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JIROの独断的日記
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2004年02月13日(金) 「<差別発言>担任教諭が小3女児に 半年以上も不登校 奈良 」 これは教育問題ではない。犯罪だ。

◆記事:<差別発言>担任教諭が小3女児に 半年以上も不登校 奈良

奈良県天理市の市立小学校の男性教諭(47)が昨年5月、担任する3年生の授業でクラスの女児(9)の姉が養護学校に通っていることに触れたり、障害者を差別するような発言をし、ショックで女児が半年以上も不登校になっていることが分かった。この教諭は「女児が学校に来れば謝る」との姿勢を変えず、家庭訪問もしていない。学校と市教委も、事実を把握しながら打開策を講じていない異常事態となっている。

 学校などによると、教諭は昨年5月、養護学校との交流授業に向けた事前学習で、女児に「お姉ちゃんが(養護学校に)行ってるよね」と発言。「養護学校の生徒にはよだれがついていることもあるが、犬や猫のよだれに比べてまし」「手をつながなくてもいいが、つないだ方がいい」などと話した。

市教委は「保護者と教諭が歩み寄る努力をしてきたが、ことごとくうまくいかなかった」とこれまでの対応の不十分さを認めたが、「他の児童とは良好な関係。資質は不十分だが粘り強く指導したい。年度途中に担任を代える考えはない」としている。

教諭は取材に「以前よだれを気にする児童がいたので話をした。犬や猫の例は失言だった」としながらも、「女児が学校に来れば謝る」との姿勢を崩していない。


◆コメント:この教諭は精神的傷害罪に問われるべきだ。

もちろん「精神的」傷害罪なんて罪は、刑法に記載されていないが、会社でいじめによりうつ病になったり、その結果、自殺した職員に対して、労災が認められた例が何件もある。精神的に出来上がった大人でさえ、そうなのだ。

子供は、人格が完成しておらず、繊細な感受性を持っている。そして、教師は学校においては明らかに生徒に対して優位にあり、よほどしっかりした、気の強い子供でもなければ、教師の暴言を糾弾することなど出来るわけが無い。

本件の9歳の女児は、既に教師の差別的な言辞が、トラウマ(心的外傷)になっている可能性が高く、恐らく、時間をかけた治療が必要だ。


◆子供の頃にどういう大人と接するかで「人間観」が決まる。

子どもの頃、大人がどういう接し方をするか、は、極めて重要である。人生の初期に親に愛された者は、人間を完全に信じなくなったり、人を傷つけたりすることはないだろう(確率は低いだろう)。逆に、このニュースにおける教師のような変な大人に接していると、他人を思いやる気持ちが育たない。


◆今の(公立小学校の)教師はまず、社会人として、失格。

私の子供が通っている、東京都多摩地区の某市もひどいものである。公立小学校の職員は東京都の職員であるから、どこでも似たりよったりである。とにかく、教師が、社会人としての基本的な訓練を受けていない。

簡単な例でいうと、担任に話があり、学校に電話したところ、本人は離席中だというので、電話を折り返し掛けるよう、伝言を頼む。しかし、いつまで経っても、かかってこない。訝しく思って、もう一度学校に電話すると、先刻、伝言を受付けた教師が、平然と、「本人は、帰宅しました。」という。

「伝言をお願いしたじゃないですか?」と問いただすと、「(伝言を伝える事を)忘れました。」と、全然反省していない声が返ってくる。開いた口が塞がらない。

これが、民間会社、しかも、相手が顧客だったら、大変な事だ。ちょっと短気な客なら、取引を切られてしまう可能性だって、大いにある。やはり、人間は自由競争の世界で揉まれないと、ものにならないのかもしれぬ。


◆授業もひどい

とにかく、一事が万事、電話の取次ぎぐらいなら、まだしも、こういう人間は何をやってもだめ。授業もいいかげん。それに加えて土曜日が休み。「総合」という全く意味の無い、時間の無駄、としかいえないような時間が週に3時間もある。これでは、バカになるわけだ。最近、高校で九九を復習しなければならない者がいるという話を聞いたが、あり得る、と思った。


◆それは、ともかく、本件は、教師の質などと言う前に、「犯罪」である。

繰り返しになるが、9歳の女児が不登校になるほどの精神的ダメージを与えたこの教師は、傷害罪で刑事被告人として、裁きを受けるべきである。それぐらいの、取り返しがつかないことをしているのに、分かっていない。今の教師、こういうのが、ゴロゴロいる。だからこそ、きちんと刑事責任を負わせなければダメだ。だからといって、良い教師が突如現れるわけではない。しかし、有害な教師は駆逐しなければ、子供の人格がおかしくなってしまう。とんでもないことだ。


2003年02月13日(木) 日本人で他のアジア人を蔑視する人は、白人に劣等感を抱いているのであろう。

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