再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 おくりびと

賞もとっちゃって話題の「おくりびと」を
レイトショーで観る。
封切り日。
…どうしても初日に見る!と頑張っていたわけではないが、
芝居も、こんな晩くから始まってくれると、大概いけるな…

賞をとったからではなく、
別で見た映画の予告編で、山崎努と本木雅広のやりとりが非常におかしく、「これは…」と思ったのであった。

で、

面白かった。
上質の作品だと思う。
脇役が良い作品は見ていて気持ちがいい。
偶然がとっても多いのはおいといて。

しかし、前半戦。
…まあ、皆あらすじ知って観てるから別に
なのだが、
その当の私が「あ、いいな」と思ったシーン。
これはどう考えたって、それを観た九十パーセント近くの人たちはいいと思うわけで、作り手側としても勿論なわけで。
流れの中でも。
ここは明らかに、ぐっとハナシが持ち上がる場所だった。
というか、「意外性」から、ハナシにぐっと引き込まれる場所。
それまでの主人公に同調できない人も、その妻に同調できない人も、この「意外性」(といっても笑えて楽しいんだけど←笑えるの一つ「意外性」ということでもあるが)で、ハナシを受け入れる。

で、知ってても勿論面白かったのだがそのシーン。
できれば、知らずにおきたかった。が、結論。
知らずに出会えていたら、更に違ったものになっただろうなぁという印象。
「意外性」は「意外性」であった、「あーこれこれ」と「上塗り」では決してないのだ。
残念でならない。

とはいえ、そのシーンに出会っていなければ、果たして映画館に足を運んだかどうか…

本木雅広が宣伝で出ていた番組で一言

「こんだけ流したら、もう観なくてもわかるんじゃないですかね?」

んー、確かに。

2008年09月13日(土)
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