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JIROの独断的日記
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2002年12月05日(木) 曾我ひとみさん達の笑顔を見ることが増えてきたね。

拉致被害者の5人の方々が、日本に戻ってから、早いものでもうすぐ2ヶ月になる。

毎日のようにテレビのニュースであの人達を見ているわけだが、この2ヶ月でずいぶん、表情が変わってきたな、と思う。特に曾我ひとみさんは、帰国直後は表情が強張っていたし、失礼だがかなりやつれていた。しかし、最近の曾我さんを拝見すると随分表情が豊かになり、顔色がよくなってきたのが明らかである。恐怖で拘束された独裁政権の国から、自由の国へ、故郷へ戻ったことが、曾我さんたちの心を次第にほぐしていったのであろう。大変、結構なことだ。

勿論、皆、北朝鮮に残してきた家族のことが心配でないわけはない。家族が日本に永住するに当っても色々と問題はあるだろうが、ともかく、今は24年間の苦労をねぎらいたい。

5人の拉致被害者が、予想されたよりも落ち着いているのは、安倍官房副長官の功績が大きいのだろう。彼らも、被害者の家族も安倍晋三氏のことは、本当に信頼しているようだ。小泉内閣総理大臣はなんでも、問題を部下に丸投げにして、自分は何事も怒っていないかのような涼しげな顔をしているが、安倍氏の表情には、対北朝鮮政策について、腹を括っている様が見て取れる。「自分たちのことを本気で考えてくれていると思った」と、ある被害者の家族がテレビで語っていた。そういうことは当事者には実に良く分かるものなのだ。

小泉さんには「5人は北朝鮮に返さない。日本が絶対に守る。家族を全員日本に帰国させるまでは、正常化交渉などもってのほかだ、」と何度でも、はっきり発言してもらいたい。


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