外国為替証拠金取引
JIROの独断的日記
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2002年10月01日(火) 「はしたない」

 今の日本人で「はしたない」という言葉を知っている人間はどれぐらいいるのだろう。
 北海道西友元町店で、輸入豚肉を国産と偽装していた問題で、顧客への返金を決定した。レシートは不要だといったら、150人もの客が殺到し、中には10万から20万円もの払い戻しを求めた若者がいるという。何たるみっともなさ。何たる情なさ。無論店が嘘をついていたのは良くない。しかし、人の弱みに付け込んで、金をせしめようというその若者たち。こういう奴らは「いやしい」「はしたない」「意地汚い」という日本語を恐らく知らないのだろう。ああ・・恥ずかしい。輸入だか国産だか知らぬが、たかが豚肉である。私だったら、一旦食った肉の金を払い戻せとはいわない。あきらめる。少なくとも江戸っ子はそういうものである。これ以上書きたくない。

 埼玉県本庄市の保険金殺人事件で八木被告に死刑判決が下った。当然である。こういう奴を生かしておいたら、必ずまた同じような事を企てるに違いない。それにしても、女は恐ろしい。3人の愛人たちは八木が殺人魔であると知った後も、殺人の手助けをすれば、もっと八木に可愛がってもらえるという動機で共犯になったのである。世の女性たちはそういう気持ちがわかるのだろうか? 私には完全に理解不能な世界である。ただ、人間は何処までも落ちぶれる事ができる生き物だと言う事はよく分かった。

 この裁判は日本の刑事裁判としては異例の早さで結審した。といっても一年半の時間がかかっている。
隣りの国中国ではつい先月、揚げ菓子などに殺鼠剤を混入した犯人に、今日死刑判決が下った。これはこれであきれる。ただ、あそこの国の歴史を読むとこれぐらいのことは平気でやる民族である事がわかる。一晩に何万人もの儒学者を生き埋めにして殺してしまった、なんていう国だからね。中国で一年に死刑に処せられる人間の数は、世界のほかの国の死刑執行すべてを合計した数よりも多いのである。12億も人間がいるとこうなってしまうのかな・・・。



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