再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 「雪がふる」パンフ掲載文。。。

演出の戯言

世界は救わない。
社会問題を風刺もしない。
抱腹絶倒のコメディでもない。
とある都会の公園、
ベンチと灰皿とゴミ箱だけ、
そこを通り過ぎていく人と時ー
新聞やテレビ、きっとネットのニュースにすら(時代的にネットもスマホもないけれど)アガルことのない人生。
強い光の当てられることのない市井の人々、
でもそんな人たちの人生に触れてみると、何とも深く盛り沢山、そして……豊か。

演者はみな強い光を当てられたくている面子だけれど、人間のココロの専門家でもあるべき面子。

自分の経験、役の経験、そうゆうものにこそ光を当て、共感し、差を感じ、理解し、わからないを楽しみ、そして想像の翼を思いきり広げてみる。(時にはポキっと音を立てて折れるけれど)

手にしている時は気づかなくて、なくして初めて気づいたり、で、今度こそはと言ってまた忘れたり、浅はかで小狡くて、でも愛おしい。
そんな人間讃歌の物語ー
どうぞ最後までごゆっくりご覧ください。


藤井ごう

2016年07月28日(木)
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