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JIROの独断的日記
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2003年05月04日(日) マスコミの実態

 何やら、得体の知れない「白装束集団」が現れて、これに関するマスコミの報道が増えているが、やや、不安を煽りすぎのような気がする。確かにオウム事件があったから、日本人がこの手の集団に神経質になるのも、無理は無い。

 しかし、この集団が要注意であることは、警察庁も百も承知であって、公安と呼ばれる部署が以前から監視を強めているから、マスコミは逐一生中継で現場から報道しなくても、何か新たな問題が起こりそうなときに、要点をまとめて報道した方が、適切なのではないかと思う。

 昨日、白装束集団が一時滞在していた現場付近の住民が、「白装束集団もさることながら、マスコミが大量のゴミを捨てていったり、辺りで立小便をしたり、夜中でもライトを照らしている事の方が迷惑だった。今は静かになってホッとしている」と述べていたのはマスコミと呼ばれる連中の特質をかなり端的に表している。

 私の会社にも、バブル華やかなりし頃には何度も、新聞やテレビが取材に来た。そのときに知ったのは、まず、新聞記者というのはやたらと態度が悪い、ということだ。彼らは「ジャーナリスト」であって、「真実の報道」のためには、礼儀などどうでも良い、と言わんばかりであった。

 人に物を訊ねるときには、まず、自分が何者であるかを名乗り、「お仕事中恐縮ですが、お話を伺ってもよろしいでしょうか?」と相手の了解を取るのが、常識ではないかと思うのだが、ある全国紙の新聞記者は、自己紹介をせずに、いきなり、人が見ているモニター画面にニョキッと指を差し出し、「これ、何すかー?」と云うので、唖然とした。他の社の記者も大同小異であった。

 それでも、新聞というのはタチが悪くて、こちらが彼らをぞんざいに扱えば、必ず、記事で悪口を書かれる。仕方が無いので取材される側は「こんちくしょう」と思っていても丁寧に応対せざるを得ない。そして彼らはますます増長する。

 そのことと、ゴミを捨てるのと直接に結びつけるのは、やや強引だが、要するにマスコミというのは、新聞やテレビを見ているだけではわからない、そういう横柄な連中がかなりの部分を占めるということである。


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