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JIROの独断的日記
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2003年08月18日(月) コンピューターウィルスに慣れてはいけない。

 コンピューターウィルスに慣れてはいけない、と、私が言う意味は、OSを常にアップデートしておこう、とか、アンチ・ウィルスソフトの最新パターンファイルを入れることを怠ってはならない、といった、テクニカルなことではない。

 コンピューターウィルスを作ってばらまく悪い奴がいるということ。そういうやつらの行為を憎むことをわすれては、いけないということだ。

 何だか、世の人々はコンピューターウィルスを作る奴が居るのは仕方のないことだ、と考えているように私には見えるのだが、だとすれば、その考え方は誤っている。

 これだけ、人に迷惑をかけた奴は、捕まえなくてはいけない。そのための努力が本気で行われていないのは、理不尽である。

 技術的に難しいのは分かっているが、最初から諦めてはいけない。コンピューターウィルスを作るような奴は、一旦捕まったら途端に青くなって泣き出すような、女の腐ったような野郎に違いない、と私は勝手に思っている。

 先日も使ったが、漱石の「坊っちゃん」の一節を記そう。

「けちな奴等だ。自分で自分のしたことを云えないぐらいなら、てんでしないがいい。証拠さえ挙がらなければしらを切るつもりで図太く構えていやがる。おれだって中学に居た自分は少しはいたずらもしたもんだ。しかし誰がしたと聞かれたときに尻込みをするような卑怯な事はただの一度もなかった。したものはしたので、しないものはしないに極ってる。おれなんぞは、いくら、いたずらをしたって潔白なものだ。ウソを吐いて罰を逃げるくらいなら、始めからいたずらなんかやるものか。罰があるからいたずらも心地よく出来る。いたずらだけで罰はご免蒙るなんて下劣な根性がどこの国に流行ると思ってるんだ」

 卑怯な「ウィルス野郎」はこういう文章を読んでもなんとも思わないのかな。


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