航海日誌

2002年03月16日(土) 「ザ・ウォッチャー」

第4弾。

洋画です。
キアヌ・リーブス&ジェームズ・スペイダー。
キアヌが殺人鬼をやってちょっと話題になった映画ですね。
はっきり言ってそんなことはどーでも良かったんですが(オイ)。
ジェームズ・スペイダーさん目当てで見たんで…。
この方、「スターゲイト」という映画で主役の博士役をやってた方です。

キアヌは連続殺人犯グリフィン。
スペイダーさんはそれを追う元FBI捜査官ジョエル。
グリフィン×ジョエルです。
いや、ホントこれは見れば分かる!!

このジョエル、ずっとグリフィンを追っていたのですが、恋人を殺されてすっかりやる気をなくしてしまいます。彼女の墓があるシカゴへ移り住み、何もしない毎日を過ごしています。ほんっと何もやる気ないの。
眠れもしないらしく、催眠剤を飲んでやっと2時間眠れるくらいで。
カウンセリングにも通ってるんだけど、あまり効果ない。
食事も作る気なくて、ちかくのベトナム料理店で済ませる毎日。
ところが。
殺人犯グリフィンが、ジョエルを追ってシカゴまでやって来てしまうんだな。
↑この時点ですでに屈折した愛が見えます。

ジョエルにターゲットの写真を送りつけて探し出してみろと言ってみたり。
いきなりジョエルに夜中電話したと思えば
「やあ、オレだよ(Hi, it's me!)」とか言ったり。
送ってきた写真についてるカードには
『No one missed you more than me!(オレ以上に君を恋しがる人間はいないよ)』
なんてことを書いてやがりますし。

ビルの上の方にあるカウンセリングの先生のとこにジョエルが行こうとしたとき、突然エレベーターにグリフィンが乗ってきたりな!!(*ジョエルはグリフィンの顔を知りません。グリフィンはジョエルのことは観察していて知ってるけど。)
ちらちらジョエルを伺うグリフィンが、見ていてどっきどきでした(間違ってる…)。

ラスト近くで遭遇した時、ジョエルが
「何が望みなんだ?(What do you need?)」
と聞けば。
「オレの望みはお前だよ(What I need is you)」
とかさらりと言ってくれるしネ!
昔ジョエルの彼女を殺したのも、それがジョエルの彼女だったから、らしいし。
カウンセリングの先生(女)と会いすぎだとか言っちゃうし。
…嫉妬?嫉妬だよね?

とりあえずスッゴイ映画です(笑)。
殺人鬼キアヌカッコイイし!!いやー、カッコイイよ!黒づくめのキアヌ!
腐女子的観点で見ると非常に楽しい映画です。
監督は一体何を考えて創ったのやら…。←少なくともこういう視点で見せるためでないことだけは確かだな!!


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美也 [MAIL] [HOMEPAGE]