外国為替証拠金取引
JIROの独断的日記
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2003年01月20日(月) 小泉政権は全部中途半端ですな。

 通常国会が開幕したが、小泉政権は構造改革と馬鹿のひとつ覚えみたいに唱えているだけで、実質的に何が変わったのか分からない。経済政策では、金融機関の不良債権とそれから派生する貸し渋り、貸し剥がしを何とかするような事を言っているが、竹中経済・金融担当相に丸投げしたきりで、サポートもしなければ、守ってやろうともしない。多分、小泉は経済のことなど、分からないし、どうでも良いと思っているのであろう。

 対北朝鮮外交も国交正常化交渉が中断したままにっちもさっちも行かなくなってしまい、アメリカと韓国が中心になって核問題を扱う事になってしまいそうだ。平壌宣言には核兵器の開発をしない、という内容が含まれていたのだから、アメリカとは無関係に、日本からも北朝鮮に抗議しても構わないのに、アメリカがどう動くかおっかなびっくり見ているだけで、そのおかげで、拉致問題の解決も進展しない。帰国した拉致被害者はいつになったら、北朝鮮に残してきた家族に会えるのか気が気ではないだろう。

 アメリカのイラク攻撃に関しては、欧州諸国のトップはいずれも、態度をはっきりと打ち出しているが、日本は反対なのか、賛成なのかはっきりせずもごもごしている。みっともない。

 何故こうなるのかといえば、小泉が何事に関しても「自分が責任をとる」という覚悟がないからである。少しでも長い間、総理大臣の座にいたいのであろう。何で人間はこうなってしまうのであろう。もういいではないか。60過ぎて、一応総理大臣を経験して、今後も食うに困るわけではないのだ。毅然としたところを見せてもらいたい。


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