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JIROの独断的日記
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2004年08月15日(日) 「米国務長官、憲法9条再検討の必要性を指摘」黙れ。日本国の最高法規に口を挟むな。

◆記事:米国務長官、憲法9条再検討の必要性を指摘

【ワシントン=永田和男】パウエル米国務長官は12日、読売新聞など日本の一部報道機関と会見し、日本の国連安全保障理事会常任理事国入りを支持すると述べたうえで、理事国にふさわしい国際貢献を果たすには、憲法9条について改正も含めた検討が必要だとする見解を示した。

 また、イランの核開発問題を踏まえて同国への投資の是非を判断すべきだと指摘した。日本が進めるアザデガン油田開発の見直しを改めて求めたものだ。

 憲法9条について、長官は「日本の人々にとっての重要性は理解している」と強調したうえで「日本が安保理の活発な一員として義務を負うためには、憲法9条もその観点から検討される必要があろう」と述べた。ただ、「修正すべきかどうかは日本国民が決めることだ。米国は意見を述べる立場にはない」と語った。


◆コメント:内閣総理大臣名で抗議すべきだ。

 

パウエルは中道派で、現米政権の中で、ただ一人湾岸戦争での実戦経験があり、戦争の悲惨さは熟知している。しかも黒人であるにもかかわらず、米国政権の中枢に抜擢された、非常に優秀な人物で、記事の彼の発言は彼の本意では無いと思う。思うが、けしからん。

 そもそも発言自体、矛盾している。明らかに日本に対して改憲圧力をかけておきながら、最後には「(憲法を)修正すべきかどうかは日本国民が決めることだ」。

 それならば最初から、こういう言葉を口にするな。そもそも国連安保理の常任理事国となるべき条件は国連が決めることで、アメリカが決めることではない。差し出がましい。越権行為だ。なおかつ内政干渉だ。

 日本は、こういうときに、黙っているからなめられる。今回のパウエル発言に対しては、内閣総理大臣名で、すなわち日本国として正式に抗議すべきである。最近ベストセラーとなっている、攻撃計画という本がある(これを書いた、ボブ・ウッドワードはかつて「大統領の陰謀」という本を書いて、ウォーターゲート事件の全貌を明るみに晒して、当時のニクソン大統領を辞任に追い込んだほどの記者であり、彼の著書はいずれも信頼性が高いことで知られている)。

 この本を読めばわかるが、アメリカは911の直後から、イラク攻撃を決定していたが、その計画立案の過程において、日本のことなど、アメリカ中枢部の人間の頭の1%も占めていないのである。せいぜい、「戦争を始めたらカネがかかる。また日本をちょっとつっつけばいいだろう。」という程度の存在なのだ。このように常に人殺しを考えている国家の財布になるために、日本という国が存在するのではない。米国を全面的に支持するのは、日本が国際貢献することには、全く、ならない。

 それでは、北朝鮮はどうするのかというが、日本は北朝鮮を怖がりすぎだ。国力が我が国の200分の1の国なのである。もう、全然勝負にならない。向こうは日本の食料援助なしには生きていけないのだ。こちらから圧力をかけるべきだ。早く400人全員の行方を教えろ。さもなくば、これ以上米一粒たりとも恵んでやらんぞ。と。

 映画の「ラスト・サムライ」が話題になったあと、新渡戸稲造の「Bushido」(武士道:原著は英語)の翻訳やら、対訳本が書店で平積みになっているが、少しは読んだ人いるのかね。サムライの国なら、堂々としていたいものである。

 「堂々とする」とは如何なる態度を意味するかと云えば、要するに、我が国は独自の行動規範に従って行動すれば良いのである。それは、非常に分かりやすく、日本国憲法で、戦争を放棄する、武力行使をしない、と一旦決めたのである。憲法で書いてあることは、あるべき姿、理想・目標であり、それを堅持することが、行動を決める際の指針となるべきである。

他国に何か言われたから自衛隊を派遣する、とか、他の国は軍隊を派遣するから、我が国も出さなければいけない、という他律的な、主体性のない行動は、他者、他国が常に我が国よりも上位の存在と認識することになり、主権国家として取るべき態度ではない。日本国憲法第9条により軍隊は出せない。9条は変えられない、ときっぱり世界に向かって宣言しなかったから、何となく自衛隊を派遣して、撤退できないでいるのだ。

 はっきり言って、欧米人は黄色人種を見下している。ただでさえそうなのに、小泉純一郎内閣総理大臣の行動はさらにそれを助長している。欧米の政治家は陰で、さぞや日本を、日本人を嘲笑っているだろう。大丈夫だよ。アメリカに逆らった瞬間に殺されやしないから、小泉さん、一度ケンカしろよ。ブッシュのペットに成り下がった日本の首相としてよりも、アメリカに逆らった男として、歴史に名を残した方が名誉だとおもうよ。


2003年08月15日(金) 今日は終戦記念日である。「きけ わだつみのこえ」を読んだこと、ありますか?

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