航海日誌

2004年08月19日(木) 影技、語らせて…!!(少し修正)

ううむ、辛抱たまらなくなってきました。
影技SHADOW SKILL、語らせて頂きまする。
つうか影技のスカ兄について。失いっぷり凄いよー。
かなり垂れ流しの語り…自分でもどうしたんだろうと思う…。


知らない方でも、興味のある方は見てみてください。
特に、「失う人」が良いと思われる方は是非。
長いですが。



影技 SHADOW SKILL。

講談社月刊アフタヌーンにて大好評連載中、の
異種格闘ファンタジー。

聖王国アシュリアーナ、というところが舞台。
アシュリアーナは、中央に位置する聖都ジュリアネスを中心に、北のリキトア、東のキシュラナ、西のフェルシア、南のクルダ、の四王都から成る。
メインとなるのはこのうち、傭兵王国と呼ばれるクルダです。
クルダは数多の闘士(ヴァール)を擁し、日々闘士達は修行に励みます。
このヴァールの中でも、特に強く、特別な力、一騎当千の力を持つものに与えられるのが闘士としての最高位、修練闘士(セヴァール)の称号。
セヴァールは、クルダ2千年の歴史の中で59人のみ。本当に特別な位なのです。
ただし、描かれている現在は黄金時代で、有力者揃いですが。

主人公となるのは、今最新の第59代修練闘士"シャドウ・スキル"エレ=ラグ(女性)と、その弟分である闘士ガウ=バン
エレの強さとガウの成長をメインとする物語…かな?

だが今はこれのことはどうでも良いのです(いや、好きだけどね!?)。気になる方はコミックスをどうぞ!!(何ていい加減な…)


注目すべきは第57代修練闘士、英雄"スカーフェイス"ヴァイ=ロー、でございます。
あ、ちなみに強い闘士には字名がつきます。"シャドウスキル"とか"スカーフェイス"とか。それぞれの字名には色々意味があります。
このスカーフェイス、クルダ2千年の中でも最強といわれる、生きた伝説とかまで言われるものごっつい強さの修練闘士です。
スカーフェイスの字名は左頬にある大きな刀傷に由来します。

このスカーフェイス周囲は物凄くて。
エレの兄でもあり、かつては修練闘士に一番近いといわれた"ブラックウィング"ディアス=ラグ
スカーの頬の傷を作った第56代修練闘士"クリムゾン"カイ=シンク
最強という意味の字名の第58第修練闘士"G"カイン=ファランクス
人外の者であり、人としての死を持たぬ謎の人物闇(ダークネス)

この辺が昔仲良くてですね、ブイブイ言わせていたらしいのですよ。
影技の本編はガウ、エレ中心の話なのでそういうアニキーズ達の話は殆ど無いんですけど、相当凄かったらしい。
怖かったろうな敵国の人々…。一騎当千×5か…。

スカーフェイスは結構調子のいい兄ちゃんだけど(34歳)、実は本当に強い。マジで強い。さすが伝説の英雄。
スカ兄が本気で表に出たら影技特にアニメ版なんかは5分で完、いやホント。
元々は殺戮を好むやんちゃものだったらしいが、カイに出遭って戦って負けて傷を負って、それ以来変わる。
カイがいなかったらそれはそれは恐ろしい殺戮兵器になっていたことでしょうな…。
カイ=シンクは割りとスカーのお目付け役っぽいところがある、のかな?
国の政治に関わっている人だし。
ここは不思議な名コンビだと思います。
スカーの傷をつくった人ということで、スカーも少し立場的には弱いのかも。カイもなんだかんだいってスカーには付き合いがいい。ような気がする。
こいつら二人が揃うと、微妙に夫婦漫才…?みたいな、阿吽の呼吸みたいな。よく一緒に行動しています。










で、結構楽しそうなアニキーズなんだけど。
なんだけど。
スカーフェイスは、失っているのです。



ここからはネタバレ。
見たくない人はそのままスルーして下さいな!!




反転、いちどやったんですけどやめました。
さらにご注意下さい。
単行本&アフタヌーンのネタバレです。














































アニキーズ。

三年前、スカーの親友であったG、カインが強さを求める余りに狂気の道へと堕ちる。
王を倒そうとしたカインを止めるために戦い、自分の手で殺してしまう。





ディアス=ラグ。そもそも昔、妹の為に無茶をして余命いくばくも無い身体になっていたのだけれど、ガウを守る為に戦い、死闘の末、勝利するも命を落とす。





あと、話が進んで明らかになったこと。
修練闘士になって割りとすぐくらいに、
大切な女のひとを目の前で敵に奪われる。
20年越しでついにそのひとを救い出すも、もう彼女の命は尽きていて、消えていってしまう。







親友二人がいなくなって、大切な人を失くしていて。ダークネスは最近出てこないし、即ちもうアニキーズの親友で残るはカイのみなのです。
(奥さんがいるのがせめてもの救いか)
しかもどんどん戦いは激化、国も人もすさんでいくし。





そしてトドメ。


ここからはアフタヌーンネタバレです。再度注意。
見たくない方は回れ右!!































よろしいですね?























上で、カイ=シンクのことを書きました。
スカーと名コンビ、常にスカーの補佐(尻拭いともいう)をしているような、涼しげな修練闘士カイ。
私だけかと思っていたけど皆さん思っていたようです。
カイだけは最後まで、味方だろうと。



敵。しかも、ラスボスクラス。



凶悪な力ゆえに封じられていたクルダ建国の王で不老不死。
今現在、進行形で雑誌でスカーフェイスと死闘を繰り広げてます。

最後の砦が……!!(涙)
ちょっともうこの失いっぷりは凄すぎでしょう。
スカーフェイス…。
細かい台詞とか動きとか、もう戦ってるその一瞬一瞬スカーフェイス痛々しい。
カイってどうもスカーフェイスにとってはやっぱり特別だったらしいし。


カイはスカーにプロポーズするしスカーは違った形でそれを受けてしまうし、「想いをくれた人に想いを返すのが愛なんだ」byキュオちゃん、だとするならそれはもう完全に愛(一部語弊あり)。




ああ。
これから、どうなってしまうんだろう…。
お願いだから、皆幸せになって欲しい…。

特にスカーとカイね!!






ああそうだ、今のトップにいるのがスカーとカイです。
左がカイ、右がスカー。似てませんが。


そして私のメインカップリングはスカジー。
ビバ死に別れ。



……つうか私馬鹿だろ!?なんだこの長さ!?改行のせいだけどさ。
ちゃんと説明できてるかどうかも怪しいのにこの長さ。

すみません。
愛が溢れていることだけは、確かです。

影技オススメ。


 < 過去  INDEX  未来 >


美也 [MAIL] [HOMEPAGE]