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JIROの独断的日記
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2003年06月30日(月) 希死念慮

 あまり、Web日記に個人的なことは書かないことにしているが、今日はちょっと、愚痴を書きたい。希死念慮とは自殺願望のことである。

 真剣に、死のうと思った。

 賞与が支給された。その余りの減り方に衝撃を受けたのである。なんだ、たかがそんなことか、という人は、真剣に働いて、裏切られた事がない人である。

 私に、なにか、問題を起こしたり、失敗したり、というマイナス要因はない。それどころか、私が新しく始めた仕事が十分会社に利益をもたらしているというのに、である。うつ病で働きが鈍くなっている頭脳を薬で活性化して頑張ったのに・・・。
企業で個人の努力が必ず報われるわけではないなどということは、わかっていたはずだが・・・。口惜しい。

私だけではなく、他にも怒りに身を震わせている人がいた。私は、あまりのショックにどうやって自宅まで帰ってきたのか覚えていないほどだ。自宅に着くなり、昏倒してしまった。軽い脳梗塞でも起こしたのかも知れぬ。

このまま死ぬなら、それも良かろう。保険金の方がボーナスよりもよほどマシだ。

 高度成長期からバブル期にかけてサラリーマンをしていた人は、忙しいことは大変であったろうが、余程のことがないかぎり、毎年順調に給料とボーナスが上がった。人間、苦労が報われれば、我慢する事も出来る。

 今の世の中は、企業が個人に甘えている。平気で裏切る。給与計算を複雑にして、算出根拠を分かり難くして、文句がなかなかいえないようにしている。実にいやらしい手口だ。

 こんな世の中で常に目標に邁進していく、なんて、アホらしくて、出来たものではない。


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