations' vehicles. Perhaps that is because of the Japanese troops' attention to maintenance or perhaps, as the Iraqis here say, their increasing tendency to stay inside their base with the violence rising outside.

 他の国の軍隊の車と違って、自衛隊の車にだけは、全く窪みも汚れもない。それは、たぶん、彼らの関心が自分たちの基地を維持することに向いていることと、現地のイラク人が言うように、自衛隊が治安の悪化した街中に出ることを恐れて、宿営地の中に引きこもっている所為だろう。

 Ahmed Jawad, 28, owner of the Madina al Munawara electronics shop, said: "The Japanese said they came here for humanitarian work, but where are the big projects? The truth is that they are helping the Americans occupy Iraq."

 サマワの電気屋の店主、アハマド・ジャウェドは、「日本人は、人道的な活動をするといってここにやってきた。しかし、一体どこで、そのような大きなプロジェクトを行っているというのだ?要するに、日本人はイラクを占領するアメリカを手伝っているんだろ。」と、云う。


◆コメント:こういうのを日本語では、「万死に値する」というんだよ。ブッシュさん。

 

 まず、大量破壊兵器に関しては、ずいぶん前から見つからないだろうと云われていたが、見つからなかった、と世界に正直に公表したアメリカ人の行動は評価してもよい。

 誤魔化さなかったということだね。でっち上げようと思えば、出来るでしょ?

こっそり、アメリカが自分でイラクのどこかに化学兵器を埋めて、わざとらしく発見して「あったぞ!」ということもできないことはなかった。それは、しなかった、ということは、褒めてやる。日本人だったら、やりそうではないか?


 

 しかし、だからといって、アメリカがしたことは、永久に許されない、取り返しが付かない、犯罪である。

 ブッシュ大統領は3万人ものイラク人を、この「大量破壊兵器」という「ウソ」に基づいて、殺してしまい、劣化ウラン弾を用いて、これからも大勢のイラク人をガンで苦しめるのである(ウランの半減期、放射能の量がはじめの半分になるまでにかかる時間、は45億年)。

このような悪行を許される人間など、地上に存在するわけがない。ブッシュの罪は万死(ばんし)に値する。


◆アメリカの大量虐殺を、いまだに正しい、と言い張る小泉首相。

 

 恥ずかしいことに、我が日本国は、この人類史上に永久に残るであろう蛮行を、真っ先に支持した。この歴史的事実は消すことができない。

 大量破壊兵器があるか、無いか、独自に調べる情報力がなく、ただ、ひたすら、「アメリカさんについて行きます」といってしまったのである。

 そして、そそくさと、イラク復興支援特別措置法を強行採決し、さらに、自衛隊を戦後60年を通じて初めて、戦争中の国に派遣するというときに、十分な審議が行われずにわずか30分で決めてしまった。国民には何の説明もない。

 今、自衛隊が毎日サマワで何をしているのか知っているのは、防衛庁の幹部と首相官邸に出入りするわずかな人間だけだ。日本のマスコミは、もはや誰もサマワにいないのである。だれか、自衛隊が現地で何をしているのか知っていますか?どうやら、377億円をかけて作った宿営地で、引きこもりをしているらしい。

 ムサンナ州の知事が昨日来日して、小泉首相にあって、「謝意を伝え」ていたが、これは勿論、日本政府が仕組んだ茶番である。

 イラク人は誰も自衛隊に感謝などしていない。記事3で、ニューヨークタイムズの記事を少し引用したが、全文はもっと長い。そして、「日本は友人だと思っていたが、アメリカを助ける連中として、イラク人の敵意の標的に成りつつあることが書かれている。


◆小泉首相に説明させよう

 

 インターネットに接続できる環境にある人ならば、誰でも、首相官邸のサイトにアクセス出来るし、メッセージを送ることが出来る。何千万人もの人から、抗議メールが来たら、動かない訳にはいかなくなる。しかし、こういう時になると、「やっぱり、やめとこう」となってしまうのが、今の日本人の情けないところだ。

 昔、安保条約が強行採決された時なんか、すごかったのですよ。強行採決の翌日、大変な数の国民(学生だけではない)が怒って、国会議事堂を取り囲んだのですよ。日本人にだって、本来はそういうパワーがあるはずなのだ。

 小泉純一郎内閣総理大臣という人は、「言語」はあるが「思想」がない。合理性がない。「今でも、イラク戦争は正しかったと思っている」と繰り返す。


 

 よろしい。それでは、「どうして、正しいといえるのか」を説明して下さい。

 アメリカの武力行使は国連憲章にも違反している。大量破壊兵器がある、といっていたが、なかった(たとえあったとしても、アメリカが先制攻撃をする正当性は国際法上、無かったのだが)。

 「イラクに兵器の開発を再開しようとする意図はあった」などということは、全く武力行使を正当化しない。 我々が、殺したいほど憎い人間がいたとしても、「殺したい」と考えただけでは、何の犯罪にもならないのと、それは、同様である。

 こうして、正当化事由を検討していくと、どうしたって、「アメリカが正しかった」とは言えないはずなのだ。小泉さんが「正しかったと思う」のは、根拠の無い主観、情緒であり、それで、押し通して貰ってはこまる。

  小泉さん、考えるんだ。


2003年10月07日(火) <集団買春報道>日中間の懸念材料に 反日感情に火←日本で人殺しをしている中国人について、中国政府のコメントを求む。
2002年10月07日(月) 日本テレビのうつ病特集に憤慨

JIRO |HomePage

My追加