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JIROの独断的日記
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2004年03月26日(金) 尖閣諸島騒動で思い出した話があります。「南極と北極に最も近いところにある店は、どちらも中華料理屋だ」

◆記事:<尖閣諸島>日本大使館前で抗議行動続く 北京

 尖閣諸島の所有権を主張する中国人の活動家約50人が26日午前、北京の日本大使館前で、抗議行動を行った。尖閣諸島で中国人活動家が逮捕されたことに対するもので、事件発生以来3日連続の大使館前での抗議となった。地元警察はこの日も抗議行動を放置し、目立った規制はしなかった。(毎日新聞)[3月26日15時5分更新]



◆コメント:これほど露骨な態度に出られると、偏見を持つまい、と思っても、難しい。

今回の尖閣諸島の事件はひどいですね。他国の領土に不法入国して、逮捕したら、逮捕するのはけしからん、そこは、中国の領土だ、という。やくざじゃないんだから、むちゃくちゃなことをいいなさんな。

尖閣諸島は、1895年に日本が、どこかの国に属していないか、領有状況を調べたら、どの国にも属していないということが、明確になったので、沖縄に編入したのだそうです。その後、皆さんよくご存知のとおり、第2次世界大戦があって、沖縄は米国の占領下に置かれたので、自動的に尖閣諸島も米国の領土になったけれども、1972年に沖縄が日本に返還されると同時に、尖閣諸島は再び日本の領土になった、というわけですね(調べたことを書いているだけです)。

しかし、その少し前、1968年に尖閣諸島近海には海底油田があることが学術調査で判明したのです。そうしたら、それまで、こんな小さな島の集まりには見向きもしなかった中国や台湾が、にわかに、自分の国のものだと騒ぎ始めたのです。

そういうところ、いい加減ですね。尖閣諸島とは関係がないけれども、靖国神社参拝問題だって、1951年に吉田茂が参拝して、その後歴代首相が全員参拝していたのに、中国は何も言わなかった。1975年に、三木武夫が戦後初めて、8月15日に参拝した。そのときも文句をいわなかった。それから10年後中曽根の頃から、中国が日本に抗議して、ゴタゴタが始まるのです。一貫性がないでしょう?


◆おカネのことになると、顔色が変わる人々。

私はイギリスに駐在していたときに、身にしみたのですが、中国人はおカネのために生きています。本当にどんな小さな町にも中国料理店があるのです。一族郎党で移住してくるんですね。故郷に対するこだわりというのは、あまりないようです。自分がいるところが中国なのですね。そして、何よりも大切なのが、おカネなのですね。カネを持っていそうな客と、そうでない客とに対する露骨な、扱いの違い。あれは、本当に醜い。

中国人は、おカネさえもうかれば、世界の何処にでも行く。それが、表題の「南極と、北極」のうわさになるわけです。他の民族がとても敬遠するような土地でさえ、カネのためなら、行く、という、はっきり云って侮蔑がこめられたジョークです。


◆中国の皆さん、日本からODAで3兆円も受け取っていることを忘れないで下さいね?

いままでの累計です。政府開発援助の。これだけ援助してくれる国は日本以外にない。その国にむかって、よくもまあ、いけしゃあしゃあと・・・。


「世界がもし100人の村だったら」という評判になった本がありましたが、この本によれば、100人のうち17人は中国語を話すのだそうです。まあ、12億人もいるのだから、中には良識のある人もいるでしょう。それに、「世界ウルルン滞在記」などを見ていると、中国人といっても奥地に住む、何とか族の人々は素朴です(あれも、おカネを払っているわけですけどね)。あまり、ひとくくりにして、「全く、中国人ってやつは・・・・」という意識にならないように、私は気を付けるつもりです。

しかし、今回の事件に限って云えば、国際法上、れっきとした領海侵犯であり、不法入国ですから、日本が、7人を強制送還するのは、全く問題がない。これは、人種差別でもなんでもない。純然たる法的な問題であり、措置です。北京の日本大使館を取り囲んで抗議している一般市民、それを放置する中国の治安当局は、過ちを犯しています。


2003年03月26日(水) 古尾谷雅人氏の自殺。無論断定はできないが、内因性うつ病、微笑みうつ病というものがある。

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