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JIROの独断的日記
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2003年02月25日(火) 北朝鮮がミサイルを発射したとか、大事なときは内閣総理大臣がテレビに向かって直接国民に説明したら?

 昨日、北朝鮮が発射したミサイルは所謂弾道ミサイルではなくて、地対艦ミサイルだから騒ぐ事はない、と「軍事評論家」がしたり顔で説明していた。

 問題の本質はそういうことではなくて、北朝鮮は追い詰められれば、本当にノドンだか何だかをぶっ放してくる可能性があり、そのとき、日本政府は国民の生命財産をどうやって守るつもりなのか、である。

 経済も大切だが、国土が吹っ飛んでしまったら、デフレ対策もへったくれもない。こちらが平和憲法を掲げているから外国は攻めてこないだろうなどという、甘い話が通用するわけがないのは、世界史をひもとくまでもなく、明らかな事だ。

 小泉内閣総理大臣の最大かつ致命的な欠陥は自らの「ポリシー」が具体的に見えてこないことである。スローガンを絶叫するばかりで、実際の効果は経済一つとっても全くもたらされていない。これから、一体世の中どうなるのか、国民が不安なときに医療費の負担を増やす、などと、余計不安を煽るような政策を採用して、ケロッとしている。

 そんなことをしたら、国民はより一層消費を控えて、デフレから抜け出せなくなるではないか。バカ。

 アメリカでは、主張する内容はともかくとして、国民が大きな関心を持っている問題に関しては、大統領がテレビカメラに向かって演説する。日本でも内閣総理大臣にはあれをさせたらどうだろう。毎週1回、今、何を、何故、どのような方法で、いつまでに行おうとしているのか、逐次報告するのである。

 国の政治の最高責任者なんですからね。最終的には全部、貴方の責任なのですからね。小泉総理。それぐらいやったって、いいでしょう。


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