外国為替証拠金取引
JIROの独断的日記
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2002年12月12日(木) 1.業務上横領は懲役14年。逮捕監禁致傷の佐藤被告人には懲役11年。 2. 少子化が進む中、若い女性の性病感染が増加

◆今週は、大事件の判決が立て続けに出た。林眞須美被告人に対する極刑判決は多くの人が納得するところだろう。青森の業務上横領に対して懲役14年との判決も、14億4,600万円という横領金額の大きさを考えると妥当だろう。

しかし、新潟の監禁事件に、11年というのは、どうか? 

どうかといっても、現行法のもとでは、どうしようもない。逮捕監禁致傷は懲役10年以下。監禁事件では窃盗の罪も問われたが、これは2400円相当の女性下着の軽微な窃盗で懲役1年程度のものなので、併合罪を適用したとしても11年が限度、それが軽すぎるというなら、法改正するしかない。というのが東京高裁の山田裁判長の意見で、罪刑法定主義の原則から、正論である。

けれども、新潟監禁事件の被害者や社会に与えた影響は甚大であり、特に被害者の人生は佐藤という男によってめちゃくちゃにされたのだから、やはり11年は軽すぎる。つまり法律が妥当性に欠けているのである。早速、法改正を審議して欲しい。

◆少子化対策が叫ばれている一方で、性行為でうつる性感染症が若い女性を中心に年々増加、クラミジア感染症は、症状の出ない無症候性も含めると推定で19歳女性の13人に1人が罹患していることが、2001年の厚生労働省研究班の調査で分かった。

何だか不愉快だ。性行為はしたいが、子供を作るのは嫌な人が増えているわけだ。日本人は段々と淫乱になっているのだろうか?

一方、子供を産んでも、虐待して死なせる若い親が大勢いる。頼んだわけでもないのにこの世に生れた子供が可哀想だ。産まない方が良い。それを考えると闇雲に子供を産めというのもためらわれる。

結局、日本民族は滅亡に向かっているのだろうか・・・。


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